分裂病者家族宛て掲示板 ログファイル


アメリカでは高齢者のうつ病の白人女性がターゲット(ただし1996年時点)
投稿日 10月21日(月)22時12分 投稿者 月見草

> 電気ショックの発祥の地イタリアでは、...
> 高齢者への電気ショックの全面的禁止、...

「ECT article from the Washington Post」
http://www.iskra.connectfree.co.uk/a/depression/ect.html
の
「Changes in Population and Insurance Make Elderly Women Most
Common Patients」に、
> Forty years ago, the typical ECT patient resembled Randall P.
> McMurphy, the antihero immortalized by actor Jack Nicholson in
> "One Flew Over the Cuckoo's Nest." Like McMurphy, ECT
> recipients tended to be under 40, male and impoverished --
> patients confined to state mental hospitals, often against
> their will. 
40年前は、「カッコーの巣の上で」のジャックニコルソンのような40
歳以下の貧乏な男性が多かったが、

最近(この記事の日付は1996年)のアメリカでは、上中流階層の高齢者
のうつ病の白人女性がターゲットとありました。
> These days the typical ECT patient is an elderly white woman -
> - clinically depressed, and usually middle or upper middle
> class -- who has signed herself into a private hospital.
> Because she is over 65 her bill is paid, in whole or in part,
> by Medicare, the federal government's insurance program for
> the elderly. 
なぜなら、65歳以上だとMedicare(65歳以上の高齢者を対象とした健
康保険)が電気ショック療法の費用の全部ないし一部を支払ってくれ
るから、という(経済的)理由によるそうです。


質問
投稿日 10月21日(月)22時02分 投稿者 エミ

初めまして。私は映像の専門学校に通っていて15年前亡くなった母のドキュメンタリーを撮っています。
母は精神分裂病で自殺をしたそうです。
私は当時5歳になる前で、母の事をもっと知っていたくなり撮り始めたのですが、精神分裂病の事を本で見ても
実態がよく把握できません。父は母を病気だと認めずなまけているのだと思っていた様です。
15年前の日本で精神分裂病という病気はどのように認知されていて、偏見はあったのか、
分裂病の症状は24時間あるのか・・・?
もし、おわかりでしたら、是非教えていただきたいです。
正直、分裂病で自殺したと聞いてショックでした。でも母の死と向き合いたいと思いました。

正確にはこうでした。
投稿日 10月21日(月)21時36分 投稿者 ばびっち佐野

電気ショックの発祥の地イタリアでは、電気ショックに関する利益のみならず不利益そして
代替手段も含めた説明を受けた上での、本人の明白で自由な同意なしの電気ショックの原則的な禁止、
子ども高齢者への電気ショックの全面的禁止、妊婦への原則的な電気ショック禁止が定められた条例が
ピエモント州で可決された。この条例ではロボトミーも全面的に禁止されている。

書き込み消えたのでしょうか?
投稿日 10月21日(月)21時12分 投稿者 ばびっち佐野

イタリアでは、電気は原則禁止の法律があるそうです。さすが精神医療先進国
です。
ぼくが、電気がいやなのは、本人にインフォームドコンセントがなされないことです。
つまりは強制医療だということです。
もちろんその危険性は、勿論ですが。。。


少し過激ですが、私の現在の心境です。
投稿日 10月21日(月)20時29分 投稿者 月見草

> もし、電気治療がダメージを与えるだけで、
死ぬ程のダメージは与えません。記憶力を失わせ、発言力を封じる効
果はあります。

> 少しも有効性が無いのだとしたら、
有効性が無く、再燃性が高いから儲かるのです。
日本では、保険がきき、5〜15分、1回30,000円です。

> なぜ、治療に用いられるのでしょうか?
医師、看護士にとって楽だからです。多少の良心の呵責を感じる方も
いらっしゃるでしょう。
また、見せかけの一時的な幸福感が得られるようですから、言い訳も
できます。

> そんな危険な治療を容認する医師は、身の破滅を呼びかねない。
かつて、ロボトミーを行った医師は破滅したでしょうか。

> ことなかれ思考が強いはずの日本人です。
アメリカの流行には追従します。

英語ですが、
http://www.iskra.connectfree.co.uk/a/depression/ect.html
「ECT article from the Washington Post
  SHOCK THERAPY: IT'S BACK
  By SANDRA G. BOODMAN
  Tuesday, September 24 1996; Page Z14」

  比較的客観的な記述だとの印象を受けました。
  ただし、かなり皮肉のきいた文章です。
  電気ショック療法成功例(トークショー司会者Dick Cavett氏)だけ
  ではなく、電気ショック療法失敗例(小説家Ernest Hemingway氏、電
  気ショック療法後まもなく自殺)も述べられています。
  彼はこう述べたとのことです。
  
  > Before his death Hemingway complained to his biographer A.E.
  > Hotchner, "What is the sense of ruining my head and erasing
  > my memory, which is my capital, and putting me out of
  > business? It was a brilliant cure, but we lost the patient."
  「体験とはならない」という言葉は理解できなくても、「my
  capitalが失われる」といえば理解できる方も多いのではないかと
  思います。
  # 私見ですが、上記はいずれもうつ病と思われますので、この点は
    念頭に置く必要があると思います。
の、
「ECT Experts' Ties to Shock Machine Industry」
 ECTの専門家が電気ショックマシン産業と結託している。
の章が参考になるでしょう。

> Among the small fraternity of electroshock experts,
> psychiatrist Richard Abrams is widely regarded as one of the
> most prominent. 
> Abrams, 59, who retired recently as a professor at the
> University of Health Sciences/Chicago Medical School, is the
> author of psychiatry's standard textbook on ECT. He is a
> member of the editorial board of several psychiatric journals.
> The American Psychiatric Association's 1990 task force report
> on ECT is studded with references to more than 60 articles he
> has authored. Abrams, whose interest in ECT dates back to his
> residency in 1960s, has served on the elite committee that
> planned the National Institutes of Health's 1985 consensus
> conference on ECT. In addition he has long been a sought-after
> expert defense witness on behalf of doctors or hospitals sued
> by patients who allege that ECT damaged their brains. 
> What is less well known is that Abrams owns Somatics, one of
> the world's largest ECT machine companies. Based in Lake Bluff,
> Ill., Somatics manufactures at least half of the ECT machines
> sold worldwide, Abrams said. Most of the rest are made by
> MECTA, a privately held company in Lake Oswego, Ore. 
完璧です。


月見草さんへ
投稿日 10月21日(月)19時55分 投稿者 fumi

そうですね、患者の立場から考えると
ほかに選択肢があるのならば、
電気ショックを受けたいと思わないでしょう。

はっきりとした安全性の確認は、日本では難しいとのこと。
そうですね、今それができていれば、
患者側がこんなに混乱することも無かったでしょう。
先にも書いたとおり、脳は複雑な部分です。
個人個人により、反応が違うかもしれませんし・・・。
データーを集めづらいでしょうね。

もし、電気治療がダメージを与えるだけで、
少しも有効性が無いのだとしたら、
なぜ、治療に用いられるのでしょうか?
そんな危険な治療を容認する医師は、身の破滅を呼びかねない。
ことなかれ思考が強いはずの日本人です。

それなのになぜ、危険なだけの治療を、現在も、
わざわざ家族の同意を得て行っているのか?
医師は自分の立場を考えずに保険の点数だけのために、
危険を冒すのでしょうか?学閥の圧力でしょうか?
しかし、危険なだけな治療だったら、それに賛同している学閥みな、
身の破滅を覚悟しているのでしょうか?
そこに疑問を感じます。だから私はそこに、
ある程度の効果が見込まれているように思えてならないのです。
医師が、壊れた時計の例えのような気持ちで、
電気ショックを行っているとは、信じがたいのです。
しかし、これも単なる想像になってしまいます。
だからこそ、良い面良くない面、平均的な見方をした上で、
考慮したいと思っています。

でも、治療の選択は、個々の気持ちが尊重されるべきだと思います。
ですから、賛成できない治療を無理に受ける必要はないと思います。
また、他の安全な治療法があるのだったら、
リスクを避けるのも、当然の選択だと思います。

先ほどの私の書き込みですが、月見草さんに対してではなく、
引用された文献に対しての意見です。
誤解を生じるような表現をしてしまったこと、申し訳ありません。
しかも全文ではないとの事・・・早とちりしてしまったようです。

電気ショックに関しては、色々な意見があるので、
そこから結論するのは難しいと思います。
また、外国の文献を調べることは、大変な作業だと思います。
どうか、月見草さんご自身のことも、ご自愛ください。

今の段階では、疑問をすっかり解消するのは、困難な事だと思います。
これは、精神科の医療全般に言えることで、
精神病全般に言えることかもしれません。

治療の安全性、有効性、危険性、どこまでが許容範囲か、
それも治療を受ける側が決められるようになればいいなぁと思います。

今では、薬の副作用についても説明してくれるところが多いですね。
また、聞かないと教えてくれない医師もいますね。

やっぱり医師にはどんどん質問や意見をしましょう!


日本では電気ショックの安全性の確認はできないのではないか
投稿日 10月21日(月)19時08分 投稿者 月見草

> だからこそ、安全性を確認したくなると思います。
私もそう思います。

しかし、
ECTに関する倫理的、社会的諸問題について
http://square.umin.ac.jp/tadafumi/ECT.html
>  死亡事故は修正ECTでは5万回に1回程度と言われている(Royal
> College of Psychiatrists 1995)。しかし日本でははっきりした統
> 計はない。これは医薬品のような副作用報告制度がないためもあると
> 思われ、効果があったことを報告する論文は多いが、事故についての
> 論文はほとんどない。
というのが現状です。つまり、これは、安全性の確認ができないとい
うことを意味するのではないでしょうか。

私は、何も好んで外国の文献をあさっているのではありません。
日本にない、もしくはできないのだから仕方がないでしょう。


逃げているわけではありません
投稿日 10月21日(月)18時54分 投稿者 月見草

> 電気ショックについて、
> ”多くの場合、患者の抱えていた問題が
>  倍の強さで戻ってくる・・脳の損傷程度に強弱の差があるものの
> 患者はこの損傷を、処理しなければならないからである”
> 
> 倍の強さという表現、根拠がはっきりしていないと思います。

逃げているわけではありませんが、この体験記は私(月見草)が書い
たものではなく、Alfred Deisenhofer氏が書かれたものであることを
考慮していただきたいと思います。

> これだとイメージで捉えてしまうかもしれません。
> 患者の抱えている問題というと、病気の症状のことでしょうか?

まもなく(1週間以内にできると思います)翻訳する全文(約550行、
geocityに置く予定です)をお読みいただければ詳しいことが分かる
と思います。今は時間がないので、一部のみの翻訳しかできませんで
した。

> 脳の損傷程度に強弱の差がある、について
> その強と弱に関して、具体的なことが書かれていないのが残念です。
> 強の時はどのくらいの損傷なのか、弱の時はどのくらいなのか、
> それが判らないと、不安をあおるだけになってしまうと思います。

おっしゃることは分かります。

ただ、不安をあおることが私の目的ではなく、(電気ショックを受け
させる医師や看護士や家族ではなく、当事者である多くの患者自身が
望まないと訴えている)危険な電気ショック療法を受けさせるに至る
までに、まだ出来ることは残されている、ということを言いたいので
す。


月見草さんへ
投稿日 10月21日(月)18時31分 投稿者 fumi

電気ショックについて、
”多くの場合、患者の抱えていた問題が
 倍の強さで戻ってくる・・脳の損傷程度に強弱の差があるものの
患者はこの損傷を、処理しなければならないからである”

倍の強さという表現、根拠がはっきりしていないと思います。
これだとイメージで捉えてしまうかもしれません。
患者の抱えている問題というと、病気の症状のことでしょうか?

脳の損傷程度に強弱の差がある、について
その強と弱に関して、具体的なことが書かれていないのが残念です。
強の時はどのくらいの損傷なのか、弱の時はどのくらいなのか、
それが判らないと、不安をあおるだけになってしまうと思います。

私も、電気ショック療法については、
その効果がずっと続くものではないと思っています。
だから薬物も併用する必要があるでしょう。
薬物と併用していても、倍の強さでぶり返しがあるのでしょうか?
服薬をやめた場合、再発しやすいですし、
ぶり返しがきついのもわかるのですが・・・。

電気ショック療法については、医師によって見解が違います。
安全性を強調する医師もいますし、不確実さを強調する医師もいて、
患者に混乱をきたすと思います。

脳は、一番複雑な部分だから、同じ治療をしたとしても、
個人個人でばらつきがでます。
電気ショックについても、同じ事が言えるかもしれません。

だからこそ、安全性を確認したくなると思います。
電気ショック治療の純粋な影響、電気の量も、麻酔についても
しっかりと気を配った上での影響は、どの程度のものなのでしょう。
どこまでが病気の症状で、どこまでが治療の影響なのか、
見えづらいので、判断に迷うところだと思います。

今までの電気ショック療法は、医師のモラルの欠如により、
間違った行われ方もありました。これは許しがたいことです。
そしてそういう医師によって行われた治療は、
安全性を考慮する場合にはあまり参考にならないのではと、
私は思ってしまいます。

壊れた時計の例えは、私個人の意見ですが、
医師がそのような気持ちで治療に向かっているとは
信じたくないです。
これが現実だというのなら、
医療そのものに不信感を抱かなければならなくなるでしょう。

月見草さんのおっしゃるように、リスクの少ない治療を選択すること、
大切ですね。
しかし、電気ショックのリスクに関しては、
情報にばらつきがありすぎるので、
話し合っても、平行線をたどってしまいそうです・・・。



電気ショック療法に代わる療法としての甲状腺末療法
投稿日 10月21日(月)16時46分 投稿者 月見草

この掲示板をお読みになっている方の中には、現在、医師から電気シ
ョック療法を勧められているものの、患者に受けさせようか否かで悩
んでいる方もいらっしゃることと思います。
そのような場合には、電気ショック療法に代わる療法として甲状腺末
投与法を医師に打診されてはどうでしょうか。

私見ですが、ごくまれに電気ショック療法が成功する例が報告されてい
るものの、一か八かの危険な療法であると思います。

> 電撃療法を行わないある医師(中井久夫氏)の見解は以下のとおりで
> す。
> # 「中井久夫選集 分裂病の回復と養生、星和書店、\2,800」の
>   「分裂病の身体症状について(p.210-212。精神科治療学八巻四号、
>     一九九三)」より
> 
> また電撃療法(に代わる療法として)について、同書のp.124には、
> 
> 甲状腺末
>   私は緊張病性興奮が数週間続き、薬理学的には万策尽きた時に、電
> 撃ではなく、甲状腺末を50mg〜300mg使用してきた。これは戦前から
> 緊張病研究で名高いノルウェーのイェッシング父子の方法である。私
> の精神病院勤務時代、すべての場合(10例以内であろう)に奏効し
> たが、最後の手段として使うものであったために、これが効いたのか、
> もう収束する時期に来ていたのかがわからない。しかし、電撃を行う
> 前に試みる値打ちがあると思う。電撃は体験の連続性を失わせるから
> である。私は電撃をおこなわなければならない場合に出会ったことは
> ついになかった。...


電気ショック療法体験記(ドイツの事例)一個所訂正
投稿日 10月21日(月)16時26分 投稿者 月見草

何度もすみません。一個所訂正。 "_"で囲んだ個所です。

> Man kann sagen, dass EKT zunaechst gelegentlich eine Euphorie
> schaffen kann, wenn man durch den Angriff auf das Gehirn seine
> Probleme vergisst.
> 電気ショックが脳に与える攻撃により、患者は自分が _かえている_ 問題
> を忘れるため、時によっては、電気ショック療法を受けた後、幸福感
> を感じることがあります。
を、
  Man kann sagen, dass EKT zunaechst gelegentlich eine Euphorie
  schaffen kann, wenn man durch den Angriff auf das Gehirn seine
  Probleme vergisst.
  電気ショックが脳に与える攻撃により、患者は自分が _かかえている_ 問題
  を忘れるため、時によっては、電気ショック療法を受けた後、幸福感
  を感じることがあります。
と一個所訂正します。


電気ショック療法体験記(ドイツの事例)追加
投稿日 10月21日(月)13時39分 投稿者 月見草

前の記事でドイツ語原文も書き込んだのは、翻訳の信憑性(間違って
翻訳していないかどうか)をチェックしやすいようにするためのもの
です。


電気ショック療法体験記(ドイツの事例)
投稿日 10月21日(月)13時32分 投稿者 月見草

# ちょうどサーバのメンテナンスの時とぶつかって、ダブッているか
  もしれませんが前の記事の一部訂正記事です。

これまで、(ばびっち佐野さんのご友人のケース以外に)電気ショック
療法体験者の意見が聞かれなかったので、参考までにご紹介いたします。

ドイツの方です。全文を訳す時間がないので、一部を訳します。
「Beantwortung folgender 4 Fragen zur Elektrokrampftherapie aus meiner
  persoenlichen Sicht und Erfahrung
  電気ショック療法に関する4つの質問に対する回答、
  個人的経験および電気ショック療法に関する私見
    1) Bei welchen Diagnosen wird EKT angewandt?
       ECT適応の診断基準
    2) Welche reversiblen und irreversiblen Nebenwirkungen hat EKT?
       ECTの可逆的および非可逆的副作用
    3) Wie wird die Elektrokrampftherapie durchgefuehrt?
       ECTの施行手順
    4) Wie wirkt sich die Behandlung auf den Krankheitsverlauf aus?
       電気ショック療法が病気の経過に及ぼす影響」
http://www.bpe-online.de/infopool/gesundheit/pb/deisenhofer.htm
(精神科治療を受けられた方々のサイト)に全文が掲載されています。

注意点として、この方はうつ病のようです。
統合失調症の場合、電気ショック療法はうつ病の場合より「効果的で
ない」と見なされています。

Man kann sagen, dass EKT zunaechst gelegentlich eine Euphorie
schaffen kann, wenn man durch den Angriff auf das Gehirn seine
Probleme vergisst.
電気ショックが脳に与える攻撃により、患者は自分がかえている問題
を忘れるため、時によっては、電気ショック療法を受けた後、幸福感
を感じることがあります。

Nachher kommen die Probleme meist mit doppelter Macht zurueck,
weil man auch noch, je nach Anzahl der Schocks, eine mehr oder
weniger starke Gehirnschaedigung zu verkraften hat. 
しかし多くの場合、幸福感が得られた後、患者がかかえている問題が
倍の強さで患者に戻ってきます、なぜなら電気ショックを受けた回数
に応じ脳の損傷程度の強弱に差があるものの、患者はこの損傷を処理
しなければならないからです。

Ich lege einige Berichte von Betroffenen bei.
電気ショックを受けた患者の体験記を同封致します。
# 月見草注: 上記のホームページには掲載されていません。

Solche Berichte finden im Allgemeinen wenig Gehoer und
bewirken wenig, weil man Psychiatrieerfahrenen zu Unrecht die
Faehigkeit abspricht, zu erkennen, was fuer sie gut oder
schaedlich war.
このような体験記は一般の方々に読まれたり、意見を聞き入れていた
だいたりすることはめったにありません。なぜなら、精神科治療を受
けた患者は何が正しく何が有害であるかの判断ができないものと見な
されているからです。私はこれは不当であると思います。

Ich selber habe noch keinen Patienten getroffen, der sich
ueber seine EKT-Behandlung positiv ausgesprochen hat.
私は電気ショック療法を受けて良かったと話す患者に会ったことはあ
りません。

Ich kenne aber viele, die sagen, sie moechten sich so
behandeln lassen, da EKT auch in Zeitschriften als
Wundertherapie fuer Finsternisse der Seele angepriesen wird.
しかし、電気ショック療法が、雑誌などで魂の闇に対する奇跡的療法
であると褒めそやされるため、電気ショック療法を受ける気持ちにな
ったと語る患者は多く知っています。

Ich rate jedem Depressiven, dem die Aerzte eine EKT anraten,
auf keinen Fall in eine solche Therapie einzuwilligen.
医師から電気ショック療法を勧められたうつ状態にある方々は、電気
ショック療法を受けることを絶対に承諾しないよう助言いたします。

Der Preis, den der Patient fuer eine eventuelle schnelle und
voruebergehende Stimmungsaufhellung zahlt, ist sehr hoch.. 
電気ショック療法を受けた後すぐの場合もありますが、一時的な気分
高揚(幸福感)に対する代償は非常に高くつきます..

Der bekannte Gehirnchirurg Detlev Linke, hat Wirkungsweise von
EKT in einem mir vorliegenden Interview so beschrieben: "Wenn
man eine defekte Uhr in die Ecke wirft, dann funktioniert sie
manchmal und manchmal nicht."
有名な脳外科医Detlev Linke氏が今私の前に置かれているインタビュ
ー記事の中で電気ショック療法が作用する仕組みについて述べておら
れます:
「壊れた時計を部屋の隅に放り投げたとしよう。時計は動くかもしれ
ないし、止まったままかもしれない。」


raimuさん
投稿日 Mon, 21 Oct 2002 13:12:39 投稿者 sakusaku

p26よんでね。
ポイントのとこ。####すごく大事なことかいてある。

あとP135の慶応病院の薬の換算表
これかなり役に立つ

あと漢方でずっと補強していこうね。

提案
投稿日 Mon, 21 Oct 2002 13:00:28 投稿者 sakusaku

今現在売られていないんで
もし図書館にあれば借りるといいです。おすすめです。
私は借りてコピーしました。

分裂病ガイドブックー患者と家族のためのQ&A−
西川正 NOVA出版

対象が患者と家族なのでものすごくわかりやすくかかれています。
あと質問形式です。

raimuさん
投稿日 Mon, 21 Oct 2002 12:53:47 投稿者 sakusaku

西川先生の本届いてよかったね。

私も読むのに時間かけて、、今もたまに出してみてます。
私漠然とこうだというより、、よくわかるんじゃないかと思います。
p11の症例1で15年後に再発したけど断やくしていたのでリスパダール1mgで治った。
<10日間飲んだだけで>
症例2では自己の弱さを認識してストレスに弱いので2つのことしない
自己コントロールができている。
間欠投与から断薬できている。

あと娘さんが薬のみたくないのは眠くなるからだと思うので減薬を頼んでみるといい、、、
漢方薬を使っていると体質改善できて薬の効きがよ
くなるからしんどいんだと思う。3mgを2.5mgにとか
<その頃はどんどん睡魔ましてくるから>

家も昨日夜の11:30まで起きていたから眠いと思う。
このごろ午前中眠いらしい。
土朝起きてパン食べて寝て1:00くらいまで寝ていた。
日はしょうがないので10:30に起こしました。

0.75mgでも眠くなってきたんですよ。

こんにちは
投稿日 Mon, 21 Oct 2002 12:11:11 投稿者 raimu

ここんところのお話に、はっきり言ってわたしはついてゆけずROMしてました。
漠然と、うちの子は選択を迫られるような状況にあっても、
持病の心疾患で選択できない方法だなぁ、と思っています。
ただ、この分野の治療については、亀のごとくでも、自分で模索して行かないと、
と思っています。

なかなか、自分の子のことから離れられず、週末家を開ける日が続いたので、娘の様子が
気になるけどそばでみてやれなかった、という自責の念がある今日です。
夜はいたので、さんざん薬が嫌だ、ということをぶつぶつ言ってました。
(また明日、クリニックで薬のこと言おう、と思います)そんななか、
sakusakuさん!

きのう西川先生の本、届きました。昨夜はやる気持ちで読み始めました。
数日じっくり読もうと思います。
わたしは、自分に大きな自信があるとはいえませんが、その場その場で
よく考えて自分が一番よいだろうと思う結論が、きっとあとでそれが最
良の方法だった、と考えることにしています。そのためにも、こちらで
いろいろなご意見を聞かせていただきたいと思っています。

yoko1234jpさんへ
投稿日 Mon, 21 Oct 2002 09:55:53 投稿者 fumi

泣いたっていいと思いまーす。
私も思いっきり泣くことで、気持ちがさっぱりすることあります。

悩んでいる状態の考え方で、私がなるほどーッと思った話があります。

まず、「自分を抑えること」についての話です。
たとえば、
仕事をしていて、午前11時におなかが空いてきたとします。
たいていの人は「お昼休みまでの我慢だ」と思います。
しかし、抑えようとする気持が強い人は、
「お昼休みの時間になるまで、おなかが空いてはいけないのだ」
と強く自分を制します。
こういう考え方の人は
昼休み前におなかが空くこと自体が、
罪の意識につながってしまうそうです。
だから、悪い事をしているわけでもないのに
自分で悩みを増やしてしまう。

「心を監視する意識」が強すぎると、不安定をもたらすそうです。
監督の厳しすぎるチームは、選手が萎縮してしまい、
持てる力が発揮されにくいといいますが、それと同じことで、
自分に対して監視しすぎると、自分が萎縮してしまい、
自分の力を発揮しづらくなるといいます。

もう一つは「気持ちのコントロール」についての話です。
ストレスを強く感じている時、「理性」と「感情」のコントロールが
困難になるといいます。

「理性」だけで、気持の整理をしようとすると、
バランスがとりづらいそうです。
「理性」と「感情」を、ボートの左右についているオールのように、
交互に繰り出すことがいいそうです。

漠然とした不安に悩まされたら、それは「読み」や「予断」
といった、「理性」が一人相撲を取っている状態。
「くよくよ考えても仕方が無い。なるようになる。」
と発想の切り替えを行うのは、理性ではなく、「情緒」の仕事。

理性は他人にかかわり、計算や価値観に左右されることだそうです。
しかし理性が強すぎると感じても、
その理性を引っ込めようと思わなくていいとのこと。
(理性を無理して引っ込めようとすると、自己否定に陥る危険があるとか)

そんなときは、理性の反対側にある感情を、奮い立たせるといいそうです。
反対側の感情といえば、
「他人に関係ない、計算や価値観に左右されないこと」

ここに書き込んだのは、心理的な話なので、
あまり固く考えずに読んでいただけたらなぁーと思います。
ちょっと判りづらかったかもしれないし・・・。

sakusaku
投稿日 Mon, 21 Oct 2002 09:53:07 投稿者 グレイさん

私も同感です。
私も論争に疲れてしまい、、全く電気に関してはよんではいないです。
<もっいけない性格ですね>、、、、プリントアウトだけはしておきま
した、後日読むかと言う感じで、、、

このごろ自分に負担になるのはパス
精神状態が安定してないと子供を観察もできないし、、
いらいらをぶつけたくもないので<ぶつけてはいませんが>

グレイさんのお子さんが早くこの病気がよくなってきますように!!!

気分転換して頑張っていきましょう。

電気ショックに関する情報の欠如について
投稿日 Mon, 21 Oct 2002 09:38:13 投稿者 月見草

> 一番大切なのは、患者、もしくは家族が納得できること。
> 情報が沢山あるからこそ、自分で選び、自分で納得することが
> 大切なことになってきます。

私もそう思います。

> 治療について、疑問に思うことは、遠慮なく医師に尋ねましょう。
> また、希望があったら、それも遠慮なく医師に伝えましょう。

ただ、医師も電気ショックについては(とくに副作用や後遺症に関し
ては)、知識を持ち合わせていないケースが多いのでは、と懸念しま
す。
# 意図的に隠していると邪推したこともありましたが、どうも実際に
  知らないことが多い(または、知る機会がない。下記参照)のでは
  ないかという印象を持ち始めています。
  私は、医師がそのような情報を知らないことを責めるつもりはあり
  ません。
  ただ、電気ショックの副作用や後遺症を知らないのに電気ショック
  を勧めることだけはして欲しくありません。

参考:
ECTに関する倫理的、社会的諸問題について
  http://square.umin.ac.jp/tadafumi/ECT.html
  > 一方、ECT単独では精神分裂病には効果がないとされている。少なく
  > とも精神分裂病破瓜型、妄想型などには無効である。
  > しかし、薬剤抵抗性の精神分裂病に対して用いると、抗精神病薬単独
  > よりも効果が高いという報告もあり、こうした場合も相対的な適応に
  > なる(精神科薬物療法研究会1998)。
  > 日本では緊張病状態と限定せず、精神運動興奮に対して広く用いられ
  > ていると思われるが、診断基準が不明確であることもあり、その実体
  > は明らかでない。
  > ...
  > 死亡事故は修正ECTでは5万回に1回程度と言われている(Royal
  > College of Psychiatrists 1995)。しかし日本でははっきりした統
  > 計はない。
  > これは医薬品のような副作用報告制度がないためもあると思われ、効
  > 果があったことを報告する論文は多いが、事故についての論文はほと
  > んどない。
  # 「医薬品のような副作用報告制度がない」ということは、副作用に
      ついて知ることが非常に困難である、ことを意味するでしょう。

幸か不幸か、英語圏、ドイツ語圏には電気ショックに関する情報(と
りわけ、副作用、後遺症など、電気ショックを検討している方々に不
可欠な情報)が日本よりは豊富なようです。

> それで、患者にとってなにか良いものが見つかれば、
> とても喜ばしいことだと思います。

現状ではかなり困難だとは思いますが、患者の苦しみを和らげるもの
を見つける努力は絶対に必要だと思います。

セントジョーンズ
投稿日 Mon, 21 Oct 2002 09:33:19 投稿者 sakusaku

私はこれを使えというわけではありません。

国によって大量に処方していても日本ではつかわれてない。

人もそれぞれ考えがあるようにいろいろな考え方がるのでそ
の方がいいと思う方法をとられるのがいいのではと思います。
私は電気について全く興味はないですがそれでレイサンがそれを
選択されてよくなってきたということはいいわけで、、、
いろいろな意見を聞いたほうがいいと思います。
もしドイツで治療を受ければセントジョーズを使う可能性はあるわけで
カナダで治療を受ければ2週間で断薬もあるわけで
<これがいいというわけではないですが>
視点を変えると見方が変わっていい方向にいけることもあります。

あまり自分の枠にとらわれてないほうがいいと私は思います。

かまこしさん 月見草さんへ
投稿日 Mon, 21 Oct 2002 09:18:02 投稿者 グレイ

かまこしさんへ
”根本的に間違っている” なぜ 同じ 病者の家族に
そんな断言までされなければいけないのでしょう。
悲しいです。
わたしは 決して あなたを非難するつもりで書き込んだのでは
ありません。
あなたのお子さんの状態を読んで 涙が出たくらいです。
私自身も 今 心身ともに疲れているので あなたと議論する
元気などありません。
私が何をいっても 全部 反論されるだけだと思いますし。
私は 最初に述べたように ショック療法を推進する訳でもなく
私のいう”信頼できる医師 信頼できる病院”というのは
単に大病院であるとか 設備の問題ではなく 人間的な面も踏まえて
の事です。
私も レイさんのかきこみを見るまでは 佐野さんたちの書き込みを
みて ショック療法には ただ ”怖い”というイメージしか
わきませんでした。
レイさんは 娘さんの幻聴に本当に心を痛めておられました。
そして 書き込みから 察して 彼女は とても 知的で冷静な判断の
できる方だと 私は思ってます。
その彼女がご自分で いろいろリサーチなさり あの療法を選択なされ
結果 娘さんの心にも 体にも傷をつける事なく 回復なされました。
私は 娘さんが 何の治療法で よくなったかと言うこと
より どの薬もきかず ものすごい苦しみを受けていた娘さんが
よくなられたという事が とにかくうれしかったのです。
ですから そんなに つらい苦しみから 治られた方が
いらっしゃり しかも その方もこの掲示板で タブー視されている
方法である事を わかってらっしゃるにもかかわらず 今後
ほかの方の参考になればという考えで あえて 書き込みなさって
いらっしゃるのに ”拷問”なんて 考えはあまりなのでは
ないかと思っただけです。
私の子供も病気です。
かまこしさんのお子さんの回復を心より 祈っています。
2度と あなたへの書き込みはしません。
さようなら。

月見草さんへ
上にも書きましたが、 私は医師や病院の”人間的な面での
信頼”を重視してます。
だから 心的外傷を与えそうな方法をとる医師 病院での
この治療法は 考えてません。

セントジョーンズ草の副作用および禁忌(きんき)について
投稿日 Mon, 21 Oct 2002 08:59:15 投稿者 月見草

http://homepage2.nifty.com/tmco21/utsubyo.htm
には、
> しかも、セントジョーンズ草抽出物による副作用はほとんどなかった。
とありますが、セントジョーンズ草の副作用および禁忌についてインター
ネットで調べてみました。
# 禁忌: きんき。ある薬の使用や治療法が、その疾病に悪影響を及ぼ
        すから用いてはいけないということ(大辞林第二版より)。
       「併用禁忌薬」と「妊婦禁忌薬」については
        http://www.okusuri110.com/kinki/kinki_top.html
        を参照。

http://www.yahoo.co.jp/
で、キーワード「セント ジョーンズ 副作用 禁忌」で検索した結果
より
1. 抗うつ剤からセントジョーンズワートへの切替え
  http://www.kenko.com/info/advice/20020411.html
  セント・ジョーンズ・ワート製品との併用に注意が必要な医薬品を
  知ることができます。
  特に、
   > セントジョーンズワートの妊娠中の服用についてですが、月経誘発
   > 作用および流産を誘発させる作用があり、また子宮を刺激する作用
   > があるため、妊娠期には禁忌です。
  には注意を払う必要があると思います。

2. 医薬品・医療用具等安全性情報No.160(平成12年5月厚生省医薬安全局)
   http://www.med.nihon-u.ac.jp/department/byoin_yakuzaibu/side160.html

3. 厚生省/医薬品等安全性情報 No161 (2000/07/26) より。
   http://www.jah.ne.jp/~kako/tedb/iy161_index.html
   

おはようございます
投稿日 Mon, 21 Oct 2002 08:40:08 投稿者 fumi

今日も雨です。

電気ショック療法について、
色々な見解があり、判断に迷うことが沢山ありますが、
結局は、本人、もしくは家族が納得できるのが、大切だと思います。

患者のため、病気の症状の快方のため、
それを優先して考えていたとしても、医師の考え方によって
医師の行動も変わってくると思います。

また、治療を受ける側の考え方も個人差があるということ、
同じ治療、同じ説明をを受けていても、
納得する患者と納得しない患者がいるということ、
これについては、個々の感情や考え方が皆違うので、
当たりまえかもしれません。

患者本人に、インフォームドコンセントされにくい場合、
医師の技量が問われますね。
患者の反応を受け止め、その上で納得させることも
医師の仕事だと思うのですが、
実際には、なかなか実現されにくいみたいです。
しかし、それも、変わってきています。
インフォームドコンセントするべき、
患者本人の自立した決定を促す看護、治療が、
最近では重要視されるようになっています。

一番大切なのは、患者、もしくは家族が納得できること。
情報が沢山あるからこそ、自分で選び、自分で納得することが
大切なことになってきます。
治療について、疑問に思うことは、遠慮なく医師に尋ねましょう。
また、希望があったら、それも遠慮なく医師に伝えましょう。
それで、患者にとってなにか良いものが見つかれば、
とても喜ばしいことだと思います。

朝は、頭が寝ぼけているので、
まとまりの無い内容になってしまいました・・・。

皆さんにとって、今日がいい日になりますように!

ドイツというので
投稿日 Mon, 21 Oct 2002 08:06:01 投稿者 sakusaku

http://homepage2.nifty.com/tmco21/utsubyo.htm

おすすめするわけではありません。
国がちがえば違うなという感じで
ヨーロッパでは15年前からうつの症状改善に
ドイツでは1年間に300万物の処方箋が発行されているそうです。
>>ドイツ政府はセントジョーンズ(西洋オトギリ草)を数多くの
厳密な臨床試験の結果を踏まえ、抗うつ薬として承認しています。他の抗う
つ薬すべてを合わせたよりもセントジョーンズは売上を上げていて、

へーつと思いました。

おはようございます
投稿日 Mon, 21 Oct 2002 07:55:51 投稿者 sakusaku

今日は雨です。
あと寒いです。
我が家の山茶花が1個咲きました。ピンクです。
秋ですね。
今日もいいことあるといいですね。

電気ショック療法とその後の経過に関する英文資料、検索方法
投稿日 Sun, 20 Oct 2002 16:23:32 投稿者 月見草

altavistaサーチ
  http://www.altavista.com/sites/search/adv?what=web
の、
  Search with...
  this boolean expression
の欄で「ECT and stigma」のキーワードで検索してたどり着いたウェ
ブサイトのうち、「電気ショック療法とその後の経過」に関連するサ
イトがありましたので報告致します。

「ECT article from the Washington Post
  SHOCK THERAPY: IT'S BACK
  By SANDRA G. BOODMAN
  Tuesday, September 24 1996; Page Z14」
http://www.iskra.connectfree.co.uk/a/depression/ect.html
  比較的客観的な記述だとの印象を受けました。
  電気ショック療法成功例(トークショー司会者Dick Cavett氏)だけ
  ではなく、電気ショック療法失敗例(小説家Ernest Hemingway氏、電
  気ショック療法後まもなく自殺)が述べられています。
  # 私見ですが、上記はいずれもうつ病と思われますので、この点は
    念頭に置く必要があると思います。

他に、BBCのサイトから、
http://news.bbc.co.uk/1/hi/health/1552602.stm
BBCのサイトで「ECT」で検索した結果(一覧表)
http://newssearch.bbc.co.uk/cgi-bin/results.pl?tab=news&scope=news&q=ect

日本のサイトには、残念ながら電気ショック療法に関する有意義な調
査報告等はあまり見つけられませんでした。

ドイツ語圏の資料に関しては、たとえば、上記
altavistaサーチ
  http://www.altavista.com/sites/search/adv?what=web
で、キーワードを「Elektroschock and Selbstmord」などとして検索
する方法があります。

専門的な医学文献に関しては
インターネットを利用した医学文献検索
  http://www.medical-tribune.co.jp/benri/medint.htm
PubMedの利用法
 http://www.medical-tribune.co.jp/benri/pubmed/pubmed.htm
が無料で利用可能なようですが、私はまだ試していません。

グレイさんへ
投稿日 Sun, 20 Oct 2002 12:49:29 投稿者 かまこし

グレイさんの言っている事は、本質的に間違っています。

>信頼できる医師 病院 そして 麻酔医がいて インフォームコンセント
をしてから という環境においてという限定された状況ならば
”拷問”という事にはならないと思います。
>電気ショックでなくとも ほかの病気における手術などを考えてください。
電気メスで 焼ききり 心臓を止めて 人口心肺装置を使ったり
>内臓をえぐったり 切ったりするんですよ。
いくら 麻酔が効いていても 麻酔がきれたときには
痛みもあるし その痛み止めに麻薬が使われれば 吐き気もひどいです。
>でも それは 治療であって けっして拷問ではないはずです。

上のような考えがいちばん危険です。
電気ショック療法に医者の技術はいりません。スイッチ押せればいいんですから。
直接治療者の手で行うわけではありませんから私でもできます。

私も腫瘍の摘出手術を受けましたけど、その時もしこれで死んでしまっても
しかたないなと言うのが最後の結論でした。しかし電気ショックで
自分の生の連続性がプッツリと断たれるのはイヤですね。
手術の後には手厚い看護がありますけど、電気ショックのあとには何のフォローも無
いですから。

治療法として使うなら、もっと良い電気ショックの技術を開発すべきでしょう。
この装置を作っているメーカーもただ売るのではなく、現場からのフィードバックを
しっかりデータ化して何が何処にどのように作用する事で治療するのかを見極めて
ほしいです。それが科学的にでも証明
された段階ではじめてインフォームドコンセントが成り立つんじゃないでしょうか。

かまこしさん
投稿日 Sun, 20 Oct 2002 07:56:23 投稿者 sakusaku

お嬢さんの症状我が家とそっくりです。<我が家は22歳です>

家も2月の地点食べれない、眠れない、歩けない、<ぶっ倒れるんですよ>
自転車は乗れない、幻覚幻聴はある。呼吸が止まりそうだ、助けてくれ
胸が苦しい。
1週間食事もとれなく、、3月はおかゆを2週間くらい食べてました。
正気のチャネルもあります。

脳が破壊される助けてくれと

うちも先生が入院といえばさせたと思いますが、、先生は入院はさせないほうが
いいとおしゃるので<私も全くこの病気に対する知識ありませんでしたから>
この病気と思い病院連れて行ってませんでしたから
はーつ状態です。

うちはリスパダール4mgスタートです。<単品処方>
で私の戦いが始まったわけですが
うちはリスパダールの副作用で鼻は詰まる、のどは渇く、、、3月は一緒に寝てましたが
苦しくて夜中枕もとに立っていたりしました。

初めてお風呂に入った日には5分も入らないのですが血が逆流して頭が割れそうだ
ほんと救急車よぼうかと思いました。30分抱きかかえていました。その後おさまり
、、でもリスパダールがきいているのかきいていないのか、、

夜中鼻がのどに落ち苦しくて何度もおきるのを見て悩み、鼻の漢方薬ショウセイ竜湯を
3月15日くらいから使いはじまたのかな、、鼻の調子が少しよくなってきて
3月29日に先生からショウサイコトウ<前から私が鼻用に使っていいので>
出してもらいました。先生は漢方には全然詳しくなく、でもつかって
いいですよと出してくれました。

それから急激に変化してきました。
<ショウサイコトウはこの病気には合わないです、ご注意ください>
4月7日にイコシ先生に相談にいき抑肝散を薦められました。で迷いに迷い
13日から飲ませ始めました。飲んだその日に始めてよく眠れたといわれました。
###抑肝散は小児科医で漢方を使う人は子供に飲ませる薬で安全です。
漢方でみんな元気!のp64にでてます。

漢方を飲ませるとどんどん睡魔がましてきて薬の減薬に入れます。

我が家はそれで現在月―金9:00−5−00働けるようにまで回復してきました。

現在はリスパダール0.75mgと抑肝散ときひとう使ってます。

信じられないでしょうが本当です。

こういう本も精神科医用に出てます。
漢方医学の知識  慶応義塾大学病院漢方クリニック監修
A5 並製 356頁 3,800円

実践 漢方医学 精神科医・心療内科医のために  

慶応病院漢方クリニックにおける漢方治療の実践的知識をコンパクトにまとめた入門書。
漢方医学の知識がなくても容易に基本が理解でき、漢
方薬を適切かつ自在に臨床応用できるよう配慮されている。 
山田和男、神庭重信著
四六 並製 200頁 2,600円
神庭重信は現在山梨医科大の主任教授です。<うつが専門です>

yokoさん
投稿日 Sun, 20 Oct 2002 07:17:39 投稿者 sakusaku

私が今まで提案してきた事はなかなか受け入れてもらえなく残念です。
Hのメッ―セージはyokoさんに向けてでした。

詳しく書きます。
彼女の家の息子さんもある程度は治っていたのですが。。根気がない家に篭もりがち、
専門学校も何度も、、バイトもいってはダメ
でお母さんは電気ショックをお願いにちがう病院にいきました。
でそこで断られ、減薬を示唆され、、、
お母さんは何度も主治医に減薬を頼み断られました。
でお母さんは考えて、、先生は年寄りで若いこに弱いらしいと聞いて上のお姉ちゃんに
ついていってもらい減やくしてもらわないと働けないしこ
れでは困るとガンガンいってもらったところ、減やくしてくれ、、
その後本人は意欲が出てきて自分で仕事をさがしてきて今働いてます。
セレネース1mgです。<換算するとリスパダール0.5mgです>

前は4mgで<リスパダール2mgです>で仕事はできない。
自動車学校行きたいというのでお金払っても数回でもういいと、、、

今はマラソンをして体を鍛えると意欲的に生きてます。
実はこの方かってにこの前1週間くらい薬を飲まずに調子悪くなり
また飲み始めたそうです。1mgでまた普通になり働いてます。
<お母さんはわかっていたけど本人に任せたそうです>
1mgが必要という事がわかってよかったし
マラソンで体鍛えているし
働けているし意欲的に生きているし
彼も4mgの時はダメでした。<リスパダール換算2mg>
副作用も出ていたそうです。首を曲げる、、、医師はそのくらい我慢しましょうという感じで、、、、
悪性症候群のリスクは常々いわれて、、熱が出
たら至急連絡するようにといわれていたそうです。

おはようございます
投稿日 Sun, 20 Oct 2002 06:56:27 投稿者 sakusaku

今日は雨のようです。
昨日も夕方から雨
静かな朝です。
今日もいいことあるといいですね。

私電気のことは興味がないのでパスしましたが、、、

スミレさん  おいごさんが治ってきて私嬉しいです<何度もいってますが、、>
レイサンも治ってきて嬉しいです。

私の本音 私も馬にのませるほどの精神安定剤なら電気のほうがいいとも思います。
何度もいいますが悪性症候群の死亡例は昨日の3件ではなく、、このごろあるわけで
http://www3.vc-net.ne.jp/~shinkoh/mokuroku/data/ISBN4-88002-565-8.html
医師むけの悪性症候群の本もあり

 精神科医療事故の法律知識   

精神科医療事故に関する基礎知識、さらに、実際に裁判で争われた各種精神科
医療事故の裁判例を紹介。特に、その事故がどのようにして引き
起こされたのかを詳説。精神科医療関係者必携の書。 
http://www.seiwa-pb.co.jp/search/bo05/bn150.html

こういう本も出てきているわけで
中沢先生もこのごろ訴訟問題に立ち会って何で他のほ方がとられなかったのか、、
治せる精神科医との出会い方、、という本をかかれてます。
>薬の使い方より。薬の減らし方、きり方の上手な医師ほど名医といっていいでしょう
。どんどん薬の種類や量が増える医師はダメなのです。

急性期のお薬は大量でもしょうがないです。でも速やかに減らしていかないとそれで
その方にあった最低必要量で、、、、、

電気
投稿日 Sun, 20 Oct 2002 05:17:34 投稿者 ばびっち佐野

たしかに、タブーにしてるのは、賛成してる人のほうですね。
歴史的に現在でも後ろめたいものが、あるのだと思います。
その為にすみれさんのとこの医者が(結果的には持ち直したのだから
よかったと思いますが)盲腸の手術と比較したりしてるのだと思いますが
これにはあまりにも無理があるとおもいます。

>蛇足ですがオウム真理教が使っていた装置は現在日本の病院で使われて
>いる物よりダメージの少ないパルス式のものだったらしいですね。

これは聞いたことあります。日本では電線を流れてるのと同じ正弦波しか
認可されてませんね。しかし、オウムの目的は副作用の記憶障害のほうで
脱会信者の記憶を消すことでしたね。

これは、じつは重大な示唆があると思うのです。いままで探した文献には
データは発見できませんでしたが(って、人体実験になるからね)ぼくの
推測では電気は脳内のニューロンのネットワークに物理的外傷を与える
のではないか?ということです。ニューロンは自己再生能力があるので、
記憶障害も人によって、回復したり、回復しなかったりするのではないか?
と考えています。これから、もっと文献を調べてみたいと思います。

これをふまえて、マイナス面もとくに念入りに教え、本人にインフォームド
コンセントすることが、重要だと強調したいと、思います。患者には自分の
治療を選択する権利があります。エホバの証人の輸血拒否もどんなに
インフォームドコンセントをしても、だめなら、治療を中止するのが、
医者の取るべき道でしょう。

議論のきっかけ(電気ショック療法)
投稿日 Sun, 20 Oct 2002 03:28:11 投稿者 月見草

>何故、廃人のようになっていた人間がどんな治療であれ、快復したことを喜んでくださらないのか?
>黙殺される態度をなさるのか? それに傷ついております。

黙殺できないから私は自分の考えを述べました。

ただし、私は
> 5b. 電気ショックを受けていないが、今後電気ショックを受ける可能
>     性がある患者の家族。電気ショックに反対。
の立場ですので、(私の)不安からさまざまな疑問を提示いたしました。

議論のきっかけは以下のようなものでした。
>> ここではタブーにされている治療方法で奇跡が起こりました。
>
> 私は電気ショック療法に反対の立場ですが、電気ショック療法をタブ
> ー【一般に、触れることを禁じられていること。(大辞林)】視して
> はおりません。
> # 【】内は私の註です。
>
> むしろ、電気ショック療法に賛成の方々のほうが、これをタブー視し、
> 議論を避ける傾向にあるように感じます。
> 私見ですが、電気ショック療法で問題だと思われる点は以下のとおり
> です。
> 1. 電気ショック療法を受ける側の見解と、電気ショック療法を行う
>    側(家族を含む)の見解が余りにも大きく異なりすぎる。
>  ...
>  ...
> もちろんご本人のプライバシー、意志が尊重されなければなりません
> が、可能であれば、電気ショック療法を受けられたご本人自らの見解
> (書き込み)をお聞きしたいと存じます。
>
> 上記の点、とりわけ、電気ショック療法後の再発や予後について、ご
> 本人および身近にそのようなケースをご存じの方がいらっしゃる可能
> 性が高く、多くの方がお読みになっている、このような掲示板で話し
> 合うことが非常に有意義であると考えます。

電気ショックが患者の精神面に及ぼす影響
投稿日 Sun, 20 Oct 2002 02:39:14 投稿者 月見草

> 電気ショックでなくとも ほかの病気における手術などを考えてください。
> 電気メスで 焼ききり 心臓を止めて 人口心肺装置を使ったり
> 内臓をえぐったり 切ったりするんですよ。
> いくら 麻酔が効いていても 麻酔がきれたときには
> 痛みもあるし その痛み止めに麻薬が使われれば 吐き気もひどいです。
> でも それは 治療であって けっして拷問ではないはずです。
> 麻酔も使わない 非人道的な電気ショックなどは断じて
> 許されるべきではありませんが もう少し 冷静に
> 選択枝のひとつと考えても いいのではないでしょうか?
> (私は あくまでも ”推進”してるわけではありません)

電気ショックが患者の心身に与える影響として、脳および脳神経への
物理的な影響の他に、精神面に及ぼす影響(心的外傷など)も無視で
きないと思います。これは上記の外科手術等の場合と異なる電気ショ
ック治療の側面であると考えます。

電気ショックが患者の精神面に及ぼす影響に関する調査について知り
たいのですが、残念ながら見つけられません。ご存知であればお教え
いただければ幸いです。

かまこしさんへ
投稿日 Sun, 20 Oct 2002 01:57:42 投稿者 グレイ

はじめまして。
今 問題にされてる電気ショック療法についての考えですが
私が賛成か 反対かと言うこととは別に話したいのですが
信頼できる医師 病院 そして 麻酔医がいて インフォームコンセント
をしてから という環境においてという限定された状況ならば
”拷問”という事にはならないと思います。
電気ショックでなくとも ほかの病気における手術などを考えてください。
電気メスで 焼ききり 心臓を止めて 人口心肺装置を使ったり
内臓をえぐったり 切ったりするんですよ。
いくら 麻酔が効いていても 麻酔がきれたときには
痛みもあるし その痛み止めに麻薬が使われれば 吐き気もひどいです。
でも それは 治療であって けっして拷問ではないはずです。
麻酔も使わない 非人道的な電気ショックなどは断じて
許されるべきではありませんが もう少し 冷静に
選択枝のひとつと考えても いいのではないでしょうか?
(私は あくまでも ”推進”してるわけではありません)
突然 こんなかきこみをしてごめんなさい。
お気を悪くなされないでくださいね。

後味の悪さから解る事
投稿日 Sun, 20 Oct 2002 01:33:34 投稿者 かまこし

「電気ショック療法」の話題がこのような形で賛成の人も、反対の人も両方に後味の悪さを残すのは
この療法が持っている「本質」からくるものだと思います。
効くか効かないか以前に治療法としては馴染み難いんだろうと思います。
薬やカウンセリング、家族療法などと決定的に違うのは、電気ショック療法の本質が
「政治的」な治療法方だからだとおもいます。
この療法がされるとき治療者と受ける側の関係が医療の場ににそぐわない関係性が成立してしまうからだと思います。
まだ未知の分野である脳に通電する行為はあの犯罪者への行為にダブッて見えてしまうのは私だけではないでしょう。
まさしく現実に「電気ショック」は拷問やマインドコントロールに象徴的に使われていました。
おそらく今も使われているでしょう。数年前のオウム真理教でもニューナルコと称して使っていました。
この治療をする時、医者はスイッチの向こうに何を見ているのでしょうか、是非知りたいところです。
私はどうしてもここに「支配」「懲罰」「抑圧」を見てしまいます。治療者にとっても患者にとってもこの関係は不幸です。
少なくともこの治療をしなければならない立場になった時決して自分の気持ちを合理化しないで下さい。
結論が出難い問題であればこそ、もっと議論されるべきことのはずですからどうか逃げないで正面から見続けたいものです。

蛇足ですがオウム真理教が使っていた装置は
現在日本の病院で使われている物よりダメージの少ないパルス式のものだったらしいですね。

追伸
今、私の子どもは幻聴が取れず、摂食障害、歩行困難での転倒のため個室で抑制帯をしています。
毎朝3時には幻聴に起こされ激しく戦うそうです。「でもいつも私が負けちゃう」と言ってました。
一切の読み物も禁止です。排尿のチェックのためのエンピツさえ、幻聴に惑わされて咽を突き刺し
そうだからと自分から置いておく事を拒否しました。
毎日、空と雲とたまに飛んでいるトンビを見ています。でも本人は極めて冷静です。
私の眼から見ても孤独に対する強さには英雄的なものさえ感じてしまう程です。
この際子どもには自己とゆっくりと向き合って世界の意味とは自分が規定して行くものである事、
他の人と違ってもそれを認めあう事ではじめて消耗しない関係が成り立つ事を知ってほしいです。
夕暮れ時に 身一点になれば 自然はすべてを語りかけてくれることをかんじてほしいです。

すみれさん
投稿日 Sun, 20 Oct 2002 01:05:55 投稿者 ばびっち佐野

>何故、廃人のようになっていた人間がどんな治療であれ、快復したことを喜んでくださらないのか?
>黙殺される態度をなさるのか? それに傷ついております。

べつに黙殺してるわけではないのですが、ぼくも患者のひとりとして本人の
電気をうけて本当に良かったという発言がないのが、ひっかかるのです。
ぼくはインフォームドコンセントが、徹底されることを望んでます。

大切な書き忘れを思い出し、、、、、
投稿日 Sun, 20 Oct 2002 01:10:13 投稿者 すみれ

再び掲示板を開けました。
思いがけずその後、書き込みがあり驚いています。

まず大切な書き込みを忘れた件ですが

・家族が反対すれば、病院側は電気ショック療法は行わない。

ということです。


また何度も申し上げましたが病院側が甥に馬に飲ませるぐらいの大量の薬を飲ませた挙げ句、
症状を悪化させ廃人のようになり、「自分がこの病気なら電気療法を受ける」と担当医に言われたとき、
この治療法に大反対し、転医を奨めて弟嫁と断絶状態になりました。
この治療を行われた後に、この事実を看護士に知らされました。

ですから4bに分類されると思います。

しかし、そんなことはどうでもいいのです。

何故、廃人のようになっていた人間がどんな治療法であれ、快方に向かったことを喜んでくださらないのか?
何故、黙殺される態度をなさるのか? それに傷ついております。

皆さん、地獄のような苦しみを味わっている仲間同士ではありませんか。

私がこの掲示板を去るのは、ある種の冷ややかさを感じたからです。

>電気ショック経験者の方書き込みを、とすみれさんが呼び掛けた時、
これは勘違いなさっています。呼びかけられたのは月見草さんです。


先生と甥は今は強い信頼関係で結ばれていますから時期を見て、先生が話されると思います。

昨日、車で往復6時間かけて病院まで行ってまいりました。
約束の時間より40分以上遅れて来られましたので面会時間が1時間の予定が30分ほどになりました。
時間があればもっと詳しく質問できたのにと思いましたが先生のご都合もありましたので
充分お聞きすることが出来ませんでした。

今日書き込んだことで、せめてこの掲示板の皆様に私の誠意が通じればと願っております。

では皆様ごきげんよう。
皆様にも喜びの日が訪れますよう心からお祈りいたします。

1個所訂正(題名: 電気ショックに対するさまざまな見解)
投稿日 Sat, 19 Oct 2002 22:35:39 投稿者 月見草

題名: 電気ショックに対するさまざまな見解  の記事で、
> 3b. 電気ショックを受けていないが、今後電気ショックを受ける可能
>          性がある患者。電気ショックに _賛成_。
を、
  3b. 電気ショックを受けていないが、今後電気ショックを受ける可能
           性がある患者。電気ショックに _反対_。
と訂正致します。

すみれさん
投稿日 Sat, 19 Oct 2002 21:55:23 投稿者 ばびっち佐野

再発が早い事御存じだったのですね。電気ショック経験者の方書き込みを、と
すみれさんが呼び掛けた時、再発が必ずあると書き込む目ば、がっかりされると
思い、悩みましたが、結局書き込みました。それが結局反対賛成の激しい議論
になり去って行かれる人が、出てしまった事に、責任を感じております。

でもいい病院で治療がうけられたこと、本当によかったです。でも広く見た場合、
これが治療の場か?というようなところで沈んでる人のほうが多いのは現実です。

>「病院や医師の不平ばかりを言っている集団、この病気が治ったら何をしようかと夢を語り合う集団、
>どの集団と仲良くなれるかで快復度が違います」と。

憶えておきます。

>・月刊「現代」10月号に紹介されていたリスペリドンは5年前から、オランザビンは去年から使っている。

読まれたのですね。ぼくも読み怒りにかられて、ジャーナリストの野村進氏に
厳重抗議しました。

そのときの一節です。

治療と称し脳に100Vもの電圧をかけ、そのままではけいれん発作を伴うので、
筋肉の動きを制限する筋弛緩剤(きんしかんざい)を処置し、
その為に自立的な自然呼吸が出来なくなる心肺停止状態下になるので、
更に、それを補う為に麻酔医による気管内挿入チューブによる酸素吸入に
よる人工呼吸処置を行い、ようやく患者のこめかみに電極を押しつけます・・・。

100Vの電圧が頭を通して身体に通電されると、医療スタッフは、予め身体の一部を縛って
筋弛緩剤を意図的に回らなくした身体の部位(足先)
を観察し、通電による電気による筋肉のけいれんを見届け、
はじめて電気が身体を貫くのを確認するということです。
(気分を悪くされた方、ごめんなさい・・・)
これらが、治療という名の元に、ルポでは週2回ずつを6回程受けた患者の例を紹介してます。

そして、妊婦、高齢者にも極めて安全などと、書かれてますが、筋弛緩剤が
胎児に影響がないとは、素人でも思えません。

じっさい後で、別の文献によると、妊婦に電気は禁忌になってました。
マスコミは影響力が違いますから、こういった間違った電気礼讃は悪質です。
その後、訂正もないようです。


>・インフォームドコンセントは親にはするが患者にはやらない主義だそうです。
>・危険性は盲腸の手術程度。

この2点には患者本人として不満があります。

>・目が覚めると症状が消えているため、悪い時を軽視しがち。

医者としてはこの点が、予後の心配として一番強いようですね。


旅人さんへ
>佐野さんのお子さんが鬱病にかかったとして、「死ねという幻聴が頻繁で苦しい」と
>訴えられ、かつ、オキシペルチンなどの辺縁的な薬まで試してもダメだった場合、
>本当にショック療法を拒否し続けられるとは思いません。

うつで死ねと言う幻聴は少ないと思いますが、断腸の思いで保護室による薬物
治療を勧めると思います。


レイさんへ
竹富島を紹介してくれて、家族で行き、旧盆のエイサーなどを見せてもらい
本当に楽しい想い出になってます。いまでも家族で楽しかったね、と言って
ます。

電気ショックに対するさまざまな見解
投稿日 Sat, 19 Oct 2002 21:45:35 投稿者 月見草

電気ショックに関するさまざまな見解をこの掲示板で読んだり、また、
書き込ませていただきましたが、今、複雑な気持ちです。
とりわけ、レイさん、すみれさんを私の書き込みにより傷つけてしま
ったことを反省しています。

その理由を考えてみましたが、やはり、電気ショックに対する見解の
相違にあると思いました。
さらに、どうしてこのような大きな見解の相違が存在するのかを考え
てみて、おそらく、置かれた立場の違いに由来するのではないかと思
い至りました。

大きく分けて以下のような立場が考えられると思います。
1a. 医療側(医療および看護当事者、医療行政、健康保険組合など)。
    電気ショックに賛成。
1b. 医療側(医療および看護当事者、医療行政、健康保険組合など)。
    電気ショックに反対。
2a. 電気ショックを受けた患者。電気ショックに賛成。
2b. 電気ショックを受けた患者。電気ショックに反対。
3a. 電気ショックを受けていないが、今後電気ショックを受ける可能
    性がある患者。電気ショックに賛成。
3b. 電気ショックを受けていないが、今後電気ショックを受ける可能
    性がある患者。電気ショックに賛成。
4a. 電気ショックを受けた患者の家族。電気ショックに賛成。
4b. 電気ショックを受けた患者の家族。電気ショックに反対。
5a. 電気ショックを受けていないが、今後電気ショックを受ける可能
    性がある患者の家族。電気ショックに賛成。
5b. 電気ショックを受けていないが、今後電気ショックを受ける可能
    性がある患者の家族。電気ショックに反対。

レイさん、すみれさんは4a.の立場だと思います。
ばびっち佐野さんご自身は電気ショックの経験はお持ちになりません
が、身近に電気ショックを受けた方々をご存じですので4b.、ないし
は2b.の方々の見解に近いと考えます。
私は5b.の立場です。2b.の方々に感情移入している部分もあります。

すみれさんおよびレイさんのお怒りは、4a.の立場からくるものと思
いました。
もし、私が4a.の立場であれば、決断の上患者に電気ショックを受け
させ、このことを、いわば第三者の私のような者からとやかく言われ
ると腹が立つという気持ちは理解できます。

ただ、今回の電気ショックに関するやりとりを通じて、私が感じてい
た問題点が多少なりともはっきりしてきたことも事実です。

とりわけ、ばびっち佐野さんの、上記の2b.の立場からの、
> ... ぼく自身は電パチ経験は無いのですが、ぼくの作業所に2人受け
> たひとがいます。2人とも統合失調症です。受けた後も再発をくりか
> えして、一時的な効き目のようです。すみれさんががっかりしては、
> と思い書き込むまいと、思ってました。
> その短い効き目のわりに副作用の記憶障害は長く続くようです。
> そのうち一人は何度も何度もうけて、麻酔して通電しても意識がある
> そうです。ぞっとしました。3000本の矢がつきささるような感じだそ
> うです。
> もう一人は通電と同時に意識を失って、恐怖はなかったと言ってまし
> た。統計をみても入院中の統合失調症に圧倒的に多くやられてるよう
> です。入院中には意志の疎通が難しいということはありません。受け
> た人も夜ねてるところに突然やってきてかけられたと、いってました。
> 無痙攣ではなく、電気を通さないふとんでくるまれて数人におさえつ
> けられたそうです。
> これは麻酔医のいない私立精神病院ではふつうのようです。私立精神
> 病院は精神病院の80%以上を占めてます。インフォームドコンセント
> をしないのは、医者の方にうしろめたさがあるんだと思います。

および、
上記の1a.および4a.の立場からの、すみれさんの記事(おそらく担当
医師の見解をお聞きになったのを書き込まれたと推測いたしますが)、
> 肝心の電気ショック治療ですが
> ・インフォームドコンセントは親にはするが患者にはやらない主義だそうです。
> ・熟練した医師であればどの患者に電気ショックが有効かであるかどうかわかる。
> ・有効と判断した患者にしか電気ショック治療は行わない。
> ・従ってめったに行わない。
> ・行う場合は患者に不安を与えないようにいつも治療している部屋で午前中行い、
>  医師が2人が必ず立ち会う。他に看護士数名。
> ・危険性は盲腸の手術程度。
> ・患者に苦痛は全くない。
> ・1クールは月曜日から金曜日の5日間。
> ・1〜2回での有効性は20%〜30%
> ・早い人は2週間で再発。
> ・遅い人で1ヶ月後、7割が再発。
> ・その場合は2クール目の治療。
> ・その間も再発が起こらなかった場合は薬をきちんと飲めばまず大丈夫。
>  癌と同様、6ヶ月、2年間(薬を飲まなかったり無理をすると20%〜30%+〆再発の可能性)を
>  薬をきちんと飲み無理せず慎重に過ごすこと。5年無事過ぎると寛解。
> 
>  甥の場合はリスクは半々であったが1クールのみの治療で思った以上の効果があった。
>  まずなにより母親の「このまま新薬が出るのを何年も待ち、廃人同様の生活をするより
>  例えリスクがあってもこの治療を受けさせたい。」と強い希望があったといわれました。
> 
> この治療のメリット
> ・有効性があれば解放病棟に早く移り、日常の行動がかなり自由になる。
> ・薬を減らせる。
> 
> デメリット
> ・効果が短い場合が多い。
> ・健忘症が起こりやすい。
> ・心臓にストレス。
> ・目が覚めると症状が消えているため、悪い時を軽視しがち。
> 
>  甥の場合は健忘も微量でありすぐ戻りました。
>  治療を受けた後の6ヶ月、2年は薬をきちんと飲み慎重に過ごし、作業所に通所しながら自信をつけていく。
>  5年無事過ぎれば普通の生活に戻れる。

および、レイさんご自身のご経験からの書き込みは参考になりました。

最後に、私個人として、尊重されるべきは、
 2a. 電気ショックを受けた患者。電気ショックに賛成。
 2b. 電気ショックを受けた患者。電気ショックに反対。
 3a. 電気ショックを受けていないが、今後電気ショックを受ける可能
     性がある患者。電気ショックに賛成。
 3b. 電気ショックを受けていないが、今後電気ショックを受ける可能
     性がある患者。電気ショックに賛成。
の方々であると思います。

この投稿を最後にこの掲示板からお別れいたします。
投稿日 Sat, 19 Oct 2002 20:00:51 投稿者 すみれ

昨日、主治医に講演にお出掛けの前日でお忙しいにもかかわらず時間を割いて頂き 30分ほどお話しを伺って来ました。 この掲示板に電気ショック治療を甥が受けたことを書いた以上、責任があると思ったからです。 甥の驚異的な回復を目の当たりにして、かなり悩んだ末、勇気を出して先日投稿しました。 しかし、想像したとおり不愉快に感じられた方が何人かおられたことを残念に思います。 辛く何度も涙を流した2年間の入院生活でしたが過ぎ去れば、 主治医と看護士さん達への感謝の気持ちで一杯です。 甥が2年前入院すると知らせを受けた時、驚きで足が震える思いで病院に駆けつけましたが 「この病院は貴方と同じ病気の人ばかりが治療を受けてるのよ。安心してね。」と言ったときの 甥の安堵した顔を忘れることが出来ません。 彼は自分だけが特別な経験をし、苦しんでいると思っていたからです。 「ホント!!  ああ、よかった」と胸をなで下ろして心から安堵した表情をしました。 もう1つ、印象的だったのはある看護士さんの言われた言葉でした。 「病院や医師の不平ばかりを言っている集団、この病気が治ったら何をしようかと夢を語り合う集団、 どの集団と仲良くなれるかで快復度が違います」と。 一般の病院同様に精神科にも様々な病院があります。 劣悪な病院もあれば、優秀で使命感に燃えたスタッフを揃えた立派な病院もあります。 大きな病院、個人病院もあります。悲惨な病院ばかりではありません。 甥の入院した病院は、通院していた先生に「大変優秀なスタッフを揃えた病院だから」と紹介されました。 ・周囲には田園風景が美しくひろがり、広大な敷地に新しく立て替えられたホテルのような近代的な病院です。  テニスコートや運動場もあり、広大な芝生に色とりどりの花が美しく咲き乱れています。  サロンにはグランドピアノが置かれ土曜日・日曜日にはよくコンサートが開かれています。 ・帰る家のない患者のアパートや作業所等もたくさん立ち並んでいます。 ・医師、介護士も優秀な方が多く、医師や看護士の卵の研修の場ともなっているようです。  精神科のみの単科病院で、1人の看護士が4人の患者を受け持っています。 ・閉鎖病棟に入るときに鍵を開けて頂きますが、建物の中は各階に中庭が大きく2つあり明るく清潔で、  病室も個人個人のプライバシーが保たれるように机やロッカーで仕切られ空間もかなり広くとられています。  陰湿な感じは全くありません。閉鎖病棟全体が大きなホールといった感じです。 ・大きな窓から美しい田園風景が見下ろせます。 ・鉄格子といわれる部屋はありません。  鍵がかけられる個室はいくつかありますが部屋にトイレも付いており広々としています。  この部屋も午前と午後2時間ずつドアが解放されます。 ・解放病棟は閉鎖病棟の1階下と他の棟にもあります。 さて今回、お聞きしたことですが ・総合失調症は100人に1人くらいの頻度で発症し、脳機能の病気である。 ・従って誰でもなる可能性がある。 ・総合失調症は薬で80%治る。 ・月刊「現代」10月号に紹介されていたリスペリドンは5年前から、オランザビンは去年から使っている。 肝心の電気ショック治療ですが ・インフォームドコンセントは親にはするが患者にはやらない主義だそうです。 ・熟練した医師であればどの患者に電気ショックが有効かであるかどうかわかる。 ・有効と判断した患者にしか電気ショック治療は行わない。 ・従ってめったに行わない。 ・行う場合は患者に不安を与えないようにいつも治療している部屋で午前中行い、  医師が2人が必ず立ち会う。他に看護士数名。 ・危険性は盲腸の手術程度。 ・患者に苦痛は全くない。 ・1クールは月曜日から金曜日の5日間。 ・1〜2回での有効性は20%〜30% ・早い人は2週間で再発。 ・遅い人で1ヶ月後、7割が再発。 ・その場合は2クール目の治療。 ・その間も再発が起こらなかった場合は薬をきちんと飲めばまず大丈夫。  癌と同様、6ヶ月、2年間(薬を飲まなかったり無理をすると20%〜30%+〆再発の可能性)を  薬をきちんと飲み無理せず慎重に過ごすこと。5年無事過ぎると寛解。  甥の場合はリスクは半々であったが1クールのみの治療で思った以上の効果があった。  まずなにより母親の「このまま新薬が出るのを何年も待ち、廃人同様の生活をするより  例えリスクがあってもこの治療を受けさせたい。」と強い希望があったといわれました。 この治療のメリット ・有効性があれば解放病棟に早く移り、日常の行動がかなり自由になる。 ・薬を減らせる。 デメリット ・効果が短い場合が多い。 ・健忘症が起こりやすい。 ・心臓にストレス。 ・目が覚めると症状が消えているため、悪い時を軽視しがち。  甥の場合は健忘も微量でありすぐ戻りました。  治療を受けた後の6ヶ月、2年は薬をきちんと飲み慎重に過ごし、作業所に通所しながら自信をつけていく。  5年無事過ぎれば普通の生活に戻れる。                                     以上です。   皆様どうか諦めずに頑張ってください。

fumiさん
投稿日 Sat, 19 Oct 2002 19:11:44 投稿者 yoko1234jp

ありがとう。
チェックリスト参考になりました。
急いで結論を出す必要はなく時間をかけて・・・。
本当にそう思いますが、ときどき混乱してしまうのです。
かけがえのない愛するものを失った悲しみ、悔しさ、みんな耐えているのですね。
私は、未熟で弱いのでしょうか?
3年過ぎても休みの前の日は、思い切り涙がでて、きます。
平日は泣くと、目が腫れて仕事にいけなくなるのです。

佐野さんらしくありません レイさんも気にしすぎです
投稿日 Sat, 19 Oct 2002 18:22:32 投稿者 かつての地上の旅人

> いま、絶望的に悲しい。共に精神医療を良くするために、語り合える数少ない
> 友を失った。やっぱり、受ける立場と、見てる立場は違うんだ。

佐野さんのお子さんが鬱病にかかったとして、「死ねという幻聴が頻繁で苦しい」と
訴えられ、かつ、オキシペルチンなどの辺縁的な薬まで試してもダメだった場合、
本当にショック療法を拒否し続けられるとは思いません。
最後の療法も捨てて、自殺などの憂き目にあえば、それは宗教的な価値観で
お子さんを死なせたケースと同じになってしまいます。

> 黙ってやるのは倫理に反しますから
> 同意を得ましたが、あんな本人が混乱してるときのインフォームド
> コンセントは果たして正しいインフォームドコンセントといえるか疑問です。

混乱していても、娘さんは覚えておられるのでは?
医療と社会、親御さんと、対等な関係で選択できる(拒否できる)ことが
重要だと思います。佐野さんも本人の承諾があればやむをえないとおっしゃってます。

yoko1234jpさんへ
投稿日 Sat, 19 Oct 2002 12:07:12 投稿者 fumi

息子さん、お仕事されているんですね。
息子さんのこと、色々考えると不安ですね。

私、yokoさんの書き込み見たとき、
yokoさん、すごくやさしい方なんだ、って思いました。
息子さんの将来のために、たくわえを残したい、
息子さんがひとりで生活できるか心配。

息子さんの将来について、
本当に困ったら、不動産を売ることもできるし、
(もったいないけど、生活には変えられない・・・・)
病院ではない、グループホームもあります。
全てから見捨てられるということは、ありえませんから。

でも、それまでに、まだ沢山時間がありますね。
息子さんの病状も、環境も、それまでに沢山変化しますよ。

不安な時、気分を変えることについて、
こういうチェックリストもあります。

1・自分の利益を優先させているか?(自己本位制の回復)

2・悩むだけの価値があるか?(価値の再確認)

3・物事を大げさに考えていないか?(反応レベルの検討)

4・他人の意見や考え方に支配されていないか?(自己解決案の設定)

5・自分に有害なものと悪戦苦闘していないか?(有害性の吟味)

6・被害者意識や自己愛が強すぎないか?(自己愛への懐疑)

7・急いで結論を出そうとしていないか?(即決の回避)

8・悪い想像に囚われていないか?(想像力の修正)

9・無理な目標を設定していないか?(限界の設定)

10・自分で自分を裁いていないか?(罪の意識の払拭)

1.については、
「色んなことがあるけれど、自分は自分よ!何でもかんでも我慢できるわけじゃあないわ!」
2・については
「こんなことで悩むのは時間の無駄かしら?」
3・については
「人の態度や言葉に敏感に反応しすぎたかしら?」
4については
「一番良い方法は、自分が思ったとおりにやることだわ!」
5・については
「××は、自分にとって有益ではないかも。
 ちょっと距離を置こうかな?」
6.については
 「被害者意識や自己愛が強すぎたみたい。相手の考えも聞いてみよう。」
7については
「急いで結論を出す必要もない。時間をかけて解決策を探すのも手だ」
8.については
「将来に対する思い込みは、悪い想像だったかもしれない」                                       
9・については
「できることといえば、これ以上問題をこじらせないことだ。
 無理に解決しようと焦るのはやめよう」
10・については
「自分に悪いところがあったとしても、それはお互い様だ。
 自分をせめても意味は無い」

色んなパターンに使えるそうです。
疲れたり、ストレスに悩まされた時、色んなパターンに使えるそうです。

おはようございます
投稿日 Sat, 19 Oct 2002 11:09:10 投稿者 fumi

レイさん、
娘さん、症状が落ち着いてよかったですねー。
電気ショックを治療法の一つとして考え、それで回復なさった。
なかなか当事者の方から聞けないお話です。
この掲示板、反対する意見もあって、
過去の体験談もあって、なかなか成功例の話がなかったです。
いいづらい雰囲気だったこともわかります。
だけど、この掲示板、どんな状況の誰が見ているか判らないと思います。
今治療の選択に迫られている人もいるかもしれない。
もしくは、電気ショックについて考慮している人もいるかもしれない。
だから、反対意見だけでなく、成功の体験談があって
電気ショックに対して、良い面、よくない面、両方見ることができて、
とても助かると思います。
私は治療について、均等な見方をした上で決定されて欲しいと思います。
レイさんも、きっとその為に情報収集されたのでしょう。
私はこれからも、この掲示板で電気ショックのお話が出たら、
きっとまた議論しちゃうと思います。
(しかし、最近熱〜く語っていたので、少し頭を冷やさないといけないかな・・・)
この話題、思っていることオープンに話し合っていいと思います。
賛成も反対も、お互いを否定するのではなく、
考慮する材料として認識できればいいと思っています。

電気ショックの危険性については、医師によって意見が違います。
私が聞いた話では、電気ショック一回行った時の脳細胞への影響は
水割り数杯飲んだ時と同じくらいだと。大量ではないです。
2〜3杯だったかな?ほんと話が違いすぎますよね。

ばびっち佐野さん、
電気ショック療法の被害者が身近にいたら、
私も考え方、違っていたと思います。
ばびっちさんの電気ショックに関しての考えも、
当然尊重されるべきだと思います。
そういう声をあげてくれる人がいないと、
不当な治療は、なかなか暴かれないんですから。
ひどい医療については、容認する必要は全くないと思います。

福祉の商売化について、心配される気持ちもわかります。
しかし、福祉の利用者が増えるということですから、
それだけ悪事も暴かれやすくなると思います。

私は、環境のよくない病院をなくしたいと思っていますが、
それにたいして、何ができるわけでもない。
だけど、時代は変わって来ていますよ。
しかし過去は失くせないですね。複雑です。

だけど、この病気に向かい合っている人の気持ちは、
みんな同じだと思います。
治療の選択、考え方は違うところはあっても、
「患者にとって、なにがいいのか」
このことに、みんな必死なんだと思います。
ばびっちさんの経験も、精神医療を考えるのに
大変貴重なことだと思っています。

sakusakuさん、
ほんと、変えていきたいですね。
いろんな考え方や、いろんな経験がありますが、
精神医療について、患者について
いい方向に変えていきたいですね。
みんなでいい方向に向かいたいですね。

情報交換、、、偏見です、、
投稿日 Sat, 19 Oct 2002 07:19:01 投稿者 sakusaku

私はとても大切だと思います。
レイサンは電気ショックを使いよくなってきた。
うちは漢方を使いよくなってきた。

悪性症候群<別名抗精神病薬副作用病>があり死亡率1割強
私本から飲み始め1ヶ月くらいでなるのかと思っていたら<だから血液検査します。日赤も2回しました>
死亡した人のデータ見ると沖縄旅行中<安定していっていたので、出かけたわけで>

交通事故で手術中突然なった。<体内に残っている精神安定剤が暴れ出すというか>
ダイエットをしようと<この薬太りますから>食事制限したのかな、、残っている精神安定剤が暴れだした

これら皆飲み始めた人ではなく3年とか安定している人たちでした。
だから私は急性期の時期はお薬の大量投与は必要ともいますが、、落ちついてきたら
必要最低量に落とされたほうがいいと思います。

私はそれには体質改善しかないと思います。
私は漢方薬を使ってます。
西川先生とか林先生は自然治癒力

この病気、精神安定剤だけでは治りません。昨日の9例を見てもわかります。
SSTも低EEも大事ですし、体質改善も大事ですし、家族の対応も大事です。
私はそこに漢方を入れますが、、、

いろいろな治ってきたケースを提供しあい、変えていかないと20年前にかかれた本の内容と変わらないのでは
<林教授>、、、この世界変えてはいけないです。

医師も変わらないと患者もその家族の考え方も変えないとよくは、なってはいけないと私は思います。

おはようございます
投稿日 Sat, 19 Oct 2002 06:47:05 投稿者 sakusaku

きょうはくもり。雨がいつ降ってもおかしくない感じです。
とりもまだ寝ている感じです。

今日は子供がお休みなんでゆっくり寝ていてもいいんですが、おきてしまいます。
今日もいいことあるといいですね。

レイサンの文章読みました。私も漢方がなければ試してみたと思います
<性格的にどうしても治してやろうと思ってます>
あとレイサンのとこも必要最低量で落ちついてきたというのでとても嬉しくなりました。
私は電気ショックに関して全く興味がないんでパスしていました、、

我が家もレイサンのとこと同じくものすごく安定していて<我が家は漢方ですが>
今月もう大丈夫という確信が持てだんなに伝えました。
待ちに待った睡魔がやってきたからです。
0.75mgでこのままなのかなと思っていたのですが10日前かな子供が毎日眠くて
電車の中で立ち寝しているんだ。
駅から会社までフリスクで眠気覚ましそれでもダメで朝かならず、、
缶のホットココアかって飲んで10時くらいまで眠いんだ。
9月くらいからにきびがひどくどうしてか不思議で
化粧品を取り替えたり、、、現在は漢方入りのにきび化粧品を使いおさまってきましたが、、、
不思議でしょうがなかったんです。
本人曰くここ1ヶ月眠くてしょうがないと、、
もう0.5mgに落としてもいいんだなと、、、
本人が落とす事に抵抗を示しているので何もいいませんがめどが立つてきたというか、、
落とせるなという安心感が私にはあり、、嬉しいです。

で今回の映画の件もリスパダール0.25mgの増量は考えませんでした。
様子見してダメならカンパクタイソウたしてダメならリスパダール0.25mgたす感覚なんですが
本人のストレス耐性ができていることを願い、、、、様子見してました。
昨日の様子では大丈夫そうです。ビデオショップでビデオ借り喜んで見ていました。
で、きょう薬だけもらってきてもらいました。<漢方薬元に戻した>
彼女曰く今日、お腹こわして駅のトイレいったんだ、病院の本誦むとどうも私過敏性症候群なんだ、、
だから先生気を使って薬変えてくれたんだけど、、変化なかった、、
だからお腹弱いんだと、、、本人納得してましたが、、、私はそうかなあ、、、と
で私朝起きてひらめいた、、、彼女今下着1枚なんで冷えたんじゃないかと、、このごろ
寒いんで、、、ほんのささやかな事なんだけど、、いってくれないとわからないこと
あるんじゃないですか、、この病気ってちょっと思い込んでいること、、少し話して
そうなのかと思い込みがなくなると平気になることあります。

SSTというのかな、、話す訓練というか自分で気づき克服していく。

無痙攣法
投稿日 Sat, 19 Oct 2002 02:52:09 投稿者 ばびっち佐野

筋弛緩剤で、仮死状態をつくり、自発呼吸を止めて、行うんでしょ。
麻酔医も人間だ。そんな危なっかしい治療、ぼくは受けようとは思わない。。。

酷い裏切りだ。
投稿日 Sat, 19 Oct 2002 02:04:08 投稿者 ばびっち佐野

いま、絶望的に悲しい。共に精神医療を良くするために、語り合える数少ない
友を失った。やっぱり、受ける立場と、見てる立場は違うんだ。

ぼくが20才のころ、九大病院に入院してたころ、いやがる本人を引こずるように、
3〜4人の看護士が押さえ付けながら、電気の部屋に消えて行った人の光景が今も
ありありと思い出される。一種のトラウマになっている。。。

公立病院の調査、精神病院全体のの10%の調査で、精神医療が良くなるなんて、
甘過ぎる。公立は総合病院がおおいから、麻酔医もいる。のこり80%以上の
私立単科には、麻酔医なんて、いるわけがない。

これからますます商売が福祉にはいってくる。商売の私立単科がどんなことしてきたか?
氷山の一角のような不祥事。
そういえば、アルバイトニュースにケースワーカ募集って、いつも出してた
私立単科病院があったな。。。資格も問われないケースワーカの仕事の内容
といえば。。。患者を連れてきて入院させる以外にないよね。
どこまで、福祉の後退を食い止められるか、消耗戦だ。。。

悲しい。

ぼくはインフォームドコンセントが十二分に行われて、それでも電気を選ぶ
患者さんまで止めようとは思わないよ。本人の選択だから。

お世話になりました。長文失礼します。
投稿日 Fri, 18 Oct 2002 23:32:47 投稿者 レイ

私は実は昨年、娘が大量服薬を三度されたとき、無けいれん療法を受けさせ
ました。非常に混乱した不安定な時でした。その前は薬が全く効かないで、
副作用ばかりで、無残な姿をして胸が痛かった思いをしてきました。

今まで書かなかったのは、後ろめたかったのでは全くありません。
医師と私と娘の話し合いで決めた事です。医師は無理強いする人では
全くありません。
正直言って、ここの掲示板で書くのが気が進まなかったのです。
ここにはお世話になった方、とりわけ恩のある佐野さんとの関係に必ず
齟齬をきたすだろうということが容易に想像できましたので、何も悪いことは
していないのに関わらず書くのが憂鬱でした。またこの問題を書くと必ず
バッシングがあります。それもいやでした。タブー化はそこから起きていると
思います。
それから、我が家の一例をもって全体を量るようなようなことはしたくない
とも思ってました。
しかし、事実なら書いてもいいと思いますので、今がチャンスですから、
書きます。

娘の大量服薬は病気が治りかけていた頃かもしれません。
あの混乱のなかで、言うのは簡単ですが、インフォームドコンセントは
実際、難しいものがあります。まあ、黙ってやるのは倫理に反しますから
同意を得ましたが、あんな本人が混乱してるときのインフォームド
コンセントは果たして正しいインフォームドコンセントといえるか疑問です。
でも、二回目の時には本人はかなり、意識もしっかりしてましたので、改めて
きちんとやってもらいました。本人はこの療法への知識はありました。
施行前には心電図、脳波などの検査をして、後は医師二人と看護婦二人が
つききりの体制で痙攣療法をしました。途中経過が良いので予定の半分の回数
で(三回)やめました。一回ごとに顔が生き生きしてきたので私はうれしかった
のですが、三回でウツの気持ちがなくなったそうです。
施療中のことは全く覚えがなかったそうです。
後遺症、これは私が一番心配したところでしたが、いずれも直前の記憶が
薄れただけでした。それも微少でした。
医師は成功と言ってましたが、確かにあれから、ごく「普通」の表情で
大学へも意欲をもって通うようになりました。今まで出来なかったことを
集中的に出来るようになり、私と久しぶりに神田の本屋を歩いて、
本人もいっぱい本を買い、嬉しかったことを覚えています。
勿論、大量服薬はぱったり絶えました。
現在まで再発することなく、薬を非常に少なく飲みつつ安定してます。
今の安定は果たして全てあの電気痙攣療法が良かったのかわかりません。
ただ、追いつめられた局面を打開して新しい局面に映ったことは確かです。
それ以来一度も電気痙攣療法はやっていません。
これをもって安全な療法だと主張するつもりはありません。
ただ、あっけなくて、思ってたほどおどろしい療法じゃないなというのが実感
でした。以上はうちの場合であって、他の方に全て適用できるもにでもないと
思います。



1)文書による事前通知が増えているのは評価できる、是非、義務化して欲しい
 
私も全くそう願っています。

2)麻酔なしの適用例があるのは驚きである、夜間などの緊急時でも許しがたい
  暴力的な状況にあっても睡眠薬+拘束衣のほうがまだしも人道的と思う

全体の1割といえど、この無麻酔という結果は調査をまとめられた先生も驚いて
いました。しかし、全国的に見て、1割というのでなくて、前にも書きました
ように1病院に集中した事で、一般的に広く行われているという訳ではありません。
他の病院は麻酔を使っています。
それでも許し難いことではあるには変わりありませんが。

そのようなマイナスもきちんと報告されて居ることから考えても、今回の調査は
公平で信頼性に足ると思います。

3)有効率90%超というのはアンケートによる主観があり割り引く必要がある
  私が見た2件の海外情報ではいずれも70%程度であった

今回のアンケートでは有効率は89%です。有効率100%などという医者の
文章を読みましたが、そのような極端な眉唾説は、返って電気痙攣療法への
信頼性を損なうものだと思います。
しかし、それにしても70%でも相当な有効率だと思います。
いろんなデータから見て、電気痙攣は分裂病本体にはあまり効果はないと
思います。混迷や緊張や大うつ(自殺未遂を繰り返したり)には、高い効果を
持つのだと解釈しています。

脳に障害を与える恐れとは記憶障害のことでしょうか。
私が一番引っかかってるのがこれです。データがありますか。
健忘症などの記憶障害は必発といってよいくらい現れますが、自治体協議会の
調査では、脳障害と呼ばれるようなほどの後遺症の記載はありませんが
(463例。少ないですか)私が情報を収集した範囲でも(かなり広い
と自負していますが)特に不可逆的な後遺症は聞きませんでした。
しかし、これも主観的なものを含むと思いますので、
100%ないとは言い切れないといえばそういえます。

>私も電気ショック療法は反対ですが、日本では患者の権利が法制化されて
>いない事実が根本にあります。つまり、医師を選択する権利しか無いのです。
>主治医は絶大な権利を握り、患者に通知せずに治療を選択できます。

法制化も大切ですが、今回の自治体協議会の「提言」は今までの反省に
たっての事ではないでしょうか。患者の人権、選択の権利を考える方向に
行こうとしてると思います。

電気痙攣は即効性がありますが、それだけでは勿論根治できるわけでは
ないでしょうから、そのあと適切な薬物治療をしなければ、再発すると思います。
非常に追いつめられた、薬物でもどうにもならないような時にやむを得ず
ラストに選択する療法と解釈してます。
当面の追いつめられた局面を打開する意味以上のことは期待できないのでは
思います。しかし、とりあえず、この当面の苦しい状況を打開するという事は
非常に大事だと私は思います。

しかし、現在の薬物では反応しないような人に効くというクロザピンの
認可、また電気に変わる磁気療法の開発などがあれば、今後状況は変わるかも
しれません。

この療法を考えようとするとき、決まって過去の人権侵害の時の
記憶を持ち出す人がいていやになります。過去の人権侵害があるから
治療に使ってはいけないことにはならないです。
麻酔も使わないことが常識で懲罰的な時代の出来事を持ち出して来ます。
気持ちはわかりますが、筋が違います。

それから電気痙攣療法に反対する人はインフォームドコンセントを
努力しようが、無痙攣であろうが、そんなことは関係なく一例も
許さないというのが反対派の態度です。
全廃それ以外に答は彼らはもっていません。
それはそれでいいのですが、この療法を選んで快方に向かった人の
家族の喜び対して再発が必ず起こるとか、主観的な推測をされたり、
マイナスを言い立てたり、すみれさんに失礼だったのではないでしょうか。


>すみれさん
よかった。文面から見ると、あの時点で、甥御さんの治療は間違って
いないです。意欲がもどってきてよかったですね。


>エリーさん
よかった。いい先生がいらして。捨てたものじゃないです。現在の精神医療。
娘の先生も実にいい方ですよ。暗い部分ばかりあげつらうよりも、前を向けば
いい病院、先生はいますよね。

>fumiさん
私、fumiさんのお考え、現在の精神医療のスタンダードだと思います。
穏やかで、中庸を得て、当事者でいらして、いろいろアドバイスを
して下さり、うれしいと思ってます。どうか今後もみなさんに希望を
与えて下さいね。


私も長らくお世話になったこの掲示板をお別れします。
地上の旅人さん、どうかお幸せに。

sakusaku さんライムさん
投稿日 Fri, 18 Oct 2002 20:11:49 投稿者 yoko1234jp

家族会に出たことはあります。
でも、自分の疑問の対する回答を見いだせたことはありません。

毎日、仕事をして、忙しく過ごしています。
少しでも、蓄えを残しておきたい。
親が亡くなった後も暮らしていけるようにしておきたい。
息子も、一人になったらどうなるのか、不安に思っている様子です。
生活保護(住宅があるため)も受けられない、また障害者年金も受けられない
(納付要件が満たないため)本当に不安です。
今は、息子は工務店の下請けの仕事をしています。
2週間続けば良い方です。朝6時から9時までです。
また、具合が悪くなるの怖いです。

こんばんは
投稿日 Fri, 18 Oct 2002 18:22:27 投稿者 fumi

sakusakuさん、いつも声かけてくださって、
感謝しています。
薬はどこまで必要なのか、について。
私の聞いた話です。
患者のタイプはだいたい1/3だといいます。
1/3は、断薬して、病院から離れていく人。
1/3は、薬によって症状が治まり、寛解する人。社会生活も望めます。
1/3は難治といわれる、薬を飲んでも回復が難しい人。
統計的な話なので、根拠は数字だけです。
だから、個々の生活状況や性格、治療方法に関する情報がないので、
どこまで信用していいのか判りません。あくまで参考程度に。

月見草さん、
非難されているなんて思いませんので、心配なさらないでください^^。
医学界でも、賛成反対に分かれているテーマなので、
患者側も賛成反対に分かれるのは、当然かもしれません。
私は、今のところはっきりした根拠が見えてこないので、
賛成でも反対でもありません。
今まで電気ショックは、医師の独断で行われていた場合が多いようです。
患者を無視した、危険性の説明も無い、一方的な治療のようでした。
無麻酔で、虐待のように用いることもあったようです。
そういう電気ショックの使い方については、反対です。
何が問題なのかと言うと、医師の考え、倫理的な部分だと思うのです。
月見草さんのおっしゃる甲状腺末療法のように、危険性の少ない
代わりの治療があるのならば、当然そちらを行うべきでしょう。
そういうことを考えて、説明してくれる医師と、
してくれない医師がいるのが、問題だと思うのです。
代わりに治療方法が無いのであれば、精神科に限らず
リスクが大きい治療を選択することになります。
患者の負担が少ない治療方法を探し、提案し、患者に説明し、
そういう形で治療は行われて欲しいのに。
それができていないところが、多いのだと思います。

しかし、電気ショック療法でも、ほんとに効果があるのならば、
もしくは、受けて効果があったのならば、喜ぶべきことなのでは?
と思います。
すみれさんのお話は、効果があった貴重なお話だったと思います。
効果があったという体験談、少ないと思います。
私がもし、電気ショックで回復していたとしたら、
「私、電気ショックで回復しましたー!」と言いづらいかもしれません。
偏見の嫌いな私でも、きっとためらってしまうでしょう。
それほどイメージが悪いのも、医師の責任だと思います。
もちろん、電気ショックに見過ごせない危険性があるのは確かですね。
しかし、医師によって、これも意見が違うので、
判断に迷うところだと思います。

旅人さん、
罰則がつくことになったんですね。
当然でしょう。
これにより不当な扱いをされる患者が減ることを祈ります。

エリーさん、
いい医師、いい病院も、沢山ありますね。
息子さんの主治医、頼もしいですねー^^。
精神科のお医者さん、忙しいからなかなかゆっくり話せないところ、
多いです。それでも、的確な処置をしてくださる先生沢山います。
希望を持って、前向きに、この病気,プラス思考大事ですね。
症状変わっていきますから、柔軟性も大事ですね。
息子さん、いい方向に行きますように^^。

ご無沙汰しています。
投稿日 Fri, 18 Oct 2002 14:52:23 投稿者 エリー

15歳の息子が病気のエリーです。
いつもロムして励まされています。
息子の方は幸い 休息期に入りつつあるようです。

今 日本の精神医療のあり方や 電気ショックの事など
いろんな 意見が出されていますネ。
私は 書き込みをなさってるみなさんのように
そういう事をキチンと文章で 意見が言えるような力量が
ないのですが 今日 初めて 医師の診療に対し
希望が持てたので 書きこまさせて頂きたいと思います。

息子は 近くのクリニックから 紹介されて 今 国立の
大学病院の思春期外来に9月から 通院しています。
いつも ”精神療法”という事で 5分ほど 私だけ
席をはずす診療があるのですが 今日 初めて
息子に席をはずさせ 私だけが お話を伺う事に
なりました。
まず ”息子さんへの病名の告知は どうなさいますか?”と
いう事でした。
先生は かならず告知に対し 家族の意見を聞くという
事でした。
そして 私が ”前のクリニックの先生に この子はもう
受験も 何も無理でしょう と言われたのですが
知り合いの話では 無理をせず ストレス耐性をつけて
いけば  復学 進学 社会復帰もできると聞いたのですが?”
という質問に対し ”私も そう思います。 復学 進学も
その時になれば お話します。”と 言ってくださいました。
そして ”現在の社会で ストレスなしに生きていくのは 
不可能と思うのですが ストレス回避などの方法を
身につけていく という事を こちらで 教えて 頂く事は
できないのですか?”という質問に対しても
”ストレス回避の方法などについても 病気が 回復したら
私の方から 序々に 話していきます。”と 言っていただけました。

また 薬の事ですが 先生は 診察室に入っていくと
必ず 副作用のチェックから なさいます。
息子に手を出させ 手の震えを見て いくつか
しゃべりにくいかどうかなどの質問をし
今日は 脈も計ってました。
( 先日は 血液検査もしました)
最初は ”セレネースを序々に増やしていく方針です” と
いう事でしたが 一度 副作用がかなり出たので 
病院に TELをしたところ 次の診察で
”副作用が出たので 副作用の出にくいものに
少しずつ 変えていきましょう”と 
リスパダールに変えていく事になりました。
薬の副作用について ほんとうに きちんと考えていらしゃいます。
薬の減量についても 私は何も言わなかったのですが
一定量まで 増やしていって すっかり 落ち着いたら
減量していきます。と きちんと言っていただけました。
診察時間も いつも20分くらいはあります。


医師以外に 看護婦さんの気遣いにも
うれしくなりました。
先日 副作用が出たときに TELで 対応して
くださった看護婦さんが 1週間たって 病院に
いったときに その事を覚えてくださっていて
”息子さん あれから 副作用は大丈夫でしたか?”
と声をかけてくださいました。
大きな病院で 一日に大量の患者さんが来るところなのに
きちんとそういう事を覚えてくださっていて
声をかけていただいて 本当にうれしく思いました。


長々と個人的な事ばかり書いてしまいましたが
良心的な病院も あるので 今 いい病院に
めぐりあえないでいらっしゃる方も
きっと いい病院があると思います。 
希望を捨てずに探していただけたらと思い 書き込みました。
つたない文章ですみませんでした。

電気ショック療法に関する今後の展望
投稿日 Fri, 18 Oct 2002 13:04:31 投稿者 かつての地上の旅人

「自治体病院協議会の調査」に関しては以下のように感じました
1)文書による事前通知が増えているのは評価できる、是非、義務化して欲しい
2)麻酔なしの適用例があるのは驚きである、夜間などの緊急時でも許しがたい
  暴力的な状況にあっても睡眠薬+拘束衣のほうがまだしも人道的と思う
3)有効率90%超というのはアンケートによる主観があり割り引く必要がある
  私が見た2件の海外情報ではいずれも70%程度であった

私も電気ショック療法は反対ですが、日本では患者の権利が法制化されて
いない事実が根本にあります。つまり、医師を選択する権利しか無いのです。
主治医は絶大な権利を握り、患者に通知せずに治療を選択できます。

それに対する歯止めは、後遺障害に対する訴訟ですが、
無けいれんの適用をさぼった骨折などの他は認められにくい状況です。
本来は、「脳に障害を与える可能性がある」というところまで
説明すべきなのに「安全だ」というのは、おかしいです。

現在、医療過誤の報告義務が厚生労働省により「保険点数減額」という
罰則ありで施行され始めました。うまく使えば患者および家族の権利が、
より守られる動きにつながります。

電気ショック賛成派の医師(治療後の自殺率)
投稿日 Fri, 18 Oct 2002 11:15:25 投稿者 月見草

あらかじめ誤解のないように断っておきたいのですが、
私はfumiさんを非難するつもりはありません。

ただ、私個人として納得できないことが多いのです。

> 電気ショック賛成派の医師は、いい面を強調する...

その中でも安全性を強調する医師も数多くいらっしゃる
ようです。
しかし、現実には電気ショック療法の1クールでも自己
体験された医師が存在しないというのが事実でしょう。
これは、医師が心の奥底では電気ショック療法に対して
大きな恐怖をいだいているということの明白な証拠であ
ると思います。

電気ショック療法を受けた後、病気から回復された方が
医師になることを希望されているという話があったよう
に記憶していますが、この場合でも、周りの方が電気シ
ョック療法を受けた事実を本人に知られてはならないと
必死になっていらっしゃった様子がうかがえました。
しかし、患者が何をされたか、患者がどのような経験を
したのかすら患者が知ることができないように操作しな
ければならない「治療」とはいったい何なのでしょう。
こんなことをされれば、いわゆる健常者でもたやすく統
合失調症になってしまうでしょう。

こんなことを考えるのは苦痛ですが、もし私が電気ショ
ックを考えはじめる場合があるとするなら、それはどん
な場合なのかを考えると、患者の自殺願望が強烈になっ
た場合しかないと思います。
しかし、たとえ電気ショック処置により一時的に患者の
自殺を食い止められたとして、長期的にみて、はたして
自殺防止効果はあるのかという点が非常に疑わしく感じ
られました。

そこで、私自身が電気ショック療法を受けた場合を想定
すれば、長期的にみてむしろ自殺願望は強くなるのでは
ないかと思い至りました。電気ショックにより強制的に
文字通りスティグマ(傷痕、焼き印)を加えられ、この
世界の邪悪さを体験すれば早くここから立ち去りたいと
願う気持ちが強くなるのは当然でしょう。
電気ショックを受けた患者のその後の自殺率の統計があ
ればこの問題を詳しく知る手がかりになるでしょうが、
寡聞にして知りません。

薬はいつまで必要なのか?
投稿日 Fri, 18 Oct 2002 11:07:30 投稿者 sakusaku

話は飛んでごめんなさい。自問自答です。
@ fumiさんはもう薬飲んでない。普通に暮らしている。<fumiさんごめなさい>

A私の友も4年前なり2ヶ月入院してその時しかお薬飲んでない。
今普通に暮らしてます。47歳、週3回電話あり
プロポリスとクエン酸飲んでいます。

B高校のとき発病し留年し、、就職して再発してその後結婚し、今子供2人いますが
病院に現在いってないそうです。普通に暮らしている。47歳

C二十歳くらいに発病し強制入院して、、今病院の栄養しして働いて子供は1人いて
早稲田にいっている。で薬飲んでいても最低量です。栄養士として働いているから、、50代女性、、

D15‐17くらいで発病し病院を出たり入ったり、20代のときこんな私になんでしたと
包丁を振り回し母を刺そうと強制入院、、で30代もう結婚できない私なんてと
自殺しました。薬は大量に飲んでいました。

E4年前くらい25歳くらいで発病<男性>コンピュター関連で徹夜が多かった。
病院でお薬をもらい1日何十錠で<オシッコでなくなった人>今もアロエのジュース
飲まないとうんちが出なくなるそうで、週何回かのデイケアが楽しみ。大量に薬飲んでいる。

F50代女性20の頃発病し、、ずっと大量のお薬飲んでいて1日ボーつとしている。
83歳のお母さんが今も炊事洗濯全て面倒見ている。
何もできない。ただお母さんは今後の事心配。

G3年前発病し<男性>今お薬が出ていて家でボーつとしているので、
でお母さんは何度も減薬してくれといったがお年よりの先生なので応じてくれない。
でも今年になって減薬が必要ではないかと一生懸命考え
先生は若いこに弱いのではないかと考え上のお姉ちゃんについていかせ、
こんなにボーつとしていたら仕事もできないし困る、減らしてくれといわせた。
そしたら先生減やくしてくれ、今セレネース1mgです。
で減やくしたら、本人意欲できてきて自分で仕事探してきて今働いてます。
23歳男で、自分で体鍛えると毎日マラソンもしています。

私だったらまだ減やくしてもらえなかっただろうといってました。
彼女は電気ショックしてくれといいにいったそうで、、病院のほうであなたの
お子さんには向かないといわれたそうです。
<全国各地からその病院にはきているのよといってました>

減薬を何回かして働ける人には必要ないと私は思いますが、、、
なぜその時にも減薬はしてくれなかったのか、、、
病院がちがうと多いと思っても主治医の判断に任せておくだけで、、
今回もほんとお姉ちゃんがガンガンいってくれてよかったとお母さんいってました。

H彼女は5年前に発病し、、、ここ2年間音信普通ですが、、年賀状はきてます。
彼女は仕事転々としてます<仕事場でトラブル起こす>、、、幻覚幻聴もあると思います。
正気でないチャネルと正気のチャネル、、自分の精神力と肉体<マラソンをしています>
で制御しようとしてます。
お薬は1回飲んだがもう飲まないそうです。
理由は薬剤師なんで脳を破壊する薬は飲めないと
この薬はセデスに近いんで脳にダイレクトに入り、劇薬指定、、、
知りすぎているという事もつらいものがあります。
<でも急性期には私は大量のお薬が必要と思いますが>
ご主人と離婚調停中、、、どうなったかわかりません。
電話がないので連絡の採りようがないです。ただ生活のため薬剤師はしていると思います。
<精神病院や老人病院にお薬届けたりしたりしていたんでそれもマイナスみたい>

fumiさん
投稿日 Fri, 18 Oct 2002 10:21:44 投稿者 sakusaku

いいたいことをうまくまとめてあるのでとてもいいです。
私も書こうかなと思いつつ逃げていた部分アリ、fumiさんが上手にまとめてくれているので感謝します。

建設的に変えていかないと変わらないことあるじゃないですか、、無駄かもしれないけど、、
それをしないと変わらないし、、、小さな変えようとする力が世の中を変えていくんだと私は思います。
小さな輪が大きく広がる。とても大事だと思います。

患者のためのよりよい診療ができるよう、、、患者のほうもいろいろ勉強して医師とお互い、、
切磋琢磨しないといい医療はできないのではないかと

おはようございます
投稿日 Fri, 18 Oct 2002 09:26:25 投稿者 fumi

月見草さん、
電気ショック賛成派の医師は、いい面を強調するし、
反対派の医師はよくない面を強調しますね。
そのような状態で患者に選択しなさいといわれても、
事実がよく見えていないのだから、
その時の感情によって決定しざるを得なくなるでしょう。
電気ショックのいい面、よくない面、
両方とも考慮して、そこからよく考えて選択しなければいけませんね。
それには、医師が患者に、メリット、デメリットを
きちんと伝えなければなりませんね。
そしてどのような治療でも、やはりそれを用いる医師の人間性が
問われると思います。
医療に関してよくない思うことは、強く反対する姿勢を持つこと、
いいことだと思います。
医師が人間らしさの無い医療に向かわないためにも、必要なことですね。

ばびっち佐野さん、
病棟の問題について、社会資源の豊かな国なら、
福祉の充実が望めるかもしれませんね。
私はよくない環境の病院について、お金の無い、行き場の無い人なら
人としての尊厳を無視されてもいいのかと、悲しい気持ちです。

日本は先進国にしては、精神福祉の医療遅れているようですが、
ばびっちさんのおっしゃる権威主義国家だからなのかもしれません。
何かを改革するのにも、そういった面が邪魔をしていること、
たくさんあるみたいです。
ある事に対して、関係者がこのままではおかしいと思う部分が
あっても、それに対して改革の決定権を持っているのは、
はるか遠く離れたところに居る権威ある専門家で、
そこまで現場の声が届けようとするなら、
そうとう強い意志と信念がなくてはならない。
それなら現状に妥協する方を選んでしまう。
そして、本当に必要に迫られてから改革しようと動き出すから
いつも後手後手に回ってしまい、対処が遅くなったために
社会が受けるダメージが大きくなってしまう。

日本は福祉の改革、これからもっと必要に迫られてくると思います。
精神科に限らず、高齢化社会になるのですから。
そして、働けない、お金が無い、生活困難だという人、
もっともっと増えてくると思います。
福祉に関しては、全ての人にとって身近な問題であり、
重要な問題であると思います。

患者本人が主人公であるべきという考え、同感です。
医者も、専門知識だけではいけない、倫理の面が問われてきますね。
難しい問題ですが、患者とのコミュニケーションが促進されるから
いいことだと思います。

レイさん、
自己決定、自己責任の時代ですね。
患者や家族の考えや意見が尊重されるようになると思います。
その分、情報には注意を払わなければいけませんね。

sakusakuさん、うちも雨です。
小さなプラスが 大きなプラスに、ほんとそうですよね。
 「少しずついいことを積み重ねていけば、
  一年後にはどの位よくなっているかな?」
回復期の私はそういうことを思っていました。
これからもその気持ちを忘れないでいくつもりです^^。

おはようございます
投稿日 Fri, 18 Oct 2002 06:35:33 投稿者 sakusaku

今日は雨です。
鳥が朝から騒いでます。ピーピーないて元気です。

今日もいいことあるといいですね。

昨日はりんご、みかん、バナナとたくさん買ってきて果物がたくさんあると気分がなにか嬉しくなります。

私は小さなプラスが大きなプラスにと思います。

インフォームドコンセントとは。
投稿日 Fri, 18 Oct 2002 01:45:33 投稿者 ばびっち佐野

残念ながら月見草さんの書き込みは現実です。
ぼくも、開放的なと言われている私立単科病院で犬のようにひもで繋がれた
ひとを見ました。それで、ナースにあとで「あんまりだ」と言ったら、「そんな
こというのは、あなただけです」と切り返されました。

それと、入院患者さんは、おそろしく貧乏です。金のあるひとがエコーを吸って
それを消そうとすると、横から手が伸びて、それをもらって、さらに吸うのは
普通です。そして、冷蔵庫があり、各自自分の飲み物を名前を書いて入れておき
ますが、ペットボトルでいっぱいですが、すべて、中身は水です。ジュースや
コーヒーを飲めるひとは、まれです。
これが17兆円を超える社会保障費のうち、精神保健福祉対策費578億円の実態です。

精神保健福祉士養成セミナー精神保健福祉論によると、「医師には専門的な知識
のもとに、患者の生命を守る責任を負う、患者にとって最善の利益を決定する
というパターナリズム(父が子に対するような善意の干渉を語源とし、自己決定
に対する医学的決定の意)による伝統的な職業倫理がある。インフォームド
コンセントが法定化されており、個人、契約といった概念が日本より行き渡っている
欧米でも、臨床の場で説明を尽くした上で患者の非合理な反応や選択に出会う時、
医師は職業倫理との間で葛藤を感じるという。だからこそ、インフォームド
コンセントが「right to be different」すなわち人と違った自分でいることの
権利、さらに言えば変わり者でいることの権利のための武器として保障されるに、
至ったのだが、それを日本は、医療側と患者が仲良くするための道具という
検討会報告を出してしまった、という報告がある。

そのあとに「エホバの証人」の輸血拒否の例があげられていて、輸血は人権侵害で
あり、患者勝訴がインフォームドコンセントの例として世界の常識と結んである。

ふりかえって日本の医療ははいまだにパターナリズム(権威主義)全盛であり、
電気ショック合理化や、移送制度の合理化につかわれていて、インフォームド
コンセントは脇においやられている。本人が主人公であること全てを決める
べきであることを、強調しておきたいと、思います。日本が早く世界水準に
追い付く事を祈りながら。

###イタリアみたいに精神病院を廃止するのは間違いだけど

ひとこと。社会資源が潤沢にあれば、不可能なことではないと思います。

電気ショック処置について
投稿日 Fri, 18 Oct 2002 00:15:17 投稿者 月見草

とりわけ自殺願望が強烈な場合には、家族も動転していますから悩む
かもしれません。

しかし、
http://www.maki.or.jp/katsudo/taidan/page3.html
http://www.maki.or.jp/katsudo/taidan/page4.html
 > 院長: 電気ショックの有効性はケースによっては10割ある。 
 > 西: え、そんなに有効なの! 
 > 院長: 有効なケースはある。それは長年やっていると「このケース
 >        には効きそうだな」というのが分かってくる。欧米ではもっ
 >        とポピュラーで「こういう症状のときは使う」という基準が
 >        ある。今の話で上手く伝わらないだろうなぁと思うのが、
 >        「暴れる患者に」と言うから難しい。 
 > 西: それではまるで「おさえつける方法」のように聞き取れるから
 >      ね。 
 > 院長: そうそう。しかし僕が今いったことは、暴れるのは脳の状態
 >        がおかしいからということで病気があるからで、その病気の
 >        治療として脳を鎮静化させる為にその電気ショックというの
 >        は症例によってはほぼ10割有効といえる。 
 > 西: なるほど、ある場合によってはそんなに効くんだね 
 > 院長: 抵抗を感じる理由の一つに残酷だというイメージがあるよね。
 >        それはその通りだと思うけど、治療の方法としてはある意味
 >        薬よりも安全といえる。というのも薬はずっと飲みつづける
 >        ものだから、副作用がでやすい。ところが電気ショックとい
 >        うのは(言葉が悪いんだろうなあ。ショックといったら、拷
 >        問でされるようなイメージを持ちやすいからね・・・。)1クー
 >        ル何回というのが決まっていて、1週に3回とか5回といっ
 >        た様に日をおいて行なう。 
 > 西: それは苦しいの? 
 > 院長: いや、苦しくないね。本人は麻酔がかかって眠っているので
 >        苦しくない。ただ起きた時に頭痛があるとか、あるいは本当
 >        に一時的に記憶が飛ぶ事がある。精神療法の上からは記憶が
 >        飛ぶことは大変困るのだけど、逆にアドバンテージとなる場
 >        合もある。

のような医師の言い分は、私見ですが、以下の点で相当に悪質だと考
えます。

1. 電気ショック処置が一時的な効果しかなく、再燃性が高い点を、
   経験が豊富な医師であれば当然知っているはずなのに隠している。

   ばびっち佐野さんの記事に述べられている患者さん以外にも、数
   多くの再発例が存在するようです。
   さらに、
   http://www.seiwa-pb.co.jp/search/bo01/bo0102/bn/15/06u.html
   # ただし、難治性うつ病の場合です
   > ●m-ECT(修正型電気けいれん療法)後に繰り返し再燃するうつ病に
   >  継続ECTとlithium carbonateによる維持薬物療法が有効であった一
   >  例
   > ...
   > 症例は当科初診時49歳の男性。22歳よりうつ病相を5回呈したが、今
   > まで昏迷を呈したことはなかった。今回は1週間で急速に拒絶症を伴
   > ううつ病性昏迷状態を呈した。身体的衰弱とさらなる重症化により薬
   > 物療法継続困難と考えられ、修正型電気けいれん療法(modified ECT)
   > を施行し寛解した。しかし、その後抗うつ薬投与にもかかわらず3週
   > 間で再燃し、昏迷状態を呈した。再度m-ECTを施行し寛解するが、別
   > の抗うつ薬投与によっても3週間で亜昏迷状態を呈した。3クール目
   > のm-ECTに続き、2ヵ月間の継続ECTと、 その後のlithium carbonate
   > による維持薬物療法を施行した。その後現在まで1年間寛解を維持し
   > ている。m-ECTは、難治性うつ病の急性期治療には効果 が認められて
   > いるが、再燃・再発率が高く寛解を維持する事が課題となっている。
   > m-ECT後の易再燃性・易再発性に対し継続ECTとその後のlithium
   > carbonateによる維持薬物療法を考慮する事は、 今後のm-ECT後の寛
   > 解維持療法を考える時に1つの選択肢になりうると考えられた。 
   に「再燃・再発率が高く寛解を維持する事が課題」と述べられています。

2. 記憶障害について、患者といわゆる健常者(医師を含む)を差別して
   いる。患者の人権(記憶の連続性が人格を形成する)の無視。
   参考:
   http://www.miyazaki-wakakusa.or.jp/genjyou/3d-3.html
   >(3)様々な脳障害を起こすのですが、一番目立つものは記憶障害で
   >     す。電気ショックを受けた時の記憶はおろか、はるか昔の記憶
   >      まで失ってしまうことがあります。(逆行性健忘と言います)
   >      感情の機微も失われ、意欲が低下します。そのため表情に繊細
   >      な動きが乏しくなり、私達には一見して「この人は電気ショッ
   >      クを受けたな」と判断することができます。

   また、自分で体験してみたわけでもないのに、
   > 院長: いや、苦しくないね。本人は麻酔がかかって眠っているので
   >        苦しくない。ただ起きた時に頭痛があるとか、あるいは本当
   >        に一時的に記憶が飛ぶ事がある。精神療法の上からは記憶が
   >        飛ぶことは大変困るのだけど、逆にアドバンテージとなる場
   >        合もある。

   そんなにアドバンテージがあり、かつ安全な療法(上記院長談に
   よる)なのに、「脳を鎮静化させる為に」自己電気ショック体験
   を行った医師が「たった一人も存在しない」という事実は何を意
   味するのでしょうか?

3. 人格が変化する場合があることを、経験が豊富な医師であれば当
   然知っているはずなのに隠している。
   中井久夫氏は隠さず述べています。
   中井久夫氏が言及した例が少ない(2例)のは、中井久夫氏が主
   治医を勤められていた病院では電気ショック療法が行われておら
   ず、したがって、他の病院に転院した患者がその病院で電気ショ
   ック療法を受け、その後戻ってきたケースを診察されたためであ
   ろうと推測します。

4. 病院経営上(つまり患者を管理する上で医師および看護側にとっ
   て)有利な選択である点を隠している。
   http://www.miyazaki-wakakusa.or.jp/genjyou/3d-3.html
   >(5)これは治療者(というよりも収容者と呼ばれるべき)や介護者
   >      が管理し安くするための処置でしかありません。治療行為では
   >      なく、患者さんを「人間扱いしていない」と言えるでしょう。
   >      非人道的な手段であり、明らかな人権侵害と言えるでしょう。
   >      既に述べて来たことと重複しますが、そんな唾棄すべき手段が
   >      罷り通っている理由を整理しておきましょう。
   >      1.抑制帯を使わなくて済む。
   >      2.服薬の説得、抑え込んで注射を射つなどの苦労をしなくて済む。
   >          (少ない人間で病棟管理ができる)
   >      3.意欲を失ってしまうから方々に電話をしまくることもない。
   >          (お役所の分からず屋と喧嘩しなくて済む)
   >      4.自殺を簡単に予防できる。(医療事故訴訟のための予防策)

5. 代替療法が存在することを隠している。
   たとえば、中井久夫氏の著作に述べられている甲状腺末投与法です
   が、これ以外にも存在すると思います。

以上が私が電気ショック処置が非人道的であり、医学的にも根拠の薄
い療法(というよりは電気的脳神経処理といった方が適切でしょう)
であると考える理由です。

情報を集めるということ
投稿日 Thu, 17 Oct 2002 21:47:59 投稿者 レイ

 私も月見草さんのご意見に賛成です。HPや本などで知識を得るのも
大事ですが、やはり生の医療現場や精神医療に関わる人々から直接情報を
得るのも大切だなと思います。
実は私も娘が発病してしばらくの事ですが、電気痙攣療法について、
あちこちの機関や医療に関わる人々について問い合わせをしました。
具体的には、病院の複数の医者、看護士、福祉士、病院を離れて地域の
精神保健センター、保健所の精神担当の保健士、HPの医療相談などです。
自分としては相当努力したつもりです。あのころは必死でしたから。
特に病院を離れての情報は幅広い情報だし、公平だと思います。
私の収集した範囲では、案外とオープンに答えてくれるところが多かったです。
その結果、自分なりの考え方を得るのに非常に役に立ちました。

先にあげた自治体病院協議会の「調査」も参考になりました。
インフォームドコンセントに於ける改善点(本人に判断意識があるかぎり
インフォームドコンセントをするのは当然でしょう。但し、一例残らず本人への
インフォームドコンセントせよと現実的に無理なケースもあると思います)や
この療法の有効率や続発傷病(後遺症という意味ではなく、この療法を受けた
後に残った症状だそうです。例えば頭痛という続発傷病がありますが、
それは電気痙攣の後遺症なのか、それとも他の病からの症状なのかわからない
部分も含むそうです。以上はこの調査をまとまられた医師から直接聞きました。
その方は精神医療の改革を志している方です)などは注目できると思います。

私の考えを言えば、ラストチョイスとしての選択肢の一つとしては
完全に否定できません。
すみれさんの甥御さんの例などはそれに当たると思います。
だから、月見草さんと考えがちがうと思います。
しかし、いずれにしても賛否両論ありますから、自分の考えだけを一方的に
押しつける姿勢は私は取りたくません。ご本人も家族もいろいろなところから
情報を集められ、判断されることが一番ではないでしょうか。

過酷な現実(電気ショック処置など)
投稿日 Thu, 17 Oct 2002 21:36:32 投稿者 月見草

http://www.miyazaki-wakakusa.or.jp/genjyou/3d-3.html
より引用
>(6)厚生省は早期に禁止すべきでしょう。ところが2OOO年4月の診
>      療報酬改定で電気ショック療法に対して3OOO点(金額にすると
>      3万円)という点数が付けられました。無痙攣電気ショック療
>      法に対しての診療報酬ですが、痙攣がないから「外見上の残酷
>      な印象」は払拭できて、「見た目にはよかろう」という判断な
>      のでしょう。
>      厚生省としてはこれだけの高額の診療報酬を出しても上記(5)
>      の4項目を優先して考えているということなのでしょう。
  # 参考:(5)の4項目
          自殺を簡単に予防できる。(医療事故訴訟のための予防策)

これが何を意味するかというと、
電気ショック処置(療法)が「既に」公認されており、どこの精神病
院でも、その気になれば、電気ショック処置(療法)をいつでも実施
可能であり、インフォームドコンセントを行わない場合でも事実上罰
則が加えられないこと(註1)を合わせて考えると、電気ショック処置
(療法)に対する歯止めは事実上存在しないということを意味するで
しょう。
註1: 最近の松沢病院の事例
     http://www.seirokyo.com/archive/news/ES/ES0107.html#Anchor6052812
     > 「治療は的確」と都が確認  電気けいれん法多用の指摘で
     > 
     > 東京都内の精神科医療の中核施設となっている都立松沢病院(東京都
     > 世田谷区、松下正明院長、1368床)で,興奮して暴れる患者を鎮静させ
     > るためなどに「電気けいれん療法」のうち全身にけいれんを伴う「有
     > けいれん法」という療法を多用していると一部報道で指摘され、都衛
     > 生局が8日、実態確認をした。その結果、治療は的確に行われている
     > と判断した。

結局、電気ショック処置に反対していると思われる精神科病院(例、
若草病院、http://www.miyazaki-wakakusa.or.jp/)を自分で探すな
り、家族のものが探すなりして入院するという自衛手段しかないので
しょう。

ばびっち佐野さんの記事にもありましたが、松沢病院の場合でもまだ
ましな部類で、私立単科精神病院の場合はこれよりもさらにひどい、
つまり「ひどいことが行われているという事実すら知られていない」
ということが十分に考えられます。
例: 箕面ヶ丘病院
    箕面ヶ丘病院のホームページ
    http://www.daiseikyo.or.jp/byouin_folder/mino.htm
    では、
    > 現在、当病院では精神機能衰退の防止や社会復帰の準備を主な目
    > 的として環境療養に重点をおいた医療活動を行なっています。具
    > 体的には社会集団としての病院の価値体系や役割構造を、患者の
    > 精神内界の力動に合わせることをモット−に、内容の充実をはか
    > るため質の高いスタッフの確保等に鋭意努力しています。
    と書かれているが、

    実情は、
    http://osaka.yomiuri.co.jp/feature/soshite/1104.htm
    > 病棟内やトイレの掃除、食事の配ぜんは患者の仕事だった。体の
    > 不自由な患者の入浴介助やオムツの交換、植木の水やりまで、比
    > 較的元気な患者がやっていた。
    > 外へ連絡しようにも病棟の公衆電話はふだん隠され、郵便も握り
    > つぶされた。 
    http://osaka.yomiuri.co.jp/feature/soshite/1105.htm
    > その陰で、男女三人の患者が自由に動ける範囲を制限するため、
    > 窓の鉄格子にひもでつなぐなど違法な身体拘束が日常的に行われ
    > ていた。府は、西川院長に精神保健指定医として不適切な行為が
    > あったとし、九月、処分権限を持つ厚生労働省に報告した。

暗い話題で自分でもいやになりますが、これが現実です。

治療法の基準(治療を受ける側から見て)
投稿日 Thu, 17 Oct 2002 17:04:36 投稿者 月見草

> 治療法に、基準を設けて欲しいくらいです。
>「こういうことはしてはいけません」みたいなやつ。

そうですね。
たとえば、私が今懸念を持っている電気ショック処置について、
医療行政、医療機関、健康保険組合の対応を待つのではなく、こ
ちらの方から、私が住んでいる地域の精神科病院に電話をしたり、
訪問したりして(他府県だと経済的に余裕がないので)どのよう
な方針をとっておられるのか尋ねてみてその結果を公開するとい
うことなど、ひょっとしたら意味があるかもしれません。

もっとも、「その件に関してはお答えできません」という答えが
大半であろうことは十分に予測できますが、何らかの情報は得ら
れるでしょう。「だめで、もともと(いわゆるダメモト)」です
し。
多くの精神病院のホームページなどによく見られる美辞麗句では
なく、実状を知るためのきっかけになるかもしれません。

おはようございます
投稿日Thu, 17 Oct 2002 08:45:45 投稿者 fumi

sakusakuさん、
いつも声をかけてくださってありがとうございます。

かおっぺさん、
お元気そうで、嬉しくなりました。
レスありがとうございます。

raimuさん、
ありがとうございます。
この病気,症状や悩みに共通点が結構あるんですよ。
娘さん、いい方向に行きますように。

ばびっち佐野さん、
私も、分裂症の当事者ですが、私立の単立精神病院の入院歴は無く、
実際に見たことはありません。
大体の雰囲気を、聞いたことがあるだけです。
そういう病院にいる多くの患者にとっても、いい環境とは思えません。
患者にとってきちんとしたケアのできない病院なら、
無い方がいいと思っています。
日本は先進国なのに精神医療、遅れているようですね。
隔離された牢獄のような病院は、私は無くなって欲しい。
そして、その中にいる多くの患者たちが、きちんとしたケア、良い環境で
生活できるようになって欲しい、そう思っています。
全ての人が、人間らしく生きる権利、病者でも同じだと思います。

だまし討ちについて、
その時の医師の考え方が、重要だと思います。
 ・緊急を要するので、本人を説得する猶予が無い
 ・治療内容を納得させる自信が無い
 ・話す気すらない
ケースによって、色々だと思います。
患者のためだと本心から言える、だまし討ちも存在すると思います。
逆に、患者の人間性を無視した医師も確かに存在していますね。
ほんと、いい医師もいれば、よくない医師もいますよね。
よくない医師が、誤った治療をしないよう、
いい医師にもっともっと頑張って欲しいです。
治療法に、基準を設けて欲しいくらいです。
「こういうことはしてはいけません」みたいなやつ。
そんなこと、普通の感覚があれば、言われなくてもわかるけど、
感覚の麻痺した医師のためには、必要だと思います。
今まででは、治療方針は医療関係者の領域で、患者やその家族は
踏み込みにくい領域でした。
しかし、今は違います。治療の説明を受けて、選ぶ権利、知る権利が
主張されています。
だから、今までは「だまし討ち」でも通用したかもしれませんが
これからは、疑問視される声がどんどん上がるかもしれませんね。

考え悩む耐えることを奪ってきた医療・・・
同感です。
それで、自分の人生、将来について「病気があるから」って
消極的になって当たり前だと思います。
ただ、迷惑をかけないようにするだけの存在になってしまいますね。

本、興味あるので、読んでみたいと思います。
これからもなにかありましたら、色々な情報を教えてください。

今回子供の件と佐野さんの件で思ったことを
投稿日 Thu, 17 Oct 2002 08:03:04 投稿者 sakusaku

病院に入院すれば治る感覚で入院させると思うんですが
林教授の本から
入院が患者に与える影響
精神病院に入院するということは住み慣れた環境と家族、または友人から離れることであり、
それはだれにとっても寂しさを感ずる事であります。
また見知らぬ人の中に入っていくわけで特に特に精神科ではその見知らぬ人がいわゆる
正常でない人達であります。そして病院のなかはいろいろ規制がありそれまでの日常生活とは
かなり違った生活を要求されるわけです。
そうした非常に異なった環境に入った時の孤独、混乱、また未知の世界あるいは未知の人間に
対する不信感、疑いの気持ちこうした不安は非常に
大きなものがあります。

この他に大きな問題
これは患者が精神病患者という烙印を押された精神的反応と苦痛
<日本では特に強い>

現実との接触が非常に薄い、、、したがって現実社会との接触の希薄さが患者が
今まで生活してきた社会と接触する現実を薄れさせ社会適応能力までも減退させてしまう。

心理的苦しさとか、現実との接触の希薄化、絶望感の増長、そして不安感というものが募って
くるわけですが、入院の期間が長くなればなるほど上述の現象が強まると

入院もできるだけ短めで、できるだけ早く社会復帰をはかることが大事だと

日本は平均500日です。<長期をはずしても300日です。>

デ朝日新聞のこの前の記事になります。
>「精神病院らしからぬ病院ですね」。見学者らは驚くが、院長の西脇健三郎さん(55)はそれが不満だ。

 「患者が安らぎ、癒やされる治療空間を目指したのがこの新館です。
これこそ精神病院らしい病院ではないですか」

 57年に56床で開設した西脇病院は典型的な収容型の病院としてベッド数を増やした。
西脇さんが理事長・院長職を継いだのは82年。そ
のころ定床260床に対して入院患者が300人を超えることもあった。

 ベッド数を多くして入院を増やせば収入は増える――日本の精神病床はずっと増え続けてきた。

 西脇病院は現在229床と逆に減らした。患者の平均在院日数は181日。全国平均の約半分だ。
収入も減るが、高い診療報酬を得られるよう看護基準を上げ、外来患者を増やした。

 入院が長期化すると社会復帰が難しくなる。西脇さんは、入院の必要性の判断から
治療、退院、社会復帰まで、医師、看護師、カウンセラー、ソーシャルワーカーらによる一貫した
チーム医療が必要だと訴える。

 「『やっかいものを預かってほしい』というような要請に精神病院が安易に応えるべきではない。
一方で、過去の収容主義への反省が過ぎて『入院は悪』と考えるのは間違いだ」

###イタリアみたいに精神病院を廃止するのは間違いだけど
他の国は1ヶ月以内の入院がおおいそうです。

###うちのこは映画で精神が壊れて行く人を見ただけで調子が悪くなってきたわけで、、
目の前で見たら、、、心のダメージは大きかっただろうなと、、、感じました。

もっと開放型の病院ができますように

おはようございます
投稿日 Thu, 17 Oct 2002 07:58:35 投稿者 fumi

今日もいいお天気です。
風邪がはやっていますね。
皆さん、今日がいい日になりますように。

この前の件raimuさん
投稿日 Thu, 17 Oct 2002 07:35:30 投稿者 sakusaku

私悪性症候群<別名抗精神病薬副作用病というのか>
急激の大量の薬剤が入る事によっておきるのかと思ってました。

でもこの前の例だと
>>ハロペリドール デポ剤は半減期が長く持効性が得られるが、
その一方で排泄が遅いため悪性症候群が出現した場合、その重症度や期間を
延長させる危険性がある。

2年間治療を受けていて安定していたから沖縄に旅行にいき
量も100mgを2週間に1回注射
という事は1日割合7.14mg<リスパダールだと3.57mgくらいです>
ハロペリドールは商品名セレネースです。

私入院時で急に大量投与かと思っていたら、、、本人がもう大丈夫と思い旅行に
いっていた時おきるとは思いませんんでした。

私の知り合いも山梨に旅行にいき。突然おしっこが出なくなり救急で見て
もらったとき、医師に精神安定剤の飲みすぎだと思うから減らしてもら
うよう言われたそうです。1日何10錠も飲んでいます。

薬は大事ですが必要最低量に落とさないと
急性期は大量投与は必要ですがその後急性期の高用量が
減量されず漫然と維持量に移行する事が問題と

@特にデポはリスクが高いと

Aセレネースは治療の窓が大きいため副作用が出にくくどこが最低必要量かわからない。

でもいい薬と思いますが<使われているので>医師の判断が難しいと

おはようございます
投稿日 Thu, 17 Oct 2002 07:10:58 投稿者 sakusaku

きょうはくもり
アメリカンブルーガ昨日はたくさん咲いてました。
秋なのに昨日も半そででした。今年は暖かいようです。

今日もいいことありますように

昨日子供は夜ここんとこ夢見が悪いんだよね。変な夢なんだ。
<悪夢かな???中身は聞いてない>
やはり恋人が精神が壊れていく過程の映画見たら、、夢見も悪くなりますよね。
それで昨日は疲れた疲れた連発、、、カンパクタイソウたそうか
な???<調子が悪いときたすためにもらっている>、、しばらく余波はきそうです。

raimuさん リスパダールだけになってよかった。
<レボトミンなくしたほうがいいなと思っていたので>
状況が把握しやすくていいですよ。
あと西川先生の本にかかれているんだけど副作用とか睡魔が出るとそれを基準に
減らしていけるんでいいんですよ。
うちも睡魔と副作用で減らしてきました。
3mgなら2.5mg2mg1.5mg1mgと徐々に減らしていけますよ。
少しずつ机に向かう時間が増えるから
あとできないなりに勉強するようになるから
その時間が5分から10分とか増えてくるから
娘さんがうちのこの後を歩いているんで<全く同じですよ>
娘さんの様子だんだんよくなってきて嬉しい。

fumiさん  元気なんで私嬉しい。みんなもほんと嬉しいと思っていると思う。

fumiさん
投稿日 Thu, 17 Oct 2002 00:50:57 投稿者 ばびっち佐野

一部の話では無く、日本の精神病院のうち80数%が私立単立精神病院なのです。
一部良心的な病院はHPも出したり、開放的な雰囲気ですが、大部分はこれが医療
現場か!?と思うような環境です。経験されないと、分らないと思いますが
。。。

>そういう病院は、存在するべきではない、
>廃絶させるべきだと思っています。

でもそう言う病院をなくすと、そういう病院にいる何万人ものひとは、
退院先も社会資源もないなかで、行き場がありません。

>半ば無理やり行うのは、治療ではなく虐待だと思います。

その通りですが、本人に「注射の治療」とだけ言ってだまし討ちはどうなんでしょう?
本人から考え悩む耐えることを、奪ってきたのが精神医療だとおもいます。
本人の潜在力はすごいものがあります。
もし良かったら「悩む力 べてるの人々」みすず書房、という本を読んでみて
ください。講談社ノンフィクション賞をとった本です。どんなに酷い幻聴が
あっても、本人が「退院したい」といえば、退院させる医師もすごいですが、
本人が現実に悩んで苦しんで前進して行く姿に感動します。もちろん仲間の
存在があってのことですが。。。家族の人はちょっとびっくりすると思います。

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