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栄養療法
根拠: 「うつ」は食べ物が原因だった! 青春新書 溝口徹 p43


ビタミンB6やビタミンB3を推奨するカナダのエイブラハム・ホッファー説があるのは知っていたが
この本では、それらがあっても、さらにトリプトファンが必要であり
植物性タンパクでは補いきれない量は、動物性タンパクが有効と力説している

つまり、セリトニンや5HTPを薬として体外から投入すれば、体内の生成メカニズムを壊すばかりであり、
長期的な投薬は逆効果とする

統合失調が食事だけでしのげるというので、異端視されているが
植物性タンパクだけの食事で改善しないのを見ている私には
説得力を持っている

精製した白米、精製した小麦粉パン、精製した砂糖が最悪であり、
それら高GI食品の過剰摂取を避けなければいけないのは、大前提です

p114にある、5時間にわたるインスリン、血糖値変化の分析を武器として、個体差を考慮した対応を決めるところが新鮮です
(普通の病院検査は2時間であり、血糖値のみ追跡している)

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