>私は「妹が治ったとき、今の状況を知られないほうが妹のためだ」と言葉を置き換えました。
>どちらも取る行動は同じなのに、卑怯な考えですね。
卑怯ではありません。妹さんが、幻聴や妄想を、不利益な行動に表さずに済むならそれで良いです。
その危険があるなら、地域の方に「精神病」であることを伝えるのは、メリットが勝つと思います。
「分裂病」と伝えても、その対処法や、30年前の治療法との変化を伝えるには2〜3時間も
必要になりますから、メリットは少ないと思います。
勤務先に病名を伝えるのは、会社にまともな対処マニュアルがありませんから、避けましょう。
休むための、診断書は、柔らかな表現にしてもらいましょう。
あなたが正確な情報を出して病者が不利益をこうむるのは、全て、社会が未熟な部分です。
この、社会を治していこうという動きを「ノーマライゼション」と呼びます。
社会も変わりつつありますが、まず、妹さんのまわりから、援助者を増やす努力が有効です。
>「あなたのだんなさんにはわからないようにね、あなたのためよ」と言いました。
これも、できれば結構ですが、援助が必要となったら、徐々に慣れてもらうことです。
逃げ腰になるようなら、自傷他害の防止などの義務がある、保護者となる可能性がある
ことを伝えましょう。義務ばかりで、権利といえば、病者の人権を制限する情けない
権利しか無いことが知れるでしょうがそれが、日本の現状です。
「国は何もしないのか? この、税金ドロボー」と言いたいですが、
一生懸命説明する、保健所の職員に怒っても、しかたないことです。
岩波新書の「精神病」などが入手しやすいので、読んでもらうのも良いと思います。
>「昔は身近に精神疾患を持つ人たちが居た、でも今はあまり居ない、
この事情は、岩波新書の「心病める人たち」に詳しく書かれています。
分裂病に関するマニュアルのベストは、日本評論社の「分裂病がわかる本」ですが
取り寄せないと、まず、入手が難しいと思います。
最後に、アルコールですが、以下の2つが確認できれば、心配にあたらないと思います。
1)1日の上限を決める(沢山飲んでも具合が悪いだけ)
2)週に1日は飲まない日(違う気晴らしを用意すること)