Re: 知覚変容発作
( No.2 )
日時: 2011/04/09 08:27
根拠:
知覚変容発作に関する研究 抗精神病薬を副作用とする立場から 内田裕之
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mint7287@kke.biglobe.ne.jp
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知覚変容発作に関する研究 抗精神病薬を副作用とする立場から 内田裕之
http://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/detail.php?koara_id=AN00069296-20060601-0023
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論文の要約
@知覚変容発作の罹患率は、高力価抗精神病薬のほうが
中、低力価より高かった。
A抗精神病薬で治療を受けている場合、疾患に関わらず
出現しうることが明らかになった。
すなわち、非統合失調症患者にも出現する。
B投与されている抗精神病薬を減量することによって
現疾患の悪化を見ることなしに、本発作は、軽快または消失した。
本発作は、抗精神病薬の過量投与の指標になりうる可能性が示唆された。
36週間で、4割の量を減薬すると発作が軽減または消失した。
精神症状悪化した患者はひとりもいなかった。
C眼球上転(ジストニア)との関連が強い。
知覚変容が出現した36.4パーセントの患者に眼球上転があった。