分裂病者家族宛て掲示板 ログファイル


経頭蓋磁気刺激法
投稿日 11月16日(土)17時30分 投稿者 月見草

> ... たとえば、月見草さんは経頭蓋磁気刺激法に対してはどうお考えでしょうか。

「経頭蓋磁気刺激法」について詳しく調べたことがないので、現時
点では判断を差し控えたいと存じます。


その後
投稿日 11月16日(土)13時36分 投稿者 エフィ

sakusakuさま、旅人さま レスありがとうございました。

結局彼女の母親が病院にお願いしたのですが、東京都に聞いてくれの一点張りで、いったん落ち着いた彼女の父親が今日また状態が悪くなり、私の方で再度医療相談窓口で話を聞いた上で病院に相談してみました。
けれどどうも病院にその気がない様で、合法的には措置解除しか連れ出す方法はないので、その為の診断書を書いてもらうにはどうしたらいいかと問いただしても「うちの方からそんな事をする権限はない。東京との命令で入院させている。」と平行線のままでした。彼女が入院してから2週間と経ていないので、まだ無理だとハッキリと否定してくれるのなら諦めがつくのですが、最後にまた電話した医療相談窓口の人が言うように、病院のその回答は「苦し紛れの逃げ口上」にしか聞こえません。今後のことを考えると少し不安になりました。

実のところ彼女が措置入院するまで親を含めた周りの者が、彼女の精神状態がそんなに悪いことに気付かなかったので、措置入院と父親の重篤状態が一気に押し寄せて、家族もどうしていいか分からない状態です。今回連れて行けないにしても、その事実をいつ誰がどうやって伝えるかの問題も残っているわけで、病院に相談にのってもらいたいこともあるのです。どうも彼女が自分からカウンセリングを受けていた病院があるようなのですが、そこに今後のことも含めて相談したほうがいいかなとも思っています。


追加ですが。
投稿日 11月16日(土)13時30分 投稿者 レイ

すみません。下の引用は相談コーナーのドクターのレスです。
だから「お母様」とか出ています。
皆様、興味ある方はぜひHPでご覧下さい。


ご参考までに
投稿日 11月16日(土)13時24分 投稿者 レイ

くもゆさんも引用されたHPからです。
http://www.so-net.ne.jp/vivre/kokoro/psyqa070.html

: >電気けいれん療法(電気ショック)が最も効果的なのはうつ病で、抗うつ薬が効かない難治性の場合などに驚くほど効くことがあります。精神分裂病には、うつ病ほどは効かないのが普通です。また効いたとしても一時的で、再発を防ぐためにはその後に十分な薬物治療が必要になります。
 あなたのお母様の場合、電気ショックの後の薬物療法の状況が不明ですので、まずそれが十分であったかどうかのチェックが欲しいところです。また、電気ショック療法をどのくらい行ったのでしょうか。これはうつ病の場合にも言えることですが、一回だけでは効いたように見えてもすぐに元に戻ってしまうのが普通です。最低でも数回(毎日続けて行うことも、一日おき程度に行うこともあります)は必要です。
 十分な回数の電気けいれん療法を行い、またその後に十分な薬物療法を行っても、残念ながら再発してしまうことはあります。この場合、再発する前に予防的に電気けいれん療法を行うということも考えられます。これはアメリカなどの論文には有効性が記されていますが、日本ではほとんど行っている所はないと思います。しかし他の方法が無効なら、考慮されるべきでしょう。
 
 なお、電気けいれん療法の副作用として記憶障害は確かにありますが、一時的なものです。「痴呆のある人は痴呆が進む」ということはありません。電気けいれん療法に対しては、根拠のない有害作用や非難が多いものです。いい加減な情報に惑わされると、有効な治療を受けることができなくなります。






fumiさん、ろくさん、みなさん
投稿日 11月16日(土)13時10分 投稿者 レイ

>fumiさん
いろいろサポートありがとうございました。
fumiさんのやさしい言葉に支えられました。希望がもてました。
>ろくさん
お言葉身にしみました。ご忠告ありがとうございました。

それから、ここで書くことかいいかどうかわかりませんが、
私の体は全く大丈夫でした。
私事でいろいろな方にお声をかけて頂きありがとうございました。
お礼を申し上げます。


くもゆくさん、地上の旅人さん
投稿日 11月16日(土)13時04分 投稿者 レイ

お久しぶりです。
私自身は下の北のツバメさんのレスですっきりしています。
なるほど、「喪失感」ってあるのかもと思います。
それから、お互いの治療を選択する立場を、自分とは反対であっても、
尊重するのは当然の事ですね。
だから、若草病院のような病院もあっていいのかなと思います。
ここの院長さんのご意見はあるMLで知っていましたけど。

けっこうネットでもこの療法については検索すると解説が出てますよね。
私は「Dr林の心と脳の相談室」のQ&Aとか、デス見沢の相談コーナー
とか話題になっていたのをで読んでました。お二方とも肯定派でしたが。
(興味のある方は検索して下さい。)
また北里大学の精神科教科書がHPになってますので、早くから読んで
この治療法を知りました。
私も磁気療法は興味を持ってます。麻酔もかけないでいいとか、病気の
人に余計な負担をかけない療法だと言われてますね。
娘はセロクエルのせいもあってか、表情はすっきり、日々意欲的です。
あの大量服薬のころのすさまじい面影は全くありません。

>地上の旅人さん
お気遣いありがとうございました。でも、全然、私傷ついておりませんので
大丈夫ですよ。紆余曲折はありましたが、娘の治療の過程には間違いが
なかったと思ってますから。四年かかりました。今では私は全く治療に
ノータッチです。本人と医師の信頼関係で、これからはやっていくでしょう。
書き込みを続けてよいとのお言葉ありがとう御座いました。
ただ今娘は卒論の追い込みのかかっております。できるだけ彼女の精神的
サポートを中心に当面は過ごしていきたいと思います。


否定的な資料ばかりに固執
投稿日 11月16日(土)12時40分 投稿者 月見草

> ... ただ、治療法の問題に限らずに、
> 否定的な資料ばかりに固執して、意図せずして、他に方法がない人から唯一残さ
> れた選択肢をわざわざ奪い取ってしまうことに繋がるなら、それも決して望まし
> いことではないという考えをもっています。

くもゆくさんご本人が電気ショック療法をお受けになる場合でもそうお
考えでしょうか。

もし、私が電気ショック療法を受ける事態になったとすれば、もちろん
メリット、デメリット(副作用、後遺症、予後)を「詳しく調査した上
で」、判断します。
幸か不幸か、現在私はそのような事態に直面しておりませんが、関連資
料を集めています。
# もちろん、肯定的な資料(とりわけ電気ショック療法「体験者自身の」
  肯定的な発言)も集めています。

しかし、負の側面をまず調査するというのは、私の場合は、医療を受け
る場合の常識と思われます。
精神医療の歴史を少しでも勉強すれば、とりわけ、精神科治療の場合に
は、このことが必須であることが理解できるでしょう。


Re:月見草さん(電気痙攣療法)
投稿日 11月16日(土)11時37分 投稿者 くもゆく

月見草さん。ここの掲示板にあまり顔を出していなかったので、あらためて自己
紹介すると、僕は交際している彼女が統合失調症で、幸い薬物療法で効果がでた
という経歴です。

僕は正直どちらとも判断がついていませんが、それは逼迫した状況がなかっただ
けで、シンパシーのレベルで言うなら、どちらかというと電気けいれん療法否定
派です。使わなくて済むなら使わない方がいい。ただ、治療法の問題に限らずに、
否定的な資料ばかりに固執して、意図せずして、他に方法がない人から唯一残さ
れた選択肢をわざわざ奪い取ってしまうことに繋がるなら、それも決して望まし
いことではないという考えをもっています。

昨日の僕の投稿で「医師の体当たりの説明」の意味を、月見草さんが多少誤解さ
れているかもしれません。現在の臨床の場では、下のような医師の意見が主流だ
と思います。

http://www.so-net.ne.jp/vivre/kokoro/psyqa070.html
> 患者さん自身が電気けいれん療法を好まない場合、それがたとえ誤解や偏見に
> 基づく考えだとしても、患者さんの意志は尊重すべきですが、この方法が最善
> の治療である患者さんがたとえ少数でもいらっしゃることは確かです。今回の
> ような(都立松沢病院の)記事は、電気けいれん療法に対する偏見を強め、こ
> の治療法で治る患者さんを躊躇させる可能性があり、患者さんの利益を損なう
> ものだと私は思います。
> *(括弧)内は私が補足

たぶん私たちの側から見れば、医療サービス利用者の意見を尊重してインフォー
ムドコンセントも欠かさない理想的な医師ということになるかもしれません。し
かし、穿った見方をすれば、この治療法が当てはまる患者の方に対して、適用す
べき治療を断念する場合もまれにあるという捻くれた解釈もできます(もちろんW
ebサイトを拝見する限り、いい医師だと思います)。

しかし実際、医師の圧倒的多数はこのような立場を取らざるを得ないと思います。
それは患者の権利と意思を尊重しなくてはならないし、それでもなお持論を強行
して万一医療事故に繋がれば医師の責任は重大だからです。

だから、昨日の投稿で「臨床の場で用いる医師の体当たりの説明が欲しい」と言っ
たのは、説得をしてでも最前の医療サービスを提供するという少数派であろう頑
固な医師の意見をあえて聞きたいという意味です(名称の指摘がありましたが、
通電療法という語用をしたのは、それにあえて配慮したからです)。

修正型(無けいれん電気療法)であっても麻酔事故の問題もあるし、決してイン
フォームドコンセントだけの問題ではないのかもしれませんが、経頭蓋磁気刺激
法に繋がる、薬物療法とは別の細い系譜として一連の流れを見ていると、決して
無根拠な治療法ではないのではないのではないかと思います。僕もそれほど詳し
いわけではないので、深い議論ができないと思いますが、たとえば、月見草さん
は経頭蓋磁気刺激法に対してはどうお考えでしょうか。若草病院のようにロボト
ミーと同列に扱う地平にたてば、やはり否定的にならざるをえないのかもしれま
せんが、、、

ところで、日精協は大阪の小学校殺傷事件の時、会長がやたらテレビに出演して
いるとき以来、「心神喪失者等医療観察法案」の積極的推進派だという印象を持っ
ているので、あまりいい印象を持っていません。とりわけ私立病院の集まりだけ
に、穿った見方をしたくなります。

http://human.kdn.ne.jp/


出家と家出
投稿日 11月16日(土)09時55分 投稿者 月見草

> けですから、「一緒に出家して精神的な修行生活に入る」と考えてみ
出家というより、家出という感じですね。


妻と共に過ごす「林住期」、「遊行期」
投稿日 11月16日(土)09時52分 投稿者 月見草

> 父と母との間にコミュニケーションがないのも大きいとは思うのです
> が、父に今更性格を変えろというのも難しそうですし、そんないきな
> り態度を変えて、母は逆に不振に思うのでは!など、考えてしまいま
> す。

たとえば、お父さんはすでに、下記の「林住期」、ひょっとしたら
「遊行期」にあるかもしれません。

普通であれば、(インドでは)出家して精神的な修行生活に入る時期
のようですが、何かのひょうしに、お母さんの具合が悪くなられたわ
けですから、「一緒に出家して精神的な修行生活に入る」と考えてみ
てはいかがでしょう。

性格は一挙に変わりませんが、いつも同じ性格のままだというわけで
もありません。

http://www.relnet.co.jp/relnet/brief/r12-1.htm
> 古代インドの思想【注: 現在でも残っているそうです】に、人生の「四住期」というものがある。
> すなわち、最初は、一人前になるためにいろいろと学ぶ期間である
> 「学生(がくしょう)期」。
> 次に、一家の主として妻子を養い、社会的な仕事をなす期間である
> 「家住(かじゅう)期」。
> それから(ここからが、きわめてインド的なのであるが)、出家して精
> 神的な修行生活に入る「林住(りんじゅう)期」。
> そして最後に、それら一切を越えた境地である「遊行(ゆぎょう)期」
> の、人生における4つの節目である。
> この考え方から言っても、もし人生を80年とすると、だいたい20歳頃
> までが学生期、40歳頃までが家住期、60歳頃までが林住期、そこから
> 先が遊行期ということになろう。


かおっぺさんへ(2)
投稿日 11月16日(土)09時32分 投稿者 月見草

> やはり、アパートをかりて家を出たほうがいいのでしょうか?
> よろしかったらご意見頂きたいです。

これは、お父さんのご両親と同居なさっていることが、私の経験からする
と、お母さんに良くない影響を及ぼしている可能性が高いと考えるからで
す。

大切なのは、アパートをかりてお母さんとお父さんとが一緒に住むことが、
お母さんにとってプラスになるかどうかという点だと思います。
そのためには、まず、お母さんとお父さんとが仲良くなり、一緒に、なん
というか、出直して暮らそうというような気持ちが必要だと思います。
この気持ちが持てれば、アパートをかりてお母さんとお父さんが一緒に住
むことがプラスになるでしょう。
# 逆にいうと、この気持ちが持てなければ、残念ですが、アパートをかり
  てお母さんとお父さんとが一緒に住むことに意味はないと思います。
  たとえば、今、お父さんが毎日病院に面会にゆこうという気持ちを持て
  ないなら、これはお父さんとお母さんの気持ちが離れていて、さらに、
  離れている気持ちを近づける気もないことのしるしですから、残念です
  が、退院後、アパートをかりて一緒に住んでもうまくゆかない、と思い
  ます。

アパートは遠いところでなくても、今住んでおられるところの近く(たと
えば、歩いて数分のところ)でもよいと思います。お父さんのご両親と別
居することがお母さんによい影響を及ぼすと思うからです。

> 明日、母に会いに行ってきます。また、前以上になんて言われ
> るのか恐いのですが、母の話をしっかり聞いてあげようと思っています。

お母さんに会うということ自体に意味があると思います。
まだ妄想をお持ちでしょうが、そのときは、「私はよく分からないけど、本
当にそうなら、お母さんもつらいでしょう」というような感じで、相づちを
うってお母さんの話を聞いてあげればよいと思います。

私だったら、気分転換に院内でもいいから外出許可をとって一緒に散歩した
いところですが、お母さんの病状にもよりますし、そうお勧めすればよいか
どうか迷います。


医師の自己主張
投稿日 11月16日(土)07時48分 投稿者 月見草

> 通電療法のことに関して一つ意見があるとすれば、用いる側の医師がネットの一般的
> な場で、あまり自己主張をしていなさそうなことです。たとえ匿名でも、その意見が
> 受け入れられなくとも、歴史的な経緯に対する認識とともに、なぜ用いることがある
> のかを体当たりで説明してくれる人が、一人ぐらいいてもいいと思います。

インターネット上でホームページを持ち、発言される方は数多くいらっしゃる
ようですが、電気ショック療法について明確に語る方は非常に少ないですね。

ちなみに、外国では明確に語られる例がかなり存在します。
一例: http://www.ect.org/resources/consumerperspectives.pdf
      # 医療側(clinical)データおよび医療サービス消費者側(consumer)
        データが詳しく評価され、また、両者に相違が認められる場合には、
        その原因にいたるまでかなり詳細に述べられています。
        懐の深さを感じる調査報告書です。

私が知っている範囲では、電気ショック療法反対派ですが、明確に語っ
ているのは、若草病院、
  http://www.miyazaki-wakakusa.or.jp/genjyou/3d-3.html
くらいでしょうか。ただし、私見ですが、客観的な調査データに乏しい
ので説得力に欠けるきらいがあります。

これ(説得力の裏付けとなる事実調査)については上記の、
http://www.ect.org/resources/consumerperspectives.pdf
が実情を知る上での貴重な判断材料(調査データ)を提供しています。
# 日本ではめったにお目にかかれない、興味深い調査データが多数含まれてい
  ます。
# 調査を依頼した機関が、
   > Service User Research Enterprise (SURE)
   > 医療サービス消費者調査計画(SURE)
   > Institute of Psychiatry, Commissioned by Department of Health
   > 英国精神医学研究所、「英国厚生省」委託研究
  「英国 "Department of Health"(厚生省)」という点も興味深いですね。

ちなみに、若草病院は、
  4-A 医療行政システムの改革
  http://www.miyazaki-wakakusa.or.jp/genjyou/4a-2.html
  > 精神病院協会への入会に関しては入会金が200万円要る。
  > その上、私達のような意見の違うものは入会させてもらえない。
  > (2002年4月も私達の入会申請は拒否された。
  > 但し全会一致ではなかったらしいことが幾らかの光明か。)
によれば、精神病院協会(日本精神病院協会、日精協)に入会させてもら
えないようです。

参考: http://www.nisseikyo.or.jp/
      > 日精協は約90%の全国民間精神科病院が加盟している団体です。
      > 日精協は、精神科病院の今日と明日を支えています。
# ご参考までに、私の家族が入院した精神科併設の私立総合病院は、上記
  (日精協)サイトの「会員病院ホームページへリンク」には含まれてお
  りません。


通電療法、イタリア・オランダでは禁止、参考文献
投稿日 11月16日(土)01時00分 投稿者 月見草

> 通電療法も若い医者がよく用いると聞いたことがありますが、過去の精神医療の暗部
> を知らないからだけではない、医学的に積極的になるような理由があるのかもしれな
> いと思うこともあります。...

私見ですが、「通電療法」という用語は「治療の本質」に即していないと
思われますのでご使用されないことをお勧めいたします。
なぜなら、ご存知のように、電気ショック療法は、脳に「てんかん状発作」
を発現させることが「治療の本質」だからです。

参考: alt.support.depression FAQs
        http://s_angelino.tripod.co.jp/id2/asdFAQ.html
      > 4.2電気ショック療法を受けると、正確にはなにが起きるのか
      >  ...
      > 電気ショックはてんかんの大きな発作に見られるような脳波を発生さ
      > せる。このてんかん発作の活性が電気ショック療法の治療効果をもた
      > らすと考えられている。...

どうしても「通電」という言葉を使いたい場合には「通電けいれん療法」
ないしは「通電ショック療法」という用語が適切でしょう。
# 私は「通電」という言葉を使うなら、「通電てんかん状発作療法」とい
  う用語が、事実に即しているので、ふさわしいと考えます。

通常は、電気けいれん療法(Electroconvulsive Therapy)、ないしは
電気ショック療法(Electroshock Therapy)という用語が使用されてい
るようです。

> ... 僕自身もっと情報が欲しい
> と思いますが、やっぱり決着がつかないような気もします。

今はインターネットが普及していますので、その気になれば、十分詳細な情
報が得られます。
(米国だけではなく)諸外国の事情を知れば、「電気ショック療法」の持つ
さまざまな意味が次第に明らかになってくるでしょう。

たとえば、
KCL: Institute of Psychiatry - News - Maudsley Debates
キングズ・カレッジ・ロンドン: 英国精神医学研究所 - ニュース - モーズレイ討論*1)
http://www.iop.kcl.ac.uk/IoP/News/mdreview/ECT.stm
によれば、
> Ms Clements finished by asking a number of questions: Why is a
> treatment, which is so controversial that it is banned in
> Italy and Holland and which shows no firm evidence of
> effectiveness, still administered to 12000 patients a year?
つまり、イタリア、オランダでは電気ショック療法は(国家により、法
律で)使用が禁止されていることが分かります。

# *1) モーズレイ病院とは、
      http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/tanno/london01.htm
      >  IoP(英国精神医学研究所)は、モーズレイ病院に隣接していま
      > す。
      > モーズレイ病院は、日本でいえば松沢病院のような大きな公立の精神
      > 科病院で、アイゼンクのMPI(モーズレイ・パー ソナリティ・イ
      > ンベントリ)でも有名です。IoPの多くの研究者はモーズレイ病院
      > で臨床もおこなっています。
      だそうです。

また、
  「Final Report January 2002
    最終報告書 2002年1月
    Review of Consumers' Perspectives On Electro Convulsive Therapy
   (医療サービス)消費者の視点から見た電気ショック療法(ECT)」
   http://www.ect.org/resources/consumerperspectives.pdf
の一読をお勧め致します。


レイさん、佐野さん。
投稿日 11月15日(金)15時21分 投稿者 くもゆく

佐野さん、レイさん。なかなかレスポンスできずにすみません。

それと、ここのログをまだしっかり把握できていないので、的外れのことを言ってる
かもしれませんが、とりあえず書きこみたかったのでお許しください。

僕も、旅人さんのフォローとだいたい同じ意見です。僕は通電療法の是非は今の医学
水準では決着がつかない議論だと思います。たとえば、薬でさえ見た目にも酷い副作
用があるし、先日は不幸にも亡くなられた方もいます。薬事療法の場合でさえも、い
まなお統計学的に有効という部分に依存していて、ようやく最近になって、生理学的
なメカニズムなどが解明されつつある程度だと思います。

通電療法も若い医者がよく用いると聞いたことがありますが、過去の精神医療の暗部
を知らないからだけではない、医学的に積極的になるような理由があるのかもしれな
いと思うこともあります。一方で、わりと最近にも、インフォームドコンセントがさ
れないなど、問題とされるニュースもあったと思います。僕自身もっと情報が欲しい
と思いますが、やっぱり決着がつかないような気もします。

レイさんが娘さん思いで一生懸命であるのは、僕はネットを始めた頃、ここや佐野さ
んのムゲンでお見かけして以来、知っているし、実際お会いしたこともあるので、よ
くわかっています。佐野さんが入院していたときに辛い思いをしたこともわかります
し、レイさんの最後の書きこみにご立腹なのも分かりますが、悪意のないことにも佐
野さんが一番御存知であると思います。レイさんも謝罪していますし、レイさんにも
自分の体に気遣いながら、これまでどおりここに書きこんで欲しいです。

家族というのは親としての自分の理想像を子に期待させるものだし、僕もそうかもし
れませんが、病気のことにしても、どうしてももともと健康だった時の姿と知らず知
らずに重ね合わせてしまうかもしれません。それが本人の生活に悪い影響を与えてし
まうことも頭でわかっていても、感情で理不尽になることもあるのが、家族の難しさ
だと思います。だからこそ佐野さんからのメッセージは、いつもうなずくものもある
し、レイさんの発言にも同様です。ただ、言うべきことは言いあうにしても、このネッ
トの場で、家族と病者ということで対立するのではなくて、もっと一緒に考えたり取
り組んだりするようにしていけたらと思います。

通電療法のことに関して一つ意見があるとすれば、用いる側の医師がネットの一般的
な場で、あまり自己主張をしていなさそうなことです。たとえ匿名でも、その意見が
受け入れられなくとも、歴史的な経緯に対する認識とともに、なぜ用いることがある
のかを体当たりで説明してくれる人が、一人ぐらいいてもいいと思います。忙しいの
は分かるのですが、たとえばお金ばかりかかって効果のない民間療法が流布する人が
いれば、普段はROMだとしても、割り込んできてそれを頑固に否定して欲しいし、逆
に誤解をされていることがあるならば、しっかりと説明だけでもして欲しいものです。


書き込みを見て頭が軽くなりました!
投稿日 11月15日(金)14時47分 投稿者 かおっぺ


月見草さん
月見草さんは私の父と似たタイプかも?との事でしたが、私の父はここまで熱心にこの病気を詳しく理解したり、奥様の為に最善の努力をなさっている月見草さんとは、かけ離れているように思いお恥ずかしい限りです。
私の父は、前にも少しお話しましたが、無口で亭主関白な頑固親父です。ただ、不動産業なので外面だけは良いのでよく誤解はされるのですが…。でも、母が病気になった事で父も少しは丸くなった気はするのですが、前の入院の時も、お見舞いはあまり積極的には行こうとはしませんでした。仕事といっても、事務所にただいるだけなので自由な時間はあると思うのですが、私が誘う時に行くだけであまり母とはしゃべりません。病識も主治医から言われた事を聞いて、ただ漠然とうなずいているだけ…。病気は先生が何とかしてくれる!と、思っているようです。だから、今回の再発も母が先生から出された薬を飲まなかったからだ!!と、言っていました。
私も、これは父と母の間の問題だと思います。父と母との間にコミュニケーションがないのも大きいとは思うのですが、父に今更性格を変えろというのも難しそうですし、そんないきなり態度を変えて、母は逆に不振に思うのでは!など、考えてしまいます。なんだか、私は一人で空回りしているようで恥ずかしいのですが、何か思うことがあればお教え頂けると嬉しいです!
あと、退院後に祖父母と別居!とのアドバイスでしたが、私も前の入院の時に兄と一緒に父に相談してみました。ですが、祖母は2年前に脳梗塞で倒れ下半身不随で寝たきりで、痴呆症も患っています。週に2回デイサービスでお世話になっているのですが、泊まりは嫌がり今は祖父に面倒をみてもらっています。祖父も、祖母の看病疲れとストレスもあり、私たちのすきをみてはお酒を飲んでご飯もあまり食べずふらふらとしています。 祖父に祖母を入院させようと説得しても「ばあちゃんは俺が死ぬまで面倒みる」と一点張りで、聞く耳を持ってはくれません。
なので、父は「二人ともそんなに長くは生きられないと思うから、もう少し我慢してくれ…」と言っていました。母の両親も他界していて頼る人がいないんです。
やはり、アパートをかりて家を出たほうがいいのでしょうか?よろしかったらご意見頂きたいです。 明日、母に会いに行ってきます。また、前以上になんて言われるのか恐いのですが、母の話をしっかり聞いてあげようと思っています。メモ帳も持って!!

fumiさん
私もfumiさんの書き込み、とても嬉しいです!それに、発病から年数がたっていないうちは症状が安定しないとの事で、安心しました。正直、2週間ちょっとで再入院になってしまって、かなり動揺と焦りでパニック状態でした。でも、時間と共に段々とこの状態も改善していけたらと、今は自分に言い聞かせています!
先日まで、今回の再入院にたいしての悲しみや、悔しさばかり募っていましたが、今は、久しぶりに自分の時間を持てて、少しだけ心が穏やかになってきました。母が家に居たときは、母の一つ一つの行動が気になってしまって、完全に余裕がなかったと思います。本を読んでみても、話の内容が頭に入っていませんでした。
今は、余裕があっても、余裕がなくなった時にも母にたいして長い目でみられるような気持ちを持ちたいと強く思います。

sakusakuさん
私事まで暖かなお言葉ありがとうございました。
母にも漢方をと思い、母に言ってみたところ、母も体にそっちの方が良さそうだから飲んでみたい!と、言っていました。でも、すぐに薬にたいする拒絶心からか試す前に、入院になってしまいました…。
sakusakuさんのおっしゃる通り、退院する前に母は少し副作用が出てきた!と言っていたので、先生に話してセレネースを約半分(0,75mg)にしてもらい退院しました。ですが、病院にいたときは気持ちの悪さも体の怠さもなかったみたいなのですが、家に帰ってきて同じように薬を飲むと、もの凄い副作用に襲われてしまって、薬を飲むのが恐くなってしまったようです。このような事はあるのでしょうか? 薬の不信感から、父が薬を変えて自分を殺そうと企んでいるという思いこみにすり替えられ、そんな時に私から「薬を飲んで」と言われれば、私も父の見方だと思われても仕方がなかったのかもしれません…。 sakusakuさんの書き込みを見て、母がどれほど辛い思いをしていたのかをわかってあげれなかった自分が情けないです。私は、父の事を「先生に任せすぎ」だとか思っていたけれど、本当は私の方が、先生が出す薬は絶対だ!と、思いこんでいたのかもれません。
sakusakuさんは、先生から出されたお薬でお嬢様が副作用を出された時には、sakusakuさんが調合されているのですか?また、どういったお薬をどれだけの量減らせられるのでしょうか??差し支えなければ、お教え頂けますでしょうか!

また、長々とした文になってしまって申し訳ありません!!


かぼちゃさん
投稿日 11月15日(金)12時50分 投稿者 かつての地上の旅人

>弁護士さんから直接警察に行くのは止められたため
>弁護士さんに連絡してからでないと、と思いますし。
>勝手に会えない理由は本人が誰であるか、認めていないからでしょう。
>はがゆい思いです。

会わせないのはお姉さまの利益より、弁護士本人の利益を優先している
としか考えられません。無銭飲食で3年の実刑というのもひどいです。
本人が病院より刑務所を希望している限り、今回は間に合いませんが
私なら面会したでしょう。


エフィさん
投稿日 11月15日(金)12時44分 投稿者 かつての地上の旅人

とりあえず、電話の許可をとるのも駄目ですか?
「親の死に目に会わせたい」というのも人情ですが、
何回も往復することになりますし、現実的には
できることからやっていっては?


エフイサン
投稿日 11月15日(金)11時32分 投稿者 sakusaku

つらいですね。
お父さんが死ぬまえにあわせてあげたい。お気持ちわかります。

でも彼女は入院中なんですね。
病院が許可してくれるか???わからないですね。
飛行機会社が許可してくれるか???この前沖縄行き断られて新聞出てましたね

で悩みは親でもない私に退院を許可してくれるか??病院に聞いてみるしかないですね。
原因は父のガンが原因ではないかと思っているので余計合わせないほうがいいのではと思う部分もあるんですね。

父の立場から言うと会いたいですよね。というよりどのように暮らしているか知りたい、写真を見たい、そう思います。

後するかしないかわかりませんがまずは、病院に聞いてみたらどうでしょうか。
退院はさせてもらえるのかどうか、、ひとつづつ処理していかれてはどうでしょうか?


情報なし・・・
投稿日 11月15日(金)10時59分 投稿者 かぼちゃ

弁護士さんと連絡をとりたくても朝から不在で・・・。
 面会してから、とは思っていたのですが、
 弁護士さんから直接警察に行くのは止められたため
 弁護士さんに連絡してからでないと、と思いますし。
 勝手に会えない理由は本人が誰であるか、認めていないからでしょう。
 はがゆい思いです。
 病院は姉に合ってたようで、今も親身に相談に乗ってくれます。
 病院が嫌というより、病気そのものを否定しています。
 どちらにしても辛い状況なら刑務所より
 入院させるのがいいというのが家族にとっての判断なのですが・・・。
  


おはようございます
投稿日 11月15日(金)10時43分 投稿者 sakusaku

きょうははれ。でも寒いです。
薄日が差してます。

枯葉が散ってます。パンジーとかれ葉の黄色で可愛い感じです。

今日もいいことあるといいですね。

かおっぺさん、、漢方で
1ちゃんと眠れるようになり
2、、1年以上なかった生理が来て
3、、気持ちにゆとりができ
よかったです。お母さんの件は今度漢方の薬局に相談してみたら
気持ちの落ち着く漢方あるから、、そうしたら薬飲んでくれると思うから
お母さんにとって何が大事か
本人がなぜ薬を飲みたくないか?わたしね。薬の量が多くてしんどいんだと思う。
で、悪化するというか、飲まないことで、、、、、、
お医者さんは良かれと思ってすることが
本人にとってしんどくて薬を飲まないことになり、、、、適量がいいと思うんですよ。製薬会社では基準を設けているけどそれは基準でありお母さんは薬に過敏に反応するタイプで苦しいのかもしれない。だから先生は3mg出してくれても本当は
1.5mgなのかもしれない。
だって飲んでいる本人が苦しくて飲みたくないわけだから。

うちのこだって製薬会社の基準では最低2mgでも<それ以下はきかないかんじで書いてあっても>0.5mgで効いている訳で

お母さんだって1.5mgで苦しくなければ飲んでくれるわけで
>一点を見つめ首を横に振ったり縦に振ったりモゴモゴ口を動かしたりしていました。私は、まだもう少し入院はかかるかな?と思っていたのですが、

これは副作用です。
だから苦しかったんだと思います。そこをわかってあげて
先生だってたくさん患者さん診ていてお母さんの苦しさわかってあげられなかったのかもしれないし、、、
お薬ちょっと減らすから飲んでみようね。といって

何のためにお薬は飲むのか??考えてみて。
この薬はドーパミンの大量放出を<脳の部位の異常>治すのではなく、、、受けて
しまうところをブロックするのだから、、そのことによって幻覚幻聴を抑えるのだから、、、、お母さんが普通に暮らせるのが一番なのだと思うから
少しくらい幻聴があってもお母さんが飲みやすいりょうのお薬飲んでいたほうがいいと私は思う。
お母さんは普通の人より薬に過敏に反応してしまう。
それを杓子定規に皆と同じだけ薬を飲むように押し付けるのはかわいそう

お母さんは殺すきかというくらい苦しいほど薬の副作用が強いんですよ。わかってあげて。
独断偏見の意見かもしれないので気に入らなければ聞き流してください。



かぼちゃさん
投稿日 11月15日(金)09時22分 投稿者 fumi

起訴されたあとでは、検察の人にも、
メンツがあるから、色々難しいかもしれないです。

病名は遅かれ早かれ、自覚する必要があるということ、
そして、病気を知らないで刑務所に行くのがいいのか
病名を告げられて、ショックを受けるかもしれないけれど
病院に入るのがいいのか。(その病院にも色々あるから
判断を難しくさせている)
勇気のいる決断だと思いますが、
お姉さまのためにできる限りのことをしてあげてください。



おはようございまーす
投稿日 11月15日(金)09時04分 投稿者 fumi

かおっぺさん、
久しぶりにお声聞けて嬉しかったです(^o^)

お母様のこと。
>安定しても、すぐ再発・・の繰り返しなのか
発病して,あまり年数がたっていないうちは、
大体みんな、安定していません。
回復したり、調子崩したり、その落ち込み具合とかには
個人差がありますが、いいときと悪いときの波があります。

で、例えば一年間に大きく調子を崩す回数が5回あったとして、
それが時間と共に、段々と調子を崩すまでの間隔が
広くなって来ると思います。
段々と安定している時間が長くなっていくと思います。

特に最初の数年間は、状態を1年単位で比べて見ると、
ずいぶんと変化があると思いますよ。

調子を崩した時は、アレがいけなかった、コレがいけなかったと
原因を考えてしまいがちですが、
お母様自体の抵抗力が弱いうちは、自宅療養が難しいのは
仕方ないような気がします。

私は、すぐに再入院できてよかったなぁーと思っています。


本人がすでに重度であったら?
投稿日 11月15日(金)08時43分 投稿者 かぼちゃ

ありがとうございます。
今日接見して、その後1時間後には最終弁論なのです。
姉に説明するにはあまりにも時間がなくて・・・。
それに本人の意思表示を丸々鵜呑みにしていいのかどう
か。
刑務所で治療が受けられないと思うと本当に心配です。
相談してみますが、確かに本人の意思は?と聞かれたら
家族の思いが先走りしてる気もします。


無銭飲食
投稿日 11月15日(金)08時39分 投稿者 月見草

> 半年以上立って、弁護士が現れ「無銭飲食で現在裁判中です」
> ...
> しかしそうでなければ実刑で3年は刑務所暮らしだとも言われ

「無銭飲食で、実刑3年」とありますが、ちょっと信じられません。
# 麻薬関係の処罰が厳しいことは知っていますが...。

実刑ということは、再犯のケースと推測いたしますが、3年という
のがどうしても信じられません。


高額医療費払い戻し分の無利子貸し付け制度
投稿日 11月15日(金)08時32分 投稿者 月見草

> たぶん社会福祉協議会で、高額医療費払い戻し分の無利子
> 貸し付け制度(払い戻しまでの立て替え)があります。

私の住んでいるところでは、市役所の国民健康保険課で申請
可能でした。
ただ、病院とも相談した記憶がありますので(確か病院の申
請用紙が必要)、まず、病院で聞いてから、市役所に行くの
がよいと思います。

入院が他府県にわたっても可能です(私の経験より)。
ただし、入院が他府県にわたる場合、「払い戻しまでの立て
替え」ではなく「払い込みは全額で、後から還付」だったよ
うな記憶があります。
# 金に関することは、忘れようとする無意識が働くのか、よ
  く覚えられません。すみませんが、病院、市役所で確認し
  て下さい。

国民健康保険の高額医療費(月額上限が6〜7万円程度だった
と記憶しています)で助かりました。


かまこしさん
投稿日 11月15日(金)05時41分 投稿者 ばびっち佐野

たぶん社会福祉協議会で、高額医療費払い戻し分の無利子貸し付け制度(払い戻しまでの立て替え)があります。


かぼちゃさん
投稿日 11月15日(金)05時33分 投稿者 ばびっち佐野

まず、本人と面会して、くわしく、自分の将来について説明して、選択をせまる
ことですね。法廷の場で意味不明なことを言えば、鑑定もありうるでしょうが、
そうでなければ、有罪で、刑務所での専門医の治療は不可能で、たまの診察で
ありきたりの薬を飲まされるだけだと、思います。
本人が病気の事あかしてもいいと言うなら、弁論で状態を言って、鑑定に持ち込む
ことも可能でしょう。そのときには、弁護士は国選がやる気が無いなら私選でしょう。
相談先は
http://www.pref.osaka.jp/jinken/syougai/soudan/seisin.html
のNPO大阪精神人権センターとか、下記の千代丸さんとか。
とにかく、本人と面会することが、まず第一です。

http://www.t3.rim.or.jp/~330206a/


起訴されると無罪は難しいようですね
投稿日 11月15日(金)00時33分 投稿者 かぼちゃ

ネットでいろいろ調べました。
一度起訴したら有罪に、という検察の意地?があるみたいですね。

***************
犯罪白書によると、99年までの5年間に、
心神喪失か心神耗弱と判断されて不起訴となった者は3240人に上る。
だが、心神喪失を理由に一審で無罪となったのはわずか12人だけだ。
犯行の動機や状況を細部まで詰め、有罪率99%を誇る「精密司法」の
裏側には、「無罪となる可能性のある事件」は起訴を見送る事情が
隠されている。

**************
どちらにしても有罪なら、姉本人であることだけ証言して
姉の病歴まで明かす必要はない?と悩みます。
保健所から治療の必要を訴えてもらい、往診できるよう
働きかけるほうがいいかなとも思います。
誰に相談してもそんなケース知らないからなぁと言われます。
姉は元々他人の接触を嫌い神経質なので
刑務所暮らしは耐えられないだろうし
最善を尽くしてあげたい気持ちなのですが・・・。

長文続きでごめんなさい。

http://www.yomiuri.co.jp/jidou/j20010806_r01.htm


精神障害者と知られずに起訴されました
投稿日 11月15日(金)00時13分 投稿者 かぼちゃ

はじめまして。姉が総合失調症です。
 近所に住んでいましたがほとんど毎日両親の住む実家にきていました。
 調子が悪くなり、病院にも行かず薬も飲まず、
 状態は治療前の状態に近い様子のまま、ある日行方不明になりました。
 もちろん捜索届も出しました。
 半年以上立って、弁護士が現れ「無銭飲食で現在裁判中です」
 「3日後最終弁論がありますので証言してください」
 「事件、身元に関して黙秘していたため、精神(簡易)鑑定なしに
  起訴されました。今からでは診断書だけでは猶予も難しいでしょう。」
 本当にそうなのでしょうか?失踪前「私は病気じゃないのに病気扱いするな!」と
 恨む言葉も聞いていたので、病歴を明かしたり、証言するのは
 怖い気もします。
 しかしそうでなければ実刑で3年は刑務所暮らしだとも言われ
 どう対処していいか悩んでいます。
 医療刑務所での治療は期待しないほうがいいとも言われました。
 今の状態は(弁護士から聞いた話)妄想と幻聴があるようですが
 暴力や騒ぐこともなく、おとなしくしているようです。
 病院は許可が下りるならすぐ往診したいとも言ってくれています。
 刑務所や拘置所では主治医による往診は無理なのでしょうか。
 また具体的な相談(国選弁護士は全く力になってくれません。
 「ご家族のいうまま言います」と言われショックを受けました。)
 はどこを頼ればいいのでしょうか。
 今まで憎しみの対象の父が、証言台で姉の前で病歴を明かすのは
 ますます心に傷を負わせるのでは?と心配です。
 でも、姉が最終弁論4日前になって、虚言の中で
 本名だけを明かしたのは家族に対してHELPと受け止めて
 早く治療を受けさせるのが最良なのでしょうか。
 すでに40も越して成人の姉にとって家族がどれだけ
 干渉してもよいかもわかりませんが、病気で黙秘している訳だから
 病名を明かした上で、裁判を受けるべきだとも思います。
 次回は求刑であり、全く時間がありません。
 ・・・本当にどうしていいか困っています。


ももさんへ
投稿日 11月15日(金)00時01分 投稿者 ペコ

同じように、統合失調症の夫がいますので、ももさんの近況を読んでとても
嬉しく思います。
私は、13年前に結婚してまもなく夫が発病しました。
もちろん、毎年の初詣のお願い事は、ももさんと同じです。
<2度と再発しませんように>
でも、やはり再発を3回して、会社に行かなくなってもう3年近くになります。何回就職先見つけてもどれも続けることが出来ませんでした。
(いつ帰ってくるかドキドキ・・)という気持ちすごく分かります。私も毎日、仕事に行っていた時のほうがかえって心配でたまらなかったです。

この間も、新聞にたまたま統合失調症のことが載ってて、社会復帰も十分可能で、なかには学校の先生に復職した方もいるともことでした。

毎日元気で仕事に行ける、って本当にすごいことですよね。

うちは、まだ薬の量がかなり多いので、規則正しい生活と、行き始めたデイケアを続けながら、少しづつ薬を減らしていけたらいいと思っています。

だいぶ時間はかかりそうですが、無理せずやっていこうと思います。


かおっぺさんへ
投稿日 11月14日(木)23時13分 投稿者 月見草

かおっぺさん、せっかくお母さんが退院したのに、また入院すること
になったとのこと、ご心中お察しいたします。
詳しい事情は存じあげませんが、家族構成としては、私の場合とよく
似ていますし、お父さんも、ひょっとしたら私とよく似たタイプかも
しれませんので、自分のことのように思ってしまいます。

私の場合は、私の両親と私の家族は別居していますが、妻の病状が思
わしくない時、両親の家で世話になりました。それまで自殺未遂が3
回ありました。このため両親の助けが必要でした。
これ以後の状況は、かおっぺさんの場合と似ており、妄想が出現し、
私、私の両親、私の息子に対する態度はかおっぺさんのお母さんの場
合とよく似ていたように思います。
たとえば、あれだけ愛していた息子が、実は息子本人ではなくクロー
ン人間になってしまったとか、私が財閥の御曹司でインターネットを
駆使して悪いことをたくらんでいる、とか、要するに世界全体が本人
に敵対し、悪意を持っているという感情をいだいていました。
風呂に入るのも、おぼれさせられるからという理由で無理でしたし、
食事も毒が入っているから食べられない(はっきり言いませんでした
が、私はなんとなく分かりました)という状態が続きました。
私は原則として一日中付き添っていましたが、部屋の中で一人物思い
にふけっている姿を今思い出しました。夕方には「おびえ」を感じる
ことが多く、「こわい、こわい」を連発していました。
私は妻の妄想はこわくはありませんでしたが、この「おびえ」には、
本人がこわがっているのに私にはなすすべもないこともあり、相当参
りました。最後には水も飲まなくなり、これ以上家で看病することが
危険な状態になりましたので入院させました。
# このとき、私をささえてくれたのもののひとつは、旧約聖書ヨブ記
  でした。

入院した時は、私も力尽きた感じで、虚脱状態でしたが、一方正直な
ところホッとしたことも事実です。入院させた後、入院に付き添って
くれた私の母と二人で、ひさしぶりにうどんを食べたことを思い出し
ました。
その後は、2日に1回の割で面会に行く予定をしていましたが、過干
渉になったとしてもどうってことない、と開きなおり、毎日面会に行
きました。面会は、本人と会うこと自体に意味があり、本人の容態を
詳しくききただしたり、説教したり、また自分自身のことを過剰に反
省してみせたりすることは良くないと思います。だから、買ってきて
欲しい物を聞いたり(このときメモ帳が役に立ちました)、子供の話
をしたり(子供は週1回の割で定期的に面会させました。もちろん、
面会時には外出許可をとり外に出て気分転換をはかりました)、退院
後のこと(退院しても、今みたいに1日1回散歩しようねとか。この
約束は今でも守っています)を話したりしました。

私の独断かもしれませんが、かおっぺさんのお母さんの場合、基本的
には、私の場合と同様、お母さんとお父さんの問題だと思います。ま
た、お父さんのご両親と同居なさっていることが、私の経験からする
と、お母さんに良くない影響を及ぼしている可能性が高いでしょう。

とりあえず、現在可能なこととして、
- お父さんが毎日、お母さんの面会に行く
- できれば、気分転換に院内でもよいから外出許可を取って、お父さ
  んとお母さんが一緒に過ごす時間をとるようにする
  # 妻が入院した病院は、精神科併設の私立総合病院でしたが、閉鎖
    病棟に入院中でも院内外出が可能でした(最初は歩行困難でした
    ので、車椅子を借りました)。
- できれば、退院後、お父さんとお母さんは、お父さんのご両親とは
  一緒に住まないようにする
- 退院後、たとえば、お父さんとお母さんは、アパートなど借りて一
  緒に住む
というようなことが考えられると思います。
もちろん、経済的事情、家庭の事情等により、実現は困難かもしれま
せんが。

あまり参考にならないと思いますが、私の経験から考えたことは以上
の通りです。
かおっぺさんがすごくお母さんのことを不安に思っていらっしゃるの
は分かるのですが、本当は、これはお母さんとお父さん、とりわけお
父さんが責任をもって対処することがらだ、というのが私の見解です。


月見草さん
投稿日 11月14日(木)22時55分 投稿者 かまこし

過去ログの件有り難うございました。確認できました。

私の状態はあまり良く無いです。
はじめの手術から2日目に1ケ所、糸がはずれてしまい念のため再手術で縫いました。はじめの手術の担当医が下手だったんでしょう。2時間もかかりましたし、術後の妻への説明も曖昧なものだったようです。
でも良い事もありました、入院中の娘は私の急な手術に自分がしっかりしなければと思ったようで、摂食障害が少しずつ回復して今は御飯も半分程度、おかずはほとんど食べるようになりました。
これから心配なのは、これ以上医療費がかさむと生活できなくなりそうなことです。また、仕事が一日中モニターを見なければならないデザイン・制作なので眼がこのまま不自由なままだと仕事を続けられるかが不安です。
落ち込む性格ではないので精神的には追い詰められていませんが、今のところハードな学習や書き込みは疲れるので程々にしておくつもりです。


措置入院について
投稿日 11月14日(木)21時07分 投稿者 エフィ

こんばんわ、初めて書き込みします。

実は私の親戚の子(19歳)が自傷行為を繰り返して、措置入院しているのですが、その子の父親がガンでの長い闘病生活の後、今大変危険な状態に陥っています。母親は一目会わせてあげたいと言っているのですが、措置入院でそれは可能なのでしょうか?
また、可能の場合でも、父親の入院している場所と措置入院先が大変離れていて、飛行機で移動しなければならないのですが、その際の付き添いは母親以外でも許されるのでしょうか?

その子が自傷行為を繰り返すようになった原因のひとつが、父親のガン発病に対するショックと入院による不在に対する不安にあるので、私としては、今会わせることが必ずしも彼女のためにならないのではないかとも思うし、でもここで会わなければ一生涯後悔するのではとも思いどうアドバイスしてよいか迷っています。


お久しぶりです!
投稿日 11月14日(木)15時34分 投稿者 かおっぺ

皆様お久しぶりです!母が分裂病で4ヶ月のかおっぺです。前の投稿から間があいてしまいましたが、その時の漢方薬のおかげで生理がきました!先月からだったのですが、生理というよりも出血みたいな感じでした!!一応婦人科のほうで診てもらったのですが、ホルモンバランスのせいみたいでこのまま漢方を飲んでいけば大丈夫との事でした。この掲示板で漢方の事を教えて頂けて本当に心から感謝しております! 
話は変わってしまうのですが、先月の後半に母が急に退院しました。外泊は2回ほどしたのですが、どちらとも前よりは(発病前)良い感じで家に泊まりましたが、完全に治った!とまでは決してなく、家事を少しして疲れたり祖父母と話したりすると、一点を見つめ首を横に振ったり縦に振ったりモゴモゴ口を動かしたりしていました。私は、まだもう少し入院はかかるかな?と思っていたのですが、外泊が終わって数日後に母からの電話で、「明日退院だから」と言われかなり動揺してしまいました。後で主治医の先生からお話を聞くと、母に押し切られての退院だったみたいで…でも、状態はかなり良いから大丈夫でしょう!と言われて、その時は安心していました。ですが、退院してきて2日目に薬を飲むと家事が出来ないし、気持ち悪くて動けない!と言い、薬を飲むのを嫌がるようになり、説得して飲ませようとすると「あんたは私を殺す気か?」と怒りだし、まったく飲んでくれなくなりました。すぐに薬を変えてもらうように病院に行き、新薬のルーランに変えてもらったのですが、それも1度だけしか飲まずじまいで…。それからは来た道を戻るように、病状が悪化していき父の事を憎むようになったり(薬を変えさせたのはお父さんだ!私を殺す気だ!など)家を出たがるようになったり…。前は私の言うことは素直に聞き入れてくれたのに、今回は私は父に洗脳されたと思いこみ、私の言うことも聞き入れてはくれなくなってしまいました。毎日、毎日、泣きながらの説得が続きました。私はもう最後の方は、疲れてしまい感情が高まるとつい怒鳴ってしまうようになってしまいました。でも、後であそこで怒っちゃ駄目なのに…と余計に悔しさと悲しさがこみ上げてきました。 昨日の朝、父は入院させるしかない!と、私と兄と父は、母に買い物に行こう!と嘘をついて病院に連れて行き、先生に車まで来てもらいました。(母は病院に着くと、騒ぎだし、診察室まで行ける状態ではなかったので)そこで、先生は入院して仕切りなおしをしましょう!と言いました。母は、散々私たちや先生に暴言を吐き、父には「病院に入れたら私は死ぬんだ!それならお前を呪い殺してやるからな」と、大きな声を出していました。前の入院は任意入院でしたが、今回は強制入院となりました。私は、ここまでな母を初めて見ました。前の病状より更に恐ろしくなったような気にまでなります。一体何が原因だったのか…早く退院したのがいけなかったのか…、家の雰囲気が駄目だったのか…、家事をやらせたのがいけなかったのか…、あの時無理矢理にでも薬をのませていれば…。もう、ありとあらゆる疑問がわいてきて頭がいっぱいです。一晩たってもまだ母の叫び声が聞こえるようです。母は、この病気から抜け出せるのか、また今回みたいに安定してもすぐに再発…の繰り返しになってしまうのでは、そんな事を考えると放心状態になってしまいます。
すいません、もう愚痴でしかないような文になってしまいました。打開策などございましたら、お教え頂ければ嬉しいです。本当にこんな文ですいません!!


子育て
投稿日 11月14日(木)08時02分 投稿者 月見草

> 子育てしていると思うことがあり
> 勉強しろ勉強しろと口をすっぱくガンガンいっても、子供
> は心を閉ざしてしまい、何も聞かなくなってしまいます。
> 勉強をしてもらいたい時は相手に提案をして話し合い本人
> が興味をもつよう、、相手の出方を待つ。
> なかなか理解してもらうって難しいです。

そうですね。
口でいってもあまり効果がないようです。
やはり、なんというか、オヤジ、オフクロの背中をみて育つと
いう感じがします。親が「やっていること」を、子供はまねし
ますから。

自戒をこめてですが、まず、親が子供にみられても恥ずかしく
ない生活を送る必要があるのでしょうね。
たとえば、親がエッチなホームページばかり見てて、子供に清
く正しい人間になれ、って言ったって説得力ゼロですから。
# 私のことではありません(^^;


sakusakuさん、ありがとうございます
投稿日 11月14日(木)07時45分 投稿者 月見草

> あと中井先生の最終講義のp81を読んでみてください。
> 八木剛平氏に付いて書いてあります。
> あと漢方について<かれは使ってますよ>

読みました。

ちょっと頁をめくっていると、同書のp.76には、
> 中医学では、間違った扱いをいろいろした結果、何が何だかわから
> なくなってしまった状態を「壊病(えびょう)」と呼んでいますが、
> そのようにしてしまわないことが重要です。
# 文脈からいうと、抗精神病薬の濫用による壊病であると思われます
  が、漢方薬の場合でも可能性はあるでしょう。
> また、そうなってしまった患者に先ずなすべきことは尊厳の回復で
> す。...

私は、どちらかというと、慎重派なんです。
まあ、ちょっと、むこうみずなところもありますが。


精神科治療学4巻10号
投稿日 11月14日(木)07時41分 投稿者 星和書店

●薬剤師からみた多剤併用大量療法への対応
吉尾 隆
 日本における精神科薬物療法の特徴は多剤併用大量療法であると言われている。処方に記載された薬剤の平均併用剤数は、抗精神病薬2〜3剤、抗パーキンソン薬1〜2剤、抗不安薬・睡眠薬1〜2剤、内科系薬1〜2剤、合計7〜8剤にもなり、抗精神病薬の投与量も併用薬剤が多くなるにしたがって増加し、多剤併用により患者の死亡率が上昇することも指摘されている。このような処方を薬剤師の立場から検討した場合、処方内容あるいは処方意図を理解した上での正確な調剤、患者に対しての適切な服薬指導、患者自身の正確な服薬、に対する多くの問題が生じてくる。抗精神病薬の作用や副作用から多剤併用には多くの問題点が指摘されており、薬剤師も様々な角度からの検討が必要となる。特に、向精神薬の併用による相互作用の検討は薬剤師の重要な役割であると考えられるが、多剤併用ではその予測は困難である。したがって、処方段階からの医師に対する情報提供が今後必要ではないかと考える。
Key words : antipsychotic drug, drug interaction, megadosis, polypharmacy, schizophrenia


ももさん
投稿日 11月14日(木)07時36分 投稿者 sakusaku

私すごくうれしいです。
このままリスパダールと漢方薬で
ご主人が普通でいるって、、普通に元気で暮らすってとても大切だし大事です。

少しづつのプラスが大きなプラスになるから

人間には自然治癒力あるし漢方薬で体質改善すればいいいから

無理はしない、今がよければ、、それを少しづつ増やしていけばいいから

あと、漢方でみんな元気!、、、買って家に置いておくといいから、、800円だから
かおっぺさんもすごく調子いいみたいだから
がんばろう。


月見草さん
投稿日 11月14日(木)07時30分 投稿者 sakusaku

おはようございます。
子育てしていると思うことがあり
勉強しろ勉強しろと口をすっぱくガンガンいっても、子供は心を閉ざしてしまい、何も聞かなくなってしまいます。
勉強をしてもらいたい時は相手に提案をして話し合い本人が興味をもつよう、、相手の出方を待つ。
なかなか理解してもらうって難しいです。

子育ては難しいです。

あと中井先生の最終講義のp81を読んでみてください。
八木剛平氏に付いて書いてあります。
あと漢方について<かれは使ってますよ>
風邪の場合
はながつんとしたならば、あるいは下着の隙間がスース―したら<私は風邪の最初期兆候は微細温度差感受性昂進だと考えている>15分以内に十全大ホ湯を一服飲めば2回に1回は風邪をクリヤーできる、、、、、、


おはようございます
投稿日 11月14日(木)07時11分 投稿者 sakusaku

きょうははれ
すごく寒いです。
とりも今日は静かです。
こういう日は富士山が綺麗に見えるんでしょうね。
今日もいい日でありますように

ももさんよかったです。私もとてもうれしいです。
ペコさんよかったです。私もうれしいです。

この病気、よくなってきますから、治るという意志をもった医師に合えるようねがわずをえません。

惑わされずに、、、ご自身の治すという意志を大事に
いろんな意見あります。惑わされずに、、、ご自身が正しいと思う意見を信じ、、

行きつ戻りつすると思います。負けないで。


初詣のお願い事、漢方
投稿日 11月14日(木)05時17分 投稿者 月見草

> と、共に「もう二度とならないように」と思います・・・
> もし神様がいるなら本当にそうお願いしたいです。
> 現に、私の毎年の初詣のお願い事はコレだけなんですよ〜

初詣のお願いは、私の場合も、
  家族皆んなが一緒に、「楽しく」過ごせるように、神様頼みます、
  です。
  # 「楽しく」というのが、神様にお願いするときのちょっとしたコツ
    です。
ただし、来年の初詣は、
  家族皆んなが一緒に、「楽しく」「お金の心配なく」過ごせるように、
  神様頼みます、の予定です(^^;

> 只、本人が行っていないので煎じたのでは無くて、市販のものです。
> 今はその漢方薬(2種類)とリスパダール0.5mgを一日飲ますようにしております。
> 今家にある漢方薬が無くなったら、夫と一緒に行って煎じてもらえたらナ・・・
> って思っています。

漢方薬がご主人の身体に合っているようで、よかったですね。
身体に合っていらっしゃるようなので、その必要はないとは思います
が、念のため、1回くらいは漢方医に診てもらった方がいいかもしれ
ません。

http://www.min-iren.co.jp/05kusuri/1999/12-09.html
>  また、漢方薬には独特の使い方があります。それを間違えると効果
> がないだけでなく、かえって病気を悪化させます。これは副作用とい
> うよりも、「証」 (しょう)の見立ての誤りで、漢方医学ではこれを
> 「誤治」(ごぢ)といいます。


かまこしさん、過去ログ
投稿日 11月14日(木)04時57分 投稿者 月見草

> 今日退院してきましたが今のところ左眼は歪んで受光量も半分程度です。
> モニターを見るのが辛いので30分限度です。網膜剥離になってはじめて
> 「失明」の意味が実感として解りました。ほんとうに眼に入る光りがな
> くなってしまうんですね。入院中は私以外内科の患者さんでしたので、
> がんの方、クローン病、肝炎とそれぞれ抱えている病気は違いますが、
> 一生付き合っていくしかない方が多かったです。

入院中、いろいろ大変だったこととお察しいたします。
心細くなることもあるかとは思いますが、これからもお元気でお過ご
しになられますように。

> それと、入院前に私が書き込んだのが見当たらないのも気になります。

これは、やがて、かつての地上の旅人さんにより、
「過去ログ、http://www02.so-net.ne.jp/~bunretu/ の下の方にあります」
にまとめていただけると思います。

それまでは、私が、11月6日に保存したログがありますので、必要に応じて、
ご参照いただければ幸いです。

11月6日に私が保存した記事です。
  021106a.htmが新しくて、021106f.htmが古い記事です。
  http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Renge/3960/log/log021106a.htm
  http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Renge/3960/log/log021106b.htm
  http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Renge/3960/log/log021106c.htm
  http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Renge/3960/log/log021106d.htm
  http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Renge/3960/log/log021106e.htm
  http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Renge/3960/log/log021106f.htm

かまこしさんの以前の書き込みは、
  http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Renge/3960/log/log021106d.htm
にあります。

# (自動的に)「Y!GeoCitiesの広告」が入ってしまいます(フリー
  Webサービスを利用しているため)。
# アクセスしている途中で、たまに、止まってしまうことがあるかも
  しれません。
  その時は、何度か「Stop(中止)」と「Reload(更新)」を押して
  いるうちにうまく読めると思います。


近況
投稿日 11月13日(水)23時39分 投稿者 もも

こんばんは。
書込みさせていただくのは本当に久し振りです。
統合失調症の夫を持っており、以前こちらに書き込みした時は
夫の具合がとても悪い時でした。

その後・・・簡単になってしまいますが(夫が今留守でいつ帰ってくるかとドキドキ・・)
色々と大変な事はありましたが、被害妄想もすっかり消えて毎日元気に仕事に行っています。私や身近な人に対する被害妄想は一体どこへいったのやら?
と言うくらい普通です。
私も安心して毎日生活を送っていますが、もう3度も繰り返しているので
やっぱり気を使ってしまうのが現実です。
と、共に「もう二度とならないように」と思います・・・もし神様がいるなら本当にそうお願いしたいです。
現に、私の毎年の初詣のお願い事はコレだけなんですよ〜

この掲示板を読んで、私が知らない沢山の事を勉強できました。
特に、夫が精神科&抗精神薬を異常に嫌っていて、具合が悪かった時は(今現在もですが)
初診すら病院に行かず、私が全部貰ってきていて、その上
飲ませるのがとても困難でした。
頭が「ボーッ」っとするのをとても嫌がっているので、現在漢方薬を併用しています。
この方法を知ったのも、こちらの掲示板の情報のおかげです。
sakusakuさん、ありがとうございます♪
只、本人が行っていないので煎じたのでは無くて、市販のものです。
今はその漢方薬(2種類)とリスパダール0.5mgを一日飲ますようにしております。
今家にある漢方薬が無くなったら、夫と一緒に行って煎じてもらえたらナ・・・
って思っています。
仕事に復帰してから飲み始めたので、目に見えた効果はわかりませんが、
2度と繰り返さないように、続けていきたいと思っています。

急いで書込みしていますので、言葉が足りないかも知れませんが近況報告です。


半月ぶりに見ました
投稿日 11月13日(水)22時57分 投稿者 かまこし

先月の29日より左眼網膜剥離で入院していました。
今日退院してきましたが今のところ左眼は歪んで受光量も半分程度です。
モニターを見るのが辛いので30分限度です。網膜剥離になってはじめて「失明」の意味が実感として解りました。ほんとうに眼に入る光りがなくなってしまうんですね。入院中は私以外内科の患者さんでしたので、がんの方、クローン病、肝炎とそれぞれ抱えている病気は違いますが、一生付き合っていくしかない方が多かったです。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

気になる書き込みを見たのですが、再度みようと思ったら消えてました。
某精神病院の看護者「名無し」という人ですが、
たぶん自分で削除したんでしょう。
自分の勤務する病院で頻回に行っているECTの正当化を、薬物療法のみによる治療をしている病院との比較で書き込んでいました。
病院や治療法うんぬんより書き込んだ本人の病者に対する基本的スタンスにあきれました。はなから社会の落伍者、非適合者との認識の上に病院で精神障害者の看護をしているんだと思ったからです。
最近精神科を希望する医学生が何故か増えているようですがこんなプラズマチックに処理されてはたまらないです。
それと、入院前に私が書き込んだのが見当たらないのも気になります。


英国における電気ショック療法調査報告書
投稿日 11月13日(水)22時37分 投稿者 月見草

英国における電気ショック療法に関する調査報告書をご紹介いたします。

表題は、
  Final Report January 2002
  最終報告書 2002年1月
  Review of Consumers' Perspectives On Electro Convulsive Therapy
  (医療サービス)消費者の視点から見た電気ショック療法(ECT)

報告書は、
  http://www.ect.org/resources/consumerperspectives.pdf
  よりダウンロード可能です。
  全部で85頁の詳細な報告書です。
  # これは下記の英国精神医学研究所のサイトより転載したものと思わ
    れますが、オリジナルソースは現時点では見つかりませんでした。

pdf形式のファイルですので、アクロバットリーダーをお持ちでない
方のために、(とりあえず)テキスト形式に変換したファイルを
  http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Renge/3960/text/ConsumerPerspectives.txt
に置いておきました。

調査を行った機関は、
  Service User Research Enterprise (SURE)
  医療サービス消費者調査計画(SURE)
  Institute of Psychiatry, Commissioned by Department of Health
  英国精神医学研究所、英国厚生省委託研究
です。

英国精神医学研究所
  http://www.iop.kcl.ac.uk/Main/
とは、
  http://www.hama-med.org/ohashi.html によれば、
  英国での受け入れ先は,精神医学研究所( IoP : Institute of
  Psychiatry)でした。IoP は英国全域でも最高水準の評価を受けてい
  る研究機関であり,同時に University of London・ King's College
  での医学教育や世界で最も有名な精神病院の一つである Maudsley
  Hospital の診療を担当しています。すなわち,臨床・研究・教育い
  ずれの部門においても,この国の精神医学のリーダー的存在と言えま
  す。この国の人達は本当に議論が好きなようで,精神病理から分子生
  物学まで非常に多彩なテーマの seminar が連日のように開催され,
  自由な雰囲気の中,活発な討論が交わされています。
のような研究所だそうです。

まだ、ざっと目を通しただけですが、この調査を行った英国精神医学
研究所の「医療サービス消費者調査計画(SURE)」は、
  > 5. 医師でも患者でもない、中立かつ公正な第三者機関が行うのか。
の「中立かつ公正な第三者機関」に比較的近い立場であるとの印象を
持ちました。

たとえば、
  - Persistent memory impairment following ECT (chapter 5)
    電気ショック療法(ECT)施行後の永続的(非可逆的)記憶障害(5章)
  - Consent and information about ECT (chapter 6)
    電気ショック療法(ECT)に関するインフォームド・コンセント(6章)
  - Perceived benefits of ECT (chapter 7)
    電気ショック療法(ECT)に認められる有効性(7章)
  - Emotional responses to the experience of ECT (considered in chapters 5, 6 and 7)
    電気ショック療法(ECT)受療に対する感情的反応(5,6,7の各章において考察)
のようなテーマについて、医療側(clinical)データおよび医療サー
ビス消費者側(consumer)データが詳しく評価され、また、両者に相
違が認められる場合には、その原因にいたるまでかなり詳細に述べら
れています。

たとえば、北のツバメさんの主張
> 1.
> >ECTによる非可逆的な記憶喪失
>  これは何を持って記憶喪失と定義するかが問題です。
>  今朝の食事内容を忘れてしまう事も、記憶喪失と言えば記憶喪失。
>  記憶というものの定義によって異なります。
>  
>  ややこしい言い方になると、本板の趣旨と異なりますので省きますが
>  ECTは一回の施行では驚くほどの変化は生じません。
>  記憶障害も然り。何回か施行していくうちに改善と記銘力障害の案配をみながら回数を決めていきます。
>  多くの場合、記銘力障害(今日の日付や入院の時の記憶)などはすぐに改善されます。1週間もかからないと思います。
>  個人的な経験&周囲で見聞きした範疇では、記銘力障害が持続して残ったという例は見聞きしたことはありません。
に関しては、
27頁の、
  Figure 5.1: Persistent memory loss (strict definition)
  図5.1: 永続的(非可逆的)記憶障害(厳密に定義した場合)
では、 28%〜54%、と医療側(clinical)データおよび医療サービス
消費者側(consumer)データによってばらつきがあり、

  Figure 5.2: Persistent memory loss (loose definition)
  図5.2: 永続的(非可逆的)記憶障害(緩やかなに定義した場合)
では、 50%〜72%、と医療側(clinical)データおよび医療サービス
消費者側(consumer)データによってばらつきがありますが、

  > 個人的な経験&周囲で見聞きした範疇では、記銘力障害が持続して
  > 残ったという例は見聞きしたことはありません。
というような極端なデータ(つまり、記銘力障害が持続して残ったと
いう例が 0%)は、英国では得られていないようです。

一読をお勧めいたします。
原文は英語ですが、時間的な余裕ができれば翻訳して公開したいと思
っています。


電気ショック療法、統合失調症の場合、げんのうつ病 情報交換掲示板より
投稿日 11月13日(水)17時54分 投稿者 月見草

「げんのうつ病 情報交換掲示板」の過去の書き込みより、「統合失調症
患者に対する電気ショック療法の有効性」に関連する記事を日時順に並
べ替え読みやすいように編集しました。

今、ご家族の方に電気ショック療法を受けさせようかどうか思案されて
いる方には参考になるかもしれません。

念のために断っておきますが、私は、この例だけで、電気ショック療法
がまったく無効であると、一般化した結論を下す意図はございません。

http://www.ohhori.com/cgi/bbs/yybbs.cgi?bbsid=depre&mode=past
「電気ショック 通電 電気けいれん」をキーワードとして、「条件:」を
「OR」に設定した結果を編集しました。

No. 4877 : 通電療法 From : 沙知代夫人  URL : 2002/09/06 (Fri) 21:15
   みなさんこんにちは。今回は皆さんにお聞きしたいことがあってカキコしています。今までドグマチール、アモキサン、トレドミンといろ
   いろ試してきましたが、いまいち効果が現れません。そんな中、うつ病の本を読んでいたら、通電療法のことが書いてありました。何で
   も、薬が効きにくい人にも効果があるそうで、わらにもすがる思いの私は、試してみたいな、という気持ちになりました。皆さんの中で通
   電療法を実際に受けてみた方、もしくは何か情報をお持ちの方がいらっしゃいましたらいろいろと教えていただきたく、よろしくお願い致
   します。

No. 4917 (4877 へのレス) : Re: 通電療法 From : muo URL : 2002/09/08 (Sun) 04:06
   電気ショックの話ですね。
   一時期まで、私の勤めている病院では、今の院長先生が、統合失調症で鬱状態の患者に頻繁に行っていました。
   1度見ていたほうが良いよ、と上司に言われ、私自身も興味があったので(その頃はまだ鬱病ではありませんでした)、カオちゃんという患
   者さんがする時にお邪魔して、端っこで見させてもらいました。
   もうすぐだからと言われて病室へ行くと、カオちゃんは既に麻酔で意識朦朧となった状態でした。医師は何度も何度も繰り返し、カオちゃ
   んの耳元で大きな声で、名前を呼んだり、簡単な質問をしたりして、麻酔のかかり具合を確認しました。そして、舌を噛み切らないように
   割り箸に綿花を巻いたものをカオちゃんの口に突っ込み、通電しました。何秒くらいだったでしょうか。その時のカオちゃんの様子が何故
   かどうしても思い出せないのです。上半身を反って、痙攣していたような気もしますが、確かな記憶ではありません。通電が終わると、医
   師は心臓マッサージを繰り返しました。なにせ電気ショックで心臓が止まっているもので。その様子をひととおり見たところで、私は薬局
   へ帰りました。
   別に何てことは無いが、私は絶対にしない。
   それが、見学した私の感想です。
   カオちゃんは、本当に一時的に、ほんの1週間ほどかな?元気になりました。そしてまた、元の統合失調症で抑うつ傾向にあるカオちゃん
   に、あっさり戻りました。
   一時期院長は、電気ショックをやたらしていました。数を集めているといった感じでした。患者たちは、一様に、一時的に回復して、そし
   てまたもとの状態に戻っていきました。
   もちろん彼らは統合失調症がベースなので、鬱病の人が電気ショックをする時とは、全然その後が違うのかもしれません。
   確かに、本などでは難治性鬱病には電気ショックが勧められていますね。
   私も、とっても頑固な鬱病なので、主治医に、「先生は電気ショックをしますか。」と尋ねたところ、あっさりと、「僕はああいう野蛮な
   事はしません。」と答えてくれました。ますます主治医の事が好きになりました。

No. 4920 (4877 へのレス) : Re: 通電療法 From : まー URL : 2002/09/08 (Sun) 05:15
   恐ろしいです。80〜120Vの電圧を2〜5秒も?それも頭に!?

   僕は電気会社のエンジニアなので、感電は恥だと叩きこまれています。
   でもたった一度だけ家庭用の100Vに一瞬手が触れたことがあって、
   あの時は本当に心臓が止まるかと思いました。
   仕事ではなく、自宅で真空管アンプなぞ作っている時でしたが・・・

   病院では実績があるからやってるんでしょうが、
   なぜ電気ショックが治療になるのか理解できません・・・

No. 4921 (4877 へのレス) : Re: 通電療法 From : muo URL : 2002/09/08 (Sun) 05:26
   まーさんへ。
   私の勤めている精神病院に、実績なんて無いですよ。
   院長の個人的な学問のために症例を集めていたとしか思えません。
   電気ショックでその後病気が良くなった患者は、私の勤めている病院では、私の知る限りこの4年強の間、1人もいません。
   院長は今は全くしません。
   たぶん、症例の数が足りたのでしょう。

No. 5433 (5401 へのレス) : 以前の事に追加です。 From : muo URL : 2002/09/24 (Tue) 06:57
   精神病院勤務鬱病薬剤師のmuoです。
   前回の書き込みの後、新しい話を聞いたので、書き込みます。
   今、鬱病の人を対象に、痙攣を伴わない、心停止も起こらない電気ショック療法が見直されているそうです。
   痙攣と心停止を伴わないとなると、見た目の残虐性も、本人の精神的な抵抗やダメージも随分違うのではないかと思います。
   効果のほうは、どうなのでしょう…そこまではまだ載っていませんでした。

No. 5457 (5401 へのレス) : ごめんなさいね。 From : muo URL : 2002/09/25 (Wed) 06:25
   おはようございます。
   muoの勤めている病院の患者さんはそのほとんどが統合失調症、以前言うところの精神分裂病です。
   統合失調症で、陰性症状がひどい患者を対象に、院長は電気ショックをしていました。
   電気ショックについて、きちんと習ったことは、残念ながらmuoにはないのです。
   不勉強を恥じつつ、ごめんなさい、muoには、電気ショックが補助的治療かどうか分かりません。
   補助的治療といえば、薬だって、補助的治療なのではないかという気もします。鬱病の病態は未だにはっきりとは解っていないので…。
   yahooなどで、検索されてみてはどうでしょう。
   本当は、muoが検索して勉強して、答えたいところなのですが、あいにく、そこまで鬱の調子は戻っていないのです。
   頼りなくてごめんなさいね。

以上です。


佐野さん
投稿日 11月13日(水)12時46分 投稿者 かつての地上の旅人

>ノーマライゼーションは共に困ることです。

病気や障害が人類と言う種に与えられた事実がある限り、
すでに自分の困難でもあります。
もっと平易な理由を述べるなら、誰しも親類縁者に障害を有する人が
おります。私の甥には知的障害者がおりますし、遠い姪にもおります。
ケネディ大統領が精神医療政策の大転換をしたのも、元はそういう理由です。

>ノーマライゼーションは、いかがわしいかぎりです。
>だれが進んで苦労しようと思うでしょう?

佐野さんのお子さんにも別種の障害を抱えた方がおられる筈ですが
障害者同士が生活保護や障害年金で同じパイを取り合う争いは
嘆かわしく思いませんか?
健常者とは共生したいが、知的障害者や、ましてや犯罪者との
共生は駄目というのは、線引きでつまづきます。
佐野さんは全てOKと思いましたが?


患者および被検者本人
投稿日 11月13日(水)11時00分 投稿者 月見草

>インフォームドコンセントとは, 患者および被検者本人が, 医療措
> 置について必要かつ十分な説明を受け, 十分に理解した上での選択・
> 同意・拒否である。 インフォームドコンセントは, 医療従事者・研究
の、
患者および被検者本人の被検者とは、
「実験・検査などを受ける人」、つまり、
「患者(病者)と確定できていないが、その可能性がある人」
を意味します。


おはようございます
投稿日 11月13日(水)10時04分 投稿者 sakusaku

きょうははれ

いい天気です。穏やかな日和で今日もいいことありますように

raimuさん元気出して
ケース1  このまま先生と話し合い  いい方向にもっていく
ケース2   井上先生にリスパダールと漢方両方出してもらう。
ケース3   他の先生にあたってみる

調子がいいのに薬を増やしマイナス方向に行く、、、何がいいのかこの病気わからないですね。

ここからは私の偏見、、独断
この薬、、脳を正常にする薬ではないですよ
脳を部分的に異常化して<分裂病患者ではドーパミン受容体の一部を薬物の占拠状態において>こころの防衛システム回復システムの活性化を図る手段と考えられる。<八木剛平氏>
つまり脳が異常をきたしてドーパミンが過剰に放出されているので
ドーパミンを受け取るとこをブロックしているわけで
脳が自然治癒力でドーパミンが普通に放出されるのを待っているわけで

だから、漢方薬で脳が正常に向かいつつある時<ドーパミンの大量放出がへってきているとき>過剰にブロックされていたら副作用が起きるわけで
睡魔もでてくるわけで

風邪引いても人間からだが自然に治ろうとするわけで、、そこに薬の手助けが必要なわけで

初回エピソードの場合、、かなり違うみたいです。
八木剛平氏はヒポクラテス自然治癒力、、、となえてます。
よくわからないので今度本を読んでみようかな。と思ってます。

リスパダール0.5mgにして<2週間たつ>
昨日うちの子はやっとみんなと同じように話せるようになった。
<今まで自分が反応にぶいと思っていたのかな???>
といわれた時驚きました。あと英語はダメです。<昨日自分でいっていました>

7月くらいからの記憶は大丈夫です。どこのお店がおいしいとかすらすらでてきます。自分の意見も言います。
うちのこは多分3月の記憶はないと思うし昨年の9月くらいからの記憶もないのではないかと思う<その頃から幻聴あり。>
全く何も話しません。


北のツバメさんへの回答、インフォームド・コンセントについて(2)
投稿日 11月13日(水)09時47分 投稿者 月見草

> ★ 現在の日本の精神医療の中で、本人または家族のいずれの承諾を
>    取らない症例にECTをやることは「絶対に」ありません。

本人または家族の「いずれの」承諾とは、
本人「又は」家族という意味なのでしょうか、あるいは
本人「および」家族という意味なのでしょうか、ちょっと
疑問に思えてきました。

私は、本人「および」家族という意味に理解したのですが。

ご参考までに、
家族性腫瘍(癌)familial tumor (cancer) のケースですが、
  http://jsft.bcasj.or.jp/guide_exp2.htm
  > 2.インフォームドコンセントについて
  > 
  > 2-1 インフォームドコンセントの定義
  > 
  >  インフォームドコンセントとは, 患者および被検者本人が, 医療措
  > 置について必要かつ十分な説明を受け, 十分に理解した上での選択・
  > 同意・拒否である。 インフォームドコンセントは, 医療従事者・研究
  > 者と患者・被検者との間のコミュニケーションのプロセスを前提とし
  > ており, 単に医療行為の説明をしたり, 治療や検査に対する同意を得
  > ることのみを指すものではない。 
  > 
  >  医療従事者・研究者は, 患者・被検者が医療措置を受けるかどうか
  > 判断するのに必要な情報を, 理解できる言葉で説明しなければならな
  > い。 患者・被検者は, 納得のいくまで質問し, 内容を理解した上で,
  > 医療措置を受けるか否かを自由意思によって決定し, この自己決定は
  > 最大限尊重されなければならない。 
と定義されています。
私個人としては、精神科医療の場合にも上記の定義が当てはまると考
えますが...


北のツバメさんへの回答、インフォームド・コンセントについて
投稿日 11月13日(水)09時07分 投稿者 月見草

> 個人的にも「場違いな場所に出てきてしまった」と反省しきりです。
「場違いな場所」とおっしゃっていますが、ご登場を期待していたご
家族の方が多かったことからも分かるように、ここは「ふさわしい場
所」だと思います。

> 専門家としての意見を求められると、匿名の掲示板ではなかなか真意
> が届きませんし、自身の発言の責任も負えないので(逃げと言われて
匿名であるので、むしろ真意を伝えやすいと思うのですが(たとえば、
日本の選挙制度が無記名投票であるように)。

> しまえばそれまでですが。論理戦は苦手なので(笑)、2回目の掲示
> ですがこれを最後にします。
残念です。
「これを最後にします」とおっしゃっていますが、可能であれば、論
理的でなくとも、またいつでも結構ですからご返事をいただければ幸
いです。

> ※ ECTをしたこと/しないこと 賛成すること/反対すること に関し
>  てはそれぞれの立場があると思いますが、何故その各々の立場を尊
>  重できないのでしょうか? どうしてECTに関してだけは、賛成or
>  反対 の2極に分かれてしまうのでしょうか?

私見ですが、この掲示板では、比較的「投稿者の立場」が尊重されて
いるように思います。
その証拠に、掲示板からの退出を促すような投稿は1件もなかったよ
うに記憶していますし、多少感情的な行き違いが生じていたとしても
通常レベルの議論であったと思いますが、具体的に「どの記事の、ど
の個所で、各々の立場を尊重しない書き込みがあった」のか、指摘し
ていただければ幸いです。

さて、まず、
> ★ 現在の日本の精神医療の中で、本人または家族のいずれの承諾を
>    取らない症例にECTをやることは「絶対に」ありません。
つまり、インフォームド・コンセントの問題について、ご返答したい
と存じます。

1. ECTに関する倫理的、社会的諸問題について
   http://square.umin.ac.jp/tadafumi/ECT.html
   に、
   > 4. ECTにおけるインフォームドコンセント
   > 
   >  このようにインフォームドコンセントの概念が浸透した現在、ECT
   > に関するインフォームドコンセントはどうなっているのであろうか。
   > 
   >  1993年の調査において、ECTについて本人にいつも説明している、
   > と答えた精神科医はわずか15%である。家族に対しても、いつも説明
   > していると答えたものは40%程度で、半数以上が家族も本人も同意し
   > ていない状態でECTを施行していたことになる(中島1993)。1997年の
   > 大学病院中心の調査では、家族に対するインフォームドコンセントは
   > 全施設が得ていると回答しているが、患者に対するインフォームドコ
   > ンセントを必ず得ている施設は41%であり、大学病院などでも半数以
   > 上の施設では患者の同意なしにECTを行っていることが明らかになっ
   > ている。現在も、単科精神病院では患者本人の同意なしに行う頻度が
   > 高く、家族の同意を得ない場合もあると推測される。

   とあります。
   本人または家族のいずれの承諾を取らない症例にECTをやること
   が「絶対に」ないのは、「北のツバメさんがご勤務の病院の場
   合」であることは理解できますが、
   「現在の日本の精神医療の中で絶対にない」とおっしゃるから
   には、何らかの根拠をお持ちだと存じます。その根拠を、ご教
   示いただければ幸いです。

2. この掲示板における、すみれさんの、かつての書き込みに、
   > 昨日、主治医に講演にお出掛けの前日でお忙しいにもかかわらず時間を割いて頂き
   > 30分ほどお話しを伺って来ました。
   >  ...
   >  精神科のみの単科病院で、1人の看護士が4人の患者を受け持っています。
   >  ...
   > 肝心の電気ショック治療ですが
   > ・インフォームドコンセントは親にはするが患者にはやらない主義だそうです。
   >  ...
   とありましたが、
   これは、北のツバメさんの上記の書き込み、
   > ★ 現在の日本の精神医療の中で、本人または家族のいずれの承諾を
   >    取らない症例にECTをやることは「絶対に」ありません。
   と矛盾します。

3. 電気ショック療法関連
   http://www.seirokyo.com/archive/news/ES/ES0107.html#Anchor6041216
   には、
  > 患者から「事前に文書で同意を得た」というケースはわずか14%。
   > 「全く説明していない」が48・8%にのぼった。
   > ほとんどは事前に家族の同意を得ていたが、文書によるもの
   > は6割弱にとどまった。
   > <2002年9月14日朝日新聞>
   > 麻酔なしで電気ショックの患者1割 自治体病院精神科

   これは、北のツバメさんの上記の書き込みと非常に異なる調査結
   果です。
   1.は1993年の調査ですが、これは2002年9月14日の記事です。

4. 北のツバメさんは、どのようにインフォームド・コンセントを行
   っておられますか。
   どのような形でインフォームド・コンセントを行っていらっしゃ
   るのか差し支えがなければご教示いただければ幸いです。

   たとえば、「電気治療」という名称をお使いなのでしょうか。
   実施形態は、書面で、口頭および書面で、... というようなこと
   をお聞きしたいと存じます。
   書面の場合であれば、差し支えがなければご教示いただければ幸
   いです。 

「これを最後にします」とおっしゃっていますが、可能であれば、論
理的でなくとも、またいつでも結構ですからご返事をいただければ幸
いです。


おはようございます
投稿日 11月13日(水)08時46分 投稿者 fumi

今日もいいお天気です。

北のツバメさん、
書き込み、とても参考になりました。
そしてECTに関しての見解が偏らずに済みました。
各々の立場を尊重すること、私も大切だと思います。
しかし、最後の書き込みとおっしゃる事を残念に思います。

ばびっち佐野さん、
>立場によって利害が異なる
そうですね。
そして、分かり合うことをしたいのか、したくないのか。
分かり合うには許すことも必要。譲り合いも必要。
分かり合いたいと思っていないのなら、
許すことも譲ることも建設的な事として捉えることができないでしょう。

また、どちらかが犠牲になるようでは、共生とは言えないでしょう。
やはり、お互いの理解を深めることから始めなければなりませんね。




お医者さんにひとこと
投稿日 11月13日(水)01時52分 投稿者 ばびっち佐野

>どうしてECTに関してだけは、賛成or反対 の2極に分かれてしまうのでしょうか?

まず、医者として、過去患者支配の道具として電気を使ってきた事を謝って
ほしい。被害者は物凄い数、まだ精神病院にいらっしゃいます。
それと、ロボトミーは間違った治療法であったと、まだ多数いらっしゃる
受けた患者さんに謝って欲しい。
精神医学会で決議してほしい。
電気についての話はそれが終わってからはじめましょう。


ECTに関してのお詫びと参照
投稿日 11月13日(水)00時23分 投稿者 北のツバメ

ECTに関しての発言によって、再度混乱を生じてしまったことをお詫びします。なかなかデリケートな問題なので、議論しにくい問題ですね。
再認識・痛感しております。
個人的にも「場違いな場所に出てきてしまった」と反省しきりです。
専門家としての意見を求められると、匿名の掲示板ではなかなか真意が届きませんし、自身の発言の責任も負えないので(逃げと言われてしまえばそれまでですが。論理戦は苦手なので(笑)、2回目の掲示ですがこれを最後にします。
賛否でなくて、訂正だけさせて下さい。

1.
>ECTによる非可逆的な記憶喪失
 これは何を持って記憶喪失と定義するかが問題です。
 今朝の食事内容を忘れてしまう事も、記憶喪失と言えば記憶喪失。
 記憶というものの定義によって異なります。
 
 ややこしい言い方になると、本板の趣旨と異なりますので省きますが
 ECTは一回の施行では驚くほどの変化は生じません。
 記憶障害も然り。何回か施行していくうちに改善と記銘力障害の案配をみながら回数を決めていきます。
 多くの場合、記銘力障害(今日の日付や入院の時の記憶)などはすぐに改善されます。1週間もかからないと思います。
 個人的な経験&周囲で見聞きした範疇では、記銘力障害が持続して残ったという例は見聞きしたことはありません。

 しかし、ECTにより「なんともいえない喪失感」は残る方はいます。
 これを持続した記銘力障害と定義することも出来るかもしれません。
「なんともいえない喪失感」は、具体的な事象の関連を忘れたというのではなく、「なんとなく、なにか忘れた感じ」を感じているようです。
 鬱病の方はこの「何ともいえない喪失感」を感じることは少ないようですが(病状の極期の記憶はECTに限らず無いことが多いので)、統合失調症の方の場合、これを感じることは稀にあります。人によっては、発言にも見られたような「ECTをやって後遺症が残った」と感じる方は、これに当たるのではないでしょうか?
この「何ともいえない喪失感」が困るかどうか、判断が分かれるところですが。


2.
>「また副作用・後遺症が生じたとしても厚生省に届ける必要がないほど「安全確実な」治療である、と見なされているよう
です。

どんな治療法でも副作用や後遺症が生じた場合は届け出は必要です。
ECTによりに限って免除されている、ということはありません。

3.
>電気ショック療法をきっかけに自殺念慮(願望)が出現した例
少なくともECTのside-effectに自殺念慮という項目はありません。
(薬物抵抗性の鬱病の方がECTによる効果が切れて再燃することはありますが、統合失調症の方がECTにより自殺願望?が出ることはありませんし、聞いたこともありません。)

4.
>ビューティフル・マインドのECT治療シーン
 ビューティフルマインドに出てくる「痙攣」シーンはECTではありません。
低インスリン療法と言われていた奴です。低血糖を人為的に起こし、それにより痙攣発作を誘発する物です。(現在は世界何処でも行われていません)

以上訂正です。


★現在の日本の精神医療の中で、本人または家族のいずれの承諾を取らない症例にECTをやることは「絶対に」ありません。

※治療法の選択の最終決定権は医師でなく、患者とその家族に属すると思います。それと同時に、他者の選択した治療法に関して第三者がその適否を決める(ましてやその治療法を禁止する)というのは、越権と思われます。保険診療外での治療行為は違法ですが、現在の日本の医療現場には、違法を犯してまで治療を行うほどの気概のある治療者は(私を含めて)いないと思います。

※ECTをしたこと/しないこと 賛成すること/反対すること に関してはそれぞれの立場があると思いますが、何故その各々の立場を尊重できないのでしょうか? どうしてECTに関してだけは、賛成or反対 の2極に分かれてしまうのでしょうか?

以上板汚し大変失礼しました。


旅人さん
投稿日 11月13日(水)00時09分 投稿者 ばびっち佐野

ノーマライゼーションは共に困ることです。口当たりの良い世間の共に生きる
ノーマライゼーションは、いかがわしいかぎりです。だれが進んで苦労しよう
と思うでしょう?


佐野さん
投稿日 11月12日(火)23時58分 投稿者 かつての地上の旅人

> 家族会と患者会が対立してるのは御存じですね。
> 立場によって乗り越えられない対立があるのはしかたがないと思います。立場に
> よって利害が全く異なるからです。

理想無くしては何事もなしえません。
私は社会におけるノーマライゼーション(共生)を目指して
道を探っておりますから、家族とすら共生できないようでは
道はより険しいです。何より困るのは、学生運動のように、
意見の近しい者同士で世間では理解されない詳細な差異を
議論し続ける不毛さです。


旅人さん
投稿日 11月12日(火)23時20分 投稿者 ばびっち佐野

ぼくはかつて川崎兄弟姉妹の会の掲示板で何人もの兄弟の人から「当事者には死んで
ほしい」という発言にさらされました。それ以来、そこ一切見てません。
家族会と患者会が対立してるのは御存じですね。
立場によって乗り越えられない対立があるのはしかたがないと思います。立場に
よって利害が全く異なるからです。
ここも家族宛と当事者宛の掲示板は分けてありますね。(当事者宛はムゲンに
リンクしてあること感謝してます)
対立をこえて、などと簡単にいうのはきれいごとだと思います。急性期で家族に
対する暴力に困り果てている家族には、ぼくの発言など、いらつかせるだけでしか
ないことも理解できます。
だから、住み分けが必要だとおもいます。この掲示板の主人公は家族です。
ぼくはなるべくロムも控えるべきだと思います。


考えれば、考えるほど
投稿日 11月12日(火)20時53分 投稿者 fumi

難しい問題だと気付きます。
何度も書き込んでしまって、申し訳ありません。
私の書いたことは、理想論に過ぎないかもしれません。

さっきの書き込みをしている途中、
ばびっち佐野さんへの思いが混じっていました。

ばびっち佐野さん、
良くない医療をご存知でいらっしゃると思っています。
私の想像できる範囲ではない事かもしれません。

でも、病者でも、きっと辛いことを乗り越える力は持っています。
乗り越え方は色々あるけれど、自分がいいと思える方向に
持って行きたいですネ!

ばびっちさんには、ばびっちさんの考えがあり、
ばびっちさんの生き方があると思います。
いろいろな局面に遭遇しても、
ばびっちさんなら乗り越えていける気がします。

私も先のことは判りませんが、
自分のスタイルで生きていこうと思っています。


迷っています
投稿日 11月12日(火)20時23分 投稿者 fumi

発言の自由についての表現が、足りなかった気がしています。

病者でも、自由と書きましたが、
病者の環境によって自由さが違いました。

良くない医療を受けざるを得ない環境の人に対して、
病者でも発言は自由です、とは言えません。
きっと、波さんのおっしゃることは、
そういうことだったのだと思います。

そもそも、自由という意味の幅が広いので、
どこまでが自由で、どこまでが不自由かは、
人によって、変わってきますね。

どのくらいの自由が欲しいのかも、人によって違いますね。

波さんあての書き込みに、決め付けたような表現があったことを
お詫びいたします。

さっき書き込んだ内容は、
こういう掲示板に書き込む程度の自由が許されている
病者の方への私の個人的な気持ちです。

生きていくうえで、数々の困難や、衝突があります。
それに対して、自分の病気の状態と相談するのは、
調子をコントロールするのに必要なことです。

だけど、「自分は病者だから」と自分で健常者との間に
線を引いてしまわないで欲しいです。
「病気だから判ってもらえない」と失望しないで欲しいです。

相手に理解を求める時は、相手を理解することも
必要と思います。

そうやって、病者でも、健常者でも関係なく
歩み寄れればいいなぁと思っています。


(自己)削除
投稿日 11月12日(火)19時52分 投稿者 月見草

前の書き込み、
  題名「自由に発言したら...」
は、自分(月見草)で削除いたしました。


うつ病の場合の電気ショック療法(「げんのうつ病 情報交換掲示板」)、追加
投稿日 11月12日(火)17時58分 投稿者 月見草

げんのうつ病 情報交換掲示板で、
http://www.ohhori.com/cgi/bbs/yybbs.cgi?bbsid=depre&mode=past
今度は、「4877」をキーワードとして検索しました(9件表示されま
した)。一連のスレッドです。

この例を一般化するのはちょっと無理があるとは思いますが、さり
げない書き込みだけに、迫力があります。

> No. 4921(4877へのレス): Re: 通電療法 From : muo URL: 2002/09/08(Sun)05:26
> まーさんへ。
> 私の勤めている精神病院に、実績なんて無いですよ。
> 院長の個人的な学問のために症例を集めていたとしか思えません。
> 電気ショックでその後病気が良くなった患者は、私の勤めている病
> 院では、私の知る限りこの4年強の間、1人もいません。
> 院長は今は全くしません。
> たぶん、症例の数が足りたのでしょう。

念のために断っておきますが、私は、電気ショック療法で成功した方
を非難したり、電気ショック療法が「まったく効かない」と主張する
意図はございません。
電気ショック療法に関する、成功例、失敗例についてのできる限り広
範な情報を集めているだけです。

成功例については、英語ですが、たとえば、
「1st Person Project」
http://www.ect.org/cgi-bin/1stperson/db.cgi?db=default&uid=default&view_records=1&userid=*&nh=1
の中の、
  「(Greatly) beneficial、(非常に)有益」、または
  「Somewhat beneficial、幾分か有益」の例が参考になるでしょう。
失敗例については、
  「(Greatly) harmful、(非常に)有害」、または
  「Somewhat harmful、幾分か有害」の例が参考になるでしょう。

私個人は、「こんな危なっかしい治療は家族に受けさせられない」、
つまり電気ショック療法に反対です。


うつ病の場合の電気ショック療法(「げんのうつ病 情報交換掲示板」)
投稿日 11月12日(火)17時25分 投稿者 月見草

うつ病の場合はどうか、インターネットでちょっと調べてみました。
とりあえず見つけた、
「げんのうつ病 情報交換掲示板」の「過去ログ検索」
http://www.ohhori.com/cgi/bbs/yybbs.cgi?bbsid=depre&mode=past
で、個別に検索した結果(たとえば、「電気ショック」をキーワード
にして検索)は以下の通りです。
  電気ショック: 27件
  通電        :  8件
  電気けいれん:  2件
  電気痙攣    :  0件
  ECT         :  0件
  ECT      :  0件

まとめて検索するには、
キーワードを「電気ショック 通電 電気けいれん」とし、「条件:」を
「OR」に設定し、ついでに「表示」を「100件」として検索すればよい
でしょう。「32件」がヒットしました。

ご参考まで。


波さん
投稿日 11月12日(火)17時01分 投稿者 fumi

はじめまして。
波さんも、病者の方でしょうか?
書き込みを読んで、とても考えさせられました。

私も、実際に見たわけではありませんが、
今でも、行き場がなくて、仕方なく環境の悪い病院に
入院されている方がいる事実は知っています。
非人道的な医師も存在していると言うことで
虐待まがいの治療も存在しているようですね。

医療制度も、少しずつよくなってきていると思います。
しかし医療によって心に傷を受けた方に、
今はよくなってきているから過去は忘れましょうと言うのは、
あまりに都合のいい話かもしれません。
実際に経験された方の医療への不信感や恐怖心は、
私の想像を超えるものがあると思います。

「意見や思いをぶつけたら、そく入院になる」
これは、波さんのおっしゃるような、良くない医療の影響だと思います。
「怖くてありのままをさらけだせない」
これは、病気でない人も同じだと思います。

この病気の人って、思い込みが多い・・・

この意見にお怒りを感じていらっしゃるとのこと。
私は多分、病者の考え方とか、意見についてではなく、
そのような症状がある、と言う意味なのでは?
と思っています。(間違っていたらごめんなさい)

病気の症状で、固執してしまう事、結構あると思います。
また、何かしらのトラウマから抜け出せずに、思考がどうしても
そのトラウマに影響されてしまう人もいると思います。
良くない医療の経験がトラウマになっている人もいるでしょう。

病者でも、発言は自由だと思います。
自由が許されないと思っている人は、
その時点で自由ではないと思います。
自由に発言したら入院させられる、と自分で思っている限り、
どのような環境にあっても、自由に発言することは困難でしょう。

また、発言を受ける人も、生身の人間ですから、
発言によって、受け止め方が変わってくるのも事実だと思います。
血の通った人間ですから、発言によって何かしらの感情を抱きます。

病者であるからと言うことでその発言を軽視し、
内容に関心を持たないように心がければ、
どのような発言も笑って受け止められるかもしれません。

それこそ差別だと私は思うのです。

衝突することで、人間関係を築く術を覚えることができる、
と聞いたことがあります。
病者の場合、その衝突から受けるダメージが、
深刻な問題になる場合があるので、難しいところだと思います。






こんにちはー
投稿日 11月12日(火)16時25分 投稿者 fumi

レイさん、
私は特に気になることはありませんでしたので、
お気遣い頂き、恐縮です。

ばびっちさん
私も、一生再発しないと言う保障があるわけでは
ありません。休火山状態です。
爆発するかもしれないし、しないかもしれません。

sakusakuさんのご意見、同感です。

すみれさん、お久しぶりです^^。
お身体の調子いかがですか?
私はすみれさんの書き込みで険悪に
なったとは思っていません。



よこやりですみません
投稿日 11月12日(火)15時58分 投稿者 波


>この病気の人って思い込みが多いなと偏見かもしれないですが思っています。
 この発言に夕べから怒りにふるえております。
「自分達の意見やおもいをぶっつけたら即入院になる。だから、怖くてありのままの自分をさらけだせない。」という言葉を今まで何度聞いてきたことでしょう。
今までの医療制度がそうさせていたのです。すべての医療従事者がそうであったとは言いませんが、そしてこれからもまったくないとは言い切れない不安をかかえての生活です。
このような人がまだまだ沢山いるのが現実です。
その方達の代弁者として抗議の電話をしてくれる医者もでてきましたがまだまだ圧倒的に少ないのが現状です。
思い込みが多いと感じるほどたくさんの人が発言しているとは思われません。
精神病にかかっている人は(平成11年度)で217万人いると言われています。その内の何パーセントの方が自由に発言しているでしょうか?




たかが掲示板のことなどについて
投稿日 11月12日(火)12時58分 投稿者 かつての地上の旅人

>fumiさんだけは治ってよかったね。
>病気は治らんと単なる困ったちゃんでしかないのか!
>でもその発言がこの掲示板をみた病状の悪い病者をどれだけ落胆させるか!

佐野さんともあろう方が、こんなに感情的になるのは
レイさんとの意見交換で共感する部分が多かった裏返しと思います。
レイさんとても「電気ショックを適用して娘さんを傷つけた」などと
言われ続ければ、深く傷ついているのは目に見えています。
唯一、娘さんの笑顔が救いになっているのが分かりませんか?

レイさんも、「ヒステリック」という表現は差別的病名を連想させる
表現がまずく、「治ってよかった」という発言で佐野さんを
怒らせてしまいました。

佐野さん
意見の相違、立場の相違に、素直に目を向けていただかないと
レイさんのような貴重な味方を遠ざけることになります。
これまでの、幅広いご活動の努力の成果を自ら葬る行為では?
効果的でなくとも悪意が無い発言だったのは明らかですから
メールでも良かったのでは?

レイさん
謝罪したのだから、今後も堂々とご意見を述べることになんら問題
ありません。たとえ電気ショック療法の有効性についてでもです。
勿論、単純な礼賛の言葉を並べて宣伝することはありえないと
信頼しております。

両者とも、この場を傷つけあうためにご利用なさるなら
掲示板を閉じます。お二方の今後の活動成果に比べたら
この掲示板は、ゴミのようなものです。


投稿者名 間違えました(笑)
投稿日 11月12日(火)12時34分 投稿者 ろく

下の意見 「らく」ではなく「ろく」です。スイマセン。


僕の意見
投稿日 11月12日(火)12時33分 投稿者 らく

レイさん こんにちは ろくと言います。

>お詫びします。もう、来ません。失礼します。

このあなたの言葉・・実は僕も以前 ある掲示板で書いた言葉です。
僕はこの掲示板に来る前に ココロ系といわれているサイトに
自分の抱える問題をと書き込んだ所
もうそりゃヒドイ攻撃を受け、「あなたは偏見を持っている、あなたのような人が
いるから世の中はよくならない」と言われ 最後には「いいから出て行けよ!」と
まで書き込まれました。
僕はその時は自分のメールアドレスも公開してたから 僕に意見があれば
僕個人にメールを出す事も出来たのに 掲示板でよってたかって・・・
僕は偏見そのものはもちろん 良くない事だと思います・・・ですが
偏見を本当に持っていない人がどれだけいるでしょうか?
それにレイさんは「偏見かもしれないが・・」と注釈を入れているし
誰か一個人を指して言った訳ではないのだから それは 偏見というより
あなたの個人的な意見だと思います。
色々な意見があって当然なのでは?と考える部分ではsakusakuさんと同じように
僕は思います。


ありがとうございます
投稿日 11月12日(火)09時09分 投稿者 hiro

いろんなアドバイスありがとうございます。
現状は他人扱いになっているので他の診断で病院に連れていく
のは難しい状態です(母親自身が病院を毛嫌いしています)。
ただ機会があれば他の診断で連れて行ければと思うので、他人
であっても信頼されるように接しています。
あと、地域の保険センターで精神科の先生による相談が有った
のでこの前相談に行きましが、最終的には診察に連れいかないと
対応がとれないとの事でした。ただ症状等は理解していただいた
ので何かの時は相談できると思います。


hiroさん
投稿日 11月12日(火)07時54分 投稿者 sakusaku

この病気家族にも本人もこの病気という病識がないことが多いそうです。

で、私も月見草さんと一緒でご自身が病院に相談されていい病院を探しておいたほうがいいです。

あと漢方薬も気持ちを落ち着かせるのにいいと私は思います。
夜眠れないとか、、、飲んでみると気持ち落ち着くよとか言って

漢方医とかに相談してみるといいのでは


hiroさんへ
投稿日 11月12日(火)07時29分 投稿者 月見草

> 病気と言うより、体調を悪そうに見えるとか
> イライラしているように見えるとか説明し
> 健康診断のつもりで病院行ってみようと話しました。
と、はなさんがお書きになっているように、精神科併設の総合病院
(こじんまりとして、生活感が感じられる私立総合病院が望ましい)
がよいと思います。
# 病院の選択は大切です。病院を訪問し、病院内部、外部を歩き回
  って観察するだけで、病院を判断する目安が得られます。

身体の具合が悪いことは確かなのですから、最初は、精神科で「な
く」、内科とか耳鼻咽喉科(たとえば甲状腺の不具合、年配の女性
に結構多いです)とか婦人科とかで診てもらって、病院に対する抵
抗感が薄れるようにする、という方法もあると思います。
病気だからという説得方法ではなく、身体の具合が悪そうだからみ
てもらったらという(病気だと決めつけない)説得方法がよいと思
います。

また、hiroさんが、患者の家族として一人で精神科を訪問し、お母
さんのことを相談して、アドバイスをもらうこともできると思いま
す。
その他、緊急時の入院先の確保という点でも、上記のような病院を
探しておけば安心です。

私の場合は患者が歩けなくなるほど衰弱するまで家で頑張ってから
入院させました(タクシーで連れてゆきました)から、あまり参考
にならないでしょう。ただ、入院先の病院(上記参照)には恵まれ
ました。


11月2日
投稿日 11月12日(火)07時27分 投稿者 読売新聞

地域の受け皿、重要に



「地域での生活支援の取り組みが求められています」という相川さん(右)=MOTAで
 東京都世田谷区にある民間の地域生活支援センター「MOTA(モタ)」には、病気を持つ人たちが気軽に立ち寄っていく。この日は、5人が会報を折り畳む作業。S子さん(30)は通い始めて1か月になる。

 「お茶を飲みながらおしゃべりしたり、作業をしたり。来る場所があるのはいいもので、夜、眠れるようになりました」と話す。

 代表の相川章子さん(32)は「地域に人とかかわり合う場所を作り、その中で病気をうまくコントロールしてほしい」と語る。

 【減る入院治療】

 副作用が少なく、意欲を高める効果のある新しい抗精神病薬の登場で、統合失調症の患者は地域で暮らしやすくなってきている。

 山梨県立北病院のデータでは、旧来の「定型薬」だけの時期は、統合失調症になって初めて治療を受ける患者の54%が入院、新薬登場後は36%に減った。入院期間も以前は数か月に長引く人も多かったが、最近はほとんどが8週間以内だ。

 大学2年で発症したNさん(25)は、これまで6回入退院を繰り返した。悪化すると、3日も眠らずにテレビと会話を続ける。「悟りを開いた」という誇大妄想も抜けない。だが、定型薬では、じっとしていられなくなる副作用がつらく、退院すると薬をやめてしまうのが、再入院の原因だった。

 昨年、新薬に替わると、副作用止めの薬がいらず、1日1錠に減った。「これならずっと飲んでいられますよ」とNさん。薬をやめると1年以内に7割以上が再発する。薬を続けるためには、副作用が少なく、副作用止めなどが不要で数が少なく飲みやすいことは大切なことだ。

 【生活支援の団体】

 地域で暮らせるようになると、病院には、通う気持ちをそそるデイケアや日常生活訓練などの提供が求められ、地域での支援体制も重要性を増している。

 世田谷区では、MOTAや家族会など約30団体が、地域での生活支援を行っている。クッキー作りの授産事業を行う「パイ焼き窯(がま)」もその1つ。月に1度は、顧問医も交えて、利用者の状態について検討会を開いている。

 施設長の西谷久美子さんは「本人の希望や、病気、薬の作用と副作用などの状態を理解して、本人が持つ力をよりよく生かせるようにみんなで考えています」と言う。

 統合失調症は、新世代の薬の登場で、付き合いやすくなった。国際的に見ても異常な、隔離収容による“薬漬け医療”という暗黒時代からの脱皮が求められている。

     (渡辺 勝敏)(次週は「病院を変えよう・研修医」です)

          ◇

 [全国の精神病床] 36万床。10万人当たりの病床数(2000年)は鹿児島、長崎、徳島、宮崎、佐賀、高知が500床以上と多く、逆に100床台と少ないのが神奈川、滋賀、埼玉、静岡、愛知。入院患者数は病床数にほぼ比例する。九州、四国に患者が集中しているわけではなく、入院患者数は病院の体制に左右される。

(2002年11月2日)


私の意見
投稿日 11月12日(火)07時23分 投稿者 sakusaku

偏見かもしれない意見も時には必要な事もあるのではと思います。

意見を言い負かすのではなく
そういう風に考えていたんだとか気づかない事ままあるわけで
意見を言い合うということ大切と思います。相手の意見も認め歩み寄る。


今日の新聞に
医師任せの医療から、情報を共有する医療。さらに対話を通じて信頼関係を気づく医療へ。患者と医師とが二人三脚で病に向き合う事が医療再生への第一歩だ。

いい医療を目指すためにいろいろ話し合わないと
患者も家族も、、勉強もしないと
話し合いもしないと


「カッコーの巣の上で」(追加)
投稿日 11月12日(火)07時01分 投稿者 月見草

  > 当時、ロボトミーと呼ばれた精神分裂病の施術が、患者たちにとって、
  > 恐怖の対象であった。暴力的な一切の衝動を失わせるために、前頭葉
  > の神経回路を電気ショックによって破壊するのだ。彼らのうちの何人
  > かが、すでにこの手術を受けて、廃人になってしまっていた。
「ロボトミー」と「電気ショック療法」とのちょっとした混乱が見られま
すが、意味は取れるでしょう。


おはようございます
投稿日 11月12日(火)07時00分 投稿者 sakusaku

きょうはくもり。
朝から暗いです。
雨が降るのかな????
鳥が鳴いてます。  パンジーが綺麗に咲いてます。
今日もいいことあるといいですね。


「カッコーの巣の上で」
投稿日 11月12日(火)06時58分 投稿者 月見草

> それから、何が何でも反対派はすぐに「カッコーの巣の上で」の場面を
> 持ち出して、むやみな恐怖感をあおったりしますね。

「カッコーの巣の上で」ではジャック・ニコルソン扮するマクマーフ
ィーのような頑強な男には電気ショック療法が効かない、という感じ
で描かれていたように記憶しています。
だから、よく見てみると、この映画は、むしろ、電気ショック療法賛
成派の方々の(副作用なんて無視できるほど軽いという)主張を裏付
ける材料に使える可能性もあります。

心に残った映画
http://members.tripod.co.jp/bellet/movie/review30.html より引用
  > マクマーフィーの目に余る粗暴ぶりに、病院の管理体制を象徴する冷
  > 酷な看護婦長は、彼を捕らえて見せしめの懲罰を行うことにした。一
  > 回目の電気ショックの罰を受けた彼が、戻ってくる。はっとして凍り
  > つく病室内。
  > 当時、ロボトミーと呼ばれた精神分裂病の施術が、患者たちにとって、
  > 恐怖の対象であった。暴力的な一切の衝動を失わせるために、前頭葉
  > の神経回路を電気ショックによって破壊するのだ。彼らのうちの何人
  > かが、すでにこの手術を受けて、廃人になってしまっていた。

  > 帰ってきたマクマーフィーは、回路がやられた演技をして、患者たち
  > を一瞬悲しませる。しかし、次の瞬間、彼は野卑な笑いとともに蘇っ
  > てみせて、以前よりもパワー・アップする。ここを完全に逃げてやる
  > という、強烈な野望が芽生えたのだ。
【月見草注】効かない場合もあることを暗示していますね。映画の中
           だけかもしれませんが。

  > 明朝逃げようという夜に、彼は秘かに女友だちを連れ込んで、患者た
  > ちとお別れのどんちゃん騒ぎをした。ところが、患者の一人が「筆お
  > ろし」を済ませるのを待つ間に、マクマーフィーはうっかり寝込んで、
  > 夜が明けてしまう。彼は、しくじった。
  > 病院関係者は、今度こそマクマーフィーを許さなかった。とうとう彼
  > は二度目に、本当にロボトミーされてしまうのだった。人間の精神と
  > いうものが徹底的に破壊された姿は、本当に残酷で哀しい。秩序が戻
  > って、そして「マクマーフィー」の居ない、がらんどうの病院。


非可逆的な記憶喪失の例
投稿日 11月12日(火)06時29分 投稿者 月見草

> 月見草さんが仰るような非可逆的な記憶喪失があるかどうかは、
> 私の経験からいえば、それほど長期に観察しなくとも、わかります。
> 自分がどこの何者で、どういう生活をしていたかというその人の人格に
> 蓄積された記憶の喪失があれば、大問題ですが。。。

たとえば、「1st Person Project」の中の、
http://www.ect.org/cgi-bin/1stperson/db.cgi?db=default&uid=default&view_records=1&userid=*&nh=14&mh=1

Record 14 of 64、Karenさんの例です
> Myself and my husband were not informed that the memory loss
> could ever be anything like I experienced.
> I knew who my husband and children were, but knew nothing
> about them or us.
【月見草注】かろうじて夫、子供であることは分かるが、細かなこと
            はもはや理解できない状態。
> I have lost all the years of the kids growing up, meeting my
> husband, getting married etc...
> We renewed our wedding vows 3 years ago because I didn't
> remember the wedding.
【月見草注】wedding vows: 結婚するときの誓いの言葉
> I lost my career as a registered nurse, I can no longer work.
【月見草注】registerd nurse: 《米》正看護婦;略:RN
> I can only drive a car in the area where I live because I get
> so lost.
【月見草注】get so lost: ひどく道に迷う
> I have found a new life with Jesus as my guide, my true
> Saviour, who set me free from the depression as no other Dr or
> the ECT could!!!
> This treatment should be totally banned, it destroys so much
【月見草注】banned (ban): 禁止される(禁止する)

この例以外にも、「1st Person Project」
http://www.ect.org/cgi-bin/1stperson/db.cgi?db=default&uid=default&view_records=1&userid=*&nh=1
において、「harmful、有害」と評価されている例では、たいてい、
記憶障害に苦しんでいることが述べられています。
体験者が感じる記憶障害と、非患者が感じる記憶の薄れとの違いは、
たとえば「電気ショック療法(てんかん発作)」、「電気治療(ちょ
っとびりびりする)」の違いほど、ではないかと推測いたします。

上記アンケートで「beneficial」と評価されている例の場合でも記憶
障害についての書き込みが数多く見られます。
また、上記のアンケートに書き込めないほど記憶障害がひどいケース
が存在する可能性も排除すべきではないでしょう。


申し訳有りません
投稿日 11月12日(火)01時00分 投稿者 レイ

私fumiさん初め、病気の方にも不適切な書き込みをして
しまい、お詫びします。もう、来ません。失礼します。


謝罪要求
投稿日 11月12日(火)00時58分 投稿者 ばびっち佐野

下のレイさんの

>fumiさん
ありがとうございます。fumiさんに失礼な言い方になりますが、
私この病気の人って思いこみが強い方が多いなと偏見かもしれないですが、
思ってます。
fumiさんの場合はそれがない、極めて情緒安定、視野が広い方だと
思います。ほんとに回復された方なのだと思います。
実は娘もそうなのです。一時はとても偏った見方や訂正不能と思える
考え方をしていたような気がしますが、今はとても穏当、常識的な社会人
という感じに戻ってます。

レイさんに抗議メールだけで済まそうかと思いましたが、この掲示板の影響力
の大きさを考えあえて、公に謝罪要求にふみきりました。
統合失調症は思い込みが強い、情緒不安定、視野が狭いなどと、偏見に基づく
病者観を披露しています。これを見た病者がどれだけ傷付き困難を生き抜くための
自尊心を失い、病気と共存していく苦労を萎えさせるか!fumiさんだけは治って
よかったね。病気は治らんと単なる困ったちゃんでしかないのか!この病気は
寛解するだけです。だから、睡眠に細心の注意をはらい、無理もできず、薬も
飲み続けています。それでも時々寝込みます。うちの子も社会人になりました。
そりゃよかったですね。
でもその発言がこの掲示板をみた病状の悪い病者をどれだけ落胆させるか!
病者が病者のままで生きることは、あなたたち健常者は認めてくれないのです
ね。好きで病気をかかえてるわけではありません。病気と共存しないと生きて
いけないのです。この社会に潜む病者差別が深い事に深い憤りと悲しみをおぼ
えます。


hiroさん
投稿日 11月12日(火)00時07分 投稿者 はな

こんにちは、私は弟が統合失調症です。
弟は病気の自覚がなかったので(今もですが)
病気と言うより、体調を悪そうに見えるとか
イライラしているように見えるとか説明し
健康診断のつもりで病院行ってみようと話しました。
お母様が、hiroさんを息子さんと分かる状態も
あるのでしたら、その時に話せませんか?
病気だからと言うと固辞されるかもしれません
言葉は悪いのですが、なだめすかして連れて
行ったというのが正直なところでした。
早く、病院に連れて行くことが出来るといいですね。


本当は簡単なことかもしれない(だが実現不可能)、電気ショック療法
投稿日 11月11日(月)23時31分 投稿者 月見草

電気ショック療法について、いままで話し合ってきましたが、本当は、
簡単なことかもしれない(だが実現不可能)、という気がしてきました。

要するに、電気ショック療法の有効性、副作用、後遺症、予後等に関し
て疑問点がある訳ですから、その調査を行えばよいだけの話です。
中には、そもそも疑問点がない(つまり調査の必要性を認めない)と主
張される方もいらっしゃいますが、その場合は、そこで議論は終了しま
す。
私は、疑問点があるという立場です。

その調査を「誰が行うか」というだけの問題のような気がしてきました。
1. 電気ショック療法に賛成の医師が行うのか、
2. 電気ショック療法に反対の医師が行うのか、
3. 電気ショック療法を体験して、成功したと評価する患者が行うのか、
4. 電気ショック療法を体験して、失敗したと評価する患者が行うのか、
5. 医師でも患者でもない、中立かつ公正な第三者機関が行うのか。
6.  等々

私見ですが、5.のような機関がこのような調査(選挙の場合と同様の、
患者の無記名式アンケート併用が望ましい)を行えば、すぐにでも有意
義な調査結果が得られるでしょう。
ただ問題は、残念ながら、このような「中立かつ公正な」第三者機関が、
日本にも、米国にも、どこの国にも存在しない(つまり実現不可能であ
る)ことです。


しばらく休みます
投稿日 11月11日(月)22時13分 投稿者 レイ

北のツバメさんからレスがあったとき書き込みさせていただくかも
知れません。


地上の旅人さん、すみれさん、fumiさん
投稿日 11月11日(月)22時03分 投稿者 レイ

ウツには一番効果があると思いますが、分裂でも混迷状態や緊張状態に
高い効果があるののが常識とされてますね。娘のようにらゆる薬剤にも
反応がない場合にも。
>レイさんに援護の書き込みをしないのは、レイさん御本人が鬱病とはいえ、
>その見識に期待しているためです。
かっての地上の旅人さんには援護の書き込みは期待しておりませんが。。。
スタンスはやはり違ってますから。でも、冷や水を浴びせられてるとも
相手が手強いとも思ってません。それに私今では鬱は全くありません。

この度のことにつきましては、かってないほどの数の方から援護の
メールをいただきました。みなさん、それなりに常識的な知識をお持ちです。
しかし、ここで書くのはとても勇気がいると言っておられます。
私も書かないですませようと思ってました。ただ、電気痙攣に関して
書き込みをされている方への冷たいと思えるレスがあまりに多く、
ここで黙っていたらいけないと思い、私も清水の舞台から飛び降りるつもり
で書きました。でも、不思議、現在の医療現場では常識と化しているような
事をいうのがインターネットでは勇気がいるんです。
この病気はそれぞれ症状が違い、本人、家族の考えもあり、要するに
主治医との信頼関係の中で治療が為されることなら、他の薬物治療と同じ
だと私は思っています。

月見草さんが仰るような非可逆的な記憶喪失があるかどうかは、
私の経験からいえば、それほど長期に観察しなくとも、わかります。
自分がどこの何者で、どういう生活をしていたかというその人の人格に
蓄積された記憶の喪失があれば、大問題ですが。。。
それは北のツバメさんが、電気痙攣を頻用していらっしゃると書いてますので、
ご見解をお待ちしてます。私は非可逆的な記憶喪失という例は極めて稀だと
思ってますがね。
また、私など昨日何を食べたかとか、数日前に何をしたかなどは、全く記憶
がもどらない事がありますが。
一かばちかとよく言われますが、新薬であるジプレキサやセロクエル
の副作用で命を落とされた方はどうなのでしょうか。
いくら希少な結果であっても、彼らにとっては一かばちかの治療法でしたね。
しかし、私は新薬の存在は素晴らしいと思ってます。とても否定は出来ません。
副作用の強いクロザピンの認可も心待ちにしてもいます。

>すみれさん
再発はどんな人でも起こり得ます。電気痙攣は甥御さんのあの時の
追いつめられた状況を開いたという点では成功でしたから、その後は
適切な治療して行けばいいだけの事だと思います。
それから、何が何でも反対派はすぐに「カッコーの巣の上で」の場面を
持ち出して、むやみな恐怖感をあおったりしますね。
でも、すみれさんも「現代」を読まれたでしょう。筆者は想像に反して、
あまりにもあっけない治療法だったと書いてますよね。その通りだと思います。

>fumiさん
ありがとうございます。fumiさんに失礼な言い方になりますが、
私この病気の人って思いこみが強い方が多いなと偏見かもしれないですが、
思ってます。
fumiさんの場合はそれがない、極めて情緒安定、視野が広い方だと
思います。ほんとに回復された方なのだと思います。
実は娘もそうなのです。一時はとても偏った見方や訂正不能と思える
考え方をしていたような気がしますが、今はとても穏当、常識的な社会人
という感じに戻ってます。


母のことで
投稿日 11月11日(月)19時23分 投稿者 hiro

母の事で悩んでいます。母は被害妄想が強く、ペットボトルの水などに
何か入れられているとか、屋根裏に誰かいるとかいいます。
1年程前に父が無くなったのですが、その時も父が別の人に入れ替わっていて
父親では無いと言い、一度も病院に行くことなく葬儀にも出ませんでした。
最近は息子である私も他人になり、家に帰る度に自分の家に帰りなさいと言わ
れます。病院に連れていきたいと思うのですが、どのようにすれば病院に連れ
て行けるか分かりません(自分が病気である意識がなにので)。同じ様な経験をお持ちがおられればどのようにされたかお教え願います。


前の記事の翻訳です。
投稿日 11月11日(月)13時08分 投稿者 月見草

私の拙い翻訳です。

3 of 64、Shellyさんの例に近いですね。
http://www.ect.org/cgi-bin/1stperson/db.cgi?db=default&uid=default&view_records=1&userid=*&nh=3&mh=1
> sleepiness the day of ECTs, small amount of short term memory
> loss mainly around time of ECTs.
【月見草訳:】電気ショック療法(ECT)を受けた日は眠気が抜けず、
            主にECTを受ける前後の数時間の記憶がありません。

あるいは、
Record 20 of 64、Lisa Merowさんの例に近いかもしれません。
http://www.ect.org/cgi-bin/1stperson/db.cgi?db=default&uid=default&view_records=1&userid=*&nh=20&mh=1
> Very short term memory loss but was able to go back to
> work very quickly.
【月見草訳:】非常に短期の記憶障害がありましたが、すぐに元通り
             働けるようになりました。

ただし、悲惨な例も多数存在します。
電気ショック療法をきっかけに自殺念慮(願望)が出現した例です。
Record 1 of 64、Faithさんの例。
http://www.ect.org/cgi-bin/1stperson/db.cgi?db=default&uid=default&view_records=1&userid=*&nh=1&mh=1
> ECT has affected my longterm and short term memory and
> cognitive skills. I have suffered from many bouts of
> depression and been suicidal since. Prior to ECT I had never
> been depressed and never contemplated suicide. The doctor who
> gave me ECT has committed suicide. It should be outlawed. I
> sought counseling and ended up instead permanently changed by
> medications and ECT.
【月見草訳:】ECTは私の長期記憶、短期記憶、認知能力*) に悪影響
            を及ぼしました。 ECTを受けてから、私は数多くのう
             つ状態悪化と自殺念慮に悩まされています。 ECTを受
             けるまで、うつ状態になることはありませんでしたし、
             自殺を考えたこともありませんでした。私にECTをすす
             めた医師は自殺しました。ECTは法律で禁止すべきだと
             思います。わたしはカウンセリングしてほしかったの
             ですが、結局は、薬物療法とECTを受け以前の私ではな
             くなってしまう結果になってしまいました。

*) 認知能力: ベックは抑うつの認知特徴として(1)過度の自責感や罪
             悪感といった、自己に対する否定的な見方、(2)ペシミ
             ズムを代表とする自己を取り巻く世界に対する否定的
             な見方、(3)絶望感を中心とした将来に対する否定的な
             見方、を指摘した。
             とりわけ、(3)の絶望感を中心とした将来に対する否定
             的な考え方は自殺の原因となるため大きな問題となる。
             抑うつは二分法的思考(「白黒をはっきりしたがる」)
             や過度の一般化(「10のうち1だけが悪いことでもすべ
             て悪いことのように考える」)などの自動思考を強化
             し、このような認知的枠組み(スキーマ)はさらに自
             動的なプロセスへと入っていく。
             この抑うつを解決するには、休養や薬物(抗うつ剤)
             服用による神経疲弊や気分の改善とともに、このよう
             な認知的枠組みの改変(認知療法)が重要である。


電気痙攣の非可逆的な記憶喪失という副作用など
投稿日 11月11日(月)12時50分 投稿者 月見草

> 電気痙攣で非可逆的な記憶喪失という副作用は経験されたことがお有りでしょうか。

(上記は北のツバメさんへの質問ですが、)
レイさんは、私には、電気ショック療法を受けた患者自身の体験を重
視されない、つまり体験と治療とは関係ない、との見解をお持ちのよ
うに感じられましたが、「電気痙攣で非可逆的な記憶喪失という副作
用の経験」に関しては、これまでにも、この掲示板で話し合われたこ
とがありました。
  ばびっち佐野さんのご友人(2名だったと記憶しています)の例、
  ひろんさんの例、
また、私がご紹介している
  1st Person Project: Search Results(アンケート、米国)
  http://www.ect.org/cgi-bin/1stperson/db.cgi?db=default&uid=default&view_records=1&userid=*
には多数のアンケート結果(たいていのアンケートに記憶障害に関す
る記述が含まれています)があります(現時点で64人が登録されてい
ます)。

ちなみに、レイさんのご質問には、そもそも、以下の問題が存在しま
す。
つまり、「電気痙攣で非可逆的な記憶喪失という副作用」を調査する
には「非可逆的(元に戻らない)」なことを検証しなくてはなりませ
んから、長期にわたる調査が必要です。

ところが、厚生省の指針によれば、
*1) ECTに関する倫理的、社会的諸問題について
      http://square.umin.ac.jp/tadafumi/ECT.html
      >  死亡事故は修正ECTでは5万回に1回程度と言われている(Royal
      > College of Psychiatrists 1995)。しかし日本でははっきりした統
      > 計はない。これは医薬品のような副作用報告制度がないためもあると
      > 思われ、効果があったことを報告する論文は多いが、事故についての
      > 論文はほとんどない。
となっており、長期にわたる調査どころか、調査自体が不要である、
と規定されている、という問題です。
ただし、医師によっては厚生省の指針に規定されていなくとも、自発
的に調査している方もいらっしゃるようですから、私も、北のツバメ
さんのご回答に期待したいと存じます。

> 娘は直前の記憶程度でした。間もなく回復しました。

上記アンケートの中の、
3 of 64、Shellyさんの例に近いですね。
http://www.ect.org/cgi-bin/1stperson/db.cgi?db=default&uid=default&view_records=1&userid=*&nh=3&mh=1
> sleepiness the day of ECTs, small amount of short term memory
> loss mainly around time of ECTs.

あるいは、
Record 20 of 64、Lisa Merowさんの例に近いかもしれません。
http://www.ect.org/cgi-bin/1stperson/db.cgi?db=default&uid=default&view_records=1&userid=*&nh=20&mh=1
> Very short term memory loss but was able to go back to
> work very quickly.

ただし、悲惨な例も多数存在します。
電気ショック療法をきっかけに自殺念慮(願望)が出現した例です。
Record 1 of 64、Faithさんの例。
http://www.ect.org/cgi-bin/1stperson/db.cgi?db=default&uid=default&view_records=1&userid=*&nh=1&mh=1
> ECT has affected my longterm and short term memory and
> cognitive skills. I have suffered from many bouts of
> depression and been suicidal since. Prior to ECT I had never
> been depressed and never contemplated suicide. The doctor who
> gave me ECT has committed suicide. It should be outlawed. I
> sought counseling and ended up instead permanently changed by
> medications and ECT.

私見ですが、その効果がこのように非常に極端である電気ショック療
法は、上記の患者自身の体験を信じ、これらを総合的に検討すれば、
一か八かの賭ともいえる「かなり危険な」治療である、と結論付ける
ことができるでしょう。
上記の患者自身の体験を信じなければ、別の結論が出るでしょう。


11月1日
投稿日 11月11日(月)11時03分 投稿者 読売新聞


統合失調症の薬


「多剤大量」見直す動き



あやめ会会長の小松さんのもとにも、薬に関する相談が寄せられる(川崎市の事務所で)
 神奈川県の川崎市精神障害者家族会連合会(通称「あやめ会」)は、電話や面接での相談を受けている。3分の1が薬や病気など医療にかかわる内容だ。

 「夜は眠れず、日中でもだるさが抜けない」という40歳代の男性。処方されている薬は12種類。錠剤で48錠もあった。

 「これだけの薬を全部飲めといわれても、続けるのは大変ですよ」と会長の小松正泰さん(76)。少数の薬でコントロールしている人もいるが、病歴の長い患者には、多剤大量の患者が少なくない。

 【患者の管理が先行】

 医学的に根拠のない薬漬け医療がなぜ、続くのか。

 「治療の目的が患者をおとなしく管理するためで、生活の質を高めることに切り替わっていない」と山梨県立北病院副院長の藤井康男さん(49)は分析する。

 長年、日本での統合失調症治療の実態は、隔離収容が中心だった。単位人口当たりの精神病床数は欧米諸国の2―5倍。受け入れ体制が整えば30万人が退院できると推計される。

 社会生活への復帰を目指す細やかな治療やリハビリは人手が掛かるが、精神病院では患者48人に医師1人と基準が他科の3分の1と少ない。

 そのため、患者が問題を起こさず、管理することに主眼が置かれがち。多剤大量処方による過剰な鎮静、眠気や身体のだるさの訴えなどは問題にならない。

 藤井さんは「複数の薬を処方しないと不安になり、多剤大量処方が習慣になっていくのです」と医師側の問題を指摘する。

 【医師任せにせず】

 患者や家族、作業所など支援側も、「薬は医師任せ」だった。しかし全国精神障害者家族会連合会は今年、多剤大量処方を精神科医療の最大の問題と位置づけて、取り組みを始めている。

 藤井さんが20年来診てきたSさん(43)は「自殺しちゃえ」という幻聴にそそのかされて、これまで2度、川に飛び込み、1度は大たい骨を骨折した。結婚して子どももいるが、入退院24回の重症患者だ。

 旧来の薬では妄想は良くならず、水をやたらと飲む症状がでた。治療の難しい患者だが、薬を極端に増やすことは戒めてきた。その代わり、人間関係など様々な要因が症状にかかわっているので、sさんの生活状態に配慮をしてきた。昨年発売の新薬が合い、この1年は入院せずに過ごしている。

 藤井さんは「治療の難しい患者さんでも、大量投与が生活の質を向上させることはありません。精神科医は、どのようにしたら薬を減らせるか真剣に考える時期に来ています」と訴える。

          ◇

 [薬の減量] 大量の薬を急に減らすと、発熱や意識がもうろうとするなど病気が悪化することがある。患者は症状と副作用をメモにし、主治医と相談しながら、数か月から1年かけるつもりで減量を検討していく。一定程度まで減れば、新薬への切り替えも考えられる。(山梨県立北病院・藤井康男副院長による)

(2002年11月1日)


おはようございます
投稿日 11月11日(月)10時40分 投稿者 raimu

月見草さん
素晴らしいサイト教えてくださってありがとうございます。
映画は私の元気の糧です(笑)。所有してるビデオやDVDの中でいろいろ選んで、もう1回観てなにか音読しようかなぁと思います。
娘はもともと、声に出して読む、が好きな子だった、今はしてないなぁ。
私がしてたら、一緒にやりだすかもしれません。いいですね。

fumiさんがおっしゃった理性と情緒のバランスのおはなし、私は今のようなとき、理性でよいことをしたいと思いながらも、それが完全でないから、ときに落ち込みそうになったり、そうでないときは楽観的だったり、要はあまり先のことを考えてないみたいです。心の本を読むようになって、がんばりすぎない傾向にある気がします。
こちらにいつも来ますと、月見草さんやfumiさんのような素晴らしい方がいらっしゃるし、難しいおはなしもありますが、ちょうどよい刺激になります。

sakusakuさん
うれしいです。わたしもいつも考えてます。娘さんはうちの子の先輩ですから・・・娘さんが、友達と遊びに出かけたとか聞くと、とってもうれしい。
うちの子はきっとスピードは遅いと思うけど(病前の本人より能力が上がるわけではありませんものね)、少しずつ変わってゆける、と思います。
明日は、気になること先生にできる限り聞くつもりです。
なんか眠りすぎ、ちょっと顔がむくんでるし、薬のせいか眠りすぎなのか、
その点は改善して欲しい、と頼んで見ます。
で、新聞の記事を引き合いに出して、単剤処方がいい、といってみようかと。今日ちょっと、いいたいことまとめます。


北のツバメさんにお聞きしたいことが、一つございます。
投稿日 11月11日(月)10時29分 投稿者 月見草

北のツバメさんにお聞きしたいことが、一つございます。

> 現在私はうつ病の方にはかなり高頻度にECTを用いています。
> 理由は
> 1.効果がすべての薬物療法よりも確実であること
> 2.入院治療期間が投薬のみに比べると著しく短縮化できること
> 3.副作用があらゆる薬物療法よりも少ないこと
> の3点です
医療関係者の方々から上記のような見解をよく耳にするのですが、
どういう経緯でこのような見解を持つに至られたかということです。

つまり、たとえば、
  大学の授業でそのように教わった、
  研修医の時代に先輩医師からそのように教わった、
  ご勤務の病院の方針である、
  ご自身の臨床経験による、
  信頼できる書物に記載されている、
  医療の常識である、等々
のいずれかであるかを(もちろんこれ以外のお答えであっても、複
数のお答えであってもかまいません)、お答えいただければ幸いに
存じます。
また、信頼できる書物に記載されているのであれば、その書物の題
名をご教示いただければ幸いです。


生活のメリハリ
投稿日 11月11日(月)10時11分 投稿者 月見草

> それが、この2週間は、月〜金までちゃんと行くことができたのです。
> それだけでも、だいぶ生活にメリハリがついてすごくよかったと思っています。

私も最近は、妻と一緒に一日一回散歩するのを日課としています。
近くの公園を散歩して、池の魚(コイ、なまず、金魚、カメなど)や
ハトに、ちょっとぜいたくですが、スーパーで100円程で売っている
食パンの残り2,3枚をやったりして遊んでから、喫茶店に入ってコー
ヒー(150〜200円程度)を飲み、帰りにちょっとスーパーで買い物す
るというのが定番になりました。

以前は私が夜型で、1週間夜昼逆で家に閉じこもりっぱなしということ
もよくありました。妻が散歩に行こうと言っても、うん、まあ、ちょっ
と仕事が...、とか言ってごまかしたりしてました。実際、どちらが病
人か分かりません。冗談ではなく、私の代わりに妻が病気になってく
れたんだ、と思うことがあります。
病院でも、私が病人だと間違われることがあります。でも、悪い気はし
ないですね。妻がそれだけよくなったという証拠でもある訳ですから。

話が脱線してしまいましたが、生活のメリハリは、病者が生活感を取り
戻し、この世界と和解しようという気持ちになるときに、確かに役に立
つと思います。
ただ、あまり張り切りすぎて、睡眠不足になったりするとよくないの
で、そのへんはちょっと注意する必要があるかもしれません。
# 中井久夫氏によれば、1日眠れないのは気にしなくてもよい。
  48時間(2日)で帳尻を合わせればよい。
  ただし、2日眠れないで、3日目になって、冴えてきた感じがするの
  は残念ながらよくない兆候なので、すぐに病院に来て欲しい、のだ
  そうです。
  「最終講義−分裂病私見、中井久夫氏、みすず書房。
    付録−仕事のみならず、一般に生活再開に当っての助言、141頁」


10月31日
投稿日 11月11日(月)09時40分 投稿者 読売新聞

世界にまれな薬漬け



Cさんに処方されている薬(1日分)
 神奈川県のCさん(55)が統合失調症になって30年。入退院を繰り返しながらもアルバイトをしたり、作業所へ通ったりしたのは35歳ぐらいまで。それ以後は家でぶらぶら。不安を感じると、「コノヤロー」と家族に大声を上げる。

 【日本独特の処方】

 薬は1日4回。表のように13種類。抗精神病薬だけで4種類で、粉薬の形で出されている。母(77)は「昔と比べると薬がどんどん増えてきました」と言い、何度も医師に「こんなに飲んでいいんですか」と尋ねたが、「Cさんには、これぐらい必要なんです」と言われ、飲ませている。

 症状を押さえ込むために、抗精神病薬の種類と量を増やす。すると筋肉のこわばり、ふるえなど副作用が増えるので、抗パーキンソン薬が出る。それにも口の渇きや便秘などの副作用があるので、下剤などその副作用止めが加わる。

 慶応大精神科医師の稲垣中(あたる)さん(35)は「多剤大量処方は世界ではまれな治療法。抗精神病薬を3剤以上使った場合の有効性は医学的に検証されたことがない」と首をかしげる。

 アメリカやイギリスでは、抗精神病薬1剤だけの処方が8割を占め、他の先進国も2剤程度までがほとんど。異常な多剤大量処方は、日本の精神科医の“発明”だ。国内では大学病院でも一般的に行われている。

 【有効性には疑問】

 山梨県立北病院副院長の藤井康男さん(49)は「どの薬がどのように作用し、どんな副作用を招いているのか。相互作用はどうか。薬が多いと医師も処方の意味を説明することはできない。症状を押さえ込もうとして、薬を上乗せしているだけ」と薬漬けの実態を批判する。

 抗精神病薬の量には目安がある。薬の強さなどを「クロルプロマジン」という薬の量で換算することが国際的に定着し、比較ができる。1日の量が1000ミリ・グラムを超えると一般的には、大量処方と考えられる。

 藤井さんは「薬は神経伝達物質のドパミンの活動を抑えるが、投与量が1000ミリ・グラムを超えると、効果は上がらず、副作用だけが増えるというのが国際的な常識」と説明する。

 Cさんの処方を見ると、クロルプロマジン換算で2700ミリ・グラム。典型的な大量処方だが、例外的な処方というわけではない。

 新薬の登場で少ない薬での治療へと国際的に向かった。だが、日本では、旧来の薬に上乗せする形になり、逆に薬漬けが深刻さを増している。藤井さんは「統合失調症治療の薬物治療は、まだ暗黒時代から抜け出していない」と苦渋をにじませる。

(2002年10月31日)


おはようございます
投稿日 11月11日(月)09時35分 投稿者 fumi

今日もいいお天気です。

レイさん、
娘さん、よくなってきているから、
治療の選択が良かったのだと思っています^^。
レイさん、お身体の調子どうですか?
最近、朝晩冷え込みますね〜。

raimuさん、
いつも温かいお言葉をありがとうございます^^。
私も、児童文学は大好きです。

月見草さん
他者の書いたものを読むだけでは、自分で考えない癖がつき、
他者の考えに影響され、自分を見失うリスクが高くなる・・・
同感です。
自分が良いと思えること、自分が納得することが大切だと思います。

言語で考える以外のことも必要。音楽や四国遍路も・・・
理屈以外の部分も大切ですね。
病気への様々な見解がありますが、理性的にとらえすぎると、
考えが硬くなることもあると聞きました。
特に、将来への予見を気にする、現在への疑問が強いといった人は
理性が強いのだと聞きます。

「どうにかなるだろう」という考えは
理性ではなく情緒からくるものだそうです。
理性が強い時は、その理性を引っ込めるのではなく、
それと反対にある情緒を引っ張り出すことで、
バランスのある考え方ができると聞いています。
理性と情緒、両方を交互に漕ぎ出すような、
ボートのオールを使うような感覚で、だそうです。
なにか判りづらい例えになってしまいました・・・。

ペコさん
ご主人お元気そうで、嬉しいです^^。
デイケアって、規則正しい生活ができますし、
同じような立場の人と話すことで、病気の不自由さも分かち合えますし、
仕事とか生活などの不安も、「自分だけではない」
という安心感が得られると思います。
デイケアって、定員があるから調子がよくなると
自然と卒業するようになります。
その際にも、職員さんと色々相談して、
無理の少ない次のステップを選ぶことができると思います^^。


おはようございます
投稿日 11月11日(月)08時53分 投稿者 sakusaku

きょうははれ。
穏やかな天気です。
あちこちで山茶花が咲き、花びらが散ってます。

今日もいいことあるといいですね。

raimuさん  正念場だから頑張って。raimuさんの事ずっと考えてます。

ぺこさん  1歩づつ前進できて私うれしいです。いいことありますよ。

ろくさん ボーつとするのはお薬のせい…はやくご自身の回復を!!!!


デイケア
投稿日 11月11日(月)00時11分 投稿者 ペコ

今年の5月に初めて書き込みした、夫が統合失調症のペコといいます。
その頃の私は現実から目を背けてばかりいましたが、ここを知って、だいぶ
考え方が前向きになり、今でも、いろいろ私には非常に難しい話題もでていますが、皆様の書き込みを読んで励まされています。

夫があんなに行きたくないと言っていたデイケアに通うようになって、3週間たちました。
毎日うちの中でゴロゴロしていたから、すぐに嫌になって行かなくなるだろうと、私は思ってました。
それが、この2週間は、月〜金までちゃんと行くことができたのです。
それだけでも、だいぶ生活にメリハリがついてすごくよかったと思っています。
私にとっては、この夫の変化が嬉しかったので、ついついこんなことで書き込みしてしまいました。
音読のことも勧めてみようかと思います。
今、呂律が回らないと悩んでいるので、薬の影響もあるかと思いますが、音読で、少しでもはっきり言葉を話せるように出来たら、と思います。
黙ってることが多いので、口をいつももぐもぐやってますし。

デイケアに通い、少しだけですが、社会復帰に対する希望が持てるように
なりました。現実は甘くないですが、頑張ろうと思います。


レイさん
投稿日 11月10日(日)23時35分 投稿者 かつての地上の旅人

> 私も分裂病本体にはあまり効果はないという認識は持っています。
> ただ、分裂でもウツ的な傾向に強い人には効果があると思います。

うつ病に対する適応については議論されておりません。
うつ症状という意味では、私も妻の適用に同意してもおかしくない状況にありました。
レイさんに援護の書き込みをしないのは、レイさん御本人が鬱病とはいえ、
その見識に期待しているためです。

> 最近のセロクエルやジプレキサなどの死亡事故をどう思いますか。
> だからといって私は新薬を否定する気にはなりません。

代わりの手段が病院への収容しかないのに、薬を次々と禁止されたら
家族は立ち上がる必要があります。
家族としては選択肢は多くなければなりません。
可能な限り、その選択は本人にしてほしいです。


音読について、ほか
投稿日 11月10日(日)22時09分 投稿者 月見草

> ドイツ語を音読できるとは、すごいですね。

ドイツ語は綴りと発音との違いもあまりなく(ちなみに、英語の場合、
非常に大きいですね)、単語の強弱アクセントがちょっとややこしい
ですが(といっても中国語の高低アクセントなんかより非常に簡単)、
音読するのは比較的楽な言語だと思います。
ただ、音読していてもあまり楽しくないのも事実です。
どこで読んだか忘れましたが、フランス語は愛をささやくのに適した
言葉、スペイン語は神に語りかけるのに適した言葉、ドイツ語は馬に
命令するのに適した言葉だそうです。

> 語学の勉強は、頭の柔軟体操になるときもあるそうですよ。

でも、長くやっていると、その言語の発想にかなり影響されますから、
私の場合のように、もともと理屈っぽいのがさらに理屈っぽくなると
いう逆効果もあるようで、なんだか、年をとるにつれてますます硬直
化し、意固地になりつつある自分を感じます。

> 勉強が趣味という人が、本当にいるんだ!
> と思いました。(私は勉強苦手だったので。)

人間一生勉強だ、なんて言う人もいますが、どうなんでしょうね。
他にやることもないし、本やインターネットで遊んでいるだけ、とい
うのが実情のような気がします。単なるつまみ食いの気晴らしかもし
れません。
勉強にもいろいろありますが、他者の書いたものを読むだけというの
は、精神的にあまりよくない感じがします。
自分で考えない癖がつきますし、他者の考えに影響され自分を見失う
リスクも高くなります。とはいえ、私の場合、自分でいろいろなこと
を考え始めても、まもなく沈没してしまうことがしばしばなので、言
語で考えることは中止し、(言語以外の)音楽とか、ひたすら歩き続
ける四国遍路などで気分転換が必要かな、という気持ちになる時もあ
ります。

> よきアドバイスは、糧となりますし、元気が出ます。
> そうではない情報は、もっともらしい事を言っていても
> 実際には少しも役に立ちませんよね。

おっしゃるとおりです。相性もありますし、判断するのは自分ですか
ら。

> 月見草さんのご家族が、これから益々いい方向にいきますように。

ありがとうございます。
今のところは、多少の波風はあるもののうまく行っています。
毎日毎日を、精一杯、しかも落ち着いて平静に過ごすことが大切だと
思うのですが、長年積み重なった心のよごれが、なかなかそれを許し
てくれません。


北のツバメさん(2)
投稿日 11月10日(日)20時58分 投稿者 月見草

私の場合、家族(診断は非定型精神病)に自殺未遂が、レイさんの場合
と同じく3回ありましたが、電気ショック療法を受けさせませんでした。
万一電気ショック療法を家族に受けさせる事態が生じたなら、私も受け
る覚悟です(受ける名目などなんとでもなります)。
理由は患者とともに悩みたいからです。


電気ショック療法に対するヒステリックとも言える反応や意見
投稿日 11月10日(日)20時33分 投稿者 月見草

私も、「ヒステリックとも言える反応や意見」はよくないと思
います。

そこで、私としては、電気ショック療法をこれから受けようか
否かで迷っていらっしゃる方々ないしはご家族の方々に、この
療法に対する判断材料として、「電気ショック療法を体験した
患者自身の経験(体験記等)」をインターネット上で公開して
ゆきたいと考えています。
現時点では、米国、ドイツで電気ショック療法を実際に体験し
た方々のアンケート調査や体験記が手元にあります。
# 下記のアンケートおよび体験記です。
  1st Person Project: Search Results(アンケート、米国)
  http://www.ect.org/cgi-bin/1stperson/db.cgi?db=default&uid=default&view_records=1&userid=*
  Deisenhofer, E-Schock(体験記、ドイツ)
  http://www.bpe-online.de/infopool/gesundheit/pb/deisenhofer.htm

私の日々の仕事が忙しいこともありなかなか翻訳作業が進みま
せんが近く公開する予定を立てています。
# この掲示板でも、先日電気ショック療法を体験した方の書き
  込みがありました。

電気ショック療法をこれから受けようかどうか迷っていらっし
ゃる方々ないしはご家族の方々の場合、とりわけ、電気ショッ
ク療法の負の側面(とりわけ副作用・後遺症・予後等)に関す
る情報が気になることと存じます。
なぜなら、どのような治療を受ける場合でも、その治療の副作
用等負の側面をあらかじめ検討する必要があることは、医療を
受ける際の常識だからです。

しかし、電気ショック療法に関しては例外らしく、一部の方々
にとっては、その副作用・後遺症は一切チェックする必要がな
く、また副作用・後遺症が生じたとしても厚生省に届ける必要
がないほど「安全確実な」治療である、と見なされているよう
です。
# 不思議なことに、厚生省もこのような見解を支持しているよ
  うです。
  以下の書き込みを参照して下さい。
    「電気治療(ECT)について【長文】」
      投稿日 11月10日(日)04時01分 投稿者 月見草

また、とりわけ電気ショック療法を受けさせた「医師ないしは
ご家族」の一部の方々、ないしは電気ショック療法賛成派の方
々の大半は、電気ショック療法を受け、インフォームド・コン
セントの対象である「患者自身の体験」を軽視ないしは無視さ
れ、むしろ、不思議なことに、電気ショック療法を受けさせた
「医師ないしはご家族の体験」を重視される方が多いように思
われます。
あたかも、電気ショック療法の対象が、電気ショック療法を受
ける「患者自身」ではなく、受けさせる側の「医師ないしはご
家族」であるかのような印象さえいだかされます。
ある意味で、このように考えてこそ、電気ショック療法賛成派
の医師ないしはご家族にしばしば見うけられる、「電気ショッ
ク療法の副作用・後遺症は一切チェックする必要がない」とい
う見解を理解可能となるのでしょう。
# 電気ショック療法賛成派の医師や看護師の中には、ときおり、
  電気ショック療法の副作用である無感覚ないしは神経衰弱等
  の症状に悩む方もいらっしゃるようです。


sakusakuさん ありがとう。
投稿日 11月10日(日)19時04分 投稿者 ろく

sakusakuさん こんばんは・・ろくです。

>Aさんにおかれては何ら問題は解決されていないので、、、
>極力はなれられたほうがいいと私は思います。

>場所は絶対教えないで、、、大家さんにも。

sakusakuさんのこの言葉 泣きたくなる程 嬉しい言葉です(泣)
僕が通院している先生もAさんについては「我々専門家でも難しい問題・・ましてやあなたには荷が重い・・」という感じで言ってくれました。
ただ 僕自身は現在の住まいは気に入ってるし、余計なお金も掛かる そういった経済的な面の事情もあるし、Aさんをただ見捨てるだけのような引越しという解決策は余りにも消極的かな・・と思う面もあります・・でも 現実には僕まで病院通いをするハメになり 自分で思うより遥かに 僕の精神はダメージを受けている事が分かりました。
この掲示板に書き込んでから みなさんが色々な経験から言葉をくださった・・・
それはどれも机上の空論ではなく、実体験の伴った 非常に重みのある言葉です。
色々な言葉をかけてもらってその中からどんな行動を取るかは やはり この僕の決断です、で 後々後悔しない為にも なるべく正しい判断をしたい・・と思っています、その為にもまず 僕が病院に行き、お薬を処方してもらい 身体的には落ちつく・・ここまでは 正しい選択だと思っています。
これから どうするか?・・休養しながら 考えます。
ところで・・お薬により 楽になったのはいいんだけど、なんか「ボー」としてしまいます・・・それと朝がかなり辛い・・寝起きがすごく悪い・・すごく自分の動作が鈍くなったような・・朝 目が覚めても しばらくは身体が活動してない・・という感じです。(まぁ それでもお薬を飲む前よりは数倍良いけど・・)
この症状はお薬を飲んでいる間は続くのでしょうか?やっぱ病気って大変なんですね・・


こんばんわ
投稿日 11月10日(日)17時51分 投稿者 sakusaku

今日は穏やかなひよりでした。

いいことありましたか???
これからいいことありますように。
私は今日、ユニクロで500のオフリース買いました。なんとなくうれしいです。


ろくさん
投稿日 11月10日(日)17時50分 投稿者 sakusaku

>、「あなたはもう その隣人さんとは極力 関らない方が賢明でしょう、彼をどうするか?ではなく、今はあなたが自分の体を
早く元に戻す事が大切です・・難しいんですよ、我々でも患者さんの説得はね・・」そして先生の方から「あなたとしては納得いかないと思いますが、引越しとかは出来る状況ですか?もし出来るのなら 早くした方がいい・・出来ないのであっても 兄弟の所、親の所・・一時避難でもいいから 落ち着いて ゆっくり寝れる所で休みなさい・・とにかくあなた自身が“ここは絶対に安全だ”と思える所で休む事が先決です・・引っ越す、引っ越さないはそれから決めてもいいのです。」との事・・・とりあえずは先生の指示

ろくさん落ちつかれてきてよかったです。
私も先生のいわれるとおりだと思います。
ただできれば引っ越されたほうがいかなと思います。

Aさんにおかれては何ら問題は解決されていないので、、、極力はなれられたほうがいいと私は思います。

場所は絶対教えないで、、、大家さんにも。


北のツバメさん
投稿日 11月10日(日)13時26分 投稿者 レイ

今日は。
ぜひ今から20日くらい前からの過去ログを読んで頂きたいと思います。
私は娘が数ヶ月の間に三回自殺未遂を繰り返した時に電気痙攣療法を受けさせました。本人も良く知っている療法です。
病気はもともとひどい幻聴や被害妄想があり、分裂病との診断を受けました。
しかし、しっかりした理性は失われなかったと思います。
あらゆる薬物を試しましたが甲斐がなく数年を過ごしました。

お伺いしたいのですが、北のツバメさんは沢山臨床経験がお有りだと思いますが
電気痙攣で非可逆的な記憶喪失という副作用は経験されたことがお有りでしょうか。娘は直前の記憶程度でした。間もなく回復しました。


地上の旅人さんへ
投稿日 11月10日(日)13時14分 投稿者 レイ

私は地上の旅人さんの見解と細部においては違うところはありますが、
大筋には一致してます。
誰も電気痙攣療法(これが医学界の正式名称だと思います。但し、私は電気
ショックだろうと、電気療法だろうと、通電療法だろうと、電パチだろうと
全くどうでもいいと思います。)
私も電気痙攣療法では根本から治療できるとは思って居ません。
それは前から言っています。
電気痙攣は非常に追いつめられた最後の局面を開くという部分で
為されるものと考えており、それはここの掲示板の人も認識してるじゃ
ないでしょうか。ラストチョイスだと。
困った局面を開いたならば、それから先は薬物治療の問題になり、
それだけでOKなどとは誰も思わないですよ。
無麻酔の問題これから大いに改善すればよいことであって、
治療としての問題とは本質的に関わりないと思います。
それに私は電気痙攣治療の推進者でもないですから、皆さん誤解のないように
お願いいたします。ただ、どんな局面になっても一例も許さないという
ヒステリックとも言える反応や意見にはどうかと思います。

地上の旅人さん、私がいかに薬物治療に心を砕いて居たかは、あなたが一番
ご存じだと思います。オキシペルチンまで試したじゃないですか。
あの薬の副作用はほんと苛烈というか、残酷としかいいようもないものでした。

私も分裂病本体にはあまり効果はないという認識は持っています。
ただ、分裂でもウツ的な傾向に強い人には効果があると思います。
勿論全員に効果があると思っていませんが。

最近のセロクエルやジプレキサなどの死亡事故をどう思いますか。
だからといって私は新薬を否定する気にはなりません。



ECTの訳語としての「電気治療」という言葉
投稿日 11月10日(日)09時25分 投稿者 月見草

いわゆる電気ショック療法(Electroshock Therapy)に関して、賛成
派は電気痙攣療法(Electroconvulsive Therapy、ECT)、反対派は電
気ショック療法(Electroshock Therapy、EST)という言葉を使うよう
です。

少なくとも、ECTの訳語として「電気治療」という言葉を当てるのは、
よくないと考えます。

電気治療というと、何も知らない患者、何も知らない患者の家族、何
も知らない普通の人であれば、電気鍼(はり)とか電気風呂の、「ち
ょっとビリビリくるやつ」を思い浮かべるでしょう。

実態は、ご存じの通り、電気ショック療法(Electro Shock Therapy)
は患者のこめかみに電気を通電して意識を失わせ(有けいれん法の場合、
意識が失われない場合もあるそうです)、人工的に、てんかん発作に類
似した状態を脳に発現させるわけですから、
意図的か、無意識的かは存じませんが、実態に即さず、誤解を招く「電
気治療」という言葉をご使用なさらないことをお勧めいたします。

参考: ECTに関する倫理的、社会的諸問題について
  http://square.umin.ac.jp/tadafumi/ECT.html
  > 4)ECT施行
  >  Fasciculation(筋畜搦)がやみ、筋が完全に弛緩したところで、ECTを行う。
  > 電極を両こめかみ(または両前頭部、劣位半球の前頭側頭部など)に
  > 当て、100〜120Vの電圧で、約3〜5秒間の通電により、電気刺激を加
  > える。駆血した腕のみに強直間代けいれんが生じていることを確認す
  > る。通電後しばらくは、血圧、心拍数共に一過性に上昇する。けいれ
  > んが消失したら、再びマスクにて100%酸素を投与し、自発呼吸が再開
  > するまで続ける。自発呼吸が回復後も、意識は清明でないことが多い。
  > 呼吸・循環が安定していたら退室する。意識が清明になったら、点滴
  > は終了し、留置針を抜去する。なお、週に2-3回、5-10回を1クール
  > とする。1-2回で効果が出ても、再発の危険があるので、すぐには中
  > 止せず、5回は施行した方が良いとされている。


10月30日
投稿日 11月10日(日)08時59分 投稿者 読売新聞

社会生活の意欲高める



クッキーやケーキ作りをしながら、病気をコントロールする(東京・世田谷区のパイ焼き窯で)
 東京都世田谷区の「パイ焼き窯」は、精神障害者がクッキーやケーキなど洋菓子を作って、販売する授産施設だ。30人が働く。小柄なB子さん(30)はここに来て3年になる。

 高校1年生の時、すれ違った人が「私のことをにらんでいる」と思い込み、人の視線が怖くて学校に行けなくなった。半年の入院。専門学校やアルバイトに挑戦したが、続かずに家で過ごしてきた。

 授産施設であっても長時間働くとストレスで悪化するので、当初は、週1回3時間から始め、慣れてきた昨年、週2回に増やした。

 【夢描けるように】

 今年1月から2か月がかりで、抗精神病薬を旧来の薬から、90年代後半以降に登場した、非定型抗精神病薬と呼ばれる副作用の少ない四つの新薬の一つ、ペロスピロン(商品名ルーラン)に切り替えた。

 「今まで本を読んでも意味がつながらなかったのに、理解できるんです。読めるって、楽しい。寝ていることが多かったのに、今はやりたいことがいっぱいあって」と語る。

 週3日、1日5、6時間に仕事を増やしたが、半年以上安定している。「結婚して家庭も持ちたい」と夢を描くようにもなった。

 統合失調症には、妄想や幻覚が現れる「陽性症状」と、極端に意欲を喪失し寝たきりになったり、引きこもったりする「陰性症状」がある。旧来の薬は、鎮静させるだけで陰性症状には効かなかったが、新薬には意欲を高める効果がある。

 北里大名誉教授の村崎光邦さん(67)は「病気をコントロールしながら、社会に参加し生活を楽しめる状態にするには、大変役に立つ薬」と説明する。

 病気の経過が長い人の場合など現実が良くわかるようになるのは、良いことばかりではない。統合失調症となって16年、父の塾を手伝う東京都のAさん(37)は、「ほかの仕事をして、女性と知り合って、人生を取り戻したい」と思い始めたが、現実とのギャップに立ちすくむ。50歳代の男性は「おれの人生が見えた」と過去を思い出しては両親を責めるようになった。悲観して自殺を試みる人も出ている。

 【長期なお未知数】

 新薬なので長期的な効果は未知数という不安。肥満を促す特徴があり、太っている人や糖尿病患者には注意が必要で、使えない場合もある。それでも副作用が少なく、意欲を高める効果がある新薬の登場で、統合失調症治療の目的が変わりつつある。「症状を抑え込む」ことから「社会で暮らすための治療」へ。

 すでに発売されている4種類に加え、新たに3種類が承認申請や治験の準備に入っている。すぐに飛びつく必要はないが、信頼できる医師を見つけ、新薬とは上手に付き合いたい。

           ◇

 [新薬が適したケース]

 〈1〉発病して初めて治療を受ける〈2〉旧来の薬の副作用が重い〈3〉旧来の薬では病状が治まらない〈4〉旧来の薬をやめて悪化させてしまった〈5〉切り替える場合は数か月から1年ぐらいかけてゆっくりと(山梨県立北病院・藤井康男副院長による)

(2002年10月30日)


映画に出て来る英語(台本)
投稿日 11月10日(日)04時56分 投稿者 月見草

> 洋画好きなので、映画に出て来る英語、とかだったら、やれそうかな。

http://www.yahoo.co.jp/  で、
「映画 台本 rama」をキーワードで検索した結果から探してみました。

下記のところに、たくさんの台本(英語)があります。
http://www.script-o-rama.com/snazzy/table.html
http://www.script-o-rama.com/snazzy/table2.html
http://www.script-o-rama.com/snazzy/table3.html
http://www.script-o-rama.com/snazzy/table4.html

たとえば、例の「カッコーの巣の上で」の台本もあります(^^;
http://bamzone.bizland.com/scripts/one_flew_over.html

辞書については、いちいち本の辞書を引くのは邪魔くさいので、電子
辞書が便利だと思います。電子辞書でおすすめは、

Pdic、辞書引きソフト(試用制限無しのシェアウェア)
  http://member.nifty.ne.jp/TaN/
  # 自分用の辞書を簡単に作成できるのが素晴らしい。
Gene95、辞書データ(フリー)
  http://www.namazu.org/~tsuchiya/sdic/data/gene.html
  # 57,350語ほど。シンプルでよいと思います。
英辞郎(市販本)
  http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4757405707/ref=ase_pdichomepage-22/249-7356885-8407501
  # 有名ですね。持っていれば便利です。
    100万語収録のスーパー英和・和英辞典「英辞郎」。\1,800。
ご参考まで。


電気治療(ECT)について【長文】(追加)
投稿日 11月10日(日)04時27分 投稿者 月見草

>  「長期的」な「自殺促進効果」、「病状悪化効果」は多数存在しま
>        す。上記の「1st Person Project」を参照。
「長期的」な「自殺促進効果」に関しては、「1st Person Project」の
アンケート結果には載らないという問題もあります。
# 要するに、死人に口無し。


電気治療(ECT)について【長文】
投稿日 11月10日(日)04時01分 投稿者 月見草

> そこで聞きたいことがあるのですが、当方電気治療(ECT)を用いる
> ことがそれなりにあるのですが、これに関しては皆様(ご家族の方々)
> はどう思われていますか?
> 
> 現在私はうつ病の方にはかなり高頻度にECTを用いています。
> 
> 理由は
> 1.効果がすべての薬物療法よりも確実であること
> 2.入院治療期間が投薬のみに比べると著しく短縮化できること
> 3.副作用があらゆる薬物療法よりも少ないこと
> の3点です。
> 
> 同時にこれらのメリットは統合失調症の場合にもいえることなのです
> が、皆様はECTに対してはどのようにお考えでしょうか?

まず、この問題に関しての私の立場は、
1a. 医療側(医療および看護当事者、医療行政、健康保険組合など)。
    電気ショックに賛成。
1b. 医療側(医療および看護当事者、医療行政、健康保険組合など)。
    電気ショックに反対。
2a. 電気ショックを受けた患者。電気ショックに賛成。
2b. 電気ショックを受けた患者。電気ショックに反対。
3a. 電気ショックを受けていないが、今後電気ショックを受ける可能
    性がある患者。電気ショックに賛成。
3b. 電気ショックを受けていないが、今後電気ショックを受ける可能
    性がある患者。電気ショックに反対。
4a. 電気ショックを受けた患者の家族。電気ショックに賛成。
4b. 電気ショックを受けた患者の家族。電気ショックに反対。
5a. 電気ショックを受けていないが、今後電気ショックを受ける可能
    性がある患者の家族。電気ショックに賛成。
5b. 電気ショックを受けていないが、今後電気ショックを受ける可能
    性がある患者の家族。電気ショックに反対。
と分類すると、5b.の立場です。

この問題について話し出すときりがなくなるので、要点だけを述べます
と、
  電気ショック療法に関しては、副作用・後遺症の報告義務がない*1)
  という、信じられないような厚生省の方針があるためでしょうか、長
  期にわたる副作用・後遺症の報告が非常に少ないという問題点があり
  ます。
  *1) ECTに関する倫理的、社会的諸問題について
      http://square.umin.ac.jp/tadafumi/ECT.html
      >  死亡事故は修正ECTでは5万回に1回程度と言われている(Royal
      > College of Psychiatrists 1995)。しかし日本でははっきりした統
      > 計はない。これは医薬品のような副作用報告制度がないためもあると
      > 思われ、効果があったことを報告する論文は多いが、事故についての
      > 論文はほとんどない。
これらの問題点のため、個人的に調べています。

とりわけ、患者自身の電気ショック療法の「体験」が無視される場合
がほとんどです。これについては、以下が参考になるでしょう。

> 電気ショック療法体験者のアンケート結果(英語ですが)が
> http://www.ect.org/
> のサイトの「1st Person Project」に掲載されています。
> http://www.ect.org/
> は、電気ショック療法に反対の立場(電気ショック療法体験者が立ち
> 上げたサイト)ですが、上記のアンケート結果には、電気ショック療
> 法の成功例(患者自身が肯定)と思われる例も見られます。
> ところで、「1st Person Project」とは、
> http://www.ect.org/1stperson/index.shtml
> > The 1st Person Project is an attempt to collect ECT
> > patient/survivor stories in a central database. Its purpose is
> > twofold: to preserve and document the stories of those who
> > have undergone ECT/electroshock, and to provide persons
> > contemplating this treatment with the shared experiences of
> > others.
> というプロジェクトです。
> 要するに電気ショック療法体験者に自分の体験や見解を発表してもら
> い、電気ショック療法を検討している方々への判断材料を提供しよう
> というものです。
> http://www.ect.org/1stperson/index.shtml
> の、
> ・Access the 1st Person Project Database (read/search only)
> 続いて、
> 「Main Menu」の「List All」
> をクリックすると「電気ショック療法体験者のアンケート結果」を読
> むことができます。電気ショック療法を体験した方は、アンケートに
> 書き込むこともできます。
> 
> 電気ショック療法を受けてから自殺念慮が出現した方もいらっしゃい
> ますし、電気ショック療法を受けた結果今までの自殺念慮が消失した
> という方もいらっしゃいました。
> 全体としては電気ショック療法反対の方が多いようですが、電気ショ
> ック療法がプラスになったと主張する方も数多くいらっしゃいます。
> このアンケート結果を読んで複雑な気持ちになりました。
> 整理して考えてみました。
> 1. このアンケート結果から判断すると、成功例があるものの、やは
>    り、一か八かの賭のような感じがする。
> 2. 70〜80%と言われる、医療者側が調査した電気ショック療法成功率
>    と、このアンケート結果との差が大きすぎる。
> 3. むしろ、医療者側の調査方法に問題があるのではないか。
> 3a. 日本の選挙投票システムと比較しました。現在の日本の選挙投票
>     システムは秘密投票です。秘密投票であって、記名投票でない理
>     由はご存知の通りです。記名投票であれば、投票した個人を特定
>     してさまざまな影響を及ぼすことが可能だからです。
> 3b. 医療者側の調査方法は患者を特定しての調査が主ですから、患者
>     が医療者側の影響を考慮して言いたいことを言えないという場合
>     が考えられます。
> 3c. どのような場合かを考えると、たとえば患者が「電気ショック療
>     法はあまり効果がない」と主張すると、医療側は効果がなかった
>     のだから患者に再度「電気ショック療法」を受けさせようと判断
>     する、と患者が考える場合などです。
>     患者にとってアンケートより、自分の身の方がもちろん大切です
>     から、「電気ショック療法を受けたくない」から、「電気ショッ
>     ク療法がよく効きました。もうこれで十分だと思います」と答え
>     るケースもあるでしょう。
>     医療者側の調査にはこのような問題点が存在します。
> 3d. http://www.ect.org/ における上記のアンケート結果は信憑性に
>     問題があるものの、3c.のような問題は存在しませんから、私はむ
>     しろhttp://www.ect.org/ のアンケート結果の方が現実を反映す
>     るものである可能性が高いと判断しました。
> 4.  患者の治療「体験」の重要性を認識しました。
>     「体験」と「治療」とは関係ない、とおっしゃる方もいらっしゃ
>     いますが、このアンケート結果を読んで、私は、治療を受ける患
>     者自身の体験は、治療に際して最も重要視すべきことがらである、
>     との認識を強めました。
> 上記サイトの
> ect.org Let's Talk Forums
> 電気ショック療法について語り合おうコーナー
> http://www.ect.org/cgi-bin/ubb/ultimatebb.cgi
> も非常に参考になります。

また、統合失調症とうつ病の場合の適応の違いも重大な問題であると
考えます。

「最終講義−分裂病私見、中井久夫著、みすず書房、93頁」より引用。
  > 仮に躁うつ病の代りに多重人格を置いて分裂病と対比しますと、
  > 分裂病には自分が唯一無二の単一人格でありつづけようとする悲
  > 壮なまでの努力がありありと認められます。何を措いても責任だ
  > けはわが身に引き受けようとする努力です。あるいは、人格のユ
  > ニティ(単一・統一性)の維持を優先するか、コンフリクト(葛
  > 藤)の解消を優先させるかによって、ひろく精神障害を二つの系
  > 列に分けることができるかもしれません。

電気ショック療法は、「何を措いても責任だけはわが身に引き受けよ
う」と努力する際の基盤となる「記憶」の短期的・長期的障害を引き
起こすケースがほとんどですから、病者に痛切な悲哀をもたらすでし
ょう。

したがって、
> 同時にこれらのメリットは統合失調症の場合にもいえることなのです
> が、皆様はECTに対してはどのようにお考えでしょうか?
に対し、私は、
  統合失調症の場合は特に慎重に考慮する必要がある、私個人としては、
  電気ショック療法を用いないことが患者のためになる
と考えます。

> 3.副作用があらゆる薬物療法よりも少ないこと
そうおっしゃるなら、ご自分で電気ショック療法を自己体験し、チェッ
クされることを推奨いたします。もし、電気ショック療法を自己体験な
さって、その報告書をお書きになれば、意義深い貴重な文献となるでし
ょう。
# 薬物療法に関しては、多くの医師が自己服薬体験を行っており、その
  報告も多数存在します。
また、電気ショック療法を自己体験した医師の体験記・報告書等をご存
じなら、ご紹介していただければ幸いです。

電気ショック療法を「行わない」医師の見解については、
「中井久夫選集 分裂病の回復と養生、星和書店、\2,800」の
「分裂病の身体症状について(p.210-212。精神科治療学八巻四号、
  一九九三)」より
 > (2) 私(中井久夫氏)は一九六六年に精神科医になった。これはハロ
 > ペリドールが普及した時期と一致する。しかし、私が電撃治療を行っ
 > たことがないのは、私が研修した大学病院および常勤医として勤務し
 > た病院が方針として行わなかったからでもある。
 >   私が電撃療法を行わない理由は次のとおり。
 > [1] 真に必要な症例に出会わなかった(慢性患者の病棟においても)。
 > [2] 電撃は体験の連続性を破壊する。この点で薬物とは決定的に異な
 >     る。
 > [3] 薬物は絵画を変えないという点で人格の深部を変えないが、電撃に
 >     ついてはこの点に疑問がある。てんかん発作の前後で絵画はいち
 >     じるしく変化し、かつ元に戻らないことが、少なくとも二例あっ
 >     た。絵画の様式変貌(Stilwandel)が起こったのである。
 > [4] 薬物は納得ずくで服用し、治療者が微調整でき、患者が異議を申
 >     し立て、両者間に相互のフィードバックができる。患者と治療者
 >     も進歩しうる。電撃は悉無律【しつむりつ。生体において、刺
 >     激が限界値(閾値(いきち))以下では反応は全く起こらず、それ
 >     を超えると一定の反応が現れ、しかもそれ以上刺激を強めてもそ
 >     の反応が大きくなることはないという法則。骨格筋の収縮や神経
 >     繊維の興奮過程などに見られる。全か無かの法則。〔大辞林(国
 >     語辞典)より〕】に従い、かつ患者からのフィードバックはない。
 > [5] 服薬はそれ自体が体験であり、しばしば好ましい体験であり、関
 >     与的に観察できる。電撃は当人の体験となりえない。
 > [6] 電撃は精神科医の人格に影響を与える。無感覚になるか神経衰弱
 >     になるかは別として。関与する看護士、看護婦についても同様。
 > [7] 薬物は、当人および家族に治療への参加感を与える。電撃は彼ら
 >      を蚊帳の外に置く。
 > [8] 精神分析的にみれば父的なものによる(去勢的)処罰である。
 >   自殺企図例に対してどうかという質問がありうるが、サリヴァンは
 > ついに担当分裂病者の自殺者がなかった。私は自殺例を発表しないが、
 > それは自殺者を出さない記録を立てようとする「成心」【せいしん。
 > (1) たくらみごとのある心。したごころ。(2) ある立場・考え方など
 > にとらわれた見方。先入観。〔大辞林(国語辞典)より〕】が治療に
 > よくないからで、分裂病者に関してもゼロではなくなったとだけ記す。
 > 老化ゆえである。サリヴァンは四十歳以後分裂病の主治医になってい
 > ない。
 >   うつ病者についての電撃の必要性と有効性とについては何ともいえ
 > ない。私のところにうつ病者、躁うつ病者はなぜか来ない。来たと思
 > うと別の病態であることがやがて明らかになる。あるいはドロップア
 > ウトする。あるいは近親者に分裂病が複数いることがわかったりする。
 > どうしてであろうか。私の患者は他に、心身症、心気症、強迫症が多
 > く、なぜか境界例がほとんどない。境界例についての私の発言は相談
 > を受けた体験からのものである。

中井久夫氏も、うつ病に関しては態度を保留されています。
ただし、ここは「分裂病者(統合失調病者)家族宛て」の掲示板です。

電撃療法に代わる代替療法について、同書のp.124より、
 > 甲状腺末
 >   私は緊張病性興奮が数週間続き、薬理学的には万策尽きた時に、電
 > 撃ではなく、甲状腺末を50mg〜300mg使用してきた。これは戦前から
 > 緊張病研究で名高いノルウェーのイェッシング父子の方法である。私
 > の精神病院勤務時代、すべての場合(10例以内であろう)に奏効し
 > たが、最後の手段として使うものであったために、これが効いたのか、
 > もう収束する時期に来ていたのかがわからない。しかし、電撃を行う
 > 前に試みる値打ちがあると思う。電撃は体験の連続性を失わせるから
 > である。私は電撃をおこなわなければならない場合に出会ったことは
 > ついになかった。...

最後に、電気ショック療法を推奨する場合の切り札「自殺予防効果」
ですが、長期的(つまり、患者の人生における)電気ショック療法の
自殺予防効果に関する「客観的な調査研究」は、寡聞にして、知りま
せん。
# 患者によっては、「短期的」な「自殺予防効果」はあるようです。
  同時に、ヘミングウェイ等の場合のように、「短期的」な「自殺促
  進効果」も存在するようです。
  「長期的」な「自殺促進効果」、「病状悪化効果」は多数存在しま
  す。上記の「1st Person Project」を参照。


北のツバメさん
投稿日 11月10日(日)03時42分 投稿者 かつての地上の旅人

はじめまして、かつての地上の旅人と申します
私の分裂病とのかかわりは、上の「■ホームページへ■ 」をクリックされると
御理解いただけると思います。
「全医師数の2〜3%が全病床数の三分の一以上を担当している」という
中井久夫のデータがどの程度改善しているのか寡聞にしてデータを持ちませんが、
日々の御苦労・御苦心に敬意を表します

>これに関しては皆様(ご家族の方々)はどう思われていますか?

ECTの有効率は何パーセントあるか、最近議論されたばかりですが
この掲示板は分裂病に関する掲示板なので、少なくとも分裂病へのECT適用に
批判的な意見が見られます。私が気にしているのは、
1)本人の合意なく行われるケースが半分近くある
2)脳への損傷(シナプスのみでなく脳細胞への非可逆的変化)の有無が保証されていない
3)磁気による方法より多大な電流が流されているとの海外情報を見たことがある
4)過去に懲罰的に行われた歴史があり、現在も無麻酔のケースが1割ある
5)客観的に見て短期的な効果に過ぎないという入院経験者達の意見がある
6)記憶障害の実害が顕著にある
、、などであり、私は新規の方にはお薦めしないことにしております。

10月15日前後の過去ログをご覧になればわかると思いますが、
この療法に関する家族の見解は立場により異なる宿命にあります。

種々の薬物療法で改善せず、この療法で改善された御家族には
冷水を浴びせる仕打ちになりますが、「最後の手段としてのみ存在しうる療法」という
解釈をしております。これは、かつての妻に電気ショック療法の適用を打診した
私に対する大学病院の回答でもあります。

うつ病患者の死亡時の自殺率(ある本では3人に一人)は
分裂病のそれより高いという認識でおりますので、緊急性などの事情は異なると思いますが
かなり手ごわい反対意見も、この掲示板でお目にかかれることと思います。


ろくさんへ
投稿日 11月10日(日)02時19分 投稿者 月見草

>月見草さん 気にしないでください。
お心づかいありがとうございます。
ろくさんも、かなり楽な気持ちで過ごせるようになられたとの
こと、今はそれが第一ですね。


電気治療(ECT)について
投稿日 11月10日(日)00時28分 投稿者 北のツバメ

はじめまして。検索よりここにたどり着きました。
当方東日本で精神科医をしているものです。
いままで色々な統合失調症関連のHPを見てきましたが、こちらのHPは冷静に、しかし暖かく疾患を考えている方が多く、非常に参考になっております。

そこで聞きたいことがあるのですが、当方電気治療(ECT)を用いることがそれなりにあるのですが、これに関しては皆様(ご家族の方々)はどう思われていますか?

現在私はうつ病の方にはかなり高頻度にECTを用いています。
理由は
1.効果がすべての薬物療法よりも確実であること
2.入院治療期間が投薬のみに比べると著しく短縮化できること
3.副作用があらゆる薬物療法よりも少ないこと
の3点です。

同時にこれらのメリットは統合失調症の場合にもいえることなのですが、皆様はECTに対してはどのようにお考えでしょうか?

なかなか直接意見が聞けないので、このような場を借りて聞かせて頂ければ幸いです。

当方インターネット不慣れな者なので、即時に返答できるかどうか解りませんが、ご意見を聞かせて頂ければ幸いです。

個別のご相談にはお返事頂けない場合がありますが、ご了承下さい。


受付での会話
投稿日 11月9日(土)23時15分 投稿者 ろく

fumi さん はなさん raimuさん こんばんは・・・ろくです。
色々と心配してくださったり言葉をくれたり・・・
本当にありがとうございます。
(ほんと この掲示板は親切な人が多いと思います)
確かにみなさんが言われているようにAさんとの事では
明確な解決策はないように思います。でも いつかは
今回の経験が他人を思いやる事へのステップになれば・・・
とか 自分を成長させる“きっかけ”になれば・・とか 今は
思っています。 

今回 自分が精神神経科に行ってみて 少し驚いた事がありました。
僕は最初から1人で受付に行き、「あの〜初診なんですけど・・」
と言うと受付の人は少し不思議そうなカオをして「あなたが患者さん?
付き添いの方は?・・」と言いました・・僕は「いえ、僕1人です・・」
と言うと 「珍しいんですよ・・初診の方が1人で来るのは・・・」と言って
いました。
それが現実なんですね・・・
宇都宮事件とかがあったのはかなり前の話ですし、今の精神科は
そんな怖い所ではない・・という認識が僕にはありました。
でも やはり現実はこんなものかもしれません・・・

ただ最近 少し「いいなぁ〜」と思うTVのCMがあります。
少し前からファイザー製薬のCMでペレとかが出てるED(男性機能障害)
のCM・・あのような微妙な問題を堂々とTVで放送する事はとても
良い事のように思います、タブー視すればする程 それに悩む人達は
地下に潜ってしまうと思うのです・・で、最近は「うつ」についても
「医師に相談してください」と堂々とTVでやっていた・・・
それは決して稀な病気ではなく 誰もがなりうる可能性がある事・・・
もし そうなっても恥ずかしい事ではない事、日々進歩をとげる医療技術で
かなり その苦しみは軽減できる事・・・
世間の方々に知って欲しい事はたくさんあります。

だから分裂病というより被害妄想の症状がある方を一方的に
責める事は全く無意味だと思います、その症状は本人が言っているの
ではなく、まさに病気が言わせている事なのだから・・・
ただ 一般の方々はそんな病気の知識すらないのが普通・・・
僕だって言葉では分かっていても いざ自分がその妄想からくる
根拠のない事で一方的に脅されると やはり怖いものです。
これは これからの精神医療を考える上で非常に大切な事だと思います。


こんばんは
投稿日 11月9日(土)19時45分 投稿者 raimu

fumiさんはなさん
お声聞けてうれしいです。
fumiさんの音読のおはなし、いいな、と思いました。
ちょうど、娘がこの前本屋で児童文学立ち読みしてました
ので、興味持てそうなの探そうかと思います。声を出す、
これがいいんですね、きっと。

ろくさん
はじめまして。
ろくさんの診察のときのおはなし、とても勉強になりました。
わたしは、娘が病気になって、がんばってるつもりでしたが、
睡眠時間がずっと少なくて、自己チェックで、「うつ状態」
が進んでいる、と出ました。通院中の医院で漢方薬ですが、
処方してもらって、眠れるようになりました。
睡眠を大切にされ、よくなられることお祈りします。

月見草さんのおはなし、いつも勉強になります。
すごいですね、方丈記。ドイツ語の音読もされたとかで、私は
自分だったらさしずめ何だろう、と考えました。
洋画好きなので、映画に出て来る英語、とかだったら、やれそうかな。

娘は、薬が増えてやはりよく寝ています。起きてるときは、元気
ですが・・来週どうなるんだろうとぼんやり考えてしまいます。
今日は夕方から寒くなったと思ったら、雨が降ってます。
みなさん、風邪に気をつけてくださいね。


こんにちは
投稿日 11月9日(土)16時50分 投稿者 はな

ろくさん
お薬飲まれていて、随分楽になったとのこと、良かったですね。
今回のこと(Aさんやご自身のこと)なんでこんな目に
あうのか?と思いますよね。確かに世の中生きていると理不尽な目にあうこと
もあります。しかし、悔しいですが、それを考えても
なんの答えもでないんですよね(^^;)
ろくさんの書き込み全然不愉快に感じませんでしたし
ろくさんもおやさしい方なのだなーって思います。
fumiさんもおっしゃっていますが、休息を取られて
イヤな思いは、なるべく遠ざけて過ごされることを
お祈りしています。

まるむしさん
従業員の方、心配ですね。しかし、その方も仕事が
出来る状態でもあるんですよね?なぜ、すぐ自殺されるかも
と思われるのでしょうか?普段から、そのような言動があるの
でしょうか?症状によって違うのでしょうが、自殺願望がある
病者の方も懸命に生きようとされている方達のように思います。
その方が、見つかることお祈りしていますが、その方が
今後もお仕事続けられるように、、、と思います。
もし、最悪の事態になっても、まるむしさんのせいでは
ないでしょう。では、勝手な意見ですいません。


月見草さんへ
投稿日 11月9日(土)14時16分 投稿者 fumi

音読について、レスありがとうございました。
ドイツ語を音読できるとは、すごいですね。
語学の勉強は、頭の柔軟体操になるときもあるそうですよ。

最近の月見草さんの書き込みを見て、
色々なことを調べていらっしゃるみたいで、
勉強が趣味という人が、本当にいるんだ!
と思いました。(私は勉強苦手だったので。)

で、精神の病気について様々な見解がありますが、
私のお勧めは、「いいとこ取り」することです。

色々な書物を読んで、「これだ!」とか
「目からウロコ!」と自分で思えたもの、
それが、その人に合っていて、その人にとって良い
アドバイスであると思います。

だから、沢山の情報から「いいとこ取り」していけば
よきアドバイスも沢山得られると思います。

よきアドバイスは、糧となりますし、元気が出ます。
そうではない情報は、もっともらしい事を言っていても
実際には少しも役に立ちませんよね。

月見草さんのご家族が、これから益々いい方向にいきますように。


ろくさんへ
投稿日 11月9日(土)14時05分 投稿者 fumi

Aさんのこと、解決方法が見えないから
困って悩んでしまうのだと思います。
解決方法が見つかっていないことを上手く解決するのは
誰にでも無理ですよ。
鬱傾向の考え方には、こういう見えない不安が漠然とあって
考えても考えても自分で納得できる答えが見つからない、
そういう状態が多いです。

そういう時は、冷静さを失いがちです。
冷静さを失ってしまうと、
問題がどんどん大きく感じられてしまいます。
また、そういう時に無理に解決しようとしても、
上手くできにくいです。

そのためAさんと距離を置く、という対処方法が
勧められているのでは、と思います。

精神面が健康でないと、いい考えは浮かんでこないですよね。
精神面が健康であってこそ、
Aさんとの関係について、冷静に判断できると思います。

すぐ隣に住んでいる人、という関係は
ある意味身内よりも難しいと思います。
隣に住んでいるということは、どのくらい距離をおけばいいのか、
判断しにくいと思います。

ゆっくり休む気持ちになられて、良かったと思います。
どうか心の中から良くない思いを、追い出してしまってくださいね。


月見草さん 気にしないでください。
投稿日 11月9日(土)14時00分 投稿者 ろく

今日も寝てばかりで(熟睡している訳ではないのですが・・とにかく横になっています。)パソコンはあまり見ていません。

>前の書き込みで、変なアドバイスをしてしまいました。ごめんなさい。
># 私自身の精神状態に引きずられてしまったように思います

との事・・でも気にしないでください。あなた様のアドバイス 全然変なアドバイスとは思わないですよ? ここの掲示板の方々はみんな優しく やはり親しい人に
深刻な病状の方もおられるようで言葉に説得力があると思います。
僕の書き込みは「心の病・・と思われる他人から脅されている・・」というニュアンスに受け取られているいると思います、つまり 精神病者を否定している書き込みと取られても仕方ない内容です。(もちろん それは僕の主義というのではなく、現実に僕に起こっている事ですが・・・)精神病の知識がない一般の方々がもし僕と同じ状況にあったら 誰でも当然 感じる事を書いたつもりです。
でも それを読む人、特に身内にそのような方がいらっしゃる人にとっては さぞ不愉快な書き込みだったと思い、それについては深くお詫びします。
それでは・・


10月29日
投稿日 11月9日(土)09時41分 投稿者 読売新聞

「定型副作用」減る新薬



日本で発売された非定型抗精神病薬
 父親が経営する塾を手伝う東京都のAさん(37)は、この1年、新聞が読めるのがうれしい。新聞記者を目指していた大学3年の時に統合失調症を発症。2か月入院して大学に戻ったが、体は前後に揺れ、思考はまとまらず、新聞も読めなくなった。

 それから15年。毎食後に飲んでいた抗精神病薬が昨年夏、認可されたばかりのオランザピン(商品名ジプレキサ)に変わり、服用は眠る前の1回に減った。

 間もなく、悩まされてきた体の揺れが消えた。テレビも楽しめるようにもなった。日記の文字は奇妙に傾いた小さな形から発病前の状態に戻った。食事も落ち着いてできる。朝起きるのがつらくなくなった。「地獄のような生活から抜け出せた」とAさんは喜ぶ。

 【欧米90年代から】

 幻覚や妄想を抑える抗精神病薬は、90年代に新タイプが登場し、欧米では治療が一変。遅れた日本でも、昨年までにオランザピン、リスペリドン(同リスパダール)、ペロスピロン(同ルーラン)、クエチアピン(同セロクエル)の4種類の新薬が発売された。

 作用と副作用に共通の特徴を持ち「定型」抗精神病薬と呼ばれる旧来の薬に対し、新薬は「非定型」と言う。新旧の最大の違いは「副作用」と北里大名誉教授の村崎光邦さん(67)は語る。

 【つらい震えなど】

 統合失調症では、思考や知覚にかかわる脳の中脳辺縁系で神経伝達物質のドパミンの活動が異常に高まり、妄想や幻覚が現れる。薬は、脳内でドパミンをやり取りする部分にふたをすることで症状を鎮める。ただ、旧来の薬は中脳辺縁系だけではなく、脳のほかの部分のドパミンの活動も低下させてしまうので、つらい副作用を引き起こす。

 Aさんが経験したような揺れ。じっとしていられない症状や、ふるえ、筋肉の引きつれ、こわばり、舌やあごが勝手に動く。逆に体の動きが鈍い……。

 現れ方に個人差はあるが、このような副作用を持つ薬が「定型」だ。統合失調症の人が一見、異様に見えることがあるが、薬の副作用によるところが大きい。退院して大学に戻ったAさん。友人たちからは「生気がないし、変だぞ」と言われ、ショックを受けた。

 これに対し新薬は、ドパミンのほか、セロトニンなどの別の神経伝達物質にも作用することで、つらく異様な「定型的」副作用が少ない。村崎さんは「旧来の薬が適したり、特有の副作用がある新薬が向かない人もいるが、治療の第一選択肢は新薬です」と言う。

 欧米では処方の8割を占める新薬だが、日本ではわずか2割。多種類、大量の薬を使う薬漬け医療もまん延する。「精神分裂病」という病名は今年、偏見を助長するとして「統合失調症」に変わったが、治療は旧態依然とも言われる。(渡辺 勝敏)

           ◇

 [オランザピンの副作用]

 血糖が上昇しやすくなる副作用があり、昨年6月の発売から半年で13万7000人が使用。このうち糖尿病こん睡が9人の患者で発生、うち2人が死亡した。このため糖尿病患者は使えない。4割に肥満が起こる。血糖値の定期的なチェック、甘味飲料を飲み過ぎないなど注意が必要だ。

(2002年10月29日)


中井久夫氏
投稿日 11月9日(土)08時55分 投稿者 月見草

今、冷静になって考えてみると、中井久夫氏自身が、自分(中井
久夫氏)が精神的危機におちいった時、(外国語の)詩などを翻
訳することで持ちこたえることができた、とどこかのエッセーで
お書きになっていたことを思い出しました。
# 私の場合は、逆で、他者の書いたテキストを翻訳していると、
  とりわけそのテキストが私の性に合わない場合、頭が痛くな
  り、ついにはうなり声まででてしまう、という症状が「かつ
  て」ありました。今は、直っています。

ある意味で、この中井久夫氏の考え方が、前の荒川修作氏の話を
通じて私に投影してしまったように思えてきました。
中井久夫氏も罪なことをなさいますね(^^;
# 中井久夫氏に責任を転嫁する訳ではありません。

私も、上記の話とは関係なく、例の電気ショック療法体験者の体
験記、アンケート結果の翻訳にはげみたいと考えている今日この
頃です。


ろくさんへ
投稿日 11月9日(土)08時29分 投稿者 月見草

前の書き込みで、変なアドバイスをしてしまいました。ごめんなさい。
# 私自身の精神状態に引きずられてしまったように思います。

> 兄弟の所、親の所・・一時避難でもいいから 落ち着いて ゆっくり
> 寝れる所で休みなさい・・とにかくあなた自身が“ここは絶対に安全
> だ”と思える所で休む事が先決です・・引っ越す、引っ越さないはそ
> れから決めてもいいのです。」との事・・・とりあえずは先生の指示
> に従います。

という医師のアドバイスは的確だと思います。
掲示板の場合は、直接お会いして話すことはできませんし、医師のよ
うな豊富な経験もありませんから、どうしても偏ってしまいます(と
りわけ、私の場合は特に)。

また、「引っ越す、引っ越さないはそれから決めてもいい」というの
は的確なアドバイスだと思いました。
精神的に参ってしまった状態で重要な決断は行わない方がよい、とい
うのは鉄則でしたね。

> 気のせいではなく、かなり楽になったような気がします・・
> 
> 夜も完全にではありませんが、まぁまぁ眠れます。(ほんと もっと
> 早く行けばよかった!)

よかったです。睡眠は大切だと思います。


鬱病と診断されました。
投稿日 11月8日(金)22時23分 投稿者 ろく

みなさん こんばんは・・ろくです。
木曜日に神経科に行ってきました・・ことの経緯はこの掲示板に書いた通りです。
初診という事で なんか面倒な感じでした。
まず 予備問診・・?・・ってな感じで別室に案内されて、そこで色々と家族に
精神の病気などが過去なかったか・・とか聞かれました。
僕が知っている限り そのような事実はない事を話し、現在の自分の置かれている
状況(僕が抱えるAさんとの問題、)や自覚できる自分の身体状況を説明しました。そしてしばらく待たせれて 改めて偉い(?)先生のいらっしゃる診察室へ、
で その年配の先生にも改めて簡単に状況を説明した後 その先生は僕の眼にライトを当てたり、クビの所に手を当てたりして すぐに言いました。
「精神的なストレスによる一時的な鬱ですね。お薬を出します、これでかなり楽になるでしょう」といとも簡単に・・
僕は「あの〜Aさんとは どうすれば・・・」と言うと この掲示板の方々と
ほぼ同じような事を言っていました、「あなたはもう その隣人さんとは極力 関らない方が賢明でしょう、彼をどうするか?ではなく、今はあなたが自分の体を
早く元に戻す事が大切です・・難しいんですよ、我々でも患者さんの説得はね・・」そして先生の方から「あなたとしては納得いかないと思いますが、引越しとかは出来る状況ですか?もし出来るのなら 早くした方がいい・・出来ないのであっても 兄弟の所、親の所・・一時避難でもいいから 落ち着いて ゆっくり寝れる所で休みなさい・・とにかくあなた自身が“ここは絶対に安全だ”と思える所で休む事が先決です・・引っ越す、引っ越さないはそれから決めてもいいのです。」との事・・・とりあえずは先生の指示に従います。
出されたお薬はアモキサン(25mg)セパゾン(2mg)グランダキシン(50mg)です・・これを朝昼晩 飲む事になりました・・・
木曜の昼から食後にこれを飲んで、今日の晩で5回めを飲みました、気のせいでは
なく、かなり楽になったような気がします・・Aさんの事はもちろん 今でも怖いけど 自分の身体の疲れのような、なんとも言えない不快感がかなり落ち着いた
ようです・・夜も完全にではありませんが、まぁまぁ眠れます。(ほんと もっと早く行けばよかった!)
先生は もし僕の抱えている問題(Aさんとの事)が解決すればすぐにでもお薬の
必要はなくなるかもしれない・・と言っていた。でも 仮に引っ越すにしても すぐにアパートを見つけるのも大変だろうし、引越しは引越しで色々と面倒だし、大変でしょう・・また何も悪くない自分がどうして 引っ越さなければならないのか?という憤りも残るだろうから そのストレスは残るかも・・と、そんな事を言っていた・・ただ 当面はクスリを飲み、休む事・・これが一番大切だそうです。
という事でしばらく寝て過します。(バイトは無理して休みます・・来月のお給料が心配ですけど・・)


アドバイスありがとうございます。
投稿日 11月8日(金)15時22分 投稿者 月見草

私の悪い癖で、自分でもほとんど意識のないまま、突っ走って
しまったように思います。
冷静になって考えると、前の書き込みのような、振幅の激しい
言動こそが、家族にとっても、私にとっても、またこの掲示板
をお読みの方々にとっても、よくないと分かりました。
# もちろん家族には、低EEで接するようにしていますが、私の
  精神状態が家族に伝わってしまうことは避けられないでしょ
  う。

「中井久夫選集 分裂病の回復と養生、星和書店、\2,800」
(養生を念頭においた精神科治療、19頁)
   ... もっとも、いかなる早い回復でも八ヵ月は本格的な
   社会復帰を避けたほうがよいという、向井巧の経験法則
   を常に念頭に置く必要がある(因みに「八ヵ月」とは身
   体の創傷の完全な有機化に要する時間でもある)。...
これは病者だけにではなく、私にもあてはまるように思えてきま
した。やはり、基本は、ゆっくりと養生することですね。

また、
> 4. アフターケア
>  ...
> 私は本人が気に入った「仕事」を毎日行うのが最高のケアだと思
> います。ここで「仕事」というのは、金を稼ぐという意味の「仕
> 事」ではなく、...
冷静に考えると、疑わしくなってきました。
画家ゴッホの例もありますし、やはりその人の性格、その時の病
状、置かれた立場などを考慮して、もしその人に合う「仕事」が
見つかればもうかりものだ、というところでしょう。
荒川修作氏のような例を一般化するのは、危険だと気付きました。

かつての地上の旅人さん、どうもありがとうございます。


困っています(再掲示)
投稿日 11月8日(金)12時31分 投稿者 まるむし

統合失調症の方に校正の仕事を頼んでいますが、今日、「修正がないのはそのページは校了ということです。もうそこのページはなおさなくてよいページです。」と伝えたら、「仕事がなくなった。」と受け取られ、仕事場を飛び出していってしまいました。みんなで手分けをして探していますが、自殺しないかとても心配です。こういうとき、どういう風に言ったらいいのでしょう?普段から言葉を選んで伝えているのですが、その時の調子によって受け取り方が違うみたいです。自殺をされたら、私の責任になってしまいますよね。どうしたらいいでしょう。


月見草さん
投稿日 11月8日(金)12時29分 投稿者 かつての地上の旅人

> ひょっとして、オレも「死なないために」ここに書き込んでいるのか。

いいえ、違うと思います。
私に置き換えればご家族を「生き続けるように」したい筈です。
このところの精力的な調査で、「よりよく生きるには?」という
ソクラテスの問いに踏み込まれてしまわれたようですが、
病気を前向きに捉えてありがたがるのも、恐れて家族の「人生を
味気なくする」のも、行き過ぎだと思います。

危険回避は専門医でも難しい問題です。入院という判断は
本人だけでは回避したがる傾向にありますから、危険の回避には
「適切な医療を選択する」努力を続けるのが本筋でしょう。

私が「うつ病だから、不安の強い今は自殺する行動はとれないだろう」
と考えたように、素人判断に磨きをかけるのも危険です。

かつての妻の主治医は、事故前日に、入院に消極的な発言でした。
アルコール中毒の集団治療に力を入れている病院だったので
妻には通いやすかった反面、主治医に分裂病の臨床経験が
少なかったように、今から振り返れば、考えております。


11月8日
投稿日 11月8日(金)10時42分 投稿者 日経新聞

副作用の統合失調症新薬、糖尿病患者への投与禁止

 統合失調症の新薬「セロクエル」(一般名・フマル酸クエチアピン)を服用した13人に重い副作用が発生、厚生労働省は7日、製造元のアストラゼネカ(大阪市)に対して、糖尿病患者や既往歴のある患者に対して投与を禁止するよう指示した。糖尿病以外の患者でも血糖値を十分に観察するよう求め、同社は緊急安全性情報を医療機関に配布した。

 同省などによると、血糖値の急上昇など副作用が出た13人のうち、10人は糖尿病かその疑いのある患者だったという。セロクエルには血糖値を下げるインスリンの分泌を阻害する作用もあり、同省は「服用で血糖値を急激に悪化させる恐れがある」としている


素晴らしい夢の危険性に対する処置
投稿日 11月8日(金)10時22分 投稿者 月見草

>> 素晴らしい夢が危険なこと(具体的には、自殺の危険)があるそうで
>> すが、この場合の対応については分かりません。
> ...
> このような場合どのように対処すればよいのでしょう。
> 薬物療法、心理療法、電気ショック療法(上記のような患者に、まさ
> か電気ショック療法は施せないでしょうし、たとえ何かの偶然で施す
> ことができ、その時はうまく行ったとしても次回はだめでしょう)。
> いづれも役に立たないような気がします。
> 上記の文章を見せても効果がないような気がします。
> 私は神は信じていませんが、神に祈るしかないのでしょうか。

私なりに考えてみた対策は以下のとおりです。
1. まず、この種の夢の危険性に気づくことが第一です。
2. 薬物により夢が現実に移行するのを、とりあえず、防ぐ。
2a. このとき本人に説明するか、しないかという問題がでてきます。
2b. 私は、本人に説明するほうがよいと思います。
    理由は、今後この種の夢が出現したときにも、患者が納得して
    同様の処置を行いやすくするためです。
    逆にいうと、この処置について本人に説明しなければ、同様の事
    態が将来生じた場合に対策がとれないことになってしまうからで
    す。
2c. いわゆる薬理学的拘束を行うための薬剤の選択。
    これは、私には分かりません。
3. 患者に服用してもらいます。
4. アフターケア
   おそらく本人には、あじけない現実感が残ると思います。これを
   取り除くためのケア。
   私は本人が気に入った「仕事」を毎日行うのが最高のケアだと思
   います。ここで「仕事」というのは、金を稼ぐという意味の「仕
   事」ではなく、

中井久夫氏が、
「記憶の肖像、みすず書房、中井久夫著、定価2,575円」の
「荒川修作との一夜、90〜93頁」に書いておられるような、「シナナ
イタメノ」仕事のことです。
# ヒントは、同じ本の中に隠されていたのですね。

>   「自分のは芸術ではない。そんな悠長なゆとりのあるものではない。
> あのね、英語でこういうけど(その言葉をど忘れしたのは私である**)、
> 日本語でどういう?」「火事場の力?  窮地に出る思わぬ底力?」
> 「かな、とにかく、ここでこうなら日本にいちゃだめだと思った。そ
> れでニューヨークへ出たわけです。もう死ぬと思った。死なないため
> に描いてきたのだ。死なないために、死なないために」。
>   何度「シナナイタメニ」が繰り返されたことであろう。そして、そ
> れは、彼とマドリン夫人共著の詩集の題でもあった。...
>  ...
>   「シャガールはね」と彼は語った。「朝早く、アトリエに来て、鉄
> のパレットを取り出す。九十四歳の彼が鉄のパレットだぜ。そこへ色
> を盛り上げ、カンバスにどしどし色を塗る。たいへんな仕事量だ。そ
> して、夕焼けがアトリエの窓を染めると、部屋じゅうをくまなく掃除
> し、雑巾をかけ、パレットをきれいに洗って、さあ帰ろうという。あ
> る時、見かねてオレがやると言ったら、じいさん何と言ったと思う?
> 俺を殺す気か、これをやってるから俺は今まで生きているんだとね、
> で、またごしごしさ」。いい話であった。私の大好きなライナー・チ
> ムニクの童話『クレーン男』のように、日々の力を信じて愚直に生き
> ること──。...
>  ...
> ... 私は、私の患者たちが描く、時として哀切な美しい画を思った。
> 治癒するとみな平凡な画になる。しかし、才能が涸渇するのではない、
> 必要がなくなるのだ。私の患者たちも「死なないために」やっている
> のだ。名古屋弁でいえば「必死こいて」──
> 
> **) その言葉は exhausted decision 【月見草注: 絶体絶命の末の決
>     意】であった。ある時ふっと思い出した。

ひょっとして、オレも「死なないために」ここに書き込んでいるのか。


おはようございます
投稿日 11月8日(金)08時57分 投稿者 sakusaku

今日は晴れ

さむいです。いいことあるといいですね。

新薬でのニュースでてましたね。旧薬で悪性症候群で死亡の人はいるし、、、薬は必要最低量で、、、、、

なかなか患者サイトも勉強しないと


音読、方丈記 e-text
投稿日 11月8日(金)05時05分 投稿者 月見草

下記のブラウザのインストールが邪魔くさいけど、こちらのほうが読み
やすいです。

方丈記、エキスパンドブックファイル形式: 975.ebk
  http://www.aozora.gr.jp/cards/000196/card975.html

エキスパンドブックブラウザ(ボイジャー社、無料配布)
  http://www.aozora.gr.jp/reading/reading.html

フリーテキスト
  http://www.aozora.gr.jp/
  http://www.aozora.gr.jp/guide/nyuumon.html
  > 青空文庫は、利用に対価を求めない、インターネット電子図書館です。
  > 著作権の消滅した作品と、「自由に読んでもらってかまわない」とされ
  > たものを、テキストとHTML形式でそろえています。
  > より多くの人に作品を味わってもらい、より自由にファイルを使っても
  > らうことは、この場を整えている私たちの願いです。


音読
投稿日 11月8日(金)04時08分 投稿者 月見草

> 自宅で気軽にできるリハビリとして、
> 私は音読を進めます。
> 本でも何でもいいのですが、声に出して読むこと。
> 短い絵本でも、新聞の記事の一部分でもいいです。
> 
> 音読は、ボケ防止にも効果があるといわれています。
> また、脳で読み取った言葉を声に出すことで、
> 気持ちを言語化する訓練にもなると思えます。

日本語ではなくドイツ語でしたが、私も昔、もう20年くらい前だった
かな、音読をやっていたことがあります。 1日2時間くらい、1年間程、
やってた記憶があります。

これは、実は伝統的な教育方法でもあるんですね。ユダヤ教、イスラ
ムでは、旧約聖書、クルアーン(コーラン)の音読、しかも暗記が教
育の基本です。
日本の場合は、ちょっと前までは、教育勅語、歴代天皇名の暗記など
が行われていたようです。

なんというか、楽譜をみての楽器演奏、暗譜での演奏みたいな感じで
すね。で、掲示板に書き込むのは、即興演奏かな。

どうせ音読するなら、ぐっとくるやつがいいですね。
私の場合だと、今の心境であれば、旧約聖書ヨブ記(ヘブライ語)、
行く川の流れは絶えずして... の方丈記、あたりでしょうか。
やはり、七五調がいいですね。

旧約聖書ヨブ記(ヘブライ語):
http://unbound.biola.edu/zips/
# 日本語はないです。著作権で自分を縛っているからでしょう。
方丈記 e-text:
http://www2s.biglobe.ne.jp/~Taiju/hojoki.htm


こんばんは
投稿日 11月8日(金)00時25分 投稿者 fumi

薬について、副作用がきついと、
患者への負担も大きいですね。
漢方や月見草オイルなど、患者の身体をケアしてくれるものと
あわせると、患者への負担も軽減されますね。

薬と全然関係のない話ですが、ちょっと書き込みます。
以前にも書きましたが、
患者は気持ちを言語化することが困難なため、
様々な気持ちを自分の中に溜め込んでしまいやすいです。

それにより、自閉的になったり、外向性が損なわれたり、
自分の内面ばかりに目が行ってしまい、
感受性ばかりが敏感になってしまうこともあります。

色々な出来事や言葉に対して、受けるばかりでそれに対する
感情を発散できなくなるような状態です。
(人との会話が楽しくなってきている人は別です)

で、SSTなどの言語によるコミュニケーションの訓練もあるのですが、
自宅で気軽にできるリハビリとして、
私は音読を進めます。
本でも何でもいいのですが、声に出して読むこと。
短い絵本でも、新聞の記事の一部分でもいいです。

音読は、ボケ防止にも効果があるといわれています。
また、脳で読み取った言葉を声に出すことで、
気持ちを言語化する訓練にもなると思えます。

一日30分音読することで、ボケ防止、脳の運動に
大きな効果があるといわれていますが、
それを毎日やるのがきつい時は、
気が向いた時、調子がいいときにでもやるといいと思います。

目読だと、文字を目で追っているだけで、
全然呼んでいる気がしない、又は、集中できないということ
よく聞きます。

この声に出して読む練習の目的に、内容は関係ないそうです。
内容が頭に入ったとか入らないとかは、関係ないと。
とにかく目で見た文字を声に出すだけで、訓練になるそうです。

最初は、つッかえずに読むことは困難だと思われますが、
スムーズに読めるようになる頃には、自然とボキャブラリーも
身につくと思います。
また、言葉に出して言うことも、やりやすくなると思えます。


11月3日
投稿日 11月7日(木)19時26分 投稿者 朝日新聞


抗うつ薬、少量でも効果 副作用の減少に期待 名古屋市大・古川教授が研究発表 



 うつ病の主な治療薬の一つである「三環系抗うつ薬」が、治療の初期では標準的な投与量より少量でも効果のあることが、名古屋市立大医学部の古川壽亮教授(精神医学)らの研究でわかった。量を減らすことで、眠気や口の渇きといった副作用の減少が期待できるという。

 古川教授は、英国のロンドン精神医学研究所、イタリアのベローナ大学と共同で研究を行い、過去の臨床試験の論文を集め、分析した。結果が2日発売の英医学雑誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」に掲載された。

 この薬は、脳の神経伝達物質に作用、うつ状態を改善する。日本では、100万〜200万人程度が服用していると推定される。投与開始後1〜2週間で1日150ミリグラム程度に増量することが標準的だ。

 研究は、75ミリグラム前後(低用量)、150ミリグラム前後(標準投与量)、偽薬をそれぞれ投与された患者グループの間で、同じ投与期間ごとに効果を比較した。

 投与開始後1〜2カ月で、六つの臨床試験(合計患者数551人)を分析した結果、低用量と標準投与量とで効果に明確な差がなかった。一方、副作用のため途中で服用をやめる割合は、標準投与量のグループが低用量の約2倍だった。2カ月を超える場合の効果の差については、研究例が見当たらず、はっきりしなかった。

 樋口輝彦・国立精神・神経センター国府台病院院長の話 うつ病治療の定説を覆す研究結果だ。今までも、臨床では30ミリグラムの抗うつ薬で効果のある患者さんはいたが、それを明確に裏付けた。今後、「薬の量をすぐ増やすのではなく、ある程度の期間は少なめの量を使おう」と考える医師が増えるのではないか。



夕刊11月7日
投稿日 11月7日(木)19時16分 投稿者 日経新聞



統合失調症新薬、服用の患者死亡

 昨年2月に発売された統合失調症の新薬「セロクエル」を服用した患者のうち、13人に血糖値が急上昇してこん睡するなどの副作用が相次ぎ、1人が死亡したことが7日、分かった。厚生労働省は製造元のアストラゼネカ(大阪市)に対し、緊急安全性情報を出して医療機関に警告するよう指示した。

 セロクエルは「非定型」と呼ばれる統合失調症治療の新世代の薬で副作用が少ないとされ、注目を集めている。セロトニンなど脳内物質の作用を抑制する作用があり、これまで治療が難しかった慢性的に気分がふさぎ込む症状に効果が高いとされている。アストラゼネカが2000年12月に承認を受け、藤沢薬品工業が販売、売り上げを伸ばしている。 (16:03)



中井先生曰く
投稿日 11月7日(木)12時22分 投稿者 sakusaku

身体治療は私は軽症ならばもっぱら漢方薬で行い、、、、、

漢方薬のみを用いるのは近代薬は配合禁忌もあり、たえず最新情報に気を配っていなければならず、また、それぞれの専門の知識が必要だからであります。、しかもこの知識の半減は非常に短い。
漢方薬はこれらの点がすべて反対であり知識の半減期も非常に長い。、、、


月見草オイル、チラーヂンS
投稿日 11月7日(木)10時16分 投稿者 月見草

> ...、現状(抗うつ剤、睡眠導入剤、月見草オイル)で

月見草オイルは、チラーヂンS(甲状腺T4ホルモン剤)が原因と
(推測される)抜け毛対策です。月見草オイルを飲むと同時に、
チラーヂンSの服用も中止しましたが、定期検査では甲状腺ホル
モンレベルは正常でした。
参考: http://www.j-tajiri.or.jp/pages/source_patient-028.html
      メマツヨイグサ油は、月見草オイルのことです。

上記のことは、もちろん担当医と相談の上決めました。


月見草さん
投稿日 11月7日(木)09時21分 投稿者 sakusaku

私も5月くらいからリスパダール、抑肝散。きひとうで安定しているので何も変えたくないです。

現状は良好です。


raimuさん
投稿日 11月7日(木)09時16分 投稿者 sakusaku

下さん抜けてごめんなさい。

あと薬の量みて悩まれるのはすごくわかります。私も悩むだろうな。

7月末うちがc医師に変えたとき先生はセレネースに変えますかといいました。
微量出血が続いているから
で、このままリスパダールにしてくれといいました。
<もう安定しているんで変えるのが怖かったから>
漢方薬も先生の処方があると思うけど変えないでくれといいました。<抑肝散ときひとう>
先生がこういう風に組み合わせるのか、、、といったのでせんせいがかんがえる処方ではないみたいです。

先生にとってはむちゃくちゃな患者です。
で、その後は子供一人で行かせてます。月1回、会社の帰り。


私の場合、慎重すぎるのかもしれません
投稿日 11月7日(木)09時13分 投稿者 月見草

薬物療法、精神療法、漢方、電気ショック療法、などについても私
の場合、慎重すぎるのかもしれません。

さまざまなケースがあるし、過度の一般化は危険ですが、
「中井久夫選集 分裂病の回復と養生、星和書店、\2,800」
(養生を念頭においた精神科治療、19頁)
   ... もっとも、いかなる早い回復でも八ヵ月は本格的な
   社会復帰を避けたほうがよいという、向井巧の経験法則
   を常に念頭に置く必要がある(因みに「八ヵ月」とは身
   体の創傷の完全な有機化に要する時間でもある)。...
ことも大切だと思います。

私の家族の場合も、退院後一年間くらいは、とりあえずゆっくり養
生してもらおうと思っています(本人も望んでいます)。

漢方に関しては、現状(抗うつ剤、睡眠導入剤、月見草オイル)で
うまく行っているのでその必要性を感じません(もちろん本人も)。

漢方は安全だという先入観がありますが、見立てをあやまったり、
濫用すればやはり副作用があり、ひどい場合には壊病(えびょう)
といわれる(何が何だかわからない状態。いわゆる医原病)に陥る
危険性があるということも認識しておく必要があるでしょう。


中井先生
投稿日 11月7日(木)07時56分 投稿者 sakusaku

彼のいう週1回ハロペリドール1mgですごせたらいいじゃない<最終目標>
毎日1mgから週2‐3回1mg

それでも私はいいんですが、、<リスパダール換算0.5mg>

彼女が普通に暮らせたら私それでいい。


fumiさん
投稿日 11月7日(木)07時48分 投稿者 sakusaku

おはよう。、、あとありがとう。

>しかしsakusakuさんのところは、今の時点で最低量ですよね。
仕事も行けている、病気ではなく、社会や友達に興味がいっている

はい最低量になりました。
仕事もいってます。正社員です。社会や友達に興味がいっぱいです。
10月かなオールのカラオケ誘われたのは自分で断ってました。
睡眠が大事と思ってます。
他の友から12月海外旅行誘われていましたが<相手は学生>働いたばっかりで有休使えないと断ってました。<本音はお金がないかも?>

1仕事楽しいみたい。<適度のストレスはやってくるみたい>

2友達とかおしゃべりするのがとても楽しいみたい

3本人の頭には断薬という考えはまだないと思う<最初にずっとくすりは必要と叩き込まれたから>

うちのこも彼氏はほしいみたい、、、でもできないみたい、、、お互い好みがあるから


月見草さんraimu
投稿日 11月7日(木)07時33分 投稿者 sakusaku

>sakusakuさんが積極的なのは分かるのですが、回復期の患者には荷が重す
ぎるのではないかと危惧します。

私が何もいわなくても、、彼女は自分でスキーに行きたいとか、海外旅行行きたいとか、見つけてきます。
先生はやらせていいですよという感じです。
>私も、中井久夫氏の著書からよく引用しますが、自戒を込めてですが、こ
の病気の場合ケースによって対応は大きく異なりますから、著書の鵜呑み
は危険だと思います。
また、抗精神病薬の薬量についても我流の判断(とりわけ量が少なければ
少ないほどよいという見解)は、病者のためにならないこともあるのでは
ないでしょうか。

私は西川先生だけがいいというわけではなくいろいろ本をよんでいます。
慶応系列も必要最低量でという考えです。<藤井先生、八木先生>人によって最低量は違うわけで、、、いまは悪性症候群とかで必要最低量という考えに、、新薬とか出てきているのでなってきてます。<カナダみたいに1ヶ月で断薬とも思ってませんし>

あと私は娘をみて考えてます。うちの場合睡魔とか副作用が出てきます。

あとあの相談は7月にしましたので主治医が3ヶ月飲んで断薬を考えようといってくれました。
で待つかという感じで時を待っていました。10月いっぱいはこのままで行くかと、、
1mgでもよかったんですが、、睡魔が出てくるんですよ
0.75mgに落としました。
##ここで大事なのは製薬会社は最低必要量は2mgだと書いてあります。
でもA先生は落としてくれ、それでも聞いてました。その量で
でも、製薬会社の言うことを鵜呑みにする医師なら最低量は2mgから落ちなくなります。
0.25mgなんてたいした量ではないといえばそれまでです。
製薬会社のパンフレットには1mgから増量して適量をと書いてありますが
うちのこの先生は最初は大量投与、、順次減量タイプでした。<西川先生もこのタイプ>
Dに聞いたところ。2通りの方法があるそうで、どちらがいいとも悪いともいえないそうです。

C先生は最初1mgですか、、本を見て最低2mgとかいてありますがきいてますか?  はい。
今しばらく3ヶ月飲んでみてそれから考えましょう。
はい。
でその後娘しか病院に薬もらいに行かないので
彼女は先生からどうですか?   多分普通です。しか答えないんだろうな。
でいつもどうり薬もらって
私も0.75mgくらいでいいかなという感じでしたが
9月10月眠くて朝電車の中で立寝、会社行くまでガム噛んで、ココア飲んで眠気覚ましていたなんて、、、知らなかったです。
にきびがひどくて何でできるのか不思議でした。

ついに起立性低血圧、、電車でかがんじゃったそうで
で即0.5mgに落としました。
でいまんとこ朝会社で眠くないし、ココアも飲んでないそうです。

##倒れる2週間前くらいには眠いというのがわかっていたのですが、、まあいいか、という感じで

10月ハンゲコウボクからキヒトウに戻してもらう時本人は医師にも会わないし薬だけもらってきてました。
#本人のなかでは医師と話す重要性も感じてないのかもしれない。

今は普通です。
月―金、、9:00−5:00働いてます。
金、と土遊びに行く事がとても楽しいみたい
洋服ほしい。ブーツ欲しいとか<この前かいました>



おはようございます
投稿日 11月7日(木)06時45分 投稿者 sakusaku

きょうはくもり。
少し寒さが穏やか、、、霜が降りてないです。
昨日食べたサツマイモおいしかったです。

今日もいいことあるといいですね。

昨日娘帰ってきて開口一番スキー行きたいなあ。
えつ、スキー?   そう。
毎年1回くらい行っていた。
でその後は何もいいませんでした<私>質問してほんとに行く気になっても困るし

金曜日はまた友達と遊びに行くそうです。<仕事の後食事>


こんばんはー
投稿日 11月7日(木)01時57分 投稿者 fumi

断薬について、思うこと書きます。

薬の必要度は、人によって違いますよね。
病気の症状が活発なうちは、薬をやめるのは危険ですね。

しかしsakusakuさんのところは、今の時点で最低量ですよね。
仕事も行けている、病気ではなく、社会や友達に興味がいっている。

私、そういう時期に薬やめたんです。
薬をやめたときのこと、書きます。
注)経験談ですので、勧めているわけではないです。
  こうゆうのもアリ?と思って読んでください。

1・薬離れを始めた時期
薬をやめ始めた頃は、丁度正社員で就職した頃で、
普通なら環境の変化やストレスに対して、
十分に注意を払わなければならないところだったのですが、
週休1日の仕事だったので、その一日を通院に使うのが
惜しくなってしまいました。

2・そのときの私の状態
仕事を頑張ろうと思っていただけでなく、
病気と離れたところの友人と遊んだり、
プライベートの時間も楽しめるようになって来ていました。
人生に絶望していた私ですが、その頃は、いろんなことをしたい、
今までの分を取り戻したい、色んな遊びをしたい、と意欲的でした。
いろんな人と会って話すのが苦痛でなく、楽しくなっていました。

3.どのようにして断薬していったか
薬をいきなりやめるのは不安だったので、
最初は飲んだり飲まなかったりしていました。
時々、飲むのをサボっていた程度だったのが、
そのうちに精神的にイライラしたり、ストレスで、
どうしても落ち着かないときだけ飲むようになっていきました。
そして、薬に頼らずにやっていきたいなぁという気持ちがありました。
そのころ今の主人と出会いました。
病気のことも話しました。しかし、病人扱いしない人でした。
個人的に付き合うようになってからは
イライラしても、薬を飲まないで頑張ろうと自分で思うようになり、
そして薬とさよならできました。

余談)
そして、私の母も病人扱いしない人でした。
母は、病気の症状、病者との接し方に対して、はっきり言って無知でした。
だから、私は調子の悪い時は、かなり苦しみました。
ウチの母は、どうして判ってくれないのかと鬼母だと思っていました。

私は閉鎖病棟に何回も入院して、幻聴や妄想で暴れて、自殺行為自傷行為
なんでもアリの症状で、かなり荒れていました。
それでも母は、私がずっとこのままで治らないとは
どうしても思えなかったそうです。
デイケアに行っていたときも、作業所に行っていたときも、
相談にのってくれる職員さん、ワーカーさんがいて、
母に私の不調を説明し、かばってくれるのですが、
家に帰ると母は、
「fumiちゃんは、甘やかされているから我ままになってるんだねぇ」
と言い、
学校卒業したらバイトしたいと言った時も、
「今まで温室の中にいたからどうだろうねぇ・・・
 作業所と同じようにはいかないよ、判ってるの?」
と、私を励ますような言葉が、どうしても出てこない母でした(笑)


薬物療法に関する書物
投稿日 11月6日(水)23時52分 投稿者 月見草

統合失調症の治療に薬物を使用する場合の注意点に関しては、下記の
書物が非常に参考になると思います。
# 中井久夫氏の書物は、確かに難解で取っつきにくい感じがしますが、
  よく読んでみると実際的なヒントも多く含まれており、具体的な記
  述が役に立つだけでなく、なんというか、統合失調症治療の舵取り
  役としても最適だと思います。
  また、私は、何よりも患者の身のためを第一に考えるという中井久
  夫氏の姿勢に感銘を受けました。

「中井久夫選集 分裂病の回復と養生、星和書店、\2,800」
とりわけ、
・薬物使用の原則と体験としての服薬(67〜135頁)
・分裂病治療の段階と目標(159〜178頁)
・養生を念頭においた精神科治療(1〜24頁)
・分裂病の身体症状について(197〜232頁)
の各章が直接的、間接的に役立つと思います。

具体的な薬物投与の詳細に関しては、担当医師と相談することが最善
だと思います。そのための医師なのですから。
その場合にも、上記の「薬物使用の原則」を理解しておくことはきっ
とプラスになると思います。


sakusakuさん
投稿日 11月6日(水)22時55分 投稿者 raimu

こんばんは。
ROMしてましたが、書くことがまとまりませんでした。

きのうクリニックの診察日。娘は、眠いから薬減らしてほしい、とまた頼み、先生は「じゃあ替えるからね。」と。
粉薬ではなくなり、全て錠剤に。きのうずっと調べてました。
昼と寝る前の2回服用で、1日量が、リスパダール2錠、リントン2錠、ストブラン2錠、ベゲタミンB1錠、便秘薬1錠、で、リントンがハロペリドールだと知って、少々驚いています。ストブランはアーテンと同じでパーキンソン症状を抑える薬。もしかしてこれは、薬をAからBに替える際のA+Bなのかな、と思ったり。本人は1日2回で飲むのが楽になったから、今のところ言われたとおり飲んでますが、これで、なおいっそう、様子を見ていないと、という気持ちです。変わった症状があったら、すぐに言おうと。
先生から見ると、(診察は丁寧だと思います)娘はまだ落ち着いてないのかな。まだ2ヶ月だし。「眠いときは、寝ていいのよ。」と先生は言ってました。
少しわたし、めげています、薬のことで。

ただ、月見草さんのおっしゃっている、

>また、抗精神病薬の薬量についても我流の判断(とりわけ量が少なければ
少ないほどよいという見解)は、病者のためにならないこともあるのでは
ないでしょうか。

これもまたそういわれるととてもこわい。うちの場合、飲み始めて2ヶ月だということで、sakusakuさんのように断薬のこと、あとしばらくしたら考えてゆくのだろうと、他人事ではありません、私。今月ぜひ、病院でいろいろ聞いてきてください。

あせらないように、娘が混乱しないように、腫れ物扱いしないように、今はあらゆることを考えに入れて、自分はおおらかに明るく(少し矛盾してますが)、過ごしたいと思います。娘は、落ち着いてきてますが、今日行った施設見学で、表情はちょっと固まっていた・・帰ってから夕食後すぐに寝ました。

sakusakuさんの娘さん、お休みの日に眠る、というのは結構普通の感じがしますが。で、平日がんばってお仕事する、っていいのではないかと。眠る時間が十分とれている、が大事なんですよね。ただ、本人がどう感じながら毎日過ごしてるのか、なかなか全てはわからない。あまり聞いても詮索するようじゃ、気にされるし。sakusakuさんの悶々とするきもち、よくわかります。くれぐれもお体にさわりませんように。母は元気に・・・ですよね。


素晴らしい夢の危険性
投稿日 11月6日(水)20時26分 投稿者 月見草

> 素晴らしい夢が危険なこと(具体的には、自殺の危険)があるそうで
> すが、この場合の対応については分かりません。

「記憶の肖像、みすず書房、中井久夫著、定価2,575円」の
「治療のジンクスなど、202〜203頁」にありました。
# 昔読んだビンスバンガーの著作の中にも、統合失調症かつ拒食症の
  女性が、今までどうしても食べることができなかったチョコレート
  を食べて満足感をいだいたものの、まもなく自殺、というような話
  があったように記憶しています。「花嫁衣裳でまっ白」というのも
  あったような、なかったような、記憶がおぼろです。

> ... どうもすぐれた精神病理【月見草注: いわゆる異常心理ないしは
> 病的精神状態を対象とする分野】の論文が私にはよろしくないようで
> ある。私の患者が事故を起こしたのは、ある人の論文を二晩続けて読
> んですっかり感心した時のことであった。
>  ...
>   その患者は、私が二年ほどみていた女子大生だった。亡くなる前日、
> このごろ夢が明るくなったのよ、といった。前回、夢が明るくなった
> のが確実な回復の歩みの始まりだったのを思い出して、私はおろかに
> も喜んだ。彼女は「今までの着物を脱ぎかえて新しい衣裳にかえて、
> 少しきゅうくつだけど、喜んでいる夢」「花嫁衣裳でまっ白なの」と
> 教えてくれた。翌日、私は白衣につつまれた彼女を見る破目になるの
> である。このケースは、私には非常な教訓であった。私の師の一人と
> さえ言ってよいだろう。
>  ...
> ... 、ひそかに精神科医が額づきに行く墓標もある。私は次第に、過
> ぎるよりも足りないほうを選び、いつも「逆艪【さかろ、船を後ろへ
> も自由に漕ぎ進められるように、艪を船の前部に取り付けること。大
> 辞林による】の構え」を心がけるようになった。基本的には「待ちの
> 治療」である。

このような場合どのように対処すればよいのでしょう。
薬物療法、心理療法、電気ショック療法(上記のような患者に、まさ
か電気ショック療法は施せないでしょうし、たとえ何かの偶然で施す
ことができ、その時はうまく行ったとしても次回はだめでしょう)。
いづれも役に立たないような気がします。
上記の文章を見せても効果がないような気がします。
私は神は信じていませんが、神に祈るしかないのでしょうか。


ちょっと前のsakusakuさんの書き込みですが、
投稿日 11月6日(水)18時42分 投稿者 月見草

ちょっと前のsakusakuさんの書き込みですが、

> やりたいことは何でもやらせてやろうと思ってます。

sakusakuさんが積極的なのは分かるのですが、回復期の患者には荷が重す
ぎるのではないかと危惧します。

> 私は西川先生のほんと相見三郎先生の本、この2冊があれば乗り切れ
> るんではないかとおもうようになってきました。...

私も、中井久夫氏の著書からよく引用しますが、自戒を込めてですが、こ
の病気の場合ケースによって対応は大きく異なりますから、著書の鵜呑み
は危険だと思います。
また、抗精神病薬の薬量についても我流の判断(とりわけ量が少なければ
少ないほどよいという見解)は、病者のためにならないこともあるのでは
ないでしょうか。


断薬のメリット・デメリット
投稿日 11月6日(水)17時12分 投稿者 月見草

> わたしかなりまよってます。
> 西川先生の本p138,139,140初回エピソードでは1年以内で断薬したほうがいいと

1年以内で断薬した場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。
また、西川氏は断薬のデメリットにも触れておられるのでしょうか。


選択(2)
投稿日 11月6日(水)17時05分 投稿者 月見草

> ろくさんの場合であれば、もちろんAさんの襲撃というか発作に対応する準
> 備は整えておく必要があると思いますが、今の環境で持ちこたえるという選
> 択もあると思います。これは、私の例に照らし合わせてそういう可能性もあ
> るということであって、お勧めする訳ではありません。

上のような書き込みをした理由ですが、
もちろん、私の妻の場合はしかるべく治療を受けたケース(回復期で
ある現在でも薬は飲んでいます。下記参照)であり、Aさんの場合は
おそらく未治療であることは意識していますが、Aさんを過度に恐れ
ることが、ろくさんにとってよくない気がしたからです。

  「中井久夫選集 分裂病の回復と養生、星和書店、\2,800」の
  「薬物使用の原則と体験としての服薬、81〜82頁」に、
    > ...。しかし、私の長期的経験は、薬物を絶って「ぎりぎり健常」
    > の生を生きるよりも、たとえばハロペリドール、二日一回1mgの
    > 生涯服用によってゆとりと幅のある生活を維持するほうが好まし
    > い。私は、前者では望まれてした結婚が破局に終わり、後者では
    > 病気の後に夫婦仲が格段によくなり長らく待たれていた子がさず
    > かるなどを経験している。タイミングをはかって、また患者に選
    > 択の機会を与えた上のことではあるが、極少量の「保険をかけて
    > いるような薬物服用」は、特に緊張病で始まった人の運命を長期
    > 的には大幅に好ましい方向に変える。この型の人の寛解度が非常
    > に高い反面、再発のリスクも低くないからである。...
  とありますが、私もよく似た見解です。

しかし、ろくさんの書き込みをよく読んでみると、相当に参っておら
れるようですので、このやり方(つまり、「今の環境で持ちこたえる
という選択」)は無理なようです。


ろくさん
投稿日 11月6日(水)12時33分 投稿者 かつての地上の旅人

> そうか・・幻聴がすぐに打ち消してしまう場合があるのですね・・・

たとえば、「僕があなたが病気だと言いふらしても、何の得にもならないです。
これまでも、あなたの役に立つ援助をしてきたのは、平穏に暮らしてほしい
だけの理由だと分かっていただけますか?」と伝えて、一旦納得したとします。
幻聴は繰り返し聞こえるので、「やっぱり、言いふらしてるじゃないか」と
なります。

>僕はそれでも Aさんだって辛いんだろうな・・・という気持はあります。
>Aさんではなく、病気を憎みます。

お互いにしんどくない距離の確保に転居を要するというのは残念ですが、
Aさんのご家族の介入に期待しましょう。
精神科が患者さんを自由に拘束できるということは、ありえないですし
病院というシステム自体、そんなお金にならない苦労はしないのですが、
自覚症状のある発病初期が不安も強く、一番病院を恐れます。
ご心配なら書き込み時のキーを使い掲示板から削除されることも簡単です。
お忘れなら、メールいただきたく


raimuさん
投稿日 11月6日(水)07時57分 投稿者 sakusaku

わたしかなりまよってます。
西川先生の本p138,139,140初回エピソードでは1年以内で断薬したほうがいいと

娘の調子見ていて
土日昼まで寝ているし月は11時に起き、食べまた寝て3時くらいにおき元気です。
午後から元気出るというか、、、夜も眠れているというか、、疲れているというか
かなり私としては参ってます。
断薬が目の前にちらちらしているんですが、、わからない。
A医師6月いつまで飲むんですか?子供が聞きました。1mg以下はもう患者さんと家族に任せている、、感じ、、再発しない人はしない、、、再発する人は飲んでいてもする。<たくさん飲んでいても>
B医師7月たかだか1mgにして1ヶ月じゃないですか、しばらくのみましょう<世界基準>
c医師1mgあと3ヶ月は行きましょう。
d、、、世界基準だと6ヶ月だから、、、年単位投与といわれているからずっと飲んだほうが、、

全く私もわからない。
本では初回エピソードでは3分の1が治り薬も飲まずにきていると
漢方薬にチエンジできる事もわかるんだけど
8、9、10月と0.75mg、、いま11月は0.5mg
###この件に関して私は医師には相談してないです。あまりにも睡魔が強いので
さげました。ダメなら戻すかという感じで、、医師は1mgと思ってます。今月20日過ぎの病院へは付いていこうかなと思います。で、はなしてみようかなと

それまで悶々とするのかな


音読について、ほか
投稿日 11月10日(日)22時09分 投稿者 月見草

> ドイツ語を音読できるとは、すごいですね。

ドイツ語は綴りと発音との違いもあまりなく(ちなみに、英語の場合、
非常に大きいですね)、単語の強弱アクセントがちょっとややこしい
ですが(といっても中国語の高低アクセントなんかより非常に簡単)、
音読するのは比較的楽な言語だと思います。
ただ、音読していてもあまり楽しくないのも事実です。
どこで読んだか忘れましたが、フランス語は愛をささやくのに適した
言葉、スペイン語は神に語りかけるのに適した言葉、ドイツ語は馬に
命令するのに適した言葉だそうです。

> 語学の勉強は、頭の柔軟体操になるときもあるそうですよ。

でも、長くやっていると、その言語の発想にかなり影響されますから、
私の場合のように、もともと理屈っぽいのがさらに理屈っぽくなると
いう逆効果もあるようで、なんだか、年をとるにつれてますます硬直
化し、意固地になりつつある自分を感じます。

> 勉強が趣味という人が、本当にいるんだ!
> と思いました。(私は勉強苦手だったので。)

人間一生勉強だ、なんて言う人もいますが、どうなんでしょうね。
他にやることもないし、本やインターネットで遊んでいるだけ、とい
うのが実情のような気がします。単なるつまみ食いの気晴らしかもし
れません。
勉強にもいろいろありますが、他者の書いたものを読むだけというの
は、精神的にあまりよくない感じがします。
自分で考えない癖がつきますし、他者の考えに影響され自分を見失う
リスクも高くなります。とはいえ、私の場合、自分でいろいろなこと
を考え始めても、まもなく沈没してしまうことがしばしばなので、言
語で考えることは中止し、(言語以外の)音楽とか、ひたすら歩き続
ける四国遍路などで気分転換が必要かな、という気持ちになる時もあ
ります。

> よきアドバイスは、糧となりますし、元気が出ます。
> そうではない情報は、もっともらしい事を言っていても
> 実際には少しも役に立ちませんよね。

おっしゃるとおりです。相性もありますし、判断するのは自分ですか
ら。

> 月見草さんのご家族が、これから益々いい方向にいきますように。

ありがとうございます。
今のところは、多少の波風はあるもののうまく行っています。
毎日毎日を、精一杯、しかも落ち着いて平静に過ごすことが大切だと
思うのですが、長年積み重なった心のよごれが、なかなかそれを許し
てくれません。


北のツバメさん(2)
投稿日 11月10日(日)20時58分 投稿者 月見草

私の場合、家族(診断は非定型精神病)に自殺未遂が、レイさんの場合
と同じく3回ありましたが、電気ショック療法を受けさせませんでした。
万一電気ショック療法を家族に受けさせる事態が生じたなら、私も受け
る覚悟です(受ける名目などなんとでもなります)。
理由は患者とともに悩みたいからです。


電気ショック療法に対するヒステリックとも言える反応や意見
投稿日 11月10日(日)20時33分 投稿者 月見草

私も、「ヒステリックとも言える反応や意見」はよくないと思
います。

そこで、私としては、電気ショック療法をこれから受けようか
否かで迷っていらっしゃる方々ないしはご家族の方々に、この
療法に対する判断材料として、「電気ショック療法を体験した
患者自身の経験(体験記等)」をインターネット上で公開して
ゆきたいと考えています。
現時点では、米国、ドイツで電気ショック療法を実際に体験し
た方々のアンケート調査や体験記が手元にあります。
# 下記のアンケートおよび体験記です。
  1st Person Project: Search Results(アンケート、米国)
  http://www.ect.org/cgi-bin/1stperson/db.cgi?db=default&uid=default&view_records=1&userid=*
  Deisenhofer, E-Schock(体験記、ドイツ)
  http://www.bpe-online.de/infopool/gesundheit/pb/deisenhofer.htm

私の日々の仕事が忙しいこともありなかなか翻訳作業が進みま
せんが近く公開する予定を立てています。
# この掲示板でも、先日電気ショック療法を体験した方の書き
  込みがありました。

電気ショック療法をこれから受けようかどうか迷っていらっし
ゃる方々ないしはご家族の方々の場合、とりわけ、電気ショッ
ク療法の負の側面(とりわけ副作用・後遺症・予後等)に関す
る情報が気になることと存じます。
なぜなら、どのような治療を受ける場合でも、その治療の副作
用等負の側面をあらかじめ検討する必要があることは、医療を
受ける際の常識だからです。

しかし、電気ショック療法に関しては例外らしく、一部の方々
にとっては、その副作用・後遺症は一切チェックする必要がな
く、また副作用・後遺症が生じたとしても厚生省に届ける必要
がないほど「安全確実な」治療である、と見なされているよう
です。
# 不思議なことに、厚生省もこのような見解を支持しているよ
  うです。
  以下の書き込みを参照して下さい。
    「電気治療(ECT)について【長文】」
      投稿日 11月10日(日)04時01分 投稿者 月見草

また、とりわけ電気ショック療法を受けさせた「医師ないしは
ご家族」の一部の方々、ないしは電気ショック療法賛成派の方
々の大半は、電気ショック療法を受け、インフォームド・コン
セントの対象である「患者自身の体験」を軽視ないしは無視さ
れ、むしろ、不思議なことに、電気ショック療法を受けさせた
「医師ないしはご家族の体験」を重視される方が多いように思
われます。
あたかも、電気ショック療法の対象が、電気ショック療法を受
ける「患者自身」ではなく、受けさせる側の「医師ないしはご
家族」であるかのような印象さえいだかされます。
ある意味で、このように考えてこそ、電気ショック療法賛成派
の医師ないしはご家族にしばしば見うけられる、「電気ショッ
ク療法の副作用・後遺症は一切チェックする必要がない」とい
う見解を理解可能となるのでしょう。
# 電気ショック療法賛成派の医師や看護師の中には、ときおり、
  電気ショック療法の副作用である無感覚ないしは神経衰弱等
  の症状に悩む方もいらっしゃるようです。


sakusakuさん ありがとう。
投稿日 11月10日(日)19時04分 投稿者 ろく

sakusakuさん こんばんは・・ろくです。

>Aさんにおかれては何ら問題は解決されていないので、、、
>極力はなれられたほうがいいと私は思います。

>場所は絶対教えないで、、、大家さんにも。

sakusakuさんのこの言葉 泣きたくなる程 嬉しい言葉です(泣)
僕が通院している先生もAさんについては「我々専門家でも難しい問題・・ましてやあなたには荷が重い・・」という感じで言ってくれました。
ただ 僕自身は現在の住まいは気に入ってるし、余計なお金も掛かる そういった経済的な面の事情もあるし、Aさんをただ見捨てるだけのような引越しという解決策は余りにも消極的かな・・と思う面もあります・・でも 現実には僕まで病院通いをするハメになり 自分で思うより遥かに 僕の精神はダメージを受けている事が分かりました。
この掲示板に書き込んでから みなさんが色々な経験から言葉をくださった・・・
それはどれも机上の空論ではなく、実体験の伴った 非常に重みのある言葉です。
色々な言葉をかけてもらってその中からどんな行動を取るかは やはり この僕の決断です、で 後々後悔しない為にも なるべく正しい判断をしたい・・と思っています、その為にもまず 僕が病院に行き、お薬を処方してもらい 身体的には落ちつく・・ここまでは 正しい選択だと思っています。
これから どうするか?・・休養しながら 考えます。
ところで・・お薬により 楽になったのはいいんだけど、なんか「ボー」としてしまいます・・・それと朝がかなり辛い・・寝起きがすごく悪い・・すごく自分の動作が鈍くなったような・・朝 目が覚めても しばらくは身体が活動してない・・という感じです。(まぁ それでもお薬を飲む前よりは数倍良いけど・・)
この症状はお薬を飲んでいる間は続くのでしょうか?やっぱ病気って大変なんですね・・


北のツバメさん
投稿日 11月10日(日)18時46分 投稿者 かつての地上の旅人

はじめまして、かつての地上の旅人と申します
私の分裂病とのかかわりは、上の「■ホームページへ■ 」をクリックされると
御理解いただけると思います。
「全医師数の2〜3%が全病床数の三分の一以上を担当している」という
中井久夫のデータがどの程度改善しているのか寡聞にしてデータを持ちませんが、
日々の御苦労・御苦心に敬意を表します

>これに関しては皆様(ご家族の方々)はどう思われていますか?

ECTの有効率は何パーセントあるか、最近議論されたばかりですが
この掲示板は分裂病に関する掲示板なので、少なくとも分裂病へのECT適用に
批判的な意見が見られます。私が気にしているのは、
1)本人の合意なく行われるケースが半分近くある
2)脳への損傷(シナプスのみでなく脳細胞への非可逆的変化)の有無が保証されていない
3)磁気による方法より多大な電流が流されているとの海外情報を見たことがある
4)過去に懲罰的に行われた歴史があり、現在も無麻酔のケースが1割ある
5)客観的に見て短期的な効果に過ぎないという入院経験者達の意見がある
6)記憶障害の実害が顕著にある
、、などであり、私は新規の方にはお薦めしないことにしております。

10月15日前後の過去ログをご覧になればわかると思いますが、
この療法に関する家族の見解は立場により異なる宿命にあります。

種々の薬物療法で改善せず、この療法で改善された御家族には
冷水を浴びせる仕打ちになりますが、「最後の手段としてのみ存在しうる療法」という
解釈をしております。これは、かつての妻に電気ショック療法の適用を打診した
私に対する大学病院の回答でもあります。

うつ病患者の死亡時の自殺率(ある本では3人に一人)は
分裂病のそれより高いという認識でおりますので、緊急性などの事情は異なると思いますが
かなり手ごわい反対意見も、この掲示板でお目にかかれることと思います。


こんばんわ
投稿日 11月10日(日)17時51分 投稿者 sakusaku

今日は穏やかなひよりでした。

いいことありましたか???
これからいいことありますように。
私は今日、ユニクロで500のオフリース買いました。なんとなくうれしいです。


ろくさん
投稿日 11月10日(日)17時50分 投稿者 sakusaku

>、「あなたはもう その隣人さんとは極力 関らない方が賢明でしょう、彼をどうするか?ではなく、今はあなたが自分の体を
早く元に戻す事が大切です・・難しいんですよ、我々でも患者さんの説得はね・・」そして先生の方から「あなたとしては納得いかないと思いますが、引越しとかは出来る状況ですか?もし出来るのなら 早くした方がいい・・出来ないのであっても 兄弟の所、親の所・・一時避難でもいいから 落ち着いて ゆっくり寝れる所で休みなさい・・とにかくあなた自身が“ここは絶対に安全だ”と思える所で休む事が先決です・・引っ越す、引っ越さないはそれから決めてもいいのです。」との事・・・とりあえずは先生の指示

ろくさん落ちつかれてきてよかったです。
私も先生のいわれるとおりだと思います。
ただできれば引っ越されたほうがいかなと思います。

Aさんにおかれては何ら問題は解決されていないので、、、極力はなれられたほうがいいと私は思います。

場所は絶対教えないで、、、大家さんにも。


北のツバメさん
投稿日 11月10日(日)13時26分 投稿者 レイ

今日は。
ぜひ今から20日くらい前からの過去ログを読んで頂きたいと思います。
私は娘が数ヶ月の間に三回自殺未遂を繰り返した時に電気痙攣療法を受けさせました。本人も良く知っている療法です。
病気はもともとひどい幻聴や被害妄想があり、分裂病との診断を受けました。
しかし、しっかりした理性は失われなかったと思います。
あらゆる薬物を試しましたが甲斐がなく数年を過ごしました。

お伺いしたいのですが、北のツバメさんは沢山臨床経験がお有りだと思いますが
電気痙攣で非可逆的な記憶喪失という副作用は経験されたことがお有りでしょうか。娘は直前の記憶程度でした。間もなく回復しました。


地上の旅人さんへ
投稿日 11月10日(日)13時14分 投稿者 レイ

私は地上の旅人さんの見解と細部においては違うところはありますが、
大筋には一致してます。
誰も電気痙攣療法(これが医学界の正式名称だと思います。但し、私は電気
ショックだろうと、電気療法だろうと、通電療法だろうと、電パチだろうと
全くどうでもいいと思います。)
私も電気痙攣療法では根本から治療できるとは思って居ません。
それは前から言っています。
電気痙攣は非常に追いつめられた最後の局面を開くという部分で
為されるものと考えており、それはここの掲示板の人も認識してるじゃ
ないでしょうか。ラストチョイスだと。
困った局面を開いたならば、それから先は薬物治療の問題になり、
それだけでOKなどとは誰も思わないですよ。
無麻酔の問題これから大いに改善すればよいことであって、
治療としての問題とは本質的に関わりないと思います。
それに私は電気痙攣治療の推進者でもないですから、皆さん誤解のないように
お願いいたします。ただ、どんな局面になっても一例も許さないという
ヒステリックとも言える反応や意見にはどうかと思います。

地上の旅人さん、私がいかに薬物治療に心を砕いて居たかは、あなたが一番
ご存じだと思います。オキシペルチンまで試したじゃないですか。
あの薬の副作用はほんと苛烈というか、残酷としかいいようもないものでした。

私も分裂病本体にはあまり効果はないという認識は持っています。
ただ、分裂でもウツ的な傾向に強い人には効果があると思います。
勿論全員に効果があると思っていませんが。

最近のセロクエルやジプレキサなどの死亡事故をどう思いますか。
だからといって私は新薬を否定する気にはなりません。



ECTの訳語としての「電気治療」という言葉
投稿日 11月10日(日)09時25分 投稿者 月見草

いわゆる電気ショック療法(Electroshock Therapy)に関して、賛成
派は電気痙攣療法(Electroconvulsive Therapy、ECT)、反対派は電
気ショック療法(Electroshock Therapy、EST)という言葉を使うよう
です。

少なくとも、ECTの訳語として「電気治療」という言葉を当てるのは、
よくないと考えます。

電気治療というと、何も知らない患者、何も知らない患者の家族、何
も知らない普通の人であれば、電気鍼(はり)とか電気風呂の、「ち
ょっとビリビリくるやつ」を思い浮かべるでしょう。

実態は、ご存じの通り、電気ショック療法(Electro Shock Therapy)
は患者のこめかみに電気を通電して意識を失わせ(有けいれん法の場合、
意識が失われない場合もあるそうです)、人工的に、てんかん発作に類
似した状態を脳に発現させるわけですから、
意図的か、無意識的かは存じませんが、実態に即さず、誤解を招く「電
気治療」という言葉をご使用なさらないことをお勧めいたします。

参考: ECTに関する倫理的、社会的諸問題について
  http://square.umin.ac.jp/tadafumi/ECT.html
  > 4)ECT施行
  >  Fasciculation(筋畜搦)がやみ、筋が完全に弛緩したところで、ECTを行う。
  > 電極を両こめかみ(または両前頭部、劣位半球の前頭側頭部など)に
  > 当て、100〜120Vの電圧で、約3〜5秒間の通電により、電気刺激を加
  > える。駆血した腕のみに強直間代けいれんが生じていることを確認す
  > る。通電後しばらくは、血圧、心拍数共に一過性に上昇する。けいれ
  > んが消失したら、再びマスクにて100%酸素を投与し、自発呼吸が再開
  > するまで続ける。自発呼吸が回復後も、意識は清明でないことが多い。
  > 呼吸・循環が安定していたら退室する。意識が清明になったら、点滴
  > は終了し、留置針を抜去する。なお、週に2-3回、5-10回を1クール
  > とする。1-2回で効果が出ても、再発の危険があるので、すぐには中
  > 止せず、5回は施行した方が良いとされている。


10月30日
投稿日 11月10日(日)08時59分 投稿者 読売新聞

社会生活の意欲高める



クッキーやケーキ作りをしながら、病気をコントロールする(東京・世田谷区のパイ焼き窯で)
 東京都世田谷区の「パイ焼き窯」は、精神障害者がクッキーやケーキなど洋菓子を作って、販売する授産施設だ。30人が働く。小柄なB子さん(30)はここに来て3年になる。

 高校1年生の時、すれ違った人が「私のことをにらんでいる」と思い込み、人の視線が怖くて学校に行けなくなった。半年の入院。専門学校やアルバイトに挑戦したが、続かずに家で過ごしてきた。

 授産施設であっても長時間働くとストレスで悪化するので、当初は、週1回3時間から始め、慣れてきた昨年、週2回に増やした。

 【夢描けるように】

 今年1月から2か月がかりで、抗精神病薬を旧来の薬から、90年代後半以降に登場した、非定型抗精神病薬と呼ばれる副作用の少ない四つの新薬の一つ、ペロスピロン(商品名ルーラン)に切り替えた。

 「今まで本を読んでも意味がつながらなかったのに、理解できるんです。読めるって、楽しい。寝ていることが多かったのに、今はやりたいことがいっぱいあって」と語る。

 週3日、1日5、6時間に仕事を増やしたが、半年以上安定している。「結婚して家庭も持ちたい」と夢を描くようにもなった。

 統合失調症には、妄想や幻覚が現れる「陽性症状」と、極端に意欲を喪失し寝たきりになったり、引きこもったりする「陰性症状」がある。旧来の薬は、鎮静させるだけで陰性症状には効かなかったが、新薬には意欲を高める効果がある。

 北里大名誉教授の村崎光邦さん(67)は「病気をコントロールしながら、社会に参加し生活を楽しめる状態にするには、大変役に立つ薬」と説明する。

 病気の経過が長い人の場合など現実が良くわかるようになるのは、良いことばかりではない。統合失調症となって16年、父の塾を手伝う東京都のAさん(37)は、「ほかの仕事をして、女性と知り合って、人生を取り戻したい」と思い始めたが、現実とのギャップに立ちすくむ。50歳代の男性は「おれの人生が見えた」と過去を思い出しては両親を責めるようになった。悲観して自殺を試みる人も出ている。

 【長期なお未知数】

 新薬なので長期的な効果は未知数という不安。肥満を促す特徴があり、太っている人や糖尿病患者には注意が必要で、使えない場合もある。それでも副作用が少なく、意欲を高める効果がある新薬の登場で、統合失調症治療の目的が変わりつつある。「症状を抑え込む」ことから「社会で暮らすための治療」へ。

 すでに発売されている4種類に加え、新たに3種類が承認申請や治験の準備に入っている。すぐに飛びつく必要はないが、信頼できる医師を見つけ、新薬とは上手に付き合いたい。

           ◇

 [新薬が適したケース]

 〈1〉発病して初めて治療を受ける〈2〉旧来の薬の副作用が重い〈3〉旧来の薬では病状が治まらない〈4〉旧来の薬をやめて悪化させてしまった〈5〉切り替える場合は数か月から1年ぐらいかけてゆっくりと(山梨県立北病院・藤井康男副院長による)

(2002年10月30日)


映画に出て来る英語(台本)
投稿日 11月10日(日)04時56分 投稿者 月見草

> 洋画好きなので、映画に出て来る英語、とかだったら、やれそうかな。

http://www.yahoo.co.jp/  で、
「映画 台本 rama」をキーワードで検索した結果から探してみました。

下記のところに、たくさんの台本(英語)があります。
http://www.script-o-rama.com/snazzy/table.html
http://www.script-o-rama.com/snazzy/table2.html
http://www.script-o-rama.com/snazzy/table3.html
http://www.script-o-rama.com/snazzy/table4.html

たとえば、例の「カッコーの巣の上で」の台本もあります(^^;
http://bamzone.bizland.com/scripts/one_flew_over.html

辞書については、いちいち本の辞書を引くのは邪魔くさいので、電子
辞書が便利だと思います。電子辞書でおすすめは、

Pdic、辞書引きソフト(試用制限無しのシェアウェア)
  http://member.nifty.ne.jp/TaN/
  # 自分用の辞書を簡単に作成できるのが素晴らしい。
Gene95、辞書データ(フリー)
  http://www.namazu.org/~tsuchiya/sdic/data/gene.html
  # 57,350語ほど。シンプルでよいと思います。
英辞郎(市販本)
  http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4757405707/ref=ase_pdichomepage-22/249-7356885-8407501
  # 有名ですね。持っていれば便利です。
    100万語収録のスーパー英和・和英辞典「英辞郎」。\1,800。
ご参考まで。


電気治療(ECT)について【長文】(追加)
投稿日 11月10日(日)04時27分 投稿者 月見草

>  「長期的」な「自殺促進効果」、「病状悪化効果」は多数存在しま
>        す。上記の「1st Person Project」を参照。
「長期的」な「自殺促進効果」に関しては、「1st Person Project」の
アンケート結果には載らないという問題もあります。
# 要するに、死人に口無し。


電気治療(ECT)について【長文】
投稿日 11月10日(日)04時01分 投稿者 月見草

> そこで聞きたいことがあるのですが、当方電気治療(ECT)を用いる
> ことがそれなりにあるのですが、これに関しては皆様(ご家族の方々)
> はどう思われていますか?
> 
> 現在私はうつ病の方にはかなり高頻度にECTを用いています。
> 
> 理由は
> 1.効果がすべての薬物療法よりも確実であること
> 2.入院治療期間が投薬のみに比べると著しく短縮化できること
> 3.副作用があらゆる薬物療法よりも少ないこと
> の3点です。
> 
> 同時にこれらのメリットは統合失調症の場合にもいえることなのです
> が、皆様はECTに対してはどのようにお考えでしょうか?

まず、この問題に関しての私の立場は、
1a. 医療側(医療および看護当事者、医療行政、健康保険組合など)。
    電気ショックに賛成。
1b. 医療側(医療および看護当事者、医療行政、健康保険組合など)。
    電気ショックに反対。
2a. 電気ショックを受けた患者。電気ショックに賛成。
2b. 電気ショックを受けた患者。電気ショックに反対。
3a. 電気ショックを受けていないが、今後電気ショックを受ける可能
    性がある患者。電気ショックに賛成。
3b. 電気ショックを受けていないが、今後電気ショックを受ける可能
    性がある患者。電気ショックに反対。
4a. 電気ショックを受けた患者の家族。電気ショックに賛成。
4b. 電気ショックを受けた患者の家族。電気ショックに反対。
5a. 電気ショックを受けていないが、今後電気ショックを受ける可能
    性がある患者の家族。電気ショックに賛成。
5b. 電気ショックを受けていないが、今後電気ショックを受ける可能
    性がある患者の家族。電気ショックに反対。
と分類すると、5b.の立場です。

この問題について話し出すときりがなくなるので、要点だけを述べます
と、
  電気ショック療法に関しては、副作用・後遺症の報告義務がない*1)
  という、信じられないような厚生省の方針があるためでしょうか、長
  期にわたる副作用・後遺症の報告が非常に少ないという問題点があり
  ます。
  *1) ECTに関する倫理的、社会的諸問題について
      http://square.umin.ac.jp/tadafumi/ECT.html
      >  死亡事故は修正ECTでは5万回に1回程度と言われている(Royal
      > College of Psychiatrists 1995)。しかし日本でははっきりした統
      > 計はない。これは医薬品のような副作用報告制度がないためもあると
      > 思われ、効果があったことを報告する論文は多いが、事故についての
      > 論文はほとんどない。
これらの問題点のため、個人的に調べています。

とりわけ、患者自身の電気ショック療法の「体験」が無視される場合
がほとんどです。これについては、以下が参考になるでしょう。

> 電気ショック療法体験者のアンケート結果(英語ですが)が
> http://www.ect.org/
> のサイトの「1st Person Project」に掲載されています。
> http://www.ect.org/
> は、電気ショック療法に反対の立場(電気ショック療法体験者が立ち
> 上げたサイト)ですが、上記のアンケート結果には、電気ショック療
> 法の成功例(患者自身が肯定)と思われる例も見られます。
> ところで、「1st Person Project」とは、
> http://www.ect.org/1stperson/index.shtml
> > The 1st Person Project is an attempt to collect ECT
> > patient/survivor stories in a central database. Its purpose is
> > twofold: to preserve and document the stories of those who
> > have undergone ECT/electroshock, and to provide persons
> > contemplating this treatment with the shared experiences of
> > others.
> というプロジェクトです。
> 要するに電気ショック療法体験者に自分の体験や見解を発表してもら
> い、電気ショック療法を検討している方々への判断材料を提供しよう
> というものです。
> http://www.ect.org/1stperson/index.shtml
> の、
> ・Access the 1st Person Project Database (read/search only)
> 続いて、
> 「Main Menu」の「List All」
> をクリックすると「電気ショック療法体験者のアンケート結果」を読
> むことができます。電気ショック療法を体験した方は、アンケートに
> 書き込むこともできます。
> 
> 電気ショック療法を受けてから自殺念慮が出現した方もいらっしゃい
> ますし、電気ショック療法を受けた結果今までの自殺念慮が消失した
> という方もいらっしゃいました。
> 全体としては電気ショック療法反対の方が多いようですが、電気ショ
> ック療法がプラスになったと主張する方も数多くいらっしゃいます。
> このアンケート結果を読んで複雑な気持ちになりました。
> 整理して考えてみました。
> 1. このアンケート結果から判断すると、成功例があるものの、やは
>    り、一か八かの賭のような感じがする。
> 2. 70〜80%と言われる、医療者側が調査した電気ショック療法成功率
>    と、このアンケート結果との差が大きすぎる。
> 3. むしろ、医療者側の調査方法に問題があるのではないか。
> 3a. 日本の選挙投票システムと比較しました。現在の日本の選挙投票
>     システムは秘密投票です。秘密投票であって、記名投票でない理
>     由はご存知の通りです。記名投票であれば、投票した個人を特定
>     してさまざまな影響を及ぼすことが可能だからです。
> 3b. 医療者側の調査方法は患者を特定しての調査が主ですから、患者
>     が医療者側の影響を考慮して言いたいことを言えないという場合
>     が考えられます。
> 3c. どのような場合かを考えると、たとえば患者が「電気ショック療
>     法はあまり効果がない」と主張すると、医療側は効果がなかった
>     のだから患者に再度「電気ショック療法」を受けさせようと判断
>     する、と患者が考える場合などです。
>     患者にとってアンケートより、自分の身の方がもちろん大切です
>     から、「電気ショック療法を受けたくない」から、「電気ショッ
>     ク療法がよく効きました。もうこれで十分だと思います」と答え
>     るケースもあるでしょう。
>     医療者側の調査にはこのような問題点が存在します。
> 3d. http://www.ect.org/ における上記のアンケート結果は信憑性に
>     問題があるものの、3c.のような問題は存在しませんから、私はむ
>     しろhttp://www.ect.org/ のアンケート結果の方が現実を反映す
>     るものである可能性が高いと判断しました。
> 4.  患者の治療「体験」の重要性を認識しました。
>     「体験」と「治療」とは関係ない、とおっしゃる方もいらっしゃ
>     いますが、このアンケート結果を読んで、私は、治療を受ける患
>     者自身の体験は、治療に際して最も重要視すべきことがらである、
>     との認識を強めました。
> 上記サイトの
> ect.org Let's Talk Forums
> 電気ショック療法について語り合おうコーナー
> http://www.ect.org/cgi-bin/ubb/ultimatebb.cgi
> も非常に参考になります。

また、統合失調症とうつ病の場合の適応の違いも重大な問題であると
考えます。

「最終講義−分裂病私見、中井久夫著、みすず書房、93頁」より引用。
  > 仮に躁うつ病の代りに多重人格を置いて分裂病と対比しますと、
  > 分裂病には自分が唯一無二の単一人格でありつづけようとする悲
  > 壮なまでの努力がありありと認められます。何を措いても責任だ
  > けはわが身に引き受けようとする努力です。あるいは、人格のユ
  > ニティ(単一・統一性)の維持を優先するか、コンフリクト(葛
  > 藤)の解消を優先させるかによって、ひろく精神障害を二つの系
  > 列に分けることができるかもしれません。

電気ショック療法は、「何を措いても責任だけはわが身に引き受けよ
う」と努力する際の基盤となる「記憶」の短期的・長期的障害を引き
起こすケースがほとんどですから、病者に痛切な悲哀をもたらすでし
ょう。

したがって、
> 同時にこれらのメリットは統合失調症の場合にもいえることなのです
> が、皆様はECTに対してはどのようにお考えでしょうか?
に対し、私は、
  統合失調症の場合は特に慎重に考慮する必要がある、私個人としては、
  電気ショック療法を用いないことが患者のためになる
と考えます。

> 3.副作用があらゆる薬物療法よりも少ないこと
そうおっしゃるなら、ご自分で電気ショック療法を自己体験し、チェッ
クされることを推奨いたします。もし、電気ショック療法を自己体験な
さって、その報告書をお書きになれば、意義深い貴重な文献となるでし
ょう。
# 薬物療法に関しては、多くの医師が自己服薬体験を行っており、その
  報告も多数存在します。
また、電気ショック療法を自己体験した医師の体験記・報告書等をご存
じなら、ご紹介していただければ幸いです。

電気ショック療法を「行わない」医師の見解については、
「中井久夫選集 分裂病の回復と養生、星和書店、\2,800」の
「分裂病の身体症状について(p.210-212。精神科治療学八巻四号、
  一九九三)」より
 > (2) 私(中井久夫氏)は一九六六年に精神科医になった。これはハロ
 > ペリドールが普及した時期と一致する。しかし、私が電撃治療を行っ
 > たことがないのは、私が研修した大学病院および常勤医として勤務し
 > た病院が方針として行わなかったからでもある。
 >   私が電撃療法を行わない理由は次のとおり。
 > [1] 真に必要な症例に出会わなかった(慢性患者の病棟においても)。
 > [2] 電撃は体験の連続性を破壊する。この点で薬物とは決定的に異な
 >     る。
 > [3] 薬物は絵画を変えないという点で人格の深部を変えないが、電撃に
 >     ついてはこの点に疑問がある。てんかん発作の前後で絵画はいち
 >     じるしく変化し、かつ元に戻らないことが、少なくとも二例あっ
 >     た。絵画の様式変貌(Stilwandel)が起こったのである。
 > [4] 薬物は納得ずくで服用し、治療者が微調整でき、患者が異議を申
 >     し立て、両者間に相互のフィードバックができる。患者と治療者
 >     も進歩しうる。電撃は悉無律【しつむりつ。生体において、刺
 >     激が限界値(閾値(いきち))以下では反応は全く起こらず、それ
 >     を超えると一定の反応が現れ、しかもそれ以上刺激を強めてもそ
 >     の反応が大きくなることはないという法則。骨格筋の収縮や神経
 >     繊維の興奮過程などに見られる。全か無かの法則。〔大辞林(国
 >     語辞典)より〕】に従い、かつ患者からのフィードバックはない。
 > [5] 服薬はそれ自体が体験であり、しばしば好ましい体験であり、関
 >     与的に観察できる。電撃は当人の体験となりえない。
 > [6] 電撃は精神科医の人格に影響を与える。無感覚になるか神経衰弱
 >     になるかは別として。関与する看護士、看護婦についても同様。
 > [7] 薬物は、当人および家族に治療への参加感を与える。電撃は彼ら
 >      を蚊帳の外に置く。
 > [8] 精神分析的にみれば父的なものによる(去勢的)処罰である。
 >   自殺企図例に対してどうかという質問がありうるが、サリヴァンは
 > ついに担当分裂病者の自殺者がなかった。私は自殺例を発表しないが、
 > それは自殺者を出さない記録を立てようとする「成心」【せいしん。
 > (1) たくらみごとのある心。したごころ。(2) ある立場・考え方など
 > にとらわれた見方。先入観。〔大辞林(国語辞典)より〕】が治療に
 > よくないからで、分裂病者に関してもゼロではなくなったとだけ記す。
 > 老化ゆえである。サリヴァンは四十歳以後分裂病の主治医になってい
 > ない。
 >   うつ病者についての電撃の必要性と有効性とについては何ともいえ
 > ない。私のところにうつ病者、躁うつ病者はなぜか来ない。来たと思
 > うと別の病態であることがやがて明らかになる。あるいはドロップア
 > ウトする。あるいは近親者に分裂病が複数いることがわかったりする。
 > どうしてであろうか。私の患者は他に、心身症、心気症、強迫症が多
 > く、なぜか境界例がほとんどない。境界例についての私の発言は相談
 > を受けた体験からのものである。

中井久夫氏も、うつ病に関しては態度を保留されています。
ただし、ここは「分裂病者(統合失調病者)家族宛て」の掲示板です。

電撃療法に代わる代替療法について、同書のp.124より、
 > 甲状腺末
 >   私は緊張病性興奮が数週間続き、薬理学的には万策尽きた時に、電
 > 撃ではなく、甲状腺末を50mg〜300mg使用してきた。これは戦前から
 > 緊張病研究で名高いノルウェーのイェッシング父子の方法である。私
 > の精神病院勤務時代、すべての場合(10例以内であろう)に奏効し
 > たが、最後の手段として使うものであったために、これが効いたのか、
 > もう収束する時期に来ていたのかがわからない。しかし、電撃を行う
 > 前に試みる値打ちがあると思う。電撃は体験の連続性を失わせるから
 > である。私は電撃をおこなわなければならない場合に出会ったことは
 > ついになかった。...

最後に、電気ショック療法を推奨する場合の切り札「自殺予防効果」
ですが、長期的(つまり、患者の人生における)電気ショック療法の
自殺予防効果に関する「客観的な調査研究」は、寡聞にして、知りま
せん。
# 患者によっては、「短期的」な「自殺予防効果」はあるようです。
  同時に、ヘミングウェイ等の場合のように、「短期的」な「自殺促
  進効果」も存在するようです。
  「長期的」な「自殺促進効果」、「病状悪化効果」は多数存在しま
  す。上記の「1st Person Project」を参照。


北のツバメさん
投稿日 11月10日(日)03時42分 投稿者 かつての地上の旅人

はじめまして、かつての地上の旅人と申します
私の分裂病とのかかわりは、上の「■ホームページへ■ 」をクリックされると
御理解いただけると思います。
「全医師数の2〜3%が全病床数の三分の一以上を担当している」という
中井久夫のデータがどの程度改善しているのか寡聞にしてデータを持ちませんが、
日々の御苦労・御苦心に敬意を表します

>これに関しては皆様(ご家族の方々)はどう思われていますか?

ECTの有効率は何パーセントあるか、最近議論されたばかりですが
この掲示板は分裂病に関する掲示板なので、少なくとも分裂病へのECT適用に
批判的な意見が見られます。私が気にしているのは、
1)本人の合意なく行われるケースが半分近くある
2)脳への損傷(シナプスのみでなく脳細胞への非可逆的変化)の有無が保証されていない
3)磁気による方法より多大な電流が流されているとの海外情報を見たことがある
4)過去に懲罰的に行われた歴史があり、現在も無麻酔のケースが1割ある
5)客観的に見て短期的な効果に過ぎないという入院経験者達の意見がある
6)記憶障害の実害が顕著にある
、、などであり、私は新規の方にはお薦めしないことにしております。

10月15日前後の過去ログをご覧になればわかると思いますが、
この療法に関する家族の見解は立場により異なる宿命にあります。

種々の薬物療法で改善せず、この療法で改善された御家族には
冷水を浴びせる仕打ちになりますが、「最後の手段としてのみ存在しうる療法」という
解釈をしております。これは、かつての妻に電気ショック療法の適用を打診した
私に対する大学病院の回答でもあります。

うつ病患者の死亡時の自殺率(ある本では3人に一人)は
分裂病のそれより高いという認識でおりますので、緊急性などの事情は異なると思いますが
かなり手ごわい反対意見も、この掲示板でお目にかかれることと思います。


ろくさんへ
投稿日 11月10日(日)02時19分 投稿者 月見草

>月見草さん 気にしないでください。
お心づかいありがとうございます。
ろくさんも、かなり楽な気持ちで過ごせるようになられたとの
こと、今はそれが第一ですね。


電気治療(ECT)について
投稿日 11月10日(日)00時28分 投稿者 北のツバメ

はじめまして。検索よりここにたどり着きました。
当方東日本で精神科医をしているものです。
いままで色々な統合失調症関連のHPを見てきましたが、こちらのHPは冷静に、しかし暖かく疾患を考えている方が多く、非常に参考になっております。

そこで聞きたいことがあるのですが、当方電気治療(ECT)を用いることがそれなりにあるのですが、これに関しては皆様(ご家族の方々)はどう思われていますか?

現在私はうつ病の方にはかなり高頻度にECTを用いています。
理由は
1.効果がすべての薬物療法よりも確実であること
2.入院治療期間が投薬のみに比べると著しく短縮化できること
3.副作用があらゆる薬物療法よりも少ないこと
の3点です。

同時にこれらのメリットは統合失調症の場合にもいえることなのですが、皆様はECTに対してはどのようにお考えでしょうか?

なかなか直接意見が聞けないので、このような場を借りて聞かせて頂ければ幸いです。

当方インターネット不慣れな者なので、即時に返答できるかどうか解りませんが、ご意見を聞かせて頂ければ幸いです。

個別のご相談にはお返事頂けない場合がありますが、ご了承下さい。


受付での会話
投稿日 11月9日(土)23時15分 投稿者 ろく

fumi さん はなさん raimuさん こんばんは・・・ろくです。
色々と心配してくださったり言葉をくれたり・・・
本当にありがとうございます。
(ほんと この掲示板は親切な人が多いと思います)
確かにみなさんが言われているようにAさんとの事では
明確な解決策はないように思います。でも いつかは
今回の経験が他人を思いやる事へのステップになれば・・・
とか 自分を成長させる“きっかけ”になれば・・とか 今は
思っています。 

今回 自分が精神神経科に行ってみて 少し驚いた事がありました。
僕は最初から1人で受付に行き、「あの〜初診なんですけど・・」
と言うと受付の人は少し不思議そうなカオをして「あなたが患者さん?
付き添いの方は?・・」と言いました・・僕は「いえ、僕1人です・・」
と言うと 「珍しいんですよ・・初診の方が1人で来るのは・・・」と言って
いました。
それが現実なんですね・・・
宇都宮事件とかがあったのはかなり前の話ですし、今の精神科は
そんな怖い所ではない・・という認識が僕にはありました。
でも やはり現実はこんなものかもしれません・・・

ただ最近 少し「いいなぁ〜」と思うTVのCMがあります。
少し前からファイザー製薬のCMでペレとかが出てるED(男性機能障害)
のCM・・あのような微妙な問題を堂々とTVで放送する事はとても
良い事のように思います、タブー視すればする程 それに悩む人達は
地下に潜ってしまうと思うのです・・で、最近は「うつ」についても
「医師に相談してください」と堂々とTVでやっていた・・・
それは決して稀な病気ではなく 誰もがなりうる可能性がある事・・・
もし そうなっても恥ずかしい事ではない事、日々進歩をとげる医療技術で
かなり その苦しみは軽減できる事・・・
世間の方々に知って欲しい事はたくさんあります。

だから分裂病というより被害妄想の症状がある方を一方的に
責める事は全く無意味だと思います、その症状は本人が言っているの
ではなく、まさに病気が言わせている事なのだから・・・
ただ 一般の方々はそんな病気の知識すらないのが普通・・・
僕だって言葉では分かっていても いざ自分がその妄想からくる
根拠のない事で一方的に脅されると やはり怖いものです。
これは これからの精神医療を考える上で非常に大切な事だと思います。


こんばんは
投稿日 11月9日(土)19時45分 投稿者 raimu

fumiさんはなさん
お声聞けてうれしいです。
fumiさんの音読のおはなし、いいな、と思いました。
ちょうど、娘がこの前本屋で児童文学立ち読みしてました
ので、興味持てそうなの探そうかと思います。声を出す、
これがいいんですね、きっと。

ろくさん
はじめまして。
ろくさんの診察のときのおはなし、とても勉強になりました。
わたしは、娘が病気になって、がんばってるつもりでしたが、
睡眠時間がずっと少なくて、自己チェックで、「うつ状態」
が進んでいる、と出ました。通院中の医院で漢方薬ですが、
処方してもらって、眠れるようになりました。
睡眠を大切にされ、よくなられることお祈りします。

月見草さんのおはなし、いつも勉強になります。
すごいですね、方丈記。ドイツ語の音読もされたとかで、私は
自分だったらさしずめ何だろう、と考えました。
洋画好きなので、映画に出て来る英語、とかだったら、やれそうかな。

娘は、薬が増えてやはりよく寝ています。起きてるときは、元気
ですが・・来週どうなるんだろうとぼんやり考えてしまいます。
今日は夕方から寒くなったと思ったら、雨が降ってます。
みなさん、風邪に気をつけてくださいね。


こんにちは
投稿日 11月9日(土)16時50分 投稿者 はな

ろくさん
お薬飲まれていて、随分楽になったとのこと、良かったですね。
今回のこと(Aさんやご自身のこと)なんでこんな目に
あうのか?と思いますよね。確かに世の中生きていると理不尽な目にあうこと
もあります。しかし、悔しいですが、それを考えても
なんの答えもでないんですよね(^^;)
ろくさんの書き込み全然不愉快に感じませんでしたし
ろくさんもおやさしい方なのだなーって思います。
fumiさんもおっしゃっていますが、休息を取られて
イヤな思いは、なるべく遠ざけて過ごされることを
お祈りしています。

まるむしさん
従業員の方、心配ですね。しかし、その方も仕事が
出来る状態でもあるんですよね?なぜ、すぐ自殺されるかも
と思われるのでしょうか?普段から、そのような言動があるの
でしょうか?症状によって違うのでしょうが、自殺願望がある
病者の方も懸命に生きようとされている方達のように思います。
その方が、見つかることお祈りしていますが、その方が
今後もお仕事続けられるように、、、と思います。
もし、最悪の事態になっても、まるむしさんのせいでは
ないでしょう。では、勝手な意見ですいません。


月見草さんへ
投稿日 11月9日(土)14時16分 投稿者 fumi

音読について、レスありがとうございました。
ドイツ語を音読できるとは、すごいですね。
語学の勉強は、頭の柔軟体操になるときもあるそうですよ。

最近の月見草さんの書き込みを見て、
色々なことを調べていらっしゃるみたいで、
勉強が趣味という人が、本当にいるんだ!
と思いました。(私は勉強苦手だったので。)

で、精神の病気について様々な見解がありますが、
私のお勧めは、「いいとこ取り」することです。

色々な書物を読んで、「これだ!」とか
「目からウロコ!」と自分で思えたもの、
それが、その人に合っていて、その人にとって良い
アドバイスであると思います。

だから、沢山の情報から「いいとこ取り」していけば
よきアドバイスも沢山得られると思います。

よきアドバイスは、糧となりますし、元気が出ます。
そうではない情報は、もっともらしい事を言っていても
実際には少しも役に立ちませんよね。

月見草さんのご家族が、これから益々いい方向にいきますように。


ろくさんへ
投稿日 11月9日(土)14時05分 投稿者 fumi

Aさんのこと、解決方法が見えないから
困って悩んでしまうのだと思います。
解決方法が見つかっていないことを上手く解決するのは
誰にでも無理ですよ。
鬱傾向の考え方には、こういう見えない不安が漠然とあって
考えても考えても自分で納得できる答えが見つからない、
そういう状態が多いです。

そういう時は、冷静さを失いがちです。
冷静さを失ってしまうと、
問題がどんどん大きく感じられてしまいます。
また、そういう時に無理に解決しようとしても、
上手くできにくいです。

そのためAさんと距離を置く、という対処方法が
勧められているのでは、と思います。

精神面が健康でないと、いい考えは浮かんでこないですよね。
精神面が健康であってこそ、
Aさんとの関係について、冷静に判断できると思います。

すぐ隣に住んでいる人、という関係は
ある意味身内よりも難しいと思います。
隣に住んでいるということは、どのくらい距離をおけばいいのか、
判断しにくいと思います。

ゆっくり休む気持ちになられて、良かったと思います。
どうか心の中から良くない思いを、追い出してしまってくださいね。


月見草さん 気にしないでください。
投稿日 11月9日(土)14時00分 投稿者 ろく

今日も寝てばかりで(熟睡している訳ではないのですが・・とにかく横になっています。)パソコンはあまり見ていません。

>前の書き込みで、変なアドバイスをしてしまいました。ごめんなさい。
># 私自身の精神状態に引きずられてしまったように思います

との事・・でも気にしないでください。あなた様のアドバイス 全然変なアドバイスとは思わないですよ? ここの掲示板の方々はみんな優しく やはり親しい人に
深刻な病状の方もおられるようで言葉に説得力があると思います。
僕の書き込みは「心の病・・と思われる他人から脅されている・・」というニュアンスに受け取られているいると思います、つまり 精神病者を否定している書き込みと取られても仕方ない内容です。(もちろん それは僕の主義というのではなく、現実に僕に起こっている事ですが・・・)精神病の知識がない一般の方々がもし僕と同じ状況にあったら 誰でも当然 感じる事を書いたつもりです。
でも それを読む人、特に身内にそのような方がいらっしゃる人にとっては さぞ不愉快な書き込みだったと思い、それについては深くお詫びします。
それでは・・


10月29日
投稿日 11月9日(土)09時41分 投稿者 読売新聞

「定型副作用」減る新薬



日本で発売された非定型抗精神病薬
 父親が経営する塾を手伝う東京都のAさん(37)は、この1年、新聞が読めるのがうれしい。新聞記者を目指していた大学3年の時に統合失調症を発症。2か月入院して大学に戻ったが、体は前後に揺れ、思考はまとまらず、新聞も読めなくなった。

 それから15年。毎食後に飲んでいた抗精神病薬が昨年夏、認可されたばかりのオランザピン(商品名ジプレキサ)に変わり、服用は眠る前の1回に減った。

 間もなく、悩まされてきた体の揺れが消えた。テレビも楽しめるようにもなった。日記の文字は奇妙に傾いた小さな形から発病前の状態に戻った。食事も落ち着いてできる。朝起きるのがつらくなくなった。「地獄のような生活から抜け出せた」とAさんは喜ぶ。

 【欧米90年代から】

 幻覚や妄想を抑える抗精神病薬は、90年代に新タイプが登場し、欧米では治療が一変。遅れた日本でも、昨年までにオランザピン、リスペリドン(同リスパダール)、ペロスピロン(同ルーラン)、クエチアピン(同セロクエル)の4種類の新薬が発売された。

 作用と副作用に共通の特徴を持ち「定型」抗精神病薬と呼ばれる旧来の薬に対し、新薬は「非定型」と言う。新旧の最大の違いは「副作用」と北里大名誉教授の村崎光邦さん(67)は語る。

 【つらい震えなど】

 統合失調症では、思考や知覚にかかわる脳の中脳辺縁系で神経伝達物質のドパミンの活動が異常に高まり、妄想や幻覚が現れる。薬は、脳内でドパミンをやり取りする部分にふたをすることで症状を鎮める。ただ、旧来の薬は中脳辺縁系だけではなく、脳のほかの部分のドパミンの活動も低下させてしまうので、つらい副作用を引き起こす。

 Aさんが経験したような揺れ。じっとしていられない症状や、ふるえ、筋肉の引きつれ、こわばり、舌やあごが勝手に動く。逆に体の動きが鈍い……。

 現れ方に個人差はあるが、このような副作用を持つ薬が「定型」だ。統合失調症の人が一見、異様に見えることがあるが、薬の副作用によるところが大きい。退院して大学に戻ったAさん。友人たちからは「生気がないし、変だぞ」と言われ、ショックを受けた。

 これに対し新薬は、ドパミンのほか、セロトニンなどの別の神経伝達物質にも作用することで、つらく異様な「定型的」副作用が少ない。村崎さんは「旧来の薬が適したり、特有の副作用がある新薬が向かない人もいるが、治療の第一選択肢は新薬です」と言う。

 欧米では処方の8割を占める新薬だが、日本ではわずか2割。多種類、大量の薬を使う薬漬け医療もまん延する。「精神分裂病」という病名は今年、偏見を助長するとして「統合失調症」に変わったが、治療は旧態依然とも言われる。(渡辺 勝敏)

           ◇

 [オランザピンの副作用]

 血糖が上昇しやすくなる副作用があり、昨年6月の発売から半年で13万7000人が使用。このうち糖尿病こん睡が9人の患者で発生、うち2人が死亡した。このため糖尿病患者は使えない。4割に肥満が起こる。血糖値の定期的なチェック、甘味飲料を飲み過ぎないなど注意が必要だ。

(2002年10月29日)


中井久夫氏
投稿日 11月9日(土)08時55分 投稿者 月見草

今、冷静になって考えてみると、中井久夫氏自身が、自分(中井
久夫氏)が精神的危機におちいった時、(外国語の)詩などを翻
訳することで持ちこたえることができた、とどこかのエッセーで
お書きになっていたことを思い出しました。
# 私の場合は、逆で、他者の書いたテキストを翻訳していると、
  とりわけそのテキストが私の性に合わない場合、頭が痛くな
  り、ついにはうなり声まででてしまう、という症状が「かつ
  て」ありました。今は、直っています。

ある意味で、この中井久夫氏の考え方が、前の荒川修作氏の話を
通じて私に投影してしまったように思えてきました。
中井久夫氏も罪なことをなさいますね(^^;
# 中井久夫氏に責任を転嫁する訳ではありません。

私も、上記の話とは関係なく、例の電気ショック療法体験者の体
験記、アンケート結果の翻訳にはげみたいと考えている今日この
頃です。


ろくさんへ
投稿日 11月9日(土)08時29分 投稿者 月見草

前の書き込みで、変なアドバイスをしてしまいました。ごめんなさい。
# 私自身の精神状態に引きずられてしまったように思います。

> 兄弟の所、親の所・・一時避難でもいいから 落ち着いて ゆっくり
> 寝れる所で休みなさい・・とにかくあなた自身が“ここは絶対に安全
> だ”と思える所で休む事が先決です・・引っ越す、引っ越さないはそ
> れから決めてもいいのです。」との事・・・とりあえずは先生の指示
> に従います。

という医師のアドバイスは的確だと思います。
掲示板の場合は、直接お会いして話すことはできませんし、医師のよ
うな豊富な経験もありませんから、どうしても偏ってしまいます(と
りわけ、私の場合は特に)。

また、「引っ越す、引っ越さないはそれから決めてもいい」というの
は的確なアドバイスだと思いました。
精神的に参ってしまった状態で重要な決断は行わない方がよい、とい
うのは鉄則でしたね。

> 気のせいではなく、かなり楽になったような気がします・・
> 
> 夜も完全にではありませんが、まぁまぁ眠れます。(ほんと もっと
> 早く行けばよかった!)

よかったです。睡眠は大切だと思います。


鬱病と診断されました。
投稿日 11月8日(金)22時23分 投稿者 ろく

みなさん こんばんは・・ろくです。
木曜日に神経科に行ってきました・・ことの経緯はこの掲示板に書いた通りです。
初診という事で なんか面倒な感じでした。
まず 予備問診・・?・・ってな感じで別室に案内されて、そこで色々と家族に
精神の病気などが過去なかったか・・とか聞かれました。
僕が知っている限り そのような事実はない事を話し、現在の自分の置かれている
状況(僕が抱えるAさんとの問題、)や自覚できる自分の身体状況を説明しました。そしてしばらく待たせれて 改めて偉い(?)先生のいらっしゃる診察室へ、
で その年配の先生にも改めて簡単に状況を説明した後 その先生は僕の眼にライトを当てたり、クビの所に手を当てたりして すぐに言いました。
「精神的なストレスによる一時的な鬱ですね。お薬を出します、これでかなり楽になるでしょう」といとも簡単に・・
僕は「あの〜Aさんとは どうすれば・・・」と言うと この掲示板の方々と
ほぼ同じような事を言っていました、「あなたはもう その隣人さんとは極力 関らない方が賢明でしょう、彼をどうするか?ではなく、今はあなたが自分の体を
早く元に戻す事が大切です・・難しいんですよ、我々でも患者さんの説得はね・・」そして先生の方から「あなたとしては納得いかないと思いますが、引越しとかは出来る状況ですか?もし出来るのなら 早くした方がいい・・出来ないのであっても 兄弟の所、親の所・・一時避難でもいいから 落ち着いて ゆっくり寝れる所で休みなさい・・とにかくあなた自身が“ここは絶対に安全だ”と思える所で休む事が先決です・・引っ越す、引っ越さないはそれから決めてもいいのです。」との事・・・とりあえずは先生の指示に従います。
出されたお薬はアモキサン(25mg)セパゾン(2mg)グランダキシン(50mg)です・・これを朝昼晩 飲む事になりました・・・
木曜の昼から食後にこれを飲んで、今日の晩で5回めを飲みました、気のせいでは
なく、かなり楽になったような気がします・・Aさんの事はもちろん 今でも怖いけど 自分の身体の疲れのような、なんとも言えない不快感がかなり落ち着いた
ようです・・夜も完全にではありませんが、まぁまぁ眠れます。(ほんと もっと早く行けばよかった!)
先生は もし僕の抱えている問題(Aさんとの事)が解決すればすぐにでもお薬の
必要はなくなるかもしれない・・と言っていた。でも 仮に引っ越すにしても すぐにアパートを見つけるのも大変だろうし、引越しは引越しで色々と面倒だし、大変でしょう・・また何も悪くない自分がどうして 引っ越さなければならないのか?という憤りも残るだろうから そのストレスは残るかも・・と、そんな事を言っていた・・ただ 当面はクスリを飲み、休む事・・これが一番大切だそうです。
という事でしばらく寝て過します。(バイトは無理して休みます・・来月のお給料が心配ですけど・・)


アドバイスありがとうございます。
投稿日 11月8日(金)15時22分 投稿者 月見草

私の悪い癖で、自分でもほとんど意識のないまま、突っ走って
しまったように思います。
冷静になって考えると、前の書き込みのような、振幅の激しい
言動こそが、家族にとっても、私にとっても、またこの掲示板
をお読みの方々にとっても、よくないと分かりました。
# もちろん家族には、低EEで接するようにしていますが、私の
  精神状態が家族に伝わってしまうことは避けられないでしょ
  う。

「中井久夫選集 分裂病の回復と養生、星和書店、\2,800」
(養生を念頭においた精神科治療、19頁)
   ... もっとも、いかなる早い回復でも八ヵ月は本格的な
   社会復帰を避けたほうがよいという、向井巧の経験法則
   を常に念頭に置く必要がある(因みに「八ヵ月」とは身
   体の創傷の完全な有機化に要する時間でもある)。...
これは病者だけにではなく、私にもあてはまるように思えてきま
した。やはり、基本は、ゆっくりと養生することですね。

また、
> 4. アフターケア
>  ...
> 私は本人が気に入った「仕事」を毎日行うのが最高のケアだと思
> います。ここで「仕事」というのは、金を稼ぐという意味の「仕
> 事」ではなく、...
冷静に考えると、疑わしくなってきました。
画家ゴッホの例もありますし、やはりその人の性格、その時の病
状、置かれた立場などを考慮して、もしその人に合う「仕事」が
見つかればもうかりものだ、というところでしょう。
荒川修作氏のような例を一般化するのは、危険だと気付きました。

かつての地上の旅人さん、どうもありがとうございます。


困っています(再掲示)
投稿日 11月8日(金)12時31分 投稿者 まるむし

統合失調症の方に校正の仕事を頼んでいますが、今日、「修正がないのはそのページは校了ということです。もうそこのページはなおさなくてよいページです。」と伝えたら、「仕事がなくなった。」と受け取られ、仕事場を飛び出していってしまいました。みんなで手分けをして探していますが、自殺しないかとても心配です。こういうとき、どういう風に言ったらいいのでしょう?普段から言葉を選んで伝えているのですが、その時の調子によって受け取り方が違うみたいです。自殺をされたら、私の責任になってしまいますよね。どうしたらいいでしょう。


月見草さん
投稿日 11月8日(金)12時29分 投稿者 かつての地上の旅人

> ひょっとして、オレも「死なないために」ここに書き込んでいるのか。

いいえ、違うと思います。
私に置き換えればご家族を「生き続けるように」したい筈です。
このところの精力的な調査で、「よりよく生きるには?」という
ソクラテスの問いに踏み込まれてしまわれたようですが、
病気を前向きに捉えてありがたがるのも、恐れて家族の「人生を
味気なくする」のも、行き過ぎだと思います。

危険回避は専門医でも難しい問題です。入院という判断は
本人だけでは回避したがる傾向にありますから、危険の回避には
「適切な医療を選択する」努力を続けるのが本筋でしょう。

私が「うつ病だから、不安の強い今は自殺する行動はとれないだろう」
と考えたように、素人判断に磨きをかけるのも危険です。

かつての妻の主治医は、事故前日に、入院に消極的な発言でした。
アルコール中毒の集団治療に力を入れている病院だったので
妻には通いやすかった反面、主治医に分裂病の臨床経験が
少なかったように、今から振り返れば、考えております。


11月8日
投稿日 11月8日(金)10時42分 投稿者 日経新聞

副作用の統合失調症新薬、糖尿病患者への投与禁止

 統合失調症の新薬「セロクエル」(一般名・フマル酸クエチアピン)を服用した13人に重い副作用が発生、厚生労働省は7日、製造元のアストラゼネカ(大阪市)に対して、糖尿病患者や既往歴のある患者に対して投与を禁止するよう指示した。糖尿病以外の患者でも血糖値を十分に観察するよう求め、同社は緊急安全性情報を医療機関に配布した。

 同省などによると、血糖値の急上昇など副作用が出た13人のうち、10人は糖尿病かその疑いのある患者だったという。セロクエルには血糖値を下げるインスリンの分泌を阻害する作用もあり、同省は「服用で血糖値を急激に悪化させる恐れがある」としている


素晴らしい夢の危険性に対する処置
投稿日 11月8日(金)10時22分 投稿者 月見草

>> 素晴らしい夢が危険なこと(具体的には、自殺の危険)があるそうで
>> すが、この場合の対応については分かりません。
> ...
> このような場合どのように対処すればよいのでしょう。
> 薬物療法、心理療法、電気ショック療法(上記のような患者に、まさ
> か電気ショック療法は施せないでしょうし、たとえ何かの偶然で施す
> ことができ、その時はうまく行ったとしても次回はだめでしょう)。
> いづれも役に立たないような気がします。
> 上記の文章を見せても効果がないような気がします。
> 私は神は信じていませんが、神に祈るしかないのでしょうか。

私なりに考えてみた対策は以下のとおりです。
1. まず、この種の夢の危険性に気づくことが第一です。
2. 薬物により夢が現実に移行するのを、とりあえず、防ぐ。
2a. このとき本人に説明するか、しないかという問題がでてきます。
2b. 私は、本人に説明するほうがよいと思います。
    理由は、今後この種の夢が出現したときにも、患者が納得して
    同様の処置を行いやすくするためです。
    逆にいうと、この処置について本人に説明しなければ、同様の事
    態が将来生じた場合に対策がとれないことになってしまうからで
    す。
2c. いわゆる薬理学的拘束を行うための薬剤の選択。
    これは、私には分かりません。
3. 患者に服用してもらいます。
4. アフターケア
   おそらく本人には、あじけない現実感が残ると思います。これを
   取り除くためのケア。
   私は本人が気に入った「仕事」を毎日行うのが最高のケアだと思
   います。ここで「仕事」というのは、金を稼ぐという意味の「仕
   事」ではなく、

中井久夫氏が、
「記憶の肖像、みすず書房、中井久夫著、定価2,575円」の
「荒川修作との一夜、90〜93頁」に書いておられるような、「シナナ
イタメノ」仕事のことです。
# ヒントは、同じ本の中に隠されていたのですね。

>   「自分のは芸術ではない。そんな悠長なゆとりのあるものではない。
> あのね、英語でこういうけど(その言葉をど忘れしたのは私である**)、
> 日本語でどういう?」「火事場の力?  窮地に出る思わぬ底力?」
> 「かな、とにかく、ここでこうなら日本にいちゃだめだと思った。そ
> れでニューヨークへ出たわけです。もう死ぬと思った。死なないため
> に描いてきたのだ。死なないために、死なないために」。
>   何度「シナナイタメニ」が繰り返されたことであろう。そして、そ
> れは、彼とマドリン夫人共著の詩集の題でもあった。...
>  ...
>   「シャガールはね」と彼は語った。「朝早く、アトリエに来て、鉄
> のパレットを取り出す。九十四歳の彼が鉄のパレットだぜ。そこへ色
> を盛り上げ、カンバスにどしどし色を塗る。たいへんな仕事量だ。そ
> して、夕焼けがアトリエの窓を染めると、部屋じゅうをくまなく掃除
> し、雑巾をかけ、パレットをきれいに洗って、さあ帰ろうという。あ
> る時、見かねてオレがやると言ったら、じいさん何と言ったと思う?
> 俺を殺す気か、これをやってるから俺は今まで生きているんだとね、
> で、またごしごしさ」。いい話であった。私の大好きなライナー・チ
> ムニクの童話『クレーン男』のように、日々の力を信じて愚直に生き
> ること──。...
>  ...
> ... 私は、私の患者たちが描く、時として哀切な美しい画を思った。
> 治癒するとみな平凡な画になる。しかし、才能が涸渇するのではない、
> 必要がなくなるのだ。私の患者たちも「死なないために」やっている
> のだ。名古屋弁でいえば「必死こいて」──
> 
> **) その言葉は exhausted decision 【月見草注: 絶体絶命の末の決
>     意】であった。ある時ふっと思い出した。

ひょっとして、オレも「死なないために」ここに書き込んでいるのか。


おはようございます
投稿日 11月8日(金)08時57分 投稿者 sakusaku

今日は晴れ

さむいです。いいことあるといいですね。

新薬でのニュースでてましたね。旧薬で悪性症候群で死亡の人はいるし、、、薬は必要最低量で、、、、、

なかなか患者サイトも勉強しないと


音読、方丈記 e-text
投稿日 11月8日(金)05時05分 投稿者 月見草

下記のブラウザのインストールが邪魔くさいけど、こちらのほうが読み
やすいです。

方丈記、エキスパンドブックファイル形式: 975.ebk
  http://www.aozora.gr.jp/cards/000196/card975.html

エキスパンドブックブラウザ(ボイジャー社、無料配布)
  http://www.aozora.gr.jp/reading/reading.html

フリーテキスト
  http://www.aozora.gr.jp/
  http://www.aozora.gr.jp/guide/nyuumon.html
  > 青空文庫は、利用に対価を求めない、インターネット電子図書館です。
  > 著作権の消滅した作品と、「自由に読んでもらってかまわない」とされ
  > たものを、テキストとHTML形式でそろえています。
  > より多くの人に作品を味わってもらい、より自由にファイルを使っても
  > らうことは、この場を整えている私たちの願いです。


音読
投稿日 11月8日(金)04時08分 投稿者 月見草

> 自宅で気軽にできるリハビリとして、
> 私は音読を進めます。
> 本でも何でもいいのですが、声に出して読むこと。
> 短い絵本でも、新聞の記事の一部分でもいいです。
> 
> 音読は、ボケ防止にも効果があるといわれています。
> また、脳で読み取った言葉を声に出すことで、
> 気持ちを言語化する訓練にもなると思えます。

日本語ではなくドイツ語でしたが、私も昔、もう20年くらい前だった
かな、音読をやっていたことがあります。 1日2時間くらい、1年間程、
やってた記憶があります。

これは、実は伝統的な教育方法でもあるんですね。ユダヤ教、イスラ
ムでは、旧約聖書、クルアーン(コーラン)の音読、しかも暗記が教
育の基本です。
日本の場合は、ちょっと前までは、教育勅語、歴代天皇名の暗記など
が行われていたようです。

なんというか、楽譜をみての楽器演奏、暗譜での演奏みたいな感じで
すね。で、掲示板に書き込むのは、即興演奏かな。

どうせ音読するなら、ぐっとくるやつがいいですね。
私の場合だと、今の心境であれば、旧約聖書ヨブ記(ヘブライ語)、
行く川の流れは絶えずして... の方丈記、あたりでしょうか。
やはり、七五調がいいですね。

旧約聖書ヨブ記(ヘブライ語):
http://unbound.biola.edu/zips/
# 日本語はないです。著作権で自分を縛っているからでしょう。
方丈記 e-text:
http://www2s.biglobe.ne.jp/~Taiju/hojoki.htm


こんばんは
投稿日 11月8日(金)00時25分 投稿者 fumi

薬について、副作用がきついと、
患者への負担も大きいですね。
漢方や月見草オイルなど、患者の身体をケアしてくれるものと
あわせると、患者への負担も軽減されますね。

薬と全然関係のない話ですが、ちょっと書き込みます。
以前にも書きましたが、
患者は気持ちを言語化することが困難なため、
様々な気持ちを自分の中に溜め込んでしまいやすいです。

それにより、自閉的になったり、外向性が損なわれたり、
自分の内面ばかりに目が行ってしまい、
感受性ばかりが敏感になってしまうこともあります。

色々な出来事や言葉に対して、受けるばかりでそれに対する
感情を発散できなくなるような状態です。
(人との会話が楽しくなってきている人は別です)

で、SSTなどの言語によるコミュニケーションの訓練もあるのですが、
自宅で気軽にできるリハビリとして、
私は音読を進めます。
本でも何でもいいのですが、声に出して読むこと。
短い絵本でも、新聞の記事の一部分でもいいです。

音読は、ボケ防止にも効果があるといわれています。
また、脳で読み取った言葉を声に出すことで、
気持ちを言語化する訓練にもなると思えます。

一日30分音読することで、ボケ防止、脳の運動に
大きな効果があるといわれていますが、
それを毎日やるのがきつい時は、
気が向いた時、調子がいいときにでもやるといいと思います。

目読だと、文字を目で追っているだけで、
全然呼んでいる気がしない、又は、集中できないということ
よく聞きます。

この声に出して読む練習の目的に、内容は関係ないそうです。
内容が頭に入ったとか入らないとかは、関係ないと。
とにかく目で見た文字を声に出すだけで、訓練になるそうです。

最初は、つッかえずに読むことは困難だと思われますが、
スムーズに読めるようになる頃には、自然とボキャブラリーも
身につくと思います。
また、言葉に出して言うことも、やりやすくなると思えます。


11月3日
投稿日 11月7日(木)19時26分 投稿者 朝日新聞


抗うつ薬、少量でも効果 副作用の減少に期待 名古屋市大・古川教授が研究発表 



 うつ病の主な治療薬の一つである「三環系抗うつ薬」が、治療の初期では標準的な投与量より少量でも効果のあることが、名古屋市立大医学部の古川壽亮教授(精神医学)らの研究でわかった。量を減らすことで、眠気や口の渇きといった副作用の減少が期待できるという。

 古川教授は、英国のロンドン精神医学研究所、イタリアのベローナ大学と共同で研究を行い、過去の臨床試験の論文を集め、分析した。結果が2日発売の英医学雑誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」に掲載された。

 この薬は、脳の神経伝達物質に作用、うつ状態を改善する。日本では、100万〜200万人程度が服用していると推定される。投与開始後1〜2週間で1日150ミリグラム程度に増量することが標準的だ。

 研究は、75ミリグラム前後(低用量)、150ミリグラム前後(標準投与量)、偽薬をそれぞれ投与された患者グループの間で、同じ投与期間ごとに効果を比較した。

 投与開始後1〜2カ月で、六つの臨床試験(合計患者数551人)を分析した結果、低用量と標準投与量とで効果に明確な差がなかった。一方、副作用のため途中で服用をやめる割合は、標準投与量のグループが低用量の約2倍だった。2カ月を超える場合の効果の差については、研究例が見当たらず、はっきりしなかった。

 樋口輝彦・国立精神・神経センター国府台病院院長の話 うつ病治療の定説を覆す研究結果だ。今までも、臨床では30ミリグラムの抗うつ薬で効果のある患者さんはいたが、それを明確に裏付けた。今後、「薬の量をすぐ増やすのではなく、ある程度の期間は少なめの量を使おう」と考える医師が増えるのではないか。



夕刊11月7日
投稿日 11月7日(木)19時16分 投稿者 日経新聞



統合失調症新薬、服用の患者死亡

 昨年2月に発売された統合失調症の新薬「セロクエル」を服用した患者のうち、13人に血糖値が急上昇してこん睡するなどの副作用が相次ぎ、1人が死亡したことが7日、分かった。厚生労働省は製造元のアストラゼネカ(大阪市)に対し、緊急安全性情報を出して医療機関に警告するよう指示した。

 セロクエルは「非定型」と呼ばれる統合失調症治療の新世代の薬で副作用が少ないとされ、注目を集めている。セロトニンなど脳内物質の作用を抑制する作用があり、これまで治療が難しかった慢性的に気分がふさぎ込む症状に効果が高いとされている。アストラゼネカが2000年12月に承認を受け、藤沢薬品工業が販売、売り上げを伸ばしている。 (16:03)



中井先生曰く
投稿日 11月7日(木)12時22分 投稿者 sakusaku

身体治療は私は軽症ならばもっぱら漢方薬で行い、、、、、

漢方薬のみを用いるのは近代薬は配合禁忌もあり、たえず最新情報に気を配っていなければならず、また、それぞれの専門の知識が必要だからであります。、しかもこの知識の半減は非常に短い。
漢方薬はこれらの点がすべて反対であり知識の半減期も非常に長い。、、、


月見草オイル、チラーヂンS
投稿日 11月7日(木)10時16分 投稿者 月見草

> ...、現状(抗うつ剤、睡眠導入剤、月見草オイル)で

月見草オイルは、チラーヂンS(甲状腺T4ホルモン剤)が原因と
(推測される)抜け毛対策です。月見草オイルを飲むと同時に、
チラーヂンSの服用も中止しましたが、定期検査では甲状腺ホル
モンレベルは正常でした。
参考: http://www.j-tajiri.or.jp/pages/source_patient-028.html
      メマツヨイグサ油は、月見草オイルのことです。

上記のことは、もちろん担当医と相談の上決めました。


月見草さん
投稿日 11月7日(木)09時21分 投稿者 sakusaku

私も5月くらいからリスパダール、抑肝散。きひとうで安定しているので何も変えたくないです。

現状は良好です。


raimuさん
投稿日 11月7日(木)09時16分 投稿者 sakusaku

下さん抜けてごめんなさい。

あと薬の量みて悩まれるのはすごくわかります。私も悩むだろうな。

7月末うちがc医師に変えたとき先生はセレネースに変えますかといいました。
微量出血が続いているから
で、このままリスパダールにしてくれといいました。
<もう安定しているんで変えるのが怖かったから>
漢方薬も先生の処方があると思うけど変えないでくれといいました。<抑肝散ときひとう>
先生がこういう風に組み合わせるのか、、、といったのでせんせいがかんがえる処方ではないみたいです。

先生にとってはむちゃくちゃな患者です。
で、その後は子供一人で行かせてます。月1回、会社の帰り。


私の場合、慎重すぎるのかもしれません
投稿日 11月7日(木)09時13分 投稿者 月見草

薬物療法、精神療法、漢方、電気ショック療法、などについても私
の場合、慎重すぎるのかもしれません。

さまざまなケースがあるし、過度の一般化は危険ですが、
「中井久夫選集 分裂病の回復と養生、星和書店、\2,800」
(養生を念頭においた精神科治療、19頁)
   ... もっとも、いかなる早い回復でも八ヵ月は本格的な
   社会復帰を避けたほうがよいという、向井巧の経験法則
   を常に念頭に置く必要がある(因みに「八ヵ月」とは身
   体の創傷の完全な有機化に要する時間でもある)。...
ことも大切だと思います。

私の家族の場合も、退院後一年間くらいは、とりあえずゆっくり養
生してもらおうと思っています(本人も望んでいます)。

漢方に関しては、現状(抗うつ剤、睡眠導入剤、月見草オイル)で
うまく行っているのでその必要性を感じません(もちろん本人も)。

漢方は安全だという先入観がありますが、見立てをあやまったり、
濫用すればやはり副作用があり、ひどい場合には壊病(えびょう)
といわれる(何が何だかわからない状態。いわゆる医原病)に陥る
危険性があるということも認識しておく必要があるでしょう。


中井先生
投稿日 11月7日(木)07時56分 投稿者 sakusaku

彼のいう週1回ハロペリドール1mgですごせたらいいじゃない<最終目標>
毎日1mgから週2‐3回1mg

それでも私はいいんですが、、<リスパダール換算0.5mg>

彼女が普通に暮らせたら私それでいい。


fumiさん
投稿日 11月7日(木)07時48分 投稿者 sakusaku

おはよう。、、あとありがとう。

>しかしsakusakuさんのところは、今の時点で最低量ですよね。
仕事も行けている、病気ではなく、社会や友達に興味がいっている

はい最低量になりました。
仕事もいってます。正社員です。社会や友達に興味がいっぱいです。
10月かなオールのカラオケ誘われたのは自分で断ってました。
睡眠が大事と思ってます。
他の友から12月海外旅行誘われていましたが<相手は学生>働いたばっかりで有休使えないと断ってました。<本音はお金がないかも?>

1仕事楽しいみたい。<適度のストレスはやってくるみたい>

2友達とかおしゃべりするのがとても楽しいみたい

3本人の頭には断薬という考えはまだないと思う<最初にずっとくすりは必要と叩き込まれたから>

うちのこも彼氏はほしいみたい、、、でもできないみたい、、、お互い好みがあるから


月見草さんraimu
投稿日 11月7日(木)07時33分 投稿者 sakusaku

>sakusakuさんが積極的なのは分かるのですが、回復期の患者には荷が重す
ぎるのではないかと危惧します。

私が何もいわなくても、、彼女は自分でスキーに行きたいとか、海外旅行行きたいとか、見つけてきます。
先生はやらせていいですよという感じです。
>私も、中井久夫氏の著書からよく引用しますが、自戒を込めてですが、こ
の病気の場合ケースによって対応は大きく異なりますから、著書の鵜呑み
は危険だと思います。
また、抗精神病薬の薬量についても我流の判断(とりわけ量が少なければ
少ないほどよいという見解)は、病者のためにならないこともあるのでは
ないでしょうか。

私は西川先生だけがいいというわけではなくいろいろ本をよんでいます。
慶応系列も必要最低量でという考えです。<藤井先生、八木先生>人によって最低量は違うわけで、、、いまは悪性症候群とかで必要最低量という考えに、、新薬とか出てきているのでなってきてます。<カナダみたいに1ヶ月で断薬とも思ってませんし>

あと私は娘をみて考えてます。うちの場合睡魔とか副作用が出てきます。

あとあの相談は7月にしましたので主治医が3ヶ月飲んで断薬を考えようといってくれました。
で待つかという感じで時を待っていました。10月いっぱいはこのままで行くかと、、
1mgでもよかったんですが、、睡魔が出てくるんですよ
0.75mgに落としました。
##ここで大事なのは製薬会社は最低必要量は2mgだと書いてあります。
でもA先生は落としてくれ、それでも聞いてました。その量で
でも、製薬会社の言うことを鵜呑みにする医師なら最低量は2mgから落ちなくなります。
0.25mgなんてたいした量ではないといえばそれまでです。
製薬会社のパンフレットには1mgから増量して適量をと書いてありますが
うちのこの先生は最初は大量投与、、順次減量タイプでした。<西川先生もこのタイプ>
Dに聞いたところ。2通りの方法があるそうで、どちらがいいとも悪いともいえないそうです。

C先生は最初1mgですか、、本を見て最低2mgとかいてありますがきいてますか?  はい。
今しばらく3ヶ月飲んでみてそれから考えましょう。
はい。
でその後娘しか病院に薬もらいに行かないので
彼女は先生からどうですか?   多分普通です。しか答えないんだろうな。
でいつもどうり薬もらって
私も0.75mgくらいでいいかなという感じでしたが
9月10月眠くて朝電車の中で立寝、会社行くまでガム噛んで、ココア飲んで眠気覚ましていたなんて、、、知らなかったです。
にきびがひどくて何でできるのか不思議でした。

ついに起立性低血圧、、電車でかがんじゃったそうで
で即0.5mgに落としました。
でいまんとこ朝会社で眠くないし、ココアも飲んでないそうです。

##倒れる2週間前くらいには眠いというのがわかっていたのですが、、まあいいか、という感じで

10月ハンゲコウボクからキヒトウに戻してもらう時本人は医師にも会わないし薬だけもらってきてました。
#本人のなかでは医師と話す重要性も感じてないのかもしれない。

今は普通です。
月―金、、9:00−5:00働いてます。
金、と土遊びに行く事がとても楽しいみたい
洋服ほしい。ブーツ欲しいとか<この前かいました>



おはようございます
投稿日 11月7日(木)06時45分 投稿者 sakusaku

きょうはくもり。
少し寒さが穏やか、、、霜が降りてないです。
昨日食べたサツマイモおいしかったです。

今日もいいことあるといいですね。

昨日娘帰ってきて開口一番スキー行きたいなあ。
えつ、スキー?   そう。
毎年1回くらい行っていた。
でその後は何もいいませんでした<私>質問してほんとに行く気になっても困るし

金曜日はまた友達と遊びに行くそうです。<仕事の後食事>


こんばんはー
投稿日 11月7日(木)01時57分 投稿者 fumi

断薬について、思うこと書きます。

薬の必要度は、人によって違いますよね。
病気の症状が活発なうちは、薬をやめるのは危険ですね。

しかしsakusakuさんのところは、今の時点で最低量ですよね。
仕事も行けている、病気ではなく、社会や友達に興味がいっている。

私、そういう時期に薬やめたんです。
薬をやめたときのこと、書きます。
注)経験談ですので、勧めているわけではないです。
  こうゆうのもアリ?と思って読んでください。

1・薬離れを始めた時期
薬をやめ始めた頃は、丁度正社員で就職した頃で、
普通なら環境の変化やストレスに対して、
十分に注意を払わなければならないところだったのですが、
週休1日の仕事だったので、その一日を通院に使うのが
惜しくなってしまいました。

2・そのときの私の状態
仕事を頑張ろうと思っていただけでなく、
病気と離れたところの友人と遊んだり、
プライベートの時間も楽しめるようになって来ていました。
人生に絶望していた私ですが、その頃は、いろんなことをしたい、
今までの分を取り戻したい、色んな遊びをしたい、と意欲的でした。
いろんな人と会って話すのが苦痛でなく、楽しくなっていました。

3.どのようにして断薬していったか
薬をいきなりやめるのは不安だったので、
最初は飲んだり飲まなかったりしていました。
時々、飲むのをサボっていた程度だったのが、
そのうちに精神的にイライラしたり、ストレスで、
どうしても落ち着かないときだけ飲むようになっていきました。
そして、薬に頼らずにやっていきたいなぁという気持ちがありました。
そのころ今の主人と出会いました。
病気のことも話しました。しかし、病人扱いしない人でした。
個人的に付き合うようになってからは
イライラしても、薬を飲まないで頑張ろうと自分で思うようになり、
そして薬とさよならできました。

余談)
そして、私の母も病人扱いしない人でした。
母は、病気の症状、病者との接し方に対して、はっきり言って無知でした。
だから、私は調子の悪い時は、かなり苦しみました。
ウチの母は、どうして判ってくれないのかと鬼母だと思っていました。

私は閉鎖病棟に何回も入院して、幻聴や妄想で暴れて、自殺行為自傷行為
なんでもアリの症状で、かなり荒れていました。
それでも母は、私がずっとこのままで治らないとは
どうしても思えなかったそうです。
デイケアに行っていたときも、作業所に行っていたときも、
相談にのってくれる職員さん、ワーカーさんがいて、
母に私の不調を説明し、かばってくれるのですが、
家に帰ると母は、
「fumiちゃんは、甘やかされているから我ままになってるんだねぇ」
と言い、
学校卒業したらバイトしたいと言った時も、
「今まで温室の中にいたからどうだろうねぇ・・・
 作業所と同じようにはいかないよ、判ってるの?」
と、私を励ますような言葉が、どうしても出てこない母でした(笑)


薬物療法に関する書物
投稿日 11月6日(水)23時52分 投稿者 月見草

統合失調症の治療に薬物を使用する場合の注意点に関しては、下記の
書物が非常に参考になると思います。
# 中井久夫氏の書物は、確かに難解で取っつきにくい感じがしますが、
  よく読んでみると実際的なヒントも多く含まれており、具体的な記
  述が役に立つだけでなく、なんというか、統合失調症治療の舵取り
  役としても最適だと思います。
  また、私は、何よりも患者の身のためを第一に考えるという中井久
  夫氏の姿勢に感銘を受けました。

「中井久夫選集 分裂病の回復と養生、星和書店、\2,800」
とりわけ、
・薬物使用の原則と体験としての服薬(67〜135頁)
・分裂病治療の段階と目標(159〜178頁)
・養生を念頭においた精神科治療(1〜24頁)
・分裂病の身体症状について(197〜232頁)
の各章が直接的、間接的に役立つと思います。

具体的な薬物投与の詳細に関しては、担当医師と相談することが最善
だと思います。そのための医師なのですから。
その場合にも、上記の「薬物使用の原則」を理解しておくことはきっ
とプラスになると思います。


sakusakuさん
投稿日 11月6日(水)22時55分 投稿者 raimu

こんばんは。
ROMしてましたが、書くことがまとまりませんでした。

きのうクリニックの診察日。娘は、眠いから薬減らしてほしい、とまた頼み、先生は「じゃあ替えるからね。」と。
粉薬ではなくなり、全て錠剤に。きのうずっと調べてました。
昼と寝る前の2回服用で、1日量が、リスパダール2錠、リントン2錠、ストブラン2錠、ベゲタミンB1錠、便秘薬1錠、で、リントンがハロペリドールだと知って、少々驚いています。ストブランはアーテンと同じでパーキンソン症状を抑える薬。もしかしてこれは、薬をAからBに替える際のA+Bなのかな、と思ったり。本人は1日2回で飲むのが楽になったから、今のところ言われたとおり飲んでますが、これで、なおいっそう、様子を見ていないと、という気持ちです。変わった症状があったら、すぐに言おうと。
先生から見ると、(診察は丁寧だと思います)娘はまだ落ち着いてないのかな。まだ2ヶ月だし。「眠いときは、寝ていいのよ。」と先生は言ってました。
少しわたし、めげています、薬のことで。

ただ、月見草さんのおっしゃっている、

>また、抗精神病薬の薬量についても我流の判断(とりわけ量が少なければ
少ないほどよいという見解)は、病者のためにならないこともあるのでは
ないでしょうか。

これもまたそういわれるととてもこわい。うちの場合、飲み始めて2ヶ月だということで、sakusakuさんのように断薬のこと、あとしばらくしたら考えてゆくのだろうと、他人事ではありません、私。今月ぜひ、病院でいろいろ聞いてきてください。

あせらないように、娘が混乱しないように、腫れ物扱いしないように、今はあらゆることを考えに入れて、自分はおおらかに明るく(少し矛盾してますが)、過ごしたいと思います。娘は、落ち着いてきてますが、今日行った施設見学で、表情はちょっと固まっていた・・帰ってから夕食後すぐに寝ました。

sakusakuさんの娘さん、お休みの日に眠る、というのは結構普通の感じがしますが。で、平日がんばってお仕事する、っていいのではないかと。眠る時間が十分とれている、が大事なんですよね。ただ、本人がどう感じながら毎日過ごしてるのか、なかなか全てはわからない。あまり聞いても詮索するようじゃ、気にされるし。sakusakuさんの悶々とするきもち、よくわかります。くれぐれもお体にさわりませんように。母は元気に・・・ですよね。


素晴らしい夢の危険性
投稿日 11月6日(水)20時26分 投稿者 月見草

> 素晴らしい夢が危険なこと(具体的には、自殺の危険)があるそうで
> すが、この場合の対応については分かりません。

「記憶の肖像、みすず書房、中井久夫著、定価2,575円」の
「治療のジンクスなど、202〜203頁」にありました。
# 昔読んだビンスバンガーの著作の中にも、統合失調症かつ拒食症の
  女性が、今までどうしても食べることができなかったチョコレート
  を食べて満足感をいだいたものの、まもなく自殺、というような話
  があったように記憶しています。「花嫁衣裳でまっ白」というのも
  あったような、なかったような、記憶がおぼろです。

> ... どうもすぐれた精神病理【月見草注: いわゆる異常心理ないしは
> 病的精神状態を対象とする分野】の論文が私にはよろしくないようで
> ある。私の患者が事故を起こしたのは、ある人の論文を二晩続けて読
> んですっかり感心した時のことであった。
>  ...
>   その患者は、私が二年ほどみていた女子大生だった。亡くなる前日、
> このごろ夢が明るくなったのよ、といった。前回、夢が明るくなった
> のが確実な回復の歩みの始まりだったのを思い出して、私はおろかに
> も喜んだ。彼女は「今までの着物を脱ぎかえて新しい衣裳にかえて、
> 少しきゅうくつだけど、喜んでいる夢」「花嫁衣裳でまっ白なの」と
> 教えてくれた。翌日、私は白衣につつまれた彼女を見る破目になるの
> である。このケースは、私には非常な教訓であった。私の師の一人と
> さえ言ってよいだろう。
>  ...
> ... 、ひそかに精神科医が額づきに行く墓標もある。私は次第に、過
> ぎるよりも足りないほうを選び、いつも「逆艪【さかろ、船を後ろへ
> も自由に漕ぎ進められるように、艪を船の前部に取り付けること。大
> 辞林による】の構え」を心がけるようになった。基本的には「待ちの
> 治療」である。

このような場合どのように対処すればよいのでしょう。
薬物療法、心理療法、電気ショック療法(上記のような患者に、まさ
か電気ショック療法は施せないでしょうし、たとえ何かの偶然で施す
ことができ、その時はうまく行ったとしても次回はだめでしょう)。
いづれも役に立たないような気がします。
上記の文章を見せても効果がないような気がします。
私は神は信じていませんが、神に祈るしかないのでしょうか。


ちょっと前のsakusakuさんの書き込みですが、
投稿日 11月6日(水)18時42分 投稿者 月見草

ちょっと前のsakusakuさんの書き込みですが、

> やりたいことは何でもやらせてやろうと思ってます。

sakusakuさんが積極的なのは分かるのですが、回復期の患者には荷が重す
ぎるのではないかと危惧します。

> 私は西川先生のほんと相見三郎先生の本、この2冊があれば乗り切れ
> るんではないかとおもうようになってきました。...

私も、中井久夫氏の著書からよく引用しますが、自戒を込めてですが、こ
の病気の場合ケースによって対応は大きく異なりますから、著書の鵜呑み
は危険だと思います。
また、抗精神病薬の薬量についても我流の判断(とりわけ量が少なければ
少ないほどよいという見解)は、病者のためにならないこともあるのでは
ないでしょうか。


断薬のメリット・デメリット
投稿日 11月6日(水)17時12分 投稿者 月見草

> わたしかなりまよってます。
> 西川先生の本p138,139,140初回エピソードでは1年以内で断薬したほうがいいと

1年以内で断薬した場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。
また、西川氏は断薬のデメリットにも触れておられるのでしょうか。


選択(2)
投稿日 11月6日(水)17時05分 投稿者 月見草

> ろくさんの場合であれば、もちろんAさんの襲撃というか発作に対応する準
> 備は整えておく必要があると思いますが、今の環境で持ちこたえるという選
> 択もあると思います。これは、私の例に照らし合わせてそういう可能性もあ
> るということであって、お勧めする訳ではありません。

上のような書き込みをした理由ですが、
もちろん、私の妻の場合はしかるべく治療を受けたケース(回復期で
ある現在でも薬は飲んでいます。下記参照)であり、Aさんの場合は
おそらく未治療であることは意識していますが、Aさんを過度に恐れ
ることが、ろくさんにとってよくない気がしたからです。

  「中井久夫選集 分裂病の回復と養生、星和書店、\2,800」の
  「薬物使用の原則と体験としての服薬、81〜82頁」に、
    > ...。しかし、私の長期的経験は、薬物を絶って「ぎりぎり健常」
    > の生を生きるよりも、たとえばハロペリドール、二日一回1mgの
    > 生涯服用によってゆとりと幅のある生活を維持するほうが好まし
    > い。私は、前者では望まれてした結婚が破局に終わり、後者では
    > 病気の後に夫婦仲が格段によくなり長らく待たれていた子がさず
    > かるなどを経験している。タイミングをはかって、また患者に選
    > 択の機会を与えた上のことではあるが、極少量の「保険をかけて
    > いるような薬物服用」は、特に緊張病で始まった人の運命を長期
    > 的には大幅に好ましい方向に変える。この型の人の寛解度が非常
    > に高い反面、再発のリスクも低くないからである。...
  とありますが、私もよく似た見解です。

しかし、ろくさんの書き込みをよく読んでみると、相当に参っておら
れるようですので、このやり方(つまり、「今の環境で持ちこたえる
という選択」)は無理なようです。


ろくさん
投稿日 11月6日(水)12時33分 投稿者 かつての地上の旅人

> そうか・・幻聴がすぐに打ち消してしまう場合があるのですね・・・

たとえば、「僕があなたが病気だと言いふらしても、何の得にもならないです。
これまでも、あなたの役に立つ援助をしてきたのは、平穏に暮らしてほしい
だけの理由だと分かっていただけますか?」と伝えて、一旦納得したとします。
幻聴は繰り返し聞こえるので、「やっぱり、言いふらしてるじゃないか」と
なります。

>僕はそれでも Aさんだって辛いんだろうな・・・という気持はあります。
>Aさんではなく、病気を憎みます。

お互いにしんどくない距離の確保に転居を要するというのは残念ですが、
Aさんのご家族の介入に期待しましょう。
精神科が患者さんを自由に拘束できるということは、ありえないですし
病院というシステム自体、そんなお金にならない苦労はしないのですが、
自覚症状のある発病初期が不安も強く、一番病院を恐れます。
ご心配なら書き込み時のキーを使い掲示板から削除されることも簡単です。
お忘れなら、メールいただきたく


raimuさん
投稿日 11月6日(水)07時57分 投稿者 sakusaku

わたしかなりまよってます。
西川先生の本p138,139,140初回エピソードでは1年以内で断薬したほうがいいと

娘の調子見ていて
土日昼まで寝ているし月は11時に起き、食べまた寝て3時くらいにおき元気です。
午後から元気出るというか、、、夜も眠れているというか、、疲れているというか
かなり私としては参ってます。
断薬が目の前にちらちらしているんですが、、わからない。
A医師6月いつまで飲むんですか?子供が聞きました。1mg以下はもう患者さんと家族に任せている、、感じ、、再発しない人はしない、、、再発する人は飲んでいてもする。<たくさん飲んでいても>
B医師7月たかだか1mgにして1ヶ月じゃないですか、しばらくのみましょう<世界基準>
c医師1mgあと3ヶ月は行きましょう。
d、、、世界基準だと6ヶ月だから、、、年単位投与といわれているからずっと飲んだほうが、、

全く私もわからない。
本では初回エピソードでは3分の1が治り薬も飲まずにきていると
漢方薬にチエンジできる事もわかるんだけど
8、9、10月と0.75mg、、いま11月は0.5mg
###この件に関して私は医師には相談してないです。あまりにも睡魔が強いので
さげました。ダメなら戻すかという感じで、、医師は1mgと思ってます。今月20日過ぎの病院へは付いていこうかなと思います。で、はなしてみようかなと

それまで悶々とするのかな


おはようございます
投稿日 11月6日(水)07時22分 投稿者 sakusaku

きょうははれ。寒いです。
パンジーも綺麗に咲いてます。
今日もいいことあるといいですね。

昨日ともがきました。この前友が更年期で具合が悪く、、めまいがひどく、不安で、、7月入院したり、、不安が強くめまいで倒れるんじゃないかと、、、で病院は3件行ったけど、、自律神経が不安定と、、薬も出ないし、、困っていたんで、、漢方薬教えてあげました。
漢方でみんな元気!のp28とp29にょしんさん<女神散>を薦めました。<他の漢方の本にも出てました>
で内科の先生に出してもらって飲んでいるんですが調子いいそうで御菓子もってお礼にきてくれました。、、、うれしかったです。


神様との駆け引き
投稿日 11月5日(火)22時56分 投稿者 月見草

> 私は、妻がかつて自殺未遂をした同じ家で、妻、子供(小学校高学年)、私
> の3人で今も住んでいます。

これ(同じ家で暮らすこと)は子供、妻の希望でもあります。
# 私はどちらかというと避けたいと思っていましたが、経済的な事情もあ
  り、結果的に子供、妻の希望に従ったかたちになりました。

妻が入院していたので、子供と私と2人で、今年の正月に神社にお参りに
行ったとき、子供が願をかけていたので、ちょっと尋ねると、家族皆んな
が、元通り「楽しく」過ごせるように、お祈りしたとのこと。
「楽しく」というところがにくいですね。なかなかうまいこと神様と駆け
引きするもんだ、と感心したことを思い出しました。


選択
投稿日 11月5日(火)16時08分 投稿者 月見草

> 僕の部屋は104号室でAさんは102号室・・すぐ隣ではありませんが、Aさんが
> 帰宅した時、外出する時 カギをノブにさし込む音を僕は自分の部屋で固まって
> 聞いてしまうのです。もしかして この僕自身が心の病の初期かも・・と
> 僕は自分で精神科への通院をしてみようと決めました。
> 病気じゃないとしても 精神安定剤なり何なり処方してもらわないと 僕は
> どうにかなりそうです。

私は、妻がかつて自殺未遂をした同じ家で、妻、子供(小学校高学年)、私
の3人で今も住んでいます。
時々、血まみれになった妻の姿を思い出しますが、持ちこたえています。神
経が図太いから持ちこたえられるのかと思うときもありますが、そうでもな
いような気もします。何というか、希望を持っている限り大丈夫だ、という
感じです。
もちろん、同じ環境であれば、同じことが起こる確率は高くなりますから、
少なくとも私が、「かつての私でない私」に変化する努力はしています。
でも、なかなか難しいですね。

ろくさんの場合であれば、もちろんAさんの襲撃というか発作に対応する準
備は整えておく必要があると思いますが、今の環境で持ちこたえるという選
択もあると思います。これは、私の例に照らし合わせてそういう可能性もあ
るということであって、お勧めする訳ではありません。


『まともであれ』と強いる社会こそが精神をむしばんでいる
投稿日 11月5日(火)15時15分 投稿者 鈴木英生

異質な人々を排除して成り立つ、無味無臭の社会になぞ私は住みたくない。困難を抱えながらも多様な生が響き合う社会にこそ、生きる価値があると思う。

毎日新聞の記事です。↓


http://www.mainichi.co.jp/eye/kishanome/200211/05.html


みなさん どうもありがとう。
投稿日 11月5日(火)12時42分 投稿者 ろく

ピカチュウさん 月見草さん そしてsakusakuさん どうもありがとう。
実は・・
僕のバイトの関係で何度か話しをする機会のあった人がいるのですが、
その人は以前 暴力団風の人とトラブルになった事があるらしいのです。
犯罪ギリギリのイヤガラセをしてくるその人への対処にも苦労したそうですが、
何よりも その長期にわたる攻撃で自分の神経が参り、本人が精神科へ行く
ハメになったそうです。
どうやら 今の僕の状態はその時の彼と似てて まぁ胃潰瘍は僕の持病としても
下痢などは もしかして神経性のストレスからくるものかもしれないし、
「胸がドキドキする」や「眠りが浅い・・」「疲れた感じ」等は心の病
の症状でよく見られる症状だそうです。
また 普通に部屋ですごしていても ドアを新聞屋さんが叩くだけで 飛びあがっ
て驚いてしまいます、(Aさんなのでは?と思ってしまって)
僕の部屋は104号室でAさんは102号室・・すぐ隣ではありませんが、Aさんが
帰宅した時、外出する時 カギをノブにさし込む音を僕は自分の部屋で固まって
聞いてしまうのです。もしかして この僕自身が心の病の初期かも・・と
僕は自分で精神科への通院をしてみようと決めました。
病気じゃないとしても 精神安定剤なり何なり処方してもらわないと 僕は
どうにかなりそうです。

この9ヶ月 Aさんとは一切 会話はしていません 正直 見守るのも苦痛
です・・僕は東京で1人暮らし、通常の隣人関係とは つまり お互いに
干渉しない関係ですよね?この9ヶ月はまさにそれで それを続けていても
僕はこの通りボロボロになっています。
僕の2年前まで勤めていた会社は倒産してしまい 今はバイトでなんとか生活
しています。特に自分の身体が今 こんなだから バイトの量を増やすなんて
とても出来ません(もう 胃の痛みと日々の疲れで・・)
でも 友人から借金をしてでも 今のアパートを出なければ・・
保健所の方が言うように やはり それしかないと今は思っています。

今 僕は「自分がどんな悪い事をしたのだろう・・」と考えてしまいます。
元々 住む所を探していたAさんに好意で自分の格安アパートを紹介して
(それだって強制した訳じゃなく、気に入れば 大家さんを紹介しますよ
と言っただけですし・・・)
引越しを手伝ったり、お金も「貸してくれ・・」というから貸したり・・
その結果が どうして こんなメに?・・
何故 僕が長年住んだ 格安で便利なアパートから、敷金、礼金、
仲介手数料と引越し代まで払って・・・・(しかも借金で・・)
でも・・やめましょう・・もうグチは・・これは仕方ない事なんだから・・・
僕は何も悪くない・・ただ運が悪かっただけ・・・

それと僕がAさんとの事をこの掲示板に書き込んでから なんか
雰囲気がピリピリしているように感じます。(本当にすいません)
もちろん 僕としては遊び半分で書いた訳でもなく、今 僕が抱える
切実な問題だから 同じような立場の方々の意見が聞きたかっただけ
でして・・・
たぶん 血のつながりのある家族がそうなったら 実際問題として
距離なんて置けない、ただ家族であるが故に時間をかけて説得が
できる場合もあるのかな?・・・とか・・・ここが他人となると難しい・・

とにかく 今週中に病院に行きます。
そして 早めに引越しをします。
Aさんとの事で何か進展がありましたら またご報告したいと思います。
色々と意見を書いてくれた方・・本当にどうもありがとうございました。

P・S かつての地上の旅人さんへ・・・
ありがとう・・あなた様の言いたい事 分かります。
そうか・・幻聴がすぐに打ち消してしまう場合があるのですね・・・
勉強になります。
僕はそれでも Aさんだって辛いんだろうな・・・という気持はあります。
Aさんではなく、病気を憎みます。


ごめんなさい 言い方が悪かったようです
投稿日 11月5日(火)12時21分 投稿者 かつての地上の旅人

>・・僕が原因みたいな・・(もちろん 地上の旅人さんはそんな事を言いたい
>訳じゃないと思うけど・・)なんか 僕にも落ち度があったような・・

はい。言いたいのは落ち度とか原因の話でなく、悪循環の回避策です。
原因は病気からくる妄想にありますから、落ち度はありません。
「ぶっ殺す」とかいう妄想があるなら、悪循環を避けるために逃げつづけるしか
ありません。妄想を何度訂正して本人を納得させても、5分後には
幻聴が打ち消してしまいますから、勇気とかでけりのつくものでもありません。


きのうから
投稿日 11月5日(火)07時44分 投稿者 sakusaku

書いてはけし迷っていたのですが
”私はそっと見守るしかないかなと思います、で危なくなったら逃げるしかないかな。

##去年知り合いの息子さんが道路歩いていてとっぜん殴られました。相手28歳男でこちら21歳男、、ま、わかいので押さえ込んだのですが、、通りかかった人が警察呼んでくれて、、、夜の9:30くらい、、、救急車で病院へ鞭打ちで<けんか扱いで7万、、けんかは保険利きません>、、その後現場検証、、、警察で調書とっていたら初めて警察がおかしいと気づきあいての親が呼ばれ、、、

28歳の方は21歳のほうを知っていてあいつが毎日自分の悪口をいい自分の好きなこをたぶらかしていると<21歳のこも女の子も彼に面識はないです、、、両方彼の近所、、窓から見える>

両親は彼がこのごろ窓を通る時みられているとかがむんでおかしいなとでもこの病気に対する認識がなく、わかりませんでした。

で警察につかまって初めて、おかしい事警察に言われ気づきました。

その後21歳のこは病院通い、、治療費慰謝料は相手の親もちだそうです。21歳のこはしばらく怖くて外にも出れないと

その時私もこの病気の認識がなく、、怖いわね、、という感じでした。

##もう1人の方も道路で通行人に殴りかかり逮捕され病院に

家族でなければ病院に連れて行くのはなかなか難しいかと思います。<家族でも難しいのかもしれません>

ただ早く薬を飲めば落ちつきますし、、、早ければ早いほどいいと、、、

家族が窓をかがんで通る時ちょっと疲れているみたいだからお薬のむと眠れるようになるからといい病院に連れて行ってればこんな事にならなかったなと思います。


おはようございます
投稿日 11月5日(火)07時18分 投稿者 sakusaku

今日は寒いです。
でもいい天気です。
鳥は元気です。いつもと違い大きな鳥の声も聞こえます。

今日もいいことありますように!!


隣人とのつきあい方
投稿日 11月5日(火)07時07分 投稿者 月見草

> Aさんの具合の良い時はもちろんあると思います、でもこの僕が勇気を出して
> 話しかける事が果たして出来るか?また何とか話しかけたとして 僕の声は上ずり
> 眼には怯えの表情が・・それを見抜けないAさんではないよに思うのですが・・
> それがAさんに分かれば彼は不快感をあらわにするのでは?・・とか・・
> ごめんなさい・・結局 僕が臆病者なんだと思います。

臆病者とおっしゃってますが、そうではありません。

もしろくさんが、Aさんの面倒を見はじめたら(たとえば、相手の身
のためを考えて入院をすすめるようなこと)、それだけではすまない
でしょう。面会にも行かなければならないでしょうし、さまざまなこ
とを引き受けざるを得なくなると思います。

これは、家族でなければできないことですし、第三者の場合は特別の
理由(宗教的な奉仕など)がなければ無理でしょう。

出来ないことは、出来ない訳ですから、これは臆病というのとは違い
ます。

私見ですが、Aさんについては、ろくさんの方からは積極的に行動を
起こさず、静かに見守るというやり方(要するに、隣人との通常のつ
きあい方)がよいと思います。

しいていえば、精神科併設の総合病院がどこにあるか(もしあれば)
調べておけばいざという時に役立つかもしれません。
# Aさんから、良い病院をしらないかといわれた時の準備。
  そのときには、なぜ精神科併設の総合病院がおすすめかも説明して
  あげると更によいでしょう。


ろくさん
投稿日 11月5日(火)01時32分 投稿者 ピカチュウ

ろくさん、つらそうですね。
以前、私も同じ様な経験をしました。
友人に、「あなたには、テレパシーを送っているので僕のことは何でも分かるはず・・・」とか、全くそんな事実はないのに「あなたを過去の亡霊にしたはずなのに、どうしていつも僕の周りでちょろちょろして、家の中にもいるんだ・・・」とか、「あなたは僕を攻撃する。侵略する。あなたがこの世に存在すると思っただけで、僕は辛くなる。消え去れ消え去れ消え去れ・・・」等々言われました。
それで、私はもろにその言葉を受け止めてしまい、なぜ私がそこまで言われてしまうの?・・・という出口のないトンネルに入り込んでしまって、長い間自分を責め続けてしまいました。
私はその時、ちっとも怖くなかったのです。だからそこから逃げようとも思わなかった。
今思うに、怖くないなんて私も異常だったのかもしれません。
ろくさん、自分の感情に素直に従う方がいいのではないでしょうか?
家族ではない第三者が出来ることは、ただ見守るだけかもしれません。(これは以前の経験で、考えに考えた末に出た結論です。)
ろくさんが余裕がない、怖いと感じるのならば、見守るのさえ負担になると思うのです。
ろくさんは、ろくさんの精神的な安定を図ることを考えるのが先決ではないでしょうか?
Aさんがまた訪ねてきて怖いことを言ったとき、誰かにすぐ来てもらえるようにしておくとか(一対一には成らないように・・・)、自分を責めそうになったときに、違った視点で考えるようにするとか・・・
なぜ自分が辛くなってしまうかというと、例えば川に落ちてもがいている子犬を見つけたときに自分がどうするか考えることに似ている気がするのです。
自分で容易に助けられるのであれば、そうするのでしょう。しかし、自分もとても弱っている子供だったら・・・、そしてその川全体に、有刺鉄線で囲いがしてあったら・・・状況が分かっても見捨てるしかない自分を責めてしまうことになる。
でも、視点を変えれば、自分にはその技量がないのだから、それが出来そうな誰かに頼めばいいことで、それをするのが自分の出来る最大のこと。
しかたがないと割り切ることが出来れば、良いのですけどね。
Aさんが悪いんじゃなく、病気が言わせているんだと思いながら会話できるようになるのって、口で言うほど簡単ではないと思います。(家族じゃないんでよけいです)
まとまりのない文章でごめんなさい。
また私の書き込みを見て、気分を害された方がいらっしゃいましたら、申し訳ありませんでした。


うーん
投稿日 11月4日(月)23時56分 投稿者 ろく

かつての地上の旅人さん、はなさん ご意見ありがとうございます。
ただ 僕が気にし過ぎている小心者かもしれないのですが、「ぶっ殺す!」とまで
言われていて とてもじゃないけど微笑んだりはできないのですが・・・
同じアパートです、Aさんと顔を会わせる事もあります(ただ最近はAさんは働いているのか、どうか分からないけど 1ヶ月に1度くらいです。)
でも Aさんは僕を見ると「キッ」という感じで睨みすぐシカトです。Aさんが怒鳴り込んできてあと3ヶ月で1年になりますが、Aさんの表情が穏やかだった事はないような・・いや 僕にAさんの表情を読み取る余裕がないのでしょう。
でも 僕は精神医学の知識がある訳でもない、ごく普通の人間です。
もうAさんの事は怖くて怖くてどうしょうもないんです。(泣)
だから かつての地上の旅人さん・・僕が不安を感じるとAさんも緊張します・・だなんて・・なんか それだとAさんを緊張させているのは(Aさんを追い込んで
いるのは)・・僕が原因みたいな・・(もちろん 地上の旅人さんはそんな事を言いたい訳じゃないと思うけど・・)なんか 僕にも落ち度があったような・・
でも、怖い気持をぐっと堪えられない弱い人間もいるのです。
(ちなみにAさんは剣道2段の猛者、身体も力も僕なんかよりずっと強い)
ただ話を整理すると やはり僕が怖い気持を押し殺し Aさんの具合の良さそうな
頃を見計らって 彼の気に障らないように上手に話しかけないとどうにもならない
という事なんでしょうか?やはりそれが現実なんですね・・
保健所の人が言っていた事はそういう事だったわけなんですね・・・
Aさんの具合の良い時はもちろんあると思います、でもこの僕が勇気を出して
話しかける事が果たして出来るか?また何とか話しかけたとして 僕の声は上ずり
眼には怯えの表情が・・それを見抜けないAさんではないよに思うのですが・・
それがAさんに分かれば彼は不快感をあらわにするのでは?・・とか・・
ごめんなさい・・結局 僕が臆病者なんだと思います。


ろくさんが不安を感じると Aさんも緊張します
投稿日 11月4日(月)23時26分 投稿者 かつての地上の旅人

>元々Aさんの妄想なのだから その妄想が僕に止めれるはずもなく 僕は毎日 
>不安な日々を過しています・・もうそのストレスで持病の胃潰瘍が悪化し
>少し血の混じった嘔吐も何回かありました、下痢もしています。
>僕はどうすればいいのでしょうか?

Aさんのなすべきことも、ろくさんと同じです。緊張を解いて、余裕のある時に接する。
無理はしない。お互いにしんどい時は、話さないほうがどっちにも良いです。


>ただ 僕はそのAさんの家族ではないから 例えば措置入院などの手続きも取れな
>い・・(まぁAさんの事 病気とは確定はできないし・・)

はなさんの方法がお薦めです。
警察なら措置入院で、家族なら保護入院と言います。
はっきりしているのは、Aさんの表情にあるように、苦しんでおられること。

ろくさんもそうです。不安の軽減には薬が有効ですが、ろくさんの原因は明確
ですから、距離をとれば余裕が生じます。
自分も苦しければ、相手を思いやる余裕はありません。
「病気だから」通院を薦めるのでなく、「苦しそうだから」薦めるのみです。
妄想に同調するのは無理でも、苦しみを思いやるのは簡単です。
緊張が高まったら、微笑んで退却するのがお互いのためです。


ろくさん
投稿日 11月4日(月)22時55分 投稿者 はな

こんばんわ、お友達の事情複雑ですね。
家族でも病院に行くことの説得は難しく
私も最初は、だまして連れて行きました、、
ろくさんの場合知り合われて、まだ日も浅いかと
思いますし、お友達も多分病院行くこと
納得しないでしょう。うちの場合は、心から
心配していることを伝え、心配だから病院に行ってと
懇願しました。家族だから、イヤイヤ行ってくれました。
家族でない、ろくさんにそこまでお願いするのは
大変な労力が必要でしょうね。。。
でも本人も少しは自覚があるようですので
少し気分が良いときを見計らって
心配していることを伝えては、、、と思います。
が、ろくさん自身無理なさらないようにとも
思います。


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