ゲーム障害

スマホゲームにのめりこむ人々が増えています。
一方、世界でも稀にみる急速な高齢化。
孤独が問題とされはじめました。

精神障害の人々は、ゲームにはまりやすい傾向があり、月に十万円の課金に至ることもあります。
新たな障害、ゲーム障害です。

しかし、私は、何でも障害とする見方には賛同しかねます。
はまりやすいということは、なんらかの効能があるから、はまるのだと捉えます。
高齢者を例に、その実態の究極の形を描いてみました。
孤独を癒す代替えツールとは、家族のシミュレーションに他なりません。

P。K。ディックの小説にも、パーキーパット人形というゲームにのめりこむ大人たちが描かれています。
シミュレーションがリアルの世界を左右する力を持てば、それは社会の脅威になります。
しかし、社会の不足を補う道具にもなりえます。
その場合、本人から見て、どちらがリアルでしょうか?
どちらもリアルのように思います。

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